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第三章 世界に降りかかる受難
第785話
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涼玉が出したパンにコロッケを挟み、さらに千切りキャベツを追加したものをリザママが涼玉に食べさせております。
ドラゴンだろうと子供は野菜を食えという事ですね。
元祖オカン。
ヘラ母さんの先祖か何かなんだろうか。
コロッケサンドを食べさせ、合間に絞りたてのオレンジジュース、バグバグ食べる涼玉に慌てて追加の料理を取りに行きました。
リザママ頑張って、神薙さんほどじゃないけど涼玉は良く食べるよ。
「ひぃひぃ」
疲労を感じないはずのスケルトンが息切れを起こしながらも行き来してます、おかしいな、謎能力の影響で無敵になっているはずなのに逆に疲弊するとは恐るべし腹ペコドラゴン。
「涼玉だけここに来たの?」
「おう、リスク回避するには俺が最適だったんだ!」
けぷっと小さくゲップをした涼玉が休憩に入ったので、気になっていた事を聞いてみました。
背後ではスケルトンが二体とリザママが屍になっている。
「本当は騎士様が一番安全に時渡り出来るんだけど、過去の自分と遭遇したらパーンってなっちゃうみたいだから保留にされた」
カイちゃんとアー君も名乗りを上げたけど、可能性がゼロではないので却下。
「シャムス兄も手を挙げたけど、いるはずのない血縁が突然現れたらシャムス兄のパパが感知して動く可能性があるってことでやっぱ却下された」
シャムスのパパと言えば獅皇さん。
夢の世界に住み着いたはずだけど、空間が広すぎて全然遭遇しないせいでたまに忘れます。
「イネスは?」
「名乗りを上げる前からぺっかぺっかしてて全員から止められた!」
その状態で過去に飛んだら魔王様が吹っ飛びかねないと全員に判断されたそうです。
「でも俺なら植物が気配をごまかしてくれるからな!!」
過去の世界の安全のためにも涼玉が最適だと判断されたみたい。
確かに植物が踊りだしたり、やたらに食料が実ったりするだけで実害はない、はず。
ただちょっと収穫のために労働力が必要で、勢いに負けて疲労困憊する人が大量発生するけど。
「なるほど、ちびがこの世界に飛ばされた理由が分かったぜ」
「リザママ大丈夫?」
屍からゾンビまで回復したっぽいリザママが、僕と涼玉の近くまで這い寄ってきました。
「もう少し休めばなんとか」
「俺、ひよこ豆持ってきた!」
思い出したと涼玉が卵の殻から取り出したのは、冒険者の皆も大好きひよこ豆だった。
大丈夫?
過去の世界で無双しない?
心配していたら植えずに掌に炎を吹きかけて焼き豆にしちゃいました。あれなら食べちゃえば増えないかな?
「あー、カリカリしてうめぇ」
「かあちゃが過去に飛ばされた理由って?」
「さっきちびドラが言ってただろ、過去の自分と遭遇したらパーンってなるって」
「おう!」
「それを狙ったんじゃねぇかなって思ったんだよ」
「……かあちゃ、前世含めても二十そこそこだぞ? こんな何百年も過去には存在してない」
「キキ」
「あっえっちゃん」
久々の再会に黙々と涼玉の殻を磨いていたえっちゃんが、何か思い当たったようで触手を上げてアピール。
トントンと示されたのは僕が着ているポンチョだった。
「……ムササビィ?」
「キ!」
このポンチョ、イケメン孫が狩って、自ら加工して作ってくれたポンチョなんだよね。
どうやらこの毛皮の本体が過去世界に存在しているようだ。
遭遇した所でパーンってなるのその魔物かポンチョだよね、ポンチョが消失してもえっちゃんが予備持ってると思うし……僕に実害ないや。
相変わらず策が甘いと言うか、結果が残念な一族だよねG一族って。
ドラゴンだろうと子供は野菜を食えという事ですね。
元祖オカン。
ヘラ母さんの先祖か何かなんだろうか。
コロッケサンドを食べさせ、合間に絞りたてのオレンジジュース、バグバグ食べる涼玉に慌てて追加の料理を取りに行きました。
リザママ頑張って、神薙さんほどじゃないけど涼玉は良く食べるよ。
「ひぃひぃ」
疲労を感じないはずのスケルトンが息切れを起こしながらも行き来してます、おかしいな、謎能力の影響で無敵になっているはずなのに逆に疲弊するとは恐るべし腹ペコドラゴン。
「涼玉だけここに来たの?」
「おう、リスク回避するには俺が最適だったんだ!」
けぷっと小さくゲップをした涼玉が休憩に入ったので、気になっていた事を聞いてみました。
背後ではスケルトンが二体とリザママが屍になっている。
「本当は騎士様が一番安全に時渡り出来るんだけど、過去の自分と遭遇したらパーンってなっちゃうみたいだから保留にされた」
カイちゃんとアー君も名乗りを上げたけど、可能性がゼロではないので却下。
「シャムス兄も手を挙げたけど、いるはずのない血縁が突然現れたらシャムス兄のパパが感知して動く可能性があるってことでやっぱ却下された」
シャムスのパパと言えば獅皇さん。
夢の世界に住み着いたはずだけど、空間が広すぎて全然遭遇しないせいでたまに忘れます。
「イネスは?」
「名乗りを上げる前からぺっかぺっかしてて全員から止められた!」
その状態で過去に飛んだら魔王様が吹っ飛びかねないと全員に判断されたそうです。
「でも俺なら植物が気配をごまかしてくれるからな!!」
過去の世界の安全のためにも涼玉が最適だと判断されたみたい。
確かに植物が踊りだしたり、やたらに食料が実ったりするだけで実害はない、はず。
ただちょっと収穫のために労働力が必要で、勢いに負けて疲労困憊する人が大量発生するけど。
「なるほど、ちびがこの世界に飛ばされた理由が分かったぜ」
「リザママ大丈夫?」
屍からゾンビまで回復したっぽいリザママが、僕と涼玉の近くまで這い寄ってきました。
「もう少し休めばなんとか」
「俺、ひよこ豆持ってきた!」
思い出したと涼玉が卵の殻から取り出したのは、冒険者の皆も大好きひよこ豆だった。
大丈夫?
過去の世界で無双しない?
心配していたら植えずに掌に炎を吹きかけて焼き豆にしちゃいました。あれなら食べちゃえば増えないかな?
「あー、カリカリしてうめぇ」
「かあちゃが過去に飛ばされた理由って?」
「さっきちびドラが言ってただろ、過去の自分と遭遇したらパーンってなるって」
「おう!」
「それを狙ったんじゃねぇかなって思ったんだよ」
「……かあちゃ、前世含めても二十そこそこだぞ? こんな何百年も過去には存在してない」
「キキ」
「あっえっちゃん」
久々の再会に黙々と涼玉の殻を磨いていたえっちゃんが、何か思い当たったようで触手を上げてアピール。
トントンと示されたのは僕が着ているポンチョだった。
「……ムササビィ?」
「キ!」
このポンチョ、イケメン孫が狩って、自ら加工して作ってくれたポンチョなんだよね。
どうやらこの毛皮の本体が過去世界に存在しているようだ。
遭遇した所でパーンってなるのその魔物かポンチョだよね、ポンチョが消失してもえっちゃんが予備持ってると思うし……僕に実害ないや。
相変わらず策が甘いと言うか、結果が残念な一族だよねG一族って。
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