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*こんなに可愛いなんて知りませんでした

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あまりにもじっと見られるので恥ずかしくなって身をよじる。
「隠さないで」
「でも」
「好きな子が俺の奥さんになる特別な日なんだから」

頬にキスをたくさんされる。
触れた身体が熱い。
「身体が」
ん?と目で聞いてくれる
「アルフレッド様の、肌が、熱くて固い」

「それに緊張してる。」

「うそ、いつだって余裕で、わたしばっかり」

手のひらで身体を撫でられて少しずつ感覚が鋭くなっている
「いつも余裕なんてなかったよ。でも今に比べればマシだったな」
舌を絡ませて、息苦しいほどのキスをしながら、胸の先をカリカリと引っかかれる。

いつもなら服を掴むけど、今はどこでもすがりたくて首に腕を回したら、身体が密着した。硬い胸の筋肉で、擦られる。
「あっ、んっ、ダメ」

「かわいい……」

背中に回された腕も、確かめるように何度も何度も往復している。

内腿を撫でていた指が上っていって秘められた花を開いた。指がくるくると入り口を撫でる。
「よかった、濡れてる」

ゆるゆると指を潜らせると、柔らかく招き入れる。
「痛くない?」
「痛くはないわ、ただ、」

「どう?」

「少し、変な感じ」

ぬぷり、ぬぷりと指が中を少しずつ広げる。
指を埋めたまま、手のひらを押し付けて円を描くと、
エリーゼの声が変わった。
ふるふると全体的を揺らすと、首を振って嫌がる。
「これは嫌い?」

「だって、何か、あっ、」

入り口の上の突起をトンと叩くと愛液が増える。
皮を丁寧に剥いて、くるくると撫でればどんどん潤ってくる。
奥に進んだ指が、増やされた。
少し曲げて、上側をすりすりとこすってみる。

声はどんどん高くなり、すすり泣きのようになっている。

「エリーゼ、大好き。少しずつ我慢してね」

やっとここまできた、と息をひとつ吐いてから、アルフレッドはゆっくりと自らを進めていった。

入る時に、ビクッと身体を固くしたものの、なだめるように進む。
やがて柔らかくうねる内部が伸びて包んでいった。

汗の玉が浮かぶアルフレッドに、唇を噛んで耐えるエリーゼ。
短い息を整えて、アルフレッドが腰を密着させた

「アル様、」
「よく頑張ったね、エリーゼ、全部入ったよ」

「アル様、わたし、できてる?ちゃんとできて、ますか?」

「ああああ、最っ高にかわいい、ダメだ、」






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