神様のポイント稼ぎに利用された2

ゆめ

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家族が増えました

第418話

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 さてどうしたものか。

 シャムスやアー君、もふもふなものに囲まれ、のんびりまったり日々を過ごしていたある日。
 朝起きたら卵を産んでいた。

 え、赤ちゃんじゃなく卵?
 ヨムちゃんですら人型で産んだ――よね? あれどうだったっけ?

 大きさはダチョウの卵より少し大きいかな。
 これ、僕が産んだの?
 まさかこの大きさを産んだわけではないだろう、産卵してから大きくなったと思いたい。

「イツキ様、おはようござ……」

 専属ドリアンが卵を見て固まってしまった。
 分かる。
 僕もまだ混乱中だから。

「母様?」
『んーむぅぅ』
「ダロス寒い、毛布」
「おぅ」

 アカーシャとシャムスは眠い目を擦りながら起きた。
 アー君はいるっぽいけど白熊さんの毛皮に埋もれて姿は見えない、ルークは三匹と並んで同じ体勢で寝ている。
 何あれ可愛い、激写したい。

「母様、これ……産んだの?」
「多分そうだと思う、寝ている間に産んだっぽいから自信ないけど」
『いますかー?』

 コンコン

「今何か音がしたけどどこからだろ?」
「誰か来たのかな? ドリアン誰か来た?」
「イイエ」
『朝はね、おはよーって言うんだよ』

 ギャオオオオオオオオン

「ひゃあああ」
「え、なに今の!?」
「敵襲か!」
「む?」
「ひゃぅん?」
『びっくり、元気だね』

 亜空間から短剣を取り出して構えたアー君を宥めようと手を伸ばし、視界に卵に話しかけるシャムスが目に入った。
 音の発生源あれか。

『僕はシャムス、君のおにーちゃんよ』

 話しかけるシャムスに反応して卵が左右に揺れている。

『僕の他にもお兄ちゃんいっぱいいるからね、いっぱい遊んでもらおうね』
「生まれたのか、ああびっくりした」
「食べ物と分けるためにも籠に入れておかなきゃ、ドリちゃんに作ってもらってくるから待ってて」

 パパっと着替えたアカーシャが慌てて部屋から出て行った。

 目が覚めたアー君も白熊さんに、シャムスはドリアンに手伝ってもらいながら着替えた。
 僕が着替えるのは後で、ナーガの時みたいに好き勝手動かれると思うと怖くて目が離せない。

「いや、うっかりスルーしそうになったけど、普通は卵の状態で鳴いたりしないよね!?」
「普通って俺ら家族には似合わない単語だな!」

 まぁそうだけど!
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