神様のポイント稼ぎに利用された2

ゆめ

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女神の呪い

第868話

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 春巻きに餃子、肉巻きを作ったはいいけれど……。

「食べたい」
『おなかぐーぐー』
「白いご飯と食べたい」

 パーティー用に作ったのに今食べたいと幼児が主張しています。
 ちょっとマールス、涼玉のセリフを真に受けてご飯取りにいこうとしないで。

「エビフライ、えび天、海老天丼、お寿司にグラタンにのせてもいいですねー」
「疲れた」

 イネスに付き合わされたセティは珍しくへばっております、体力には自信があったっぽいのに子供のテンションの高さには敵わなかったようです。
 でもクロマグロはまだ一匹しか確保できていないようなので午後もよろしく。

「それを繰り返した結果、パーティーが遠のいているって自覚はある?」
「ない!」
『ないの』
「欲望に正直に生きている」
「揚げてもらってきます」
「待って、待って」

 幼児の主張を受け入れないで。

「本日のお昼はカレーライスです、トンカツか唐揚げか選んで」
「のおおおお」
『ぎょうじゃー』
「トンカツ二枚、唐揚げもりもり!!」
「涼玉様は食べ盛りですな」

 駄々をこねるシャムスとアー君、食べることを最優先する涼玉、ただし食べる量がすでに幼児の範疇から大きく外れているね。

「ママ、エビフライ! 伊勢海老!」
「カレーは重い」
「サラッとしたカレーもあるみたいだよセティ」
「わたしは唐揚げ!」
「……ネヴォラいらっしゃい」

 いつの間にやらいたネヴォラがカイちゃんの膝を陣取っている。

「ネヴォラ、お昼食べたらセティを使ってクロマグロ狙います!」
「うん!」
「無理だ、もう無理だ。数時間やってやっと一匹だぞ!?」
「コツがあるんです、あとネヴォラは運が高いのでへーきですよ」
「カレー食べてパワーアップ!」

 イネスとネヴォラってテンション高いなぁ、夕方になる前にセティの体力が尽きるかもしれない。
 今夜は強めのお酒飲ませて深く眠ってもらおう。

「カイちゃんはどうする?」
「カレーだけで」
「シャムスとアー君は?」
『一個だけ食べたいなぁ』
「春巻き一個だけ! それで我慢する!」

 どうしても食べたいらしい、それで諦めて午後も元気いっぱい動けるならまぁいいか。
 ドリちゃん二人に春巻き一個ずつお願い。

「セティ行きますよ!」
「早く早く!」
「お代わりぐらいさせてくれ」
「はーやーくー」
「仕方ない、わたしが代わりに食べてやろう」
「母上!」
「はいはい、イネスもネヴォラもこっちおいで、デザートがまだでしょ」
「エビフライ!」
「アイス!」

 イネスちゃん……エビフライはおやつじゃないと思う。
 あともうちょっとゆっくり食べようね、食べる速度まで神速じゃなくていいんだよ?

「揚げたてうまー」
『あちちなの』
「最近、食べても食べても足りない、なんでだろ?」
「成熟の時が近いのでしょう、もっと食べますか?」
「大盛り! いや特盛り!」
「はい」

 そうか涼玉も大人に一歩近付く時が近いのか……幼児の時点でこの食欲、大きくなったらもっと食べるんだろうなぁ、でも涼玉パパのグラちゃんはそこまで食べないはずだけどなぁ?
 チーズパーティーに招待してあるし、来たら聞こう。
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