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次の日、昨日話した俺の担当医である高城先生と記憶について話した。
俺は心因性健忘だろうと診断された。
自分の名前や過去を忘れても、生活動向や社会的行動は保たれているからだと。
だが、確かにこの身体の過去は全く覚えていないが、前世の記憶は色濃く残っている。
記憶喪失というより、急に身体が代わったような感覚だ。
そう...
きっとこれは転生、したんだろう。
そういうゲームをよくしていたので、転生したんだと理解するとスっと頭に降りてきた。
そしてどうやら俺の名前は紫苑のままのようだ。
だから最初全く気づかなかったんだ。
そして高城先生との話の後、昨日も会ったあのかわいい男の人と俺たちのマネージャーを名乗る人がやって来た。
かわいい男の人は四条葵さん。
マネージャーさんは甲本さんだ。
やっと名前が聞けてなんだかスッキリした。
葵さんから「お願いだから葵って呼び捨てして!さん付けもくん付けも絶対ダメ!あと敬語なんて絶対使わないで!!」と念押しされたので、タメ口と葵と呼ぶ努力をする事になった。
その後、甲本さんが何が起きたのか詳しく教えてくれた。
2人揃ってデビューする事が決まり俺たち2人に決まった事を告げたまさにその日に、俺が階段から足を滑らせて落ちて頭を強打してしまったらしい。
もちろん公にデビューする事がまだ公開されていなかったのだが、
「せっかく2人のデビューが決まったんだ。
君次第ではあるけど、何とかデビューして欲しいと思ってる。
まずは身体を治してもらう事が大事だけど、その後事務所に来てくれないか?
記憶は無くてもきっとその身体が覚えてるはずだよ、ね?」
「うん!紫苑頑張ってたもん!!
お願い!俺と一緒にデビューして?」
...確かに俺はほぼ歩いたことが無かったけど普通に立ち上がって歩くことが出来た。
それはきっとこの身体の紫苑が覚えてたからだろう。
それなら、もしかするとダンスとかも...
それに、夢だったアイドルになれるチャンス!
「俺は、、っなりたいです、アイドル!」
「っ!!紫苑!!」
俺が振り絞って答えると、葵が抱きついてきた。
「こ、こら葵!まだ身体治ってないんだから!」
案の定甲本さんに怒られしまった。
「ご、ごめん、でも嬉しくて、うぅ、、」
「ふふっ大丈夫だよ。葵、ありがとう。」
「紫苑、よく言ってくれた。
全力でサポートするから、何でも俺たちを頼ってくれ。
デビュー日が実は決まってたんだけど紫苑の怪我を考慮して先延ばしにしていいって許可もらってるから。
それと、事務所には記憶喪失の事は内緒にしようと思う。
色々と面倒な事になりそうだからな。
紫苑が困らないよう俺たちが頑張るんだぞ。」
「うん、もちろん分かってるよ!
何でも聞いてね!
とりあえずー、デビュー曲のデモ持ってきたよ!
それと俺が踊ってる動画も!」
「ありがとう。
頭の怪我が治り次第退院していいって言ってたから、早く治して早く復帰する。」
「無理はしないでね!
でも、紫苑がやる気出してくれて嬉しい!
いつか俺の事も思い出してね!」
「葵...
本当にごめん。」
そうだよね、
友達に忘れられるなんて、辛いよね...
この身体の紫苑の過去は何一つ覚えていない。
俺がこの身体に入った時点で消えてしまったみたいだ。
...いつか思い出したりするんだろうか。
葵みたいにこの身体の紫苑を知っている人をまた傷つけてしまうかもしれない。
「紫苑!もう、謝らないでよ!
俺の方こそ、悲しい気持ちにしちゃってごめんね。
俺は紫苑が生きててくれただけで嬉しい!
アイドルを一緒にしてくれるって言ってくれただけで俺はすっごく嬉しいんだよ!
だから謝らないで!ね?」
「、うん。ありがとう。」
「うん!俺の方こそありがとう!」
そう言って微笑み合っていると、甲本さんがそっと俺たちの頭を撫でてくれた。
俺は心因性健忘だろうと診断された。
自分の名前や過去を忘れても、生活動向や社会的行動は保たれているからだと。
だが、確かにこの身体の過去は全く覚えていないが、前世の記憶は色濃く残っている。
記憶喪失というより、急に身体が代わったような感覚だ。
そう...
きっとこれは転生、したんだろう。
そういうゲームをよくしていたので、転生したんだと理解するとスっと頭に降りてきた。
そしてどうやら俺の名前は紫苑のままのようだ。
だから最初全く気づかなかったんだ。
そして高城先生との話の後、昨日も会ったあのかわいい男の人と俺たちのマネージャーを名乗る人がやって来た。
かわいい男の人は四条葵さん。
マネージャーさんは甲本さんだ。
やっと名前が聞けてなんだかスッキリした。
葵さんから「お願いだから葵って呼び捨てして!さん付けもくん付けも絶対ダメ!あと敬語なんて絶対使わないで!!」と念押しされたので、タメ口と葵と呼ぶ努力をする事になった。
その後、甲本さんが何が起きたのか詳しく教えてくれた。
2人揃ってデビューする事が決まり俺たち2人に決まった事を告げたまさにその日に、俺が階段から足を滑らせて落ちて頭を強打してしまったらしい。
もちろん公にデビューする事がまだ公開されていなかったのだが、
「せっかく2人のデビューが決まったんだ。
君次第ではあるけど、何とかデビューして欲しいと思ってる。
まずは身体を治してもらう事が大事だけど、その後事務所に来てくれないか?
記憶は無くてもきっとその身体が覚えてるはずだよ、ね?」
「うん!紫苑頑張ってたもん!!
お願い!俺と一緒にデビューして?」
...確かに俺はほぼ歩いたことが無かったけど普通に立ち上がって歩くことが出来た。
それはきっとこの身体の紫苑が覚えてたからだろう。
それなら、もしかするとダンスとかも...
それに、夢だったアイドルになれるチャンス!
「俺は、、っなりたいです、アイドル!」
「っ!!紫苑!!」
俺が振り絞って答えると、葵が抱きついてきた。
「こ、こら葵!まだ身体治ってないんだから!」
案の定甲本さんに怒られしまった。
「ご、ごめん、でも嬉しくて、うぅ、、」
「ふふっ大丈夫だよ。葵、ありがとう。」
「紫苑、よく言ってくれた。
全力でサポートするから、何でも俺たちを頼ってくれ。
デビュー日が実は決まってたんだけど紫苑の怪我を考慮して先延ばしにしていいって許可もらってるから。
それと、事務所には記憶喪失の事は内緒にしようと思う。
色々と面倒な事になりそうだからな。
紫苑が困らないよう俺たちが頑張るんだぞ。」
「うん、もちろん分かってるよ!
何でも聞いてね!
とりあえずー、デビュー曲のデモ持ってきたよ!
それと俺が踊ってる動画も!」
「ありがとう。
頭の怪我が治り次第退院していいって言ってたから、早く治して早く復帰する。」
「無理はしないでね!
でも、紫苑がやる気出してくれて嬉しい!
いつか俺の事も思い出してね!」
「葵...
本当にごめん。」
そうだよね、
友達に忘れられるなんて、辛いよね...
この身体の紫苑の過去は何一つ覚えていない。
俺がこの身体に入った時点で消えてしまったみたいだ。
...いつか思い出したりするんだろうか。
葵みたいにこの身体の紫苑を知っている人をまた傷つけてしまうかもしれない。
「紫苑!もう、謝らないでよ!
俺の方こそ、悲しい気持ちにしちゃってごめんね。
俺は紫苑が生きててくれただけで嬉しい!
アイドルを一緒にしてくれるって言ってくれただけで俺はすっごく嬉しいんだよ!
だから謝らないで!ね?」
「、うん。ありがとう。」
「うん!俺の方こそありがとう!」
そう言って微笑み合っていると、甲本さんがそっと俺たちの頭を撫でてくれた。
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