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アリソン・フォード研究所
人を呪わば
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午後十時半を過ぎた。
閑静な住宅街に建つ私の家の周りは静まりかえっていて、遠くから工場の稼働する微かな音が聞こえるのみだ。客用のベッドは運良く昔使っていたのがあって、何故かついてきたエミリアは「お泊まりだ!」とはしゃいでいた。
(寝付けない・・)
ここのところ寝不足が続いていたので、ベッドに入れば自然に寝付けるものと思っていたが、存外そうでもないらしい。今夜殺されるという話を聞いてからどうも気分が浮ついて落ち着かなくなってきている。
(何かあればすぐに駆けつける。心配しないでくれ。)
フォードはベッドの上で飛び跳ねるエミリアをなだめながら、私にそう言った。
(君にお願いしたいのは、女の特徴をできるだけすぐに伝えることだ。忘れてしまう可能性もなくはないし、これから呪いがかけられないように相手を知っておく必要があるからね)
(相手を知っておく?)
(返すのさ。)
そう言うとにやりと微笑んだままフォードは何も言わなくなったので、私は観念して「おやすみ」と言った。
部屋は暗く、あたりも静まりかえっている。あんなにはしゃいでいたエミリアも、もう夢の中だろう。
今日は、なんだかめまぐるしい一日だったな、と思い出して私は少し笑った。呪い、なんて普段の私であれば到底信じなかったであろうに。あの地区にふさわしくない出で立ちのエミリア、地下にあるのに閉塞感のなかった研究所、今までに感じたことのない雰囲気を持っているフォードが、妙な信憑性を持たせたのだな、と私は思った。
果たして今夜、女は来るだろうか。その顔は、わかるだろうか。
いずれにせよ、今は十一時少し前。三時までにはまだ時間がある。明日も仕事があるし、今はとにかく寝てしまおうと、私は毛布を引っ張り上げて目をつむろうと、した。
(・・え?)
動かない。
体全体が硬直している。瞬き一つできやしない。私はカッと目を見開いたまま、ベッドに仰向けに、完全に固定されてしまっていた。そして──
(おんな、が・・)
いつの間にか、私の体の上には、ここのところ毎日のように現れていた女が、その髪を振り乱しながらのしかかっていた。
女の白い手が、勢いよく私の首を掴む。
(──)
真綿で首を絞めるような、そんな生やさしいものではなかった。ギリギリと音が出るくらいに、強く締め上げられる。女の手を振り払うこともできず、助けを呼ぶどころかうめき声の一つも出ないまま、私の意識は、徐々にぼんやりと霧がかかったようになっていった。
それでも。
それでも私は、なんとか女の顔を目に焼き付けていた。
「遅くなってすまない!」
バタン!と大きな音を立てて寝室の扉が開かれたのは、女が来てから十秒も経っていないころだった。目だけを可能な限り動かしてドアの方を見る。慌てた様子のフォードと、うつむいたエミリアがそこに立っていた。
「行きなさい、エミ。」
フォードが短くそう告げると同時に、エミリアは勢いよく跳躍した。ドン!と震えるくらいに強く床を蹴ったエミリアはまっすぐに、未だ私の首を締め上げている女に突っ込んだ。そして半透明の女に触れる寸前、エミリアは手を広げて何か紙のような物を掲げ、叫んだ。
『───!』
最初に会ったときに聞いた、耳障りの良いあのクイーンズ・イングリッシュとは全く違う、何かの呪文のようだった。英語でもない、異国の言葉だ。私の頭にもキィンと響くそれは、しかしどうやら女にも効いたようで、狭まる視界の中で、女が煙のように消えるのを私は確かに見た。
「聞こえるかい、私だ、フォードだ。」
フォードが駆け寄ってきて、何か言っているようだったが、私はそれを半ば夢うつつで聞いていた。
「今のは一時的に退散させただけで、根本的な解決になっていない。今回は女の顔が見えただろう?特徴でも何でもいいから、とにかく教えてくれないか。」
女、そう、フォードが言っていたように、今日はくっきりと女の顔が鮮明にわかった。そうだ、言わなければ、伝えなければ。首を絞められていたせいか、ひしゃげた無様な声だったが、それでもなんとか絞り出す。
「っ、す・・たんりー・・・」
「スタンリー?彼がどうかしたのか?」
「・・か、れ・・っの・・どう・・りょ・・・きょう、あった・・・」
「・・よし、わかった。ありがとう、スミス。もう大丈夫。・・せめて、いい夢を。おやすみ。」
どうやら伝わったようだ──
ホッとした私は、同時にひどい頭痛と倦怠感に襲われ、そのまま意識を暗闇へと落としていった。
──
目を開けると、そこは一面真白な世界だった。上下左右、一点のシミもない、干したてのシーツが広がっているような、そんな場所だった。ここはどこだろうか。試しに手足を動かしてみる。先ほどまで硬直していた私の体は何の不自由もなく動いた。「あ」と声も出してみる。どこにも異常はないようだ。
このままいても仕方ないので、私はすこし歩いてみることにした。しかし如何せん、どこもかしこも真っ白なので、足を前に踏み出しても自分が進んでいるかどうかさえはっきりとわからない。十歩ほど歩いたところで私は前に進むことを諦めてしまった。
(夢か、これは。)
こんなに意識がはっきりしているので、にわかには信じがたいことだったが、やはりそうとしか考えられないだろう、との結論に至る。わかってしまえばどうすることもない。このまま目覚めるまで待っていよう、と私はその場に座り込んだ。そのままごろりとその場に寝転ぶ。と、一面真っ白な視界に、いきなり少女の顔がひょっこりと現れた。
「え、みりあ!?」
「・・・」
彼女の名前を叫んで、私は慌てて起き上がった。なぜエミリアがここに?これは私の夢で、しかしエミリアはなんだか、─こういうことをいうのもおかしいことだが─自分の意思で動いているような気がした。叫んだ私を見て、無表情に首をかしげている。
(どういうことだ?エミリアはおしゃべりだった。これが私の夢ならば、彼女が一言も喋らないのはおかしいんではないだろうか・・?)
困惑する私をじっと見つめていたエミリアは、おもむろに私の首筋に手を伸ばし、そのまま抱きつくようにして、私を押し倒した。
「エミリア!?」
「・・」
エミリアは何も言わず、私の首を二、三度優しく撫でると、満足したように離れていった。あっという間のことで、何が何だかわからないまま私は無意識にエミリアに問いかけていた。
「君、きみは、エミリアなのか・・?」
エミリアはやはり、何も言わなかった。あのブラックオパールのような、無機質に輝く瞳で、私をじっと見つめているだけだった。繕うように、私は言葉を続ける。
「いや、でも・・でも、さっきは助かった。君とフォードが、あの女を追い払ってくれたんだろう?ありがとう。おかげで死なずにすんだ。」
ありがとう、と最後にもう一度言っても、目の前の少女は無表情のままだった。しかし、その耳が微かに赤くなっていることに私は気がついた。少女はかがんで私の手を取り、指でそこに何か書き始めた。
『E、M、I』
「エミ?」
そう問いかけると、少女は、エミは、ほんの僅かに微笑んだ。エミリアが見せたような花が咲いたような笑みではなく、なんというか、どこか哀愁を感じさせるような、儚いものだった。私がエミに話しかけるより前に、私の視界はだんだんと狭まり、エミの姿もかき消えていって──
完全に視界が黒に染まった次の瞬間には、見慣れた天井が目の前に広がっていた。
ゆっくりと起き上がる。昨日意識を落とした、自室の寝室だった。起き上がって、軽くのびをする。扉横の鏡を何気なく覗くと、昨日まで首にあったあの痣は、跡形もなく消え去っていた。隣の部屋─昨日二人が泊まっていた部屋は、すでに綺麗に後片付けがされていて、エミリアの姿もフォードの姿も見当たらなかった。代わりに、備え付けの棚の上に、一枚のカードが置いてあった。
{ご依頼、確かに完遂いたしました。明日からの安眠は私どもがお約束いたします。
詳しいことはスタンリー・Fにお聞きください。
アリソン・フォード研究所}
閑静な住宅街に建つ私の家の周りは静まりかえっていて、遠くから工場の稼働する微かな音が聞こえるのみだ。客用のベッドは運良く昔使っていたのがあって、何故かついてきたエミリアは「お泊まりだ!」とはしゃいでいた。
(寝付けない・・)
ここのところ寝不足が続いていたので、ベッドに入れば自然に寝付けるものと思っていたが、存外そうでもないらしい。今夜殺されるという話を聞いてからどうも気分が浮ついて落ち着かなくなってきている。
(何かあればすぐに駆けつける。心配しないでくれ。)
フォードはベッドの上で飛び跳ねるエミリアをなだめながら、私にそう言った。
(君にお願いしたいのは、女の特徴をできるだけすぐに伝えることだ。忘れてしまう可能性もなくはないし、これから呪いがかけられないように相手を知っておく必要があるからね)
(相手を知っておく?)
(返すのさ。)
そう言うとにやりと微笑んだままフォードは何も言わなくなったので、私は観念して「おやすみ」と言った。
部屋は暗く、あたりも静まりかえっている。あんなにはしゃいでいたエミリアも、もう夢の中だろう。
今日は、なんだかめまぐるしい一日だったな、と思い出して私は少し笑った。呪い、なんて普段の私であれば到底信じなかったであろうに。あの地区にふさわしくない出で立ちのエミリア、地下にあるのに閉塞感のなかった研究所、今までに感じたことのない雰囲気を持っているフォードが、妙な信憑性を持たせたのだな、と私は思った。
果たして今夜、女は来るだろうか。その顔は、わかるだろうか。
いずれにせよ、今は十一時少し前。三時までにはまだ時間がある。明日も仕事があるし、今はとにかく寝てしまおうと、私は毛布を引っ張り上げて目をつむろうと、した。
(・・え?)
動かない。
体全体が硬直している。瞬き一つできやしない。私はカッと目を見開いたまま、ベッドに仰向けに、完全に固定されてしまっていた。そして──
(おんな、が・・)
いつの間にか、私の体の上には、ここのところ毎日のように現れていた女が、その髪を振り乱しながらのしかかっていた。
女の白い手が、勢いよく私の首を掴む。
(──)
真綿で首を絞めるような、そんな生やさしいものではなかった。ギリギリと音が出るくらいに、強く締め上げられる。女の手を振り払うこともできず、助けを呼ぶどころかうめき声の一つも出ないまま、私の意識は、徐々にぼんやりと霧がかかったようになっていった。
それでも。
それでも私は、なんとか女の顔を目に焼き付けていた。
「遅くなってすまない!」
バタン!と大きな音を立てて寝室の扉が開かれたのは、女が来てから十秒も経っていないころだった。目だけを可能な限り動かしてドアの方を見る。慌てた様子のフォードと、うつむいたエミリアがそこに立っていた。
「行きなさい、エミ。」
フォードが短くそう告げると同時に、エミリアは勢いよく跳躍した。ドン!と震えるくらいに強く床を蹴ったエミリアはまっすぐに、未だ私の首を締め上げている女に突っ込んだ。そして半透明の女に触れる寸前、エミリアは手を広げて何か紙のような物を掲げ、叫んだ。
『───!』
最初に会ったときに聞いた、耳障りの良いあのクイーンズ・イングリッシュとは全く違う、何かの呪文のようだった。英語でもない、異国の言葉だ。私の頭にもキィンと響くそれは、しかしどうやら女にも効いたようで、狭まる視界の中で、女が煙のように消えるのを私は確かに見た。
「聞こえるかい、私だ、フォードだ。」
フォードが駆け寄ってきて、何か言っているようだったが、私はそれを半ば夢うつつで聞いていた。
「今のは一時的に退散させただけで、根本的な解決になっていない。今回は女の顔が見えただろう?特徴でも何でもいいから、とにかく教えてくれないか。」
女、そう、フォードが言っていたように、今日はくっきりと女の顔が鮮明にわかった。そうだ、言わなければ、伝えなければ。首を絞められていたせいか、ひしゃげた無様な声だったが、それでもなんとか絞り出す。
「っ、す・・たんりー・・・」
「スタンリー?彼がどうかしたのか?」
「・・か、れ・・っの・・どう・・りょ・・・きょう、あった・・・」
「・・よし、わかった。ありがとう、スミス。もう大丈夫。・・せめて、いい夢を。おやすみ。」
どうやら伝わったようだ──
ホッとした私は、同時にひどい頭痛と倦怠感に襲われ、そのまま意識を暗闇へと落としていった。
──
目を開けると、そこは一面真白な世界だった。上下左右、一点のシミもない、干したてのシーツが広がっているような、そんな場所だった。ここはどこだろうか。試しに手足を動かしてみる。先ほどまで硬直していた私の体は何の不自由もなく動いた。「あ」と声も出してみる。どこにも異常はないようだ。
このままいても仕方ないので、私はすこし歩いてみることにした。しかし如何せん、どこもかしこも真っ白なので、足を前に踏み出しても自分が進んでいるかどうかさえはっきりとわからない。十歩ほど歩いたところで私は前に進むことを諦めてしまった。
(夢か、これは。)
こんなに意識がはっきりしているので、にわかには信じがたいことだったが、やはりそうとしか考えられないだろう、との結論に至る。わかってしまえばどうすることもない。このまま目覚めるまで待っていよう、と私はその場に座り込んだ。そのままごろりとその場に寝転ぶ。と、一面真っ白な視界に、いきなり少女の顔がひょっこりと現れた。
「え、みりあ!?」
「・・・」
彼女の名前を叫んで、私は慌てて起き上がった。なぜエミリアがここに?これは私の夢で、しかしエミリアはなんだか、─こういうことをいうのもおかしいことだが─自分の意思で動いているような気がした。叫んだ私を見て、無表情に首をかしげている。
(どういうことだ?エミリアはおしゃべりだった。これが私の夢ならば、彼女が一言も喋らないのはおかしいんではないだろうか・・?)
困惑する私をじっと見つめていたエミリアは、おもむろに私の首筋に手を伸ばし、そのまま抱きつくようにして、私を押し倒した。
「エミリア!?」
「・・」
エミリアは何も言わず、私の首を二、三度優しく撫でると、満足したように離れていった。あっという間のことで、何が何だかわからないまま私は無意識にエミリアに問いかけていた。
「君、きみは、エミリアなのか・・?」
エミリアはやはり、何も言わなかった。あのブラックオパールのような、無機質に輝く瞳で、私をじっと見つめているだけだった。繕うように、私は言葉を続ける。
「いや、でも・・でも、さっきは助かった。君とフォードが、あの女を追い払ってくれたんだろう?ありがとう。おかげで死なずにすんだ。」
ありがとう、と最後にもう一度言っても、目の前の少女は無表情のままだった。しかし、その耳が微かに赤くなっていることに私は気がついた。少女はかがんで私の手を取り、指でそこに何か書き始めた。
『E、M、I』
「エミ?」
そう問いかけると、少女は、エミは、ほんの僅かに微笑んだ。エミリアが見せたような花が咲いたような笑みではなく、なんというか、どこか哀愁を感じさせるような、儚いものだった。私がエミに話しかけるより前に、私の視界はだんだんと狭まり、エミの姿もかき消えていって──
完全に視界が黒に染まった次の瞬間には、見慣れた天井が目の前に広がっていた。
ゆっくりと起き上がる。昨日意識を落とした、自室の寝室だった。起き上がって、軽くのびをする。扉横の鏡を何気なく覗くと、昨日まで首にあったあの痣は、跡形もなく消え去っていた。隣の部屋─昨日二人が泊まっていた部屋は、すでに綺麗に後片付けがされていて、エミリアの姿もフォードの姿も見当たらなかった。代わりに、備え付けの棚の上に、一枚のカードが置いてあった。
{ご依頼、確かに完遂いたしました。明日からの安眠は私どもがお約束いたします。
詳しいことはスタンリー・Fにお聞きください。
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