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第三章 世界に降りかかる受難
第928話
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先手必勝、いちゃもん付ける司祭の護衛をブチってしました。
これでどこかの司祭は孤立無援、ふははははー!
闇と謎能力の連携なので、実は魔力消費ゼロの僕に優しい攻撃手段である。
「わぁママが容赦ない」
「かあちゃはあの餅っ子の味方だからな」
「お肌もっちもちですよ」
『弾力あるの』
「可愛いは正義なんよ」
子供たちの称賛を背に、両手を挙げて勝利のポーズ!
ふぅ代理ボス戦で培った攻撃手段がこんな所で役に立つとは。
「な、なんですこの子供はっ!」
「まずお前が名乗れーパーンチ!」
ここはダンジョン、生き残った者が正義なのである!!
咄嗟に防御壁を張ったようだけど、壁際まで見事に吹っ飛んだなぁ。
「アー君、アー君、餅の木がぐねってなって障害物を避けました!!」
「あー、うん、何か時間が経ったら徐々に魔物化してきたみたいで」
「俺の魔力があふれ出たからか!!」
『涼ちゃん踊ったもんね』
「代理戦も役に立つことあんのね。あっ、これもボス戦ならわたしたちは横に移動して見学すんのよ」
ボス戦が始まった事で子供たちが移動する。
ボス夫婦もネヴォラに押されて一緒に壁際に退いたようだ。
ここはアー君の管理下にあるダンジョンなので、戦闘が始まったらボス戦が終わるまで出入りは出来ない仕様。
そう、神薙さんの下僕になったけれど、管理するのはアー君なのである。
自分勝手に資源を独占しようとすると冒険者ギルドに喧嘩を売る事になるので要注意、さらには気まぐれで邪神様が口出した時点でパックン対象である。怖い。
そうなると宗教的な理由で乗り込んできた場合はどうなるのかな?
普通は先に人が入っていたら後続は入れないものだけど、この部屋のボスたちが新婚で脳が平和主義になっていたのが不幸中の幸い、戦闘が始まってなかったので僕らが間に合ったけどね、赤ちゃんがケガしてたら神薙さんとシヴァさんにチクってた。
「この、私に、神の代理人であるこの私を攻撃するなんてっ!」
「神の代理人?」
僕も「女神の代理人」と名乗った方がいいのだろうか、でもどうせ名乗るならもうちょっとカッコイイ感じの名乗りがいいなぁ。
「我らの教義こそ、この世の唯一無二の真理! 神聖なる法が示す正義は疑う余地などない!」
「そんな事ないと思うよ」
神様って結構自由だし、堅苦しいのは面倒だって嫌がる人が多いです。
だから基本、ヴィシュタル教の司祭は皆自由、エロいこともするし、お酒も飲む、美味しい物を食べながら女神様に自慢もする。
「ママの戦闘眺めながら花見するか、餅の木だけど」
「花が桜っぽいからセーフだろ」
「戦闘が終わるまで干渉できないルールですしねー」
『桜餅おいちい』
「マールスわたしにもお茶!」
子供たちがお花見を始めた。
あっ僕もそっちに行きたい。
「真の神の御心は全て教義の中に示されている。そこにあの女の名など微塵も記されてはいない!」
「それは当たり前」
花の女神フローラは僕がうっかり名付けちゃっただけで、あのボスはサキュバスであって女神ではない。
フローラが名前で「花の女神」は家名みたいなものです。
「我が敵に審判を――天地の理を超えし存在よ、今ここに降臨せよ!」
「待って待って」
それ僕が召喚されちゃうやつ。
これでどこかの司祭は孤立無援、ふははははー!
闇と謎能力の連携なので、実は魔力消費ゼロの僕に優しい攻撃手段である。
「わぁママが容赦ない」
「かあちゃはあの餅っ子の味方だからな」
「お肌もっちもちですよ」
『弾力あるの』
「可愛いは正義なんよ」
子供たちの称賛を背に、両手を挙げて勝利のポーズ!
ふぅ代理ボス戦で培った攻撃手段がこんな所で役に立つとは。
「な、なんですこの子供はっ!」
「まずお前が名乗れーパーンチ!」
ここはダンジョン、生き残った者が正義なのである!!
咄嗟に防御壁を張ったようだけど、壁際まで見事に吹っ飛んだなぁ。
「アー君、アー君、餅の木がぐねってなって障害物を避けました!!」
「あー、うん、何か時間が経ったら徐々に魔物化してきたみたいで」
「俺の魔力があふれ出たからか!!」
『涼ちゃん踊ったもんね』
「代理戦も役に立つことあんのね。あっ、これもボス戦ならわたしたちは横に移動して見学すんのよ」
ボス戦が始まった事で子供たちが移動する。
ボス夫婦もネヴォラに押されて一緒に壁際に退いたようだ。
ここはアー君の管理下にあるダンジョンなので、戦闘が始まったらボス戦が終わるまで出入りは出来ない仕様。
そう、神薙さんの下僕になったけれど、管理するのはアー君なのである。
自分勝手に資源を独占しようとすると冒険者ギルドに喧嘩を売る事になるので要注意、さらには気まぐれで邪神様が口出した時点でパックン対象である。怖い。
そうなると宗教的な理由で乗り込んできた場合はどうなるのかな?
普通は先に人が入っていたら後続は入れないものだけど、この部屋のボスたちが新婚で脳が平和主義になっていたのが不幸中の幸い、戦闘が始まってなかったので僕らが間に合ったけどね、赤ちゃんがケガしてたら神薙さんとシヴァさんにチクってた。
「この、私に、神の代理人であるこの私を攻撃するなんてっ!」
「神の代理人?」
僕も「女神の代理人」と名乗った方がいいのだろうか、でもどうせ名乗るならもうちょっとカッコイイ感じの名乗りがいいなぁ。
「我らの教義こそ、この世の唯一無二の真理! 神聖なる法が示す正義は疑う余地などない!」
「そんな事ないと思うよ」
神様って結構自由だし、堅苦しいのは面倒だって嫌がる人が多いです。
だから基本、ヴィシュタル教の司祭は皆自由、エロいこともするし、お酒も飲む、美味しい物を食べながら女神様に自慢もする。
「ママの戦闘眺めながら花見するか、餅の木だけど」
「花が桜っぽいからセーフだろ」
「戦闘が終わるまで干渉できないルールですしねー」
『桜餅おいちい』
「マールスわたしにもお茶!」
子供たちがお花見を始めた。
あっ僕もそっちに行きたい。
「真の神の御心は全て教義の中に示されている。そこにあの女の名など微塵も記されてはいない!」
「それは当たり前」
花の女神フローラは僕がうっかり名付けちゃっただけで、あのボスはサキュバスであって女神ではない。
フローラが名前で「花の女神」は家名みたいなものです。
「我が敵に審判を――天地の理を超えし存在よ、今ここに降臨せよ!」
「待って待って」
それ僕が召喚されちゃうやつ。
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