男娼渚の話

浜田まひる

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1話

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 太陽が沈んでいく。
青年はウロウロと繁華街を彷徨い歩いていた。
その時1人の男に手を引っ張られていた。
青年はビックリして男の顔を見つめていた。
男は「スカウトの森川だけどキミ可愛い顔しているから風俗で働かない?」と声をかけて来た。
青年は「あの僕男なんで風俗なんて無理です!」と答えていた。
森川は「あーあのね男相手の風俗男娼だよ~キミ可愛いから人気が出ると思うんだよね、それに給料もいいし住む所も保証されてるし、どうかな?」と聞いてきた。

 僕の両親は先月交通事故で亡くなっていた。
僕は今1万円しか、あり金がない。
他にも仕事は探したのだけど、どこも雇ってくれなくて途方に暮れていた所だった。
でも男の人と、そういう事をするという事は考えた事もなかったので動揺してしまう。
僕はせっぱ詰まっていて「はい働かせて下さい」と答えていた。
森川はニヤニヤしながら「それは良かった今から店長に紹介するから」と僕の腕を強引に引っ張って店まで連れていかれた。
店の看板には「マリアージュ」と書かれていた。
店は雑居ビルの2階だった。
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