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第二章 聖杯にまつわるお話
第453話
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騎士様が発光している。
イネスにおねだりされたけど、何とかビッカビッカと光るのは回避、今はエステ受けた直後よりちょっと弱い感じの発光かな。
どうやら軽い浄化の作用しかないらしく、かつて街道だった場所は一瞬浄化されるものの、穢れの方が強いらしくてすぐ戻ってます。
「がっかりです」
「あれ食べて欲しかったよな、各種林檎ミックス飴」
「パパなら七色に光ってくれると信じてる」
『何日間光るか実験したいの』
「もっかい食べるか?」
「食べないからね!?」
刀雲と休日を楽しみたい騎士様、頑張って子供達の期待を拒否しております。
釣りってそんなに楽しいのかな?
僕は釣りより捌いて調理されたものを食べる方が好き、海鮮丼とか。
子供達が満足した所で森の中に移動――したらシヴァさんが立っていて思わず悲鳴を上げた。
騎士様をはじめ、刀雲も子供達も分かっていたようで、悲鳴を上げたのは僕一人、知ってたなら言おう!?
「なんでこんな所にいるんですか!?」
近所にショタはいませんよ!
「お金に困った子供が危険を顧みず採取に来るのでほか……保護するために」
捕獲って言おうとしたね、このショタ守護神。
でも今日は来ないんじゃないだろうか、僕らがわちゃわちゃしてたし。
なんて思っていたら追い詰められた異世界の子供は怖いもの知らずだった。
僕らが森に入って見えなくなったからだろうか、一人のやせ細った少年がこちらに歩いて来る。
「穢れとか大丈夫なのかな?」
「一応避けて通っていますが、気にする余裕がないのでしょうね」
回答するシヴァさんの目線は少年に向けられている。
どうしよう、先に進む?
目線でアー君に尋ねたら苦々しい顔で騎士様に視線を向けた。
パパの部下でしょ何とかしてって可愛い息子が訴えていますよ。
「――あー……シヴァあの」
「あぁなんて不幸そうな少年達でしょう! 衣食住を整えて自由な未来を君に与えてあげますからね!!」
一歩遅かった。
シヴァさんの姿は僕らの前になく、森に入ろうとした少年達の前にある。
そう、少年は一人じゃなく複数だったのです!
飛んで火にいる夏の虫。というやつですね、ショタ守護神が大喜びで迎えに行きました。
本来なら突然現れた人物には警戒すると思うでしょ、でもシヴァさんは子供の警戒心を無効化するスキルを気合で習得したらしく、警戒心を解くための余計な手間を必要としない。
可哀想でも可哀想でなくてもショタを保護し放題な危険なスキル……ただし効果はショタ限定。
「アー君、行こう、僕らの目的は山の上でピクニックだよ!」
「そうだな!」
『そうね!』
「行こう、行こう」
僕の提案に皆が一斉に同意してくれたので、逃げるように騎士様の転移で山の天辺に移動しました。
あの子たちのその後はきっとシヴァさんが一方的に騎士様に報告するだろう、僕はそれをアー君経由で聞くぐらいでいいかな。
イネスにおねだりされたけど、何とかビッカビッカと光るのは回避、今はエステ受けた直後よりちょっと弱い感じの発光かな。
どうやら軽い浄化の作用しかないらしく、かつて街道だった場所は一瞬浄化されるものの、穢れの方が強いらしくてすぐ戻ってます。
「がっかりです」
「あれ食べて欲しかったよな、各種林檎ミックス飴」
「パパなら七色に光ってくれると信じてる」
『何日間光るか実験したいの』
「もっかい食べるか?」
「食べないからね!?」
刀雲と休日を楽しみたい騎士様、頑張って子供達の期待を拒否しております。
釣りってそんなに楽しいのかな?
僕は釣りより捌いて調理されたものを食べる方が好き、海鮮丼とか。
子供達が満足した所で森の中に移動――したらシヴァさんが立っていて思わず悲鳴を上げた。
騎士様をはじめ、刀雲も子供達も分かっていたようで、悲鳴を上げたのは僕一人、知ってたなら言おう!?
「なんでこんな所にいるんですか!?」
近所にショタはいませんよ!
「お金に困った子供が危険を顧みず採取に来るのでほか……保護するために」
捕獲って言おうとしたね、このショタ守護神。
でも今日は来ないんじゃないだろうか、僕らがわちゃわちゃしてたし。
なんて思っていたら追い詰められた異世界の子供は怖いもの知らずだった。
僕らが森に入って見えなくなったからだろうか、一人のやせ細った少年がこちらに歩いて来る。
「穢れとか大丈夫なのかな?」
「一応避けて通っていますが、気にする余裕がないのでしょうね」
回答するシヴァさんの目線は少年に向けられている。
どうしよう、先に進む?
目線でアー君に尋ねたら苦々しい顔で騎士様に視線を向けた。
パパの部下でしょ何とかしてって可愛い息子が訴えていますよ。
「――あー……シヴァあの」
「あぁなんて不幸そうな少年達でしょう! 衣食住を整えて自由な未来を君に与えてあげますからね!!」
一歩遅かった。
シヴァさんの姿は僕らの前になく、森に入ろうとした少年達の前にある。
そう、少年は一人じゃなく複数だったのです!
飛んで火にいる夏の虫。というやつですね、ショタ守護神が大喜びで迎えに行きました。
本来なら突然現れた人物には警戒すると思うでしょ、でもシヴァさんは子供の警戒心を無効化するスキルを気合で習得したらしく、警戒心を解くための余計な手間を必要としない。
可哀想でも可哀想でなくてもショタを保護し放題な危険なスキル……ただし効果はショタ限定。
「アー君、行こう、僕らの目的は山の上でピクニックだよ!」
「そうだな!」
『そうね!』
「行こう、行こう」
僕の提案に皆が一斉に同意してくれたので、逃げるように騎士様の転移で山の天辺に移動しました。
あの子たちのその後はきっとシヴァさんが一方的に騎士様に報告するだろう、僕はそれをアー君経由で聞くぐらいでいいかな。
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