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第三章 世界に降りかかる受難
第691話
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お昼はまだだそうで、キュンキュン鳴くローとルドを連れ、斜面が緩やかな丘にやってまいりました。
崖から飛び降りて空を飛ぶ案はイケメン孫に却下されたので、パラグライダーに挑戦しようかなって。
緩やかな地面をだだだーって走って勢いで空を飛ぶのがそうだった気がする。違っても正しい知識持つ人いないから特に問題ないよね!
今の僕ってムササビだし、いけると思うんだよね!
準備するものは僕、えっちゃん、ローとルド、以上!
「準備完了!」
えっちゃんに協力してもらい、ローとルドの背中に仁王立ち。なんか武将っぽくない!?
この時点でテンション上がらない訳がない。
「行くのである!!」
「「わふっ!!」」
同時に駆け出すワンコ兄弟、さすが前世からの兄弟なだけあり、走り出すタイミングも速度もばっちり。
速度が上がってきた所で両手を広げー、こいこい風よこいぃー!
(楽しそう)
(楽しそうだね)
(一緒に遊んでいいかな?)
「いいよ! 遊ぼう!」
姿の見えない何かに応えると同時にふわっと体が持ち上がった。
僕、とうとう空を飛びました!!
ひゃはぁぁぁぁ!!
「ロー! ルドー! えっちゃーん!」
手を振っても落ちない!
異世界素敵!
「ママーー!?」
「イネスー!」
滑空してたらイネスがすっ飛んできました。
さすがスピードに関しては我が子でナンバーワン、空飛ぶ僕にもう追いついちゃったよ。
「なにしているんですか! これでママが空飛ぶ事を覚えたらどうするんです! この、この羽虫っ!!」
カッコイイと言われるかと思ったら、ジャンプして何かに襲いかかりながら説教をしている。
「ばう!」
イネスを見ていたらいつの間にやら地面が近付いていて、ローが身を滑り込ませて僕を回収してくれました。
ごめん、ごめん、空を飛んでいる時に余所見は駄目ね。
「面白かった。もう一回……」
「だめです! 心臓に悪い!」
「あい」
何かを捕まえて地面に押し付けるイネスに却下された。
そう言えば夢の世界でも空を飛ぶのは阻止されたっけ、うちの子は騎士様に負けず劣らず過保護だと思う。
「イネス、それなぁに?」
「羽虫……精霊です、夢の世界で保護してキュッと丸めたあいつらです」
「夢の世界から出てきたの?」
「ママに力を貸すという名目でちょっとだけ干渉してきたみたいです、これを見逃すと悪戯度合いが大きくなるので見逃しちゃダメなんです」
「ん」
僕に見えなくてイネスに見えるのは、存在の認知具合とかそういう何からしい。
とりあえず僕はお空を飛ぶ体験を出来たので満足、遊んでくれただけだからほどほどで許してあげてね。
崖から飛び降りて空を飛ぶ案はイケメン孫に却下されたので、パラグライダーに挑戦しようかなって。
緩やかな地面をだだだーって走って勢いで空を飛ぶのがそうだった気がする。違っても正しい知識持つ人いないから特に問題ないよね!
今の僕ってムササビだし、いけると思うんだよね!
準備するものは僕、えっちゃん、ローとルド、以上!
「準備完了!」
えっちゃんに協力してもらい、ローとルドの背中に仁王立ち。なんか武将っぽくない!?
この時点でテンション上がらない訳がない。
「行くのである!!」
「「わふっ!!」」
同時に駆け出すワンコ兄弟、さすが前世からの兄弟なだけあり、走り出すタイミングも速度もばっちり。
速度が上がってきた所で両手を広げー、こいこい風よこいぃー!
(楽しそう)
(楽しそうだね)
(一緒に遊んでいいかな?)
「いいよ! 遊ぼう!」
姿の見えない何かに応えると同時にふわっと体が持ち上がった。
僕、とうとう空を飛びました!!
ひゃはぁぁぁぁ!!
「ロー! ルドー! えっちゃーん!」
手を振っても落ちない!
異世界素敵!
「ママーー!?」
「イネスー!」
滑空してたらイネスがすっ飛んできました。
さすがスピードに関しては我が子でナンバーワン、空飛ぶ僕にもう追いついちゃったよ。
「なにしているんですか! これでママが空飛ぶ事を覚えたらどうするんです! この、この羽虫っ!!」
カッコイイと言われるかと思ったら、ジャンプして何かに襲いかかりながら説教をしている。
「ばう!」
イネスを見ていたらいつの間にやら地面が近付いていて、ローが身を滑り込ませて僕を回収してくれました。
ごめん、ごめん、空を飛んでいる時に余所見は駄目ね。
「面白かった。もう一回……」
「だめです! 心臓に悪い!」
「あい」
何かを捕まえて地面に押し付けるイネスに却下された。
そう言えば夢の世界でも空を飛ぶのは阻止されたっけ、うちの子は騎士様に負けず劣らず過保護だと思う。
「イネス、それなぁに?」
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「夢の世界から出てきたの?」
「ママに力を貸すという名目でちょっとだけ干渉してきたみたいです、これを見逃すと悪戯度合いが大きくなるので見逃しちゃダメなんです」
「ん」
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