勇者召喚されたけどエリートニートで引きこもり気質(両方自称)な俺~チート使って自由気ままに過ごします~

絵樹瑠

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エリートニートなのに冒険者

誰?

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「ご主人様、朝ごはんはどうしますか?」

 う~んどうしよっかな?森で果物でもとろうかな?けど森に入りたくないしな~。卵でもみつけるかな?

「卵ですと山の頂上にすんでいる黄金鳥のがいいですよ?」

 黄金鳥?すごい名前だね?キラキラ光ってそう。よし、じゃあ盗るか。

「?いかないんですか?」

 ふふふ……。そんなにかわいく首をかしげて、わからないのかな?わからないよね。
 スキル教えてないしね?

「目を瞑ってにやけてどうしたんですか?」

 あ、顔に出てた。ポーカーフェイスしなきゃ!

「今度は無表情に……。妄想?」

 ちょっと待って違うから!スキル使ってるから目を瞑ってたの!ほら盗ってきたよ!

 ボスン!

「わっ急に卵が。これは黄金鳥の……?」

 ふふん、スキルのネットと固有空間収納でとってきたのさ!
 さて朝ごはんにしようかな?けどこの卵でかいね?
 バスケットボール3個分ぐらいの大きさはあるよ?
 食べれるかな?

「黄金鳥は警戒心が高くて、勝てない相手とみると卵を持って逃げるはずなのですが……」

 そうなの?じゃあどうやってとろうとしたの?

「黄金鳥自体の肉も美味しいらしいので、サクッとやろうかなと……」

 なんかすごいこと言ってるね?
 警戒心高い魔物をサクッと?
 エリートですねえ。
 ん?ということは黄金鳥狩った方がいいのかな?えい。

 ドゴォーン!

 「敵ですか!あれ?けどこの魔力波はご主人様の?」

 魔力波とか分かるんだ。すごいね。
 全察知の効果かな?
 そして答えはその通りです!
 MPを衝撃に換えて撃ち込んでみた。
 結構威力高かったけどね。ほいっと。

 ドスーン!

「これが黄金鳥……じゅるり」

 またよだれ出てる。
 奴隷だったせいで、美味しいもの食べれなかった反動はすごいね?
 じゃあ朝ごはんにしますか。





 エリィはまたもだえてた……





 さて、朝ごはんも食べ終わったし冒険者ギルドにいこうかな?
 最低ランクの鉄だと魔石のノルマや依頼の数をこなさないと剥奪ああれるみたいだしね?
 ちなみにランクはこうね?

・鉄(シルバー)
・白鉄
・金(ゴールド)
・白金
・黒

 なんか最後の黒のギルドカードはヤバい素材を使ってるんだって。
 多分強い魔物の素材と思う。

「じゃあ出発するんですか?」

 けど行くのめんどくさいね。
 まあいかないと身分証明する物がなくなるしな~。
 いかないといけないかな?

「多分ここの素材を出したら白金になりますよ?」

 あ、そうか。ここゴールドの人も避けるんだっけ?じゃあ今日はいこうかな。







 もちろんジャンプで。
 ネットで人がいないところをちゃんと見てね?
 あとエリィは抱っこしてあげた。女の子だしね?







「危険地帯にいってきたんですか!?鉄ランクなのに!?」

 うん、これ素材ね?

「これはデビルオックスの角……。ホントに倒してきたんですね……」

 うんだからランクあげて?
 
「ギルド長に報告します。ついてきてください」

 あ、やっぱり?





「お前が新人のニイトか。ランクは上げてやる。だがその前に試験だ。これをお前が本当に倒したかわからないからな」

 ですよね~。試験か、まあ大丈夫でしょ?

「昨日ダンジョンで大きな揺れがあった。あと危険地帯でもだ。両方お前もいたから知ってるだろ?」

 はい。てか僕です。僕がやったんです!

「ん?そんな真面目な顔してどうした?まあいい、その調査をしてくれ。わからない場合はあと何匹かの素材を持ってこい。」

 そうなの?
 じゃあ今素材出せば終わるね?
 やった!ほいっと。

「な!?収納スキル持ちか?それにこんなにも高ランクばかりとは……。わかった。ランクは上げるから気づいたら報告をしてくれ。それならいいだろ?」

 まあそれくらいなら。じゃあ買い物して帰ろうか!

「カードは明日には出来ますのでまたこの時間にいらしてください。素材の換金も量が多いので明日お渡しします。今すぐ欲しいのであればひとまず白金貨十五枚お渡しいたします」

 おお!?大金持ちだ!よし、買い物行くか!(ちなみに嗜好品とエリィの装飾品)






 帰ってきた我が家。
 召喚したままの家のなかに幼女がいた……

「待ちくたびれたのじゃ。帰ってくるの遅いのじゃ」

 何この幼女もといロリババアてきなの……?







 少し時は遡り……

「あれなんでこんなところに部屋が?」
「危険地帯進んできたんだよな?なんでこんなちゃんとした部屋があるんだ?」
「この中に犯人がいるんじゃない?」

「……皆さん逃げましょう。恐らく中には伝説級の魔物……いえ、これは亜人がいます」

「「「え?」」」




 何かを引き付けるニートであった……

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