ロックをロールさせろ。

Rollman

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第5話.赤ちゃんが。

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玄関の前で俺を見つめる佳乃。
俺は慌てて、今の人は違うからね。
誤解しないでって。
そしたら、ゆっくりと佳乃が話し始めた。
「今の?なんの話し?今日は報告しに来たんだよ。」
「ねぇ、赤ちゃんが出来た。」
佳乃の口から衝撃的な言葉が!
俺はかなり動揺していたが、冷静を装いつつ佳乃を部屋に入れた。
2人は椅子に座り、俺は佳乃に確認した。
「赤ちゃん?」
「いつわかったの?」
佳乃が昨日って答えた。
でも、俺たちは関係を持ってない。
何度か酔って同じベッドで目を覚ました時があったが、その時か?
俺は色々と記憶たどり、色々考えながも佳乃にいった。
なら、昨日連絡して欲しかったと伝えると、佳乃も動揺してたらしく
忘れてたらしい。
とりあえず俺は「おめでとう」
ってって言って。
「名前とかどうしよう?」
って聞くと、オスならスクラップ
メスなら、クッキーって!
俺はちょっと考え、赤ちゃんって佳乃の家の犬シェリーのこと?
って聞くと、笑顔で「うん」って。
俺は爆笑した。
そして、なんとなくホッとした。
佳乃はロープアイランドのベーシストで小顔で8頭身のモデル顔負けの清楚な感じの美人で、
バンド仲間達のアイドル的存在だった。
そんな佳乃から赤ちゃん発言。
正直、焦った。
そして、2人の赤ちゃんが出来たって勘違いをした事を話すと
無邪気な笑顔で「欲しいの?」
って聞かれた俺は爆笑。
「もちろん欲しいけど、まだ早いし、そもそも付き合って無いし。」
と、笑って誤魔化した。
気がつくと雨はやんでいたので、外に出る事に。
特にどこに行く予定も無く歩いてブラブラしているとスナック、チキンストリッパーのママ
シンちゃんとバッタリ。
「Roll man、今日はデート?」
俺は照れながら「違いますよ」って答えた。
シンちゃんが、あとで暇なら2人でお店に来てって言うので「わかりました」って答え、後で行く事に。
シンちゃんは、俺達の世代より少し前にバンドをやっていてメジャーからも声がかかるバンドを組んでいた。
メジャーとの契約の日に、メジャーレーベルの社長の態度が偉そうって理由で断った話は俺達の中では伝説的な話だ。
でも、仲間思いで後輩思いの姉さんみたいな人で俺は好きだった。
佳乃に時間あるなら一緒に行こうって聞くと、もちろん行くよって。
それまでの時間、とりあえず居酒屋で呑む事に。
この、なんでもない呑みが2人の運命を左右するとは、この時想像すらしなかった。
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