ロックをロールさせろ。

Rollman

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第3話逃げろ

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朝起きたら10時過ぎ。
俺はアニキに連絡してみることにした。
なかなか出ない!
諦めかけた時、アニキが電話にでた。
とりあえず昨日のバンドの事をもう少し詳しく話したいと伝え、今度会う約束をした。
約束の日程は3日後ファミレスで会うことに。
その間、ヒロシとはやりたい音楽、方向性などを話し、一つでも考え方や方向性が合わなければ断る事にした。
そして、会う日の朝カーテンを開けると雨が降っている。
思えばアニキ達のバンドと何回か対バンしたが毎回雨だったなあと、思い出していた。
俺は少し早いが待ち合わせの場所に向かうことにした。
途中からヒロシも合流して。
先に店に入り窓際の席に座り、タバコに火をつけてコーヒーを頼む。
ヒロシはコーヒーが苦手なのでレモンティーを。
そして2人で話しているとアニキとヒロヤが一緒に現れた。
俺達は軽く挨拶をし、本題のバンドの事について話し出した。
とてもシンプルにね。
アニキの俺とヤルか?
の一言!
最初は喧嘩を売られたのかと思ったが、バンドをヤルか?
だったらしい。w
そしてヒロシも一言!
ロックをロールさせられるのか?
って言葉にアニキが言った一言が。
俺達がロックンロールだぜ。
全身鳥肌が立ったのを今でも覚えてる。
このシンプルなやり取りで俺達4人は東京H×Hを結成する事に。
激しい雨が俺達の門出を祝福してくれてるようだったよ。
とりあえずスタジオの日程だけ決めようと、話していると窓の外に!

鬼の形相でエリが立ってる!
俺はこの前の事だと思い、ヒロシに「エリが!」
ヒロシは、「どこに?」
窓の外だよって俺が言うとヒロシも気がつき、とりあえず逃げる事にした。
「アニキ、スタジオの事は後で連絡下さい。」
俺とヒロシは店を出ると猛ダッシュで逃げる。
後ろを振り返ると、やっぱりエリが追いかけてくる。
必死で逃げるが、エリも必死に追いかけてくるんだよ。
そんな状況なのに、ヒロシがポツリと呟く。
「さっきの店、俺達金払ってないよ。」
確かにそうだ、結果アニキ達に奢らせて逃げた感じになってる。
もう、訳がわからない!
とりあえず一緒に逃げると危険だと話し、二手に分かれて逃げる事にした。
俺は祈った‼︎
俺の方に来るなって。
恐る恐る後ろを振り返ると!
エリは俺の方に。
必死で逃げて、とりあえずエリを巻いたので近くのコンビニに雨宿りする事に。
そこで立ち読みしていると、ガラス越しではあるが俺の前にエリが。
コンビニの出入口は1つ、俺は諦めて外に出てエリのとこに行き先日の件を謝った。
その時エリが「パーカーありがとう」って笑顔で言ってきた。
ただパーカーを返しに来ただけだったらしい。
とりあえず、この前の事もあるのでビールを奢り2人で乾杯。
電話でヒロシに事情を話しコンビニに呼んで3人で呑むことに。
雨の降るコンビニの前でね。
なぜかエリが海苔を持ってたんで、それをツマミにして。
そろそろ、寒いので帰ることに。
土砂降りの中、傘もささず追い掛けてきたエリは服がびしょ濡れだったので俺のマンションに呼び
俺の服を貸すから着替えて帰るように言うと、頷いて一緒に俺のマンションへ。
ヒロシは用事があるらしく、コンビニで別れることに。
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