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湯水のごとくお金を使おう
第651話
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結納の品は無事にマシュー君の手に渡った。
内容はマシュー君へと言うよりも正妻のナーガ宛で、レモン国の特産品の中でも最上級のものが揃っていた。
全部一級品だとはわかるのだけど、公開されたそれらを見て僕の脳裏に過ぎったのは信州安曇野にあるというわさびの王国。
前に女神様の神託を通して金沢文化をレモン国に授けたまではいい、ただ、その後がこうなるとは予測してなかったかな。
金沢文化を誇りに思う皆様ごめんなさい、僕に悪気はないので広い心で許してください、異世界でバレることはないとは言え、若干反省した。
まずマシュー君とナーガに揃いで贈られた加賀友禅、色がレモン。
カステラはまだいい、きんつばも表面は白いからまだセーフ、中身レモン色のレモン味だけど。
問題はお茶、プリン、のどぐろ。
お茶はレモンティーに進化、プリンはレモン味、養殖に成功したのどぐろは鱗がレモン色になっておりました。
さすが国名レモン。
レモンの存在が強過ぎて国名変更する羽目になっただけはある、もうこれ一種の呪いだよね。
視界の隅で女神様がしょっぱい顔しているけど、多分僕も似たような顔しているだろうな。
この結果に対しあの人が文句一つ言わないなんて珍し……あっ、国が改名する原因になったの騎士様だった!
そりゃ愚痴も文句も言わない訳だ。
当の本人は「さすが世界一のレモン大国だね、徹底的にレモンだ!」と無邪気に笑っております。
マシュー君からアランに返礼で送られたのは領地で収穫される農作物。
米、チーズ、お茶、ニジマス、蕎麦、枝豆、その他お米から作られたお酒などなど。
……何か増えてない?
収穫が安定したら次はこれって感じでうちの子が作物提案している可能性がチラッと。
ニジマスは僕も好きなので今度貰おう。
堅苦しいことが終わったら食事の時間です。
マシュー君から差し入れされたお酒も並べられ、大人が大喜び。
最初に騎士様が一口、次に神薙さんが上品に一口、ご機嫌でマシュー君をべた褒めして他の方々にもお酒が回った。
各種丸焼きや串焼きと日本酒、合うのかなぁ。
まぁいい楽しんでもらおう。
ハイダル君はカイちゃんとラブラブしようとしていたけれど、カイちゃん大好きな涼玉に強奪されていた。
「ビーフあーん」
「あーん」
「アカーシャ、アカーシャ、私も!」
「どれがいい?」
「あの丸いやつ」
「ピザかな?」
カイちゃんと涼玉の横にはアカーシャとネヴォラ、マールスは涼玉の座椅子としてそこにいるけど、ハイダル君とギレンは舅らが待ち構えていた席へと追いやられたようだ。
「ハイダル、困ったことはないか、必要な物資は、作物は、宮殿の用意は完璧か? 世話役が足りなければ、いや足りていても我の一族を派遣する、人間などにあのお方の世話など任せられない、宮殿も我が用意すべきか……」
魔王様がハイダル君に真顔で迫って何か言っているけど、神様の群れに放り込まれたハイダル君は完全に固まっていて言葉が耳に届いているか怪しい。
「魔王領はラセンに任せ、我もついて行きたい」
お酒だけじゃなく食事も食べてほしくて、適当に見繕った肉を盛った皿を魔王様に渡そうとしたらとんでもない発言してた。
真面目な人だけに本気の発言にしか聞こえない、聞こえないふりして退散しよう。
「ラーシャ、串焼き取って」
「了解、海老オンリーのだな」
「うん!」
イネスとラーシャ夫婦のいつもと変わりないやり取りがなんか安心する。
内容はマシュー君へと言うよりも正妻のナーガ宛で、レモン国の特産品の中でも最上級のものが揃っていた。
全部一級品だとはわかるのだけど、公開されたそれらを見て僕の脳裏に過ぎったのは信州安曇野にあるというわさびの王国。
前に女神様の神託を通して金沢文化をレモン国に授けたまではいい、ただ、その後がこうなるとは予測してなかったかな。
金沢文化を誇りに思う皆様ごめんなさい、僕に悪気はないので広い心で許してください、異世界でバレることはないとは言え、若干反省した。
まずマシュー君とナーガに揃いで贈られた加賀友禅、色がレモン。
カステラはまだいい、きんつばも表面は白いからまだセーフ、中身レモン色のレモン味だけど。
問題はお茶、プリン、のどぐろ。
お茶はレモンティーに進化、プリンはレモン味、養殖に成功したのどぐろは鱗がレモン色になっておりました。
さすが国名レモン。
レモンの存在が強過ぎて国名変更する羽目になっただけはある、もうこれ一種の呪いだよね。
視界の隅で女神様がしょっぱい顔しているけど、多分僕も似たような顔しているだろうな。
この結果に対しあの人が文句一つ言わないなんて珍し……あっ、国が改名する原因になったの騎士様だった!
そりゃ愚痴も文句も言わない訳だ。
当の本人は「さすが世界一のレモン大国だね、徹底的にレモンだ!」と無邪気に笑っております。
マシュー君からアランに返礼で送られたのは領地で収穫される農作物。
米、チーズ、お茶、ニジマス、蕎麦、枝豆、その他お米から作られたお酒などなど。
……何か増えてない?
収穫が安定したら次はこれって感じでうちの子が作物提案している可能性がチラッと。
ニジマスは僕も好きなので今度貰おう。
堅苦しいことが終わったら食事の時間です。
マシュー君から差し入れされたお酒も並べられ、大人が大喜び。
最初に騎士様が一口、次に神薙さんが上品に一口、ご機嫌でマシュー君をべた褒めして他の方々にもお酒が回った。
各種丸焼きや串焼きと日本酒、合うのかなぁ。
まぁいい楽しんでもらおう。
ハイダル君はカイちゃんとラブラブしようとしていたけれど、カイちゃん大好きな涼玉に強奪されていた。
「ビーフあーん」
「あーん」
「アカーシャ、アカーシャ、私も!」
「どれがいい?」
「あの丸いやつ」
「ピザかな?」
カイちゃんと涼玉の横にはアカーシャとネヴォラ、マールスは涼玉の座椅子としてそこにいるけど、ハイダル君とギレンは舅らが待ち構えていた席へと追いやられたようだ。
「ハイダル、困ったことはないか、必要な物資は、作物は、宮殿の用意は完璧か? 世話役が足りなければ、いや足りていても我の一族を派遣する、人間などにあのお方の世話など任せられない、宮殿も我が用意すべきか……」
魔王様がハイダル君に真顔で迫って何か言っているけど、神様の群れに放り込まれたハイダル君は完全に固まっていて言葉が耳に届いているか怪しい。
「魔王領はラセンに任せ、我もついて行きたい」
お酒だけじゃなく食事も食べてほしくて、適当に見繕った肉を盛った皿を魔王様に渡そうとしたらとんでもない発言してた。
真面目な人だけに本気の発言にしか聞こえない、聞こえないふりして退散しよう。
「ラーシャ、串焼き取って」
「了解、海老オンリーのだな」
「うん!」
イネスとラーシャ夫婦のいつもと変わりないやり取りがなんか安心する。
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