神様のポイント稼ぎに利用された3~過保護な神々と溺愛家族に囲われています~

ゆめ

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第二章 聖杯にまつわるお話

第478話

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 神へと捧げる踊りが神薙神社で行われた。
 結果、参加した数十組のうち五組が春日さんのお店のオープンセレモニーで踊る権利を得た。

「そこで一部の参加者からブーイングが来たんだ」
「神薙様に捧げると思ったら、リニューアルオープンのセレモニーだからな!」
「嘘はついてないです」
『春日しゃんは神様よ』

 皆さんが何と言おうと春日さん神様ですよ、騎士様の養父の一人だし、蘇生を司る唯一の神様なんです。
 出会いの加護がないことを残念がらないように、神社境内やダンジョン併設施設で売ってる蘇生アイテムは春日さんの加護があってこそですよ!
 まぁそれでぼろ儲けしたお金で城下のあちこちにお店出したらしいけどね!

「春日ってレストランオーナーって思われてたんだ」
「普段はお城の最奥に神域構えて引きこもってますからね~」
『ゲーマーなのよ』
「食堂施設が成功してからは一層引きこもってるよな、働かなくても収入あるし」

 子供達の会話を聞いていて思った。
 もしや春日さん、すっごい面倒くさがり?
 ……今更か。

 春日さんが引きこもってゲームしているから、押しかけゲーマーのエンラも当然のように出てこない。
 蘇生の神と死の神が両方とも廃ゲーマーってどうなんだろう。

「大丈夫なんですか騎士様?」
「春日が前に言ってたんだ。視力が落ちたら視力を蘇生させればいいじゃん、俺あったまいー!」

 ダメだ。ダメな大人がいる。

「えっと好奇心でお聞きしますが、エンラは?」
「俺の視力は落ちない、視力低下という概念に死を与えたからな。……樹、目が死んでる」

 意味が分からないよエンラちゃん。
 とりあえずゲーム脳な二人のことはもう諦めよう。

「最近はゲーム実況も始めたって言ってたぞ」
「どっちが?」
「コンビを組んでるって言ってました!」

 それはつまり、ゲーム実況する機材を異世界に持ち込んだってことですよね春日さん?
 相手が春日さんじゃ女神様も何も言えないだろうし、場所が神域の奥だから黙認してるんだろうなぁ。

「エンラがやりこみ系ゲーム、春日が戦略系、狩りゲームは二人で、みたいな感じでやってた!」
「蝙蝠のこうちゃんはスライムを連鎖で消すゲームやってましたよ」

 言い方からして、涼玉とイネスは遊びに行ってプレイを見たことがあるようだ。
 ここ異世界だから実況見れないからね、見たかったら直接行くしかない。

「騎士様」
「はい」
「春日さんは地球のお金稼いでどうするのでしょうか」
「お土産処で売る商品の仕入れとかかな」
「意外とキチンとしてた」
「あと子供達におもちゃや絵本」

 ……おもちゃを片付けないから与えないでと、僕が言っても弱そうなのでヘラ母さんに説教してもらったから止んだと思っていたら大間違い。
 どうやら子供達はアイテムボックスに入れていたようです、こういう時はどうしたらいいのだろうか。
 教えてヘラ母さん、ついでに春日さんにもう一回説教お願い。
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