2 / 26
第2話テキーラ
しおりを挟む
俺とヒロシが店に入るとマスターの声とテンションの高いエリのお出迎え。
俺たちは軽く挨拶をして、いつもの席に座りいつもの酒を頼む。
もちろん最初の一杯はテキーラ。
それを一気に呑みほし、やっとヒロシが口を開いた。
「なぁ、Roll manさっきの話しどうするんだ?」
俺が「さっきの話し?」
って聞き直すと「アニキのバンドの話しさ、断るのか?」
やけに興味があるみたいだから聞いたんだ!
やりたいのか?ってね。
そしたらヒロシの奴、満面の笑みでやりたいって。
バンド解散したばっかなのに、もう次に歩きだそうとしてるんだな。
とりあえず俺の返事はもう少し時間が欲しいって答えて、マスターにハイボールを頼んだ。
ヒロシはテキーラサンライズ!
ほんとテキーラが好きな男だよ。
ハイボールとテキーラサンライズとエリが一緒に俺たちのテーブルに来た。
この女、嫌いじゃないがテンションが高すぎて俺は少し苦手だった。
「ねぇねぇ、ロングアイランド解散って本当なの?」
って、空気も読まず質問して来やがる。
やっぱり苦手だ。
ヒロシが優しく本当だよって答えると、少し寂しそうな顔をして、「やっぱりドラムの人と合わないの?」
俺たちがドラムと仲良く無いのは皆んなが知ってる事だから今更隠す必要もなかったが、解散理由については答えなかった。
話しを変えて世間話をしてると、そのうちエリが酔った所為なのか眠いといい寝落ち。
俺はエリに着ていたパーカーを掛け、ヒロシと店を出て帰る事に。
もちろん代金の伝票はエリの手の下に置いてご馳走様ですと、書き置きを残し店を後にした。
店の外はすっかり闇に覆われていて、俺たちがなんか寂しく感じたんだ。
口には出さなかったが、ヒロシも同じ事を考えてたんだと思うなぁ。
2人は沈黙のまま歩き、空を見上げると星達が俺たちを笑ってるようで。
「なぁ、ヒロシ。
アニキの誘いの事だけど、やるか、やらないかは別として一度ちゃんと話してみようか?」
「そうだな、一度話してみようか?」
って、答えたヒロシの笑顔が今でも忘れられない。
きっとあの時に俺たちが東京H×Hを組む事はあいつのビジョンにあったんだろ。
この日はとりあえず別れて、次の日にアニキに連絡してみることにした。
俺たちは軽く挨拶をして、いつもの席に座りいつもの酒を頼む。
もちろん最初の一杯はテキーラ。
それを一気に呑みほし、やっとヒロシが口を開いた。
「なぁ、Roll manさっきの話しどうするんだ?」
俺が「さっきの話し?」
って聞き直すと「アニキのバンドの話しさ、断るのか?」
やけに興味があるみたいだから聞いたんだ!
やりたいのか?ってね。
そしたらヒロシの奴、満面の笑みでやりたいって。
バンド解散したばっかなのに、もう次に歩きだそうとしてるんだな。
とりあえず俺の返事はもう少し時間が欲しいって答えて、マスターにハイボールを頼んだ。
ヒロシはテキーラサンライズ!
ほんとテキーラが好きな男だよ。
ハイボールとテキーラサンライズとエリが一緒に俺たちのテーブルに来た。
この女、嫌いじゃないがテンションが高すぎて俺は少し苦手だった。
「ねぇねぇ、ロングアイランド解散って本当なの?」
って、空気も読まず質問して来やがる。
やっぱり苦手だ。
ヒロシが優しく本当だよって答えると、少し寂しそうな顔をして、「やっぱりドラムの人と合わないの?」
俺たちがドラムと仲良く無いのは皆んなが知ってる事だから今更隠す必要もなかったが、解散理由については答えなかった。
話しを変えて世間話をしてると、そのうちエリが酔った所為なのか眠いといい寝落ち。
俺はエリに着ていたパーカーを掛け、ヒロシと店を出て帰る事に。
もちろん代金の伝票はエリの手の下に置いてご馳走様ですと、書き置きを残し店を後にした。
店の外はすっかり闇に覆われていて、俺たちがなんか寂しく感じたんだ。
口には出さなかったが、ヒロシも同じ事を考えてたんだと思うなぁ。
2人は沈黙のまま歩き、空を見上げると星達が俺たちを笑ってるようで。
「なぁ、ヒロシ。
アニキの誘いの事だけど、やるか、やらないかは別として一度ちゃんと話してみようか?」
「そうだな、一度話してみようか?」
って、答えたヒロシの笑顔が今でも忘れられない。
きっとあの時に俺たちが東京H×Hを組む事はあいつのビジョンにあったんだろ。
この日はとりあえず別れて、次の日にアニキに連絡してみることにした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
嫌われたと思って離れたのに
ラム猫
恋愛
私は、婚約者のカイルに嫌われたと思った。冷たくそっけなく、近づくたびに避けられる日々。
距離を置くことを選び、留学の準備も進めて心を落ち着かせようとするけれど——。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる