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植物使い
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エフィは、火照る体を抱えて物置部屋まで来た。
さっきの鑑識のときに植物使いの青年の体液に触れてしまった。
甘い香りのそれは虫を寄せる効果がある。青年は寄ってきた蜂を退治してくれて、代わりに虫除けのハーブ液を首や襟の辺り、手首と足首に塗ってくれた。
襟にはスプレーをしてくれた。多かったのか胸元に垂れてしまったが、恥ずかしくて言えなかった。
それから一時間。受付に戻ったものの、スースーして次第に熱を持ってきた。
じんじんした胸の先が疼く。
誰もいないところで少しだけ様子を見ようと思った。
ブラウスのボタンを開けて見たら、下着を押し上げるほど尖っている。赤くなって完全に立っている。
指で押さえると、思っていたほど刺激は無かった。ほっとして指を離したら、ビリっと快感が弾けた。
(な、に)
もう一度押し込む。
離すときに強い痺れが体を貫く。
時間差があるので自分でも不意打ちみたいで。
板の張ってある壁に頬をつけて、荒い息を整えた。
胸の先が板に触れて、慌てて離れたら快感が生まれた。
エフィは壁に両手をついた。ブラウスのボタンを外しているので、下着をずらすだけで胸がこぼれる。
壁に押し付けたら、胸がつぶれて押し込まれるのがわかる。息をとめて、体を離すと胸がぽよんと戻って気持ちよさが駆け抜ける。
壁と胸でキスをしているように、繰り返して角度をかえてみる。
ぐりぐりと捻ったら、下半身に甘い重さがたまっていく。
「はあっん、あっ」
早く戻らなきゃと思うのにやめられない。
腰を押し付けても壁にいいところが当たらず、がに股になってしまう。
それでも当たらない。
壁に節穴が開いているのが見えた。ちょうど乳首の高さにある。
快感でどうかしていたんだと思う。
その穴に左の乳首を入れたら、引っ掛かりもなくするんと入った。
体を上下に揺すると、引っ掛かってチクッとする。右の乳首は自分の手でクルクルと丸めて押す。
たまらなくなって、また股を壁に擦り付ける。
ごりごりとしたところに引っ掛かっていい。
エフィは下をみた。
さっきまで板は平らだったのに、盛り上がっている。
これ、ここだけ板の模様も違う……?
「やっ、なにこれぇ」
体を離そうとするけれど、左乳首が穴に引っ掛かって離れない。
股間の膨らみもぐくっとエフィの穴を下から付くように盛り上がり、爪先が浮く。
怖いのに、欲しがっているところに硬いものを押し付けられて身体が準備をしている。
腰に、何かが巻き付いた。枝のような蔓のような。足の先にも巻き付いて持ち上げられる。壁に張り付いた蛙のようだ。
「やだあ、なに」
そのまま、軽く上下に揺さぶられる。
軽くイッてしまう。
「はは、嫌がらなくてもさっきは自分から擦り付けてたくせに」
声がした。
植物使いだ、
板壁がすうっと薄くなり、姿が透けて見える。
「感覚共有してるから、今まで我慢してるの大変だったんだから」
板が盛り上がって、本当に枝が生えたようにムクムクと立ち上がった。
「もっとゴツゴツした方が良かった?まあ始めはこんなもんでしょ」
スカートもめくられて、細い蔓が秘められた花びらをめくる。
ぬるっ、と当たる感覚に、エフィはゾッとする。
硬い、怖い。
それでも体がじわじわと下ろされていく。
密着して二人の距離がなくなって、板にもたれたら
すり、すり、
と全体を揺さぶられた。
さざ波のような激しくはない揺れが、触れている肌全体から伝わって穴にはまった乳首も、穴も回りも全部ぞわぞわと気持ちいい。
「はっ、嫌なのに」
「じゃあ止まるよ」
壁は止まった。
「うそ、止まってない」
「俺は止まってる。エフィが動いてる」
自分は動いてなんかない!
と見下ろしたら、それだけで中に入ってるものを締め付けてしまう。
蔓の揺れが息のせいなのか反動なのか、また体に甘くのしかかる。
「もう、楽にしてえ」
「こんな恥ずかしい格好が好きなんだ」
「好き、じゃないけど、もうすきにしていいから終わらせてえ!」
そのあと、増やした蔓で体をぐるぐる巻かれてブランコのように落とされて何度も絶頂を迎えさせられた。
ぐったりして、床に寝転んだ。
「アル、もう助けてくれなかった。」
涙がこぼれた。
「もう嫌いになっちゃったよね」
疲れて眠ったエフィの頬を撫でて
そっと涙を吸いとった者がいる。
エフィの服を直し、医務室に運んだ。
さっきの鑑識のときに植物使いの青年の体液に触れてしまった。
甘い香りのそれは虫を寄せる効果がある。青年は寄ってきた蜂を退治してくれて、代わりに虫除けのハーブ液を首や襟の辺り、手首と足首に塗ってくれた。
襟にはスプレーをしてくれた。多かったのか胸元に垂れてしまったが、恥ずかしくて言えなかった。
それから一時間。受付に戻ったものの、スースーして次第に熱を持ってきた。
じんじんした胸の先が疼く。
誰もいないところで少しだけ様子を見ようと思った。
ブラウスのボタンを開けて見たら、下着を押し上げるほど尖っている。赤くなって完全に立っている。
指で押さえると、思っていたほど刺激は無かった。ほっとして指を離したら、ビリっと快感が弾けた。
(な、に)
もう一度押し込む。
離すときに強い痺れが体を貫く。
時間差があるので自分でも不意打ちみたいで。
板の張ってある壁に頬をつけて、荒い息を整えた。
胸の先が板に触れて、慌てて離れたら快感が生まれた。
エフィは壁に両手をついた。ブラウスのボタンを外しているので、下着をずらすだけで胸がこぼれる。
壁に押し付けたら、胸がつぶれて押し込まれるのがわかる。息をとめて、体を離すと胸がぽよんと戻って気持ちよさが駆け抜ける。
壁と胸でキスをしているように、繰り返して角度をかえてみる。
ぐりぐりと捻ったら、下半身に甘い重さがたまっていく。
「はあっん、あっ」
早く戻らなきゃと思うのにやめられない。
腰を押し付けても壁にいいところが当たらず、がに股になってしまう。
それでも当たらない。
壁に節穴が開いているのが見えた。ちょうど乳首の高さにある。
快感でどうかしていたんだと思う。
その穴に左の乳首を入れたら、引っ掛かりもなくするんと入った。
体を上下に揺すると、引っ掛かってチクッとする。右の乳首は自分の手でクルクルと丸めて押す。
たまらなくなって、また股を壁に擦り付ける。
ごりごりとしたところに引っ掛かっていい。
エフィは下をみた。
さっきまで板は平らだったのに、盛り上がっている。
これ、ここだけ板の模様も違う……?
「やっ、なにこれぇ」
体を離そうとするけれど、左乳首が穴に引っ掛かって離れない。
股間の膨らみもぐくっとエフィの穴を下から付くように盛り上がり、爪先が浮く。
怖いのに、欲しがっているところに硬いものを押し付けられて身体が準備をしている。
腰に、何かが巻き付いた。枝のような蔓のような。足の先にも巻き付いて持ち上げられる。壁に張り付いた蛙のようだ。
「やだあ、なに」
そのまま、軽く上下に揺さぶられる。
軽くイッてしまう。
「はは、嫌がらなくてもさっきは自分から擦り付けてたくせに」
声がした。
植物使いだ、
板壁がすうっと薄くなり、姿が透けて見える。
「感覚共有してるから、今まで我慢してるの大変だったんだから」
板が盛り上がって、本当に枝が生えたようにムクムクと立ち上がった。
「もっとゴツゴツした方が良かった?まあ始めはこんなもんでしょ」
スカートもめくられて、細い蔓が秘められた花びらをめくる。
ぬるっ、と当たる感覚に、エフィはゾッとする。
硬い、怖い。
それでも体がじわじわと下ろされていく。
密着して二人の距離がなくなって、板にもたれたら
すり、すり、
と全体を揺さぶられた。
さざ波のような激しくはない揺れが、触れている肌全体から伝わって穴にはまった乳首も、穴も回りも全部ぞわぞわと気持ちいい。
「はっ、嫌なのに」
「じゃあ止まるよ」
壁は止まった。
「うそ、止まってない」
「俺は止まってる。エフィが動いてる」
自分は動いてなんかない!
と見下ろしたら、それだけで中に入ってるものを締め付けてしまう。
蔓の揺れが息のせいなのか反動なのか、また体に甘くのしかかる。
「もう、楽にしてえ」
「こんな恥ずかしい格好が好きなんだ」
「好き、じゃないけど、もうすきにしていいから終わらせてえ!」
そのあと、増やした蔓で体をぐるぐる巻かれてブランコのように落とされて何度も絶頂を迎えさせられた。
ぐったりして、床に寝転んだ。
「アル、もう助けてくれなかった。」
涙がこぼれた。
「もう嫌いになっちゃったよね」
疲れて眠ったエフィの頬を撫でて
そっと涙を吸いとった者がいる。
エフィの服を直し、医務室に運んだ。
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