love songが鳴らない夜

Rollman

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第4話、新たな誤解

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俺とシズぴょんはルシファーを出た。
エイミーを放置して来てしまった、今更戻るのも恥ずかしいので連絡だけしようと思い立ち止まった。
メールでCLUBモーニングスターの場所を連絡し、よかったら俺の店で飲み直そうとだけ連絡した。
その時だ!
「Rollman待って」ってエリの声だ。
俺とシズぴょんはその声に反応して後ろを振り返った時だ、エリが豪快かつ大胆に転んだ。
俺とシズぴょんは顔を見合わせて、そのままスルーする事にした。
また、声がする。
今度はうめき声のような声で「まってぇいRollman」
俺は流石に振り返りエリを見た。
エリは這いつくばりながら俺達の方に手を伸ばしている、
その顔、怨霊のような何かに取り憑かれたような顔だった。
俺は少し怖かったが、近くに寄り声を掛けた。
「大丈夫か?」
それに対して笑顔でエリが「大丈夫」
と言ったので俺は「大丈夫ならいいね」と、言いエリをスルーした。
立ち上がったエリは「ちょっと冷たくない?」
俺は確かに冷たいと思ったが笑って誤魔化した。
とても自然に誤魔化せたはずだ。

俺はエリに「なんか用事でも?」と尋ねるとエリは
「そうそう、さっきの人と何話してたの?」
俺は思った、またあのくだりを説明するのかと、その時シズぴょんが「ハッシーとシマさんが付き合ってるって話だよ」と答え、続けて「とても仲良く話してたよね」と言った。
なんだ、なんだ、結構気にしてるのか?
無駄に誤解されるのは面倒だ、俺は「普通に話を聞いてただけ」と答えたが、シズぴょんに変なエンジンが掛かってしまった。
こうなると大変だ。
俺は心を武装してシズぴょんの方へ視線を向けた。

「Rollmanは優しいからね、特に女性には」
始まった!
「人の恋愛に興味がないのに、あの人となら話し聞くんだ」
いやぁ、そんな話とは知らずに。
「Rollmanって色んな意味で怪しいよね」
いや、怪しくない。
こんなやりとりが続いた。
そんな時だけ普段うるさいくらいに喋るエリは静かだ。
俺は心の中で助けてくれと何回も叫んだ。
しかし、エリは何も話さなければ、もはや動きすらない。
銅像と化した。
俺は「とりあえず続きはモーニングスターで話そう」
って言って、その場を凌ぎきった。
もちろんモーニングスターに着いても話しの続きする気はない。
俺たちは歩き始め、モーニングスターに向かった。
エリは終始笑顔でハッシーとシマさんの事を聞いてきた。
俺は関係は持ったとしても付き合ってるとは思えない、シマさんの勘違いか、都合のいい女にされてるだけだと答えたが納得してない。
そんな話しをしていたらモーニングスターに着いた。

つづく
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