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第四章 新たな使命は特にない
第1012話
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空を飛ぶティーカップ。
僕の顔面に直撃する寸前、何かに引っ張られるようにティーカップが軌道を変えてどこかに飛んで行った。
「うちの嫁に何をしている」
そこにいたのは我が家の家長、刀雲だった。
ゴゴゴゴゴゴ……と魔王のようなオーラをまとい、釣り竿片手にお怒りの様子。
いや、どこからツッコミ入れたらいいの、これ。
もしかしてその釣り竿でティーカップを退けたとか? 純粋に凄いね!
お腹の子も興奮しているのが伝わってきます。
これはっ、ファザコンになる予感!!
「真打が登場してた!」
「間に合わなかったかー」
「えっと、あの女の人、誰だっけ?」
次にお茶会に乱入してきたのは帝国兄弟だった。
皇子たちの良心・第四皇子もいる。
「兄様、あの人たち誰だっけ? 何か見覚えがあるような気がするんだ」
「父様の側室になろうと各国から送られてきた人たちだね」
「うちの国の貴族はいない?」
「家を潰したくないだろうし、そんな無謀な事はしないと思うよ」
丁寧な解説ありがとう!
なるほど、あの女性は側室候補もどきだったのか。
でも何で女性? って思ったけど、そうか正室が女神様だもんね、女性を好んでいると思ったのか。
残念、ほとんどの皇子を生んだのは僕で、秘密の恋人も男です。
女神様とは神々が押し売りした政略結婚だけど、家族としての情はあると思う。
そんな事を考えていたら、刀雲に回収されました。
「刀雲、どうしてここに?」
「皇帝にシーフードピザを作ってもらおうと思って」
とんでもなく自由な理由だった。
それでいいのか刀国将軍!
問題ないね、さすがうちの子たちのパパ!!
一方、激怒してティーカップを投げた女性の反応はと言うと、刀雲を見ながら顔を紅潮させていました。
むっ。
「私のお茶会に断りもなく踏み入るなど無礼なこと、本来なら打ち首でもいいですが……今日から私に侍るなら許してあげてもよろしくってよ」
椅子から優雅に立ち上がり、扇子をぱちんと閉じてこちらを見下ろすように笑った。
侍る? 刀雲が? は??
よし消そう!
「刀雲は僕の旦那様!」
「俺のとうちゃ!」
「私のパパです!」
『ギルティ! ギルティ!』
減るから見るなと続けようとしたらうちの子が沸いた。
呼ばれたのは僕だけだったけど、どうやら後から皆で追いかけて来たみたいです。
「なんですの、その小汚い子供たちは! 私の家は隣国随一の名門! 下々の者が――」
何かを叫びながら女性、というよりお茶会の会場が緑に飲み込まれた。
どうやら犯人はひよこ豆のようだ。こちらに向かってツルがサムズアップしている。
美しく整えられていた庭園が、ひよこ豆のパラダイスになってしまった。
どうしようこれ、庭師さんに謝った方がいいのかな? それとも皇帝?
僕の顔面に直撃する寸前、何かに引っ張られるようにティーカップが軌道を変えてどこかに飛んで行った。
「うちの嫁に何をしている」
そこにいたのは我が家の家長、刀雲だった。
ゴゴゴゴゴゴ……と魔王のようなオーラをまとい、釣り竿片手にお怒りの様子。
いや、どこからツッコミ入れたらいいの、これ。
もしかしてその釣り竿でティーカップを退けたとか? 純粋に凄いね!
お腹の子も興奮しているのが伝わってきます。
これはっ、ファザコンになる予感!!
「真打が登場してた!」
「間に合わなかったかー」
「えっと、あの女の人、誰だっけ?」
次にお茶会に乱入してきたのは帝国兄弟だった。
皇子たちの良心・第四皇子もいる。
「兄様、あの人たち誰だっけ? 何か見覚えがあるような気がするんだ」
「父様の側室になろうと各国から送られてきた人たちだね」
「うちの国の貴族はいない?」
「家を潰したくないだろうし、そんな無謀な事はしないと思うよ」
丁寧な解説ありがとう!
なるほど、あの女性は側室候補もどきだったのか。
でも何で女性? って思ったけど、そうか正室が女神様だもんね、女性を好んでいると思ったのか。
残念、ほとんどの皇子を生んだのは僕で、秘密の恋人も男です。
女神様とは神々が押し売りした政略結婚だけど、家族としての情はあると思う。
そんな事を考えていたら、刀雲に回収されました。
「刀雲、どうしてここに?」
「皇帝にシーフードピザを作ってもらおうと思って」
とんでもなく自由な理由だった。
それでいいのか刀国将軍!
問題ないね、さすがうちの子たちのパパ!!
一方、激怒してティーカップを投げた女性の反応はと言うと、刀雲を見ながら顔を紅潮させていました。
むっ。
「私のお茶会に断りもなく踏み入るなど無礼なこと、本来なら打ち首でもいいですが……今日から私に侍るなら許してあげてもよろしくってよ」
椅子から優雅に立ち上がり、扇子をぱちんと閉じてこちらを見下ろすように笑った。
侍る? 刀雲が? は??
よし消そう!
「刀雲は僕の旦那様!」
「俺のとうちゃ!」
「私のパパです!」
『ギルティ! ギルティ!』
減るから見るなと続けようとしたらうちの子が沸いた。
呼ばれたのは僕だけだったけど、どうやら後から皆で追いかけて来たみたいです。
「なんですの、その小汚い子供たちは! 私の家は隣国随一の名門! 下々の者が――」
何かを叫びながら女性、というよりお茶会の会場が緑に飲み込まれた。
どうやら犯人はひよこ豆のようだ。こちらに向かってツルがサムズアップしている。
美しく整えられていた庭園が、ひよこ豆のパラダイスになってしまった。
どうしようこれ、庭師さんに謝った方がいいのかな? それとも皇帝?
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