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「ん?なにこれ?」
中を覗くと、、、
そっと覗くのをやめ紙袋をすっと遠ざけた。
「ん?なんだったの??」
今度は葵が覗く。
「あ!これって!!
え、なんで光が持ってるの?」
「実はたまたま衣装を集めてる奴と知り合いで、せっかく作ったのにもう使わないっていうから譲って貰ったんだ、、。」
「そうなんだ。なんで譲ってもらったの?
光が着るの?」
期待を込めてそう言った。
「そんな訳ないだろ。
、、、恭に着て欲しくて、、。
お願い!俺たち遠かったからあんまり見れてないんだよー。だから、お願い!!!」
「やだ。絶対やだ。」
「なんの話だ?」
よく分かっていない要がそう呟く。
「紙袋の中、、リレーの時にした女装の服が入ってたんだよ。
俺は絶対着ないからな!」
「えー!恭に着てもらおうと思って貰ってきたのにー!!」
「僕ももっかい見たいなー!!」
「着たらお前の好きなもの作ってやるよ。何でも。」
要の料理は正直また食べたい、、、いやでも、、
「きょうちゃん!じゃあ今度の休み街に降りて最近できたスペシャルプレミアムゴージャスパフェ!食べに行こ!!
僕がおごってあげる!
1人じゃ行きずらいって言ってたでしょ!!」
うっ、、
クラスメイトが何やら凄く豪勢な名前のパフェがあるカフェが出来たと騒いでいた。
何でも名前の通り凄く豪華でとても美味しいそうだ。
甘いものには目がない俺は行きたいと思い話を聞きにいったが、どうやらそのカフェはどこもかしこもピンクで入りずらいそうだ。
だが葵のこの可愛らしさならそんなカフェでも似合ってしまうだろう。
葵はそこまで甘いものに執着が無いのか「えー!そんな所に行くよりきょうちゃんと2人きりになれるところがいい!」と言っていたが、そんな葵が一緒に行ってくれるなんて、、
いや、でも、、、
「お願い!ええっと今度売店で幻のクリームメロンパン買ってくるから!!俺、頑張るから!!」
ま、幻のクリームメロンパン!!
売り出して数秒でなくなるあのクリームメロンパンを食べられるなんて、、
「ああもう、わかったよ、、」
「やったー!!!」
「さすがきょうちゃん!!」
早く着替えてこい。と気が変わるのを恐れてかぐいぐい自分の部屋へ押し込められる。
ああー、くそ。
いやでもクリームメロンパンにスペシャルプレミアムゴージャスパフェ、さらに要の手料理と言われれば、、
なんか食べ物ばっかだな。
「まだー??」「はやくー!!」
と急かす声が聞こえ、しょうがなく着替え始める。
懐かしさまで思い出す制服姿。
ご丁寧にツインテールのかつらまでしっかり入っている。
みんなが待ち構えてるんだよな、そう思うと出るのが恥ずかしくなりドアの前で躊躇してしまう。
「もう着替えた??」
葵の明るい声がする。
「き、着替えたけど、、」
「じゃあ早く出てきてよー!!」
分かってるよ、分かってるけど、、
「もう!開けちゃうよ!」
その声と共に目の前のドアがばっと開けられた。
、、、
「やっぱりかわいー!!」
そう言って抱きついてきた葵。
「おい、離れろ。見えないだろ。」
そう言い要が葵を引っ張る。
見えなくていいのに、、葵が離れ上から下まで舐めるように見てくる要。
なんかこわい、、
「そんなにジロジロみるなよ、、恥ずかしいだろ、、」
途端にみんな顔が赤くなる。
いや俺も赤いか、、
「やばっかわいー。本当に女の子みたい、、」
じーっと見つめていた光がやっと声を出した。
「なぁもう着替えていいか?」
「ちょっと待って!!
もうちょっとそのままでいてよー。」
葵が駄々をこねる。
うう、早く着替えたい。
スカートも短いしスースーする。
「写真!写真撮っていい?」
光が興奮しながら聞いてくる。
「え?だめ。やめて、恥ずかしい。」
必死にダメダメと手を振る
「えーお願い!1枚だけ!!
あ、じゃあみんなで撮ろ!ほらほら寄って!」
そう言いながらスマホを掲げる。
葵と要が両端に来たので逃げられない。
まあ皆とならいいか。と了承したもののシャッターが中々止まらない。
「も、もうやめて。」
これ以上この格好を残したくない。
さあもういいだろうと部屋へ戻ろうとすると、
「なぁ、俺も抱きしめていいか?」
そう要の声がしたと思ったら、腕を引かれ抱きしめられた。
「いやもう抱きしめてるじゃん。」
、、、さわさわ
「んな、え?ちょっとどこ触ってんの?
や、離して。」
あろうことか露出していた太ももを触ってきた。
慌てて腕から逃げる。
「いや、、、つい、、」
そう頬を染めそっぽを向く要。
赤くなりたいのはこっちだよ!!そう思いながら、2人に要が責められている隙に部屋へ戻り着替えた。
中を覗くと、、、
そっと覗くのをやめ紙袋をすっと遠ざけた。
「ん?なんだったの??」
今度は葵が覗く。
「あ!これって!!
え、なんで光が持ってるの?」
「実はたまたま衣装を集めてる奴と知り合いで、せっかく作ったのにもう使わないっていうから譲って貰ったんだ、、。」
「そうなんだ。なんで譲ってもらったの?
光が着るの?」
期待を込めてそう言った。
「そんな訳ないだろ。
、、、恭に着て欲しくて、、。
お願い!俺たち遠かったからあんまり見れてないんだよー。だから、お願い!!!」
「やだ。絶対やだ。」
「なんの話だ?」
よく分かっていない要がそう呟く。
「紙袋の中、、リレーの時にした女装の服が入ってたんだよ。
俺は絶対着ないからな!」
「えー!恭に着てもらおうと思って貰ってきたのにー!!」
「僕ももっかい見たいなー!!」
「着たらお前の好きなもの作ってやるよ。何でも。」
要の料理は正直また食べたい、、、いやでも、、
「きょうちゃん!じゃあ今度の休み街に降りて最近できたスペシャルプレミアムゴージャスパフェ!食べに行こ!!
僕がおごってあげる!
1人じゃ行きずらいって言ってたでしょ!!」
うっ、、
クラスメイトが何やら凄く豪勢な名前のパフェがあるカフェが出来たと騒いでいた。
何でも名前の通り凄く豪華でとても美味しいそうだ。
甘いものには目がない俺は行きたいと思い話を聞きにいったが、どうやらそのカフェはどこもかしこもピンクで入りずらいそうだ。
だが葵のこの可愛らしさならそんなカフェでも似合ってしまうだろう。
葵はそこまで甘いものに執着が無いのか「えー!そんな所に行くよりきょうちゃんと2人きりになれるところがいい!」と言っていたが、そんな葵が一緒に行ってくれるなんて、、
いや、でも、、、
「お願い!ええっと今度売店で幻のクリームメロンパン買ってくるから!!俺、頑張るから!!」
ま、幻のクリームメロンパン!!
売り出して数秒でなくなるあのクリームメロンパンを食べられるなんて、、
「ああもう、わかったよ、、」
「やったー!!!」
「さすがきょうちゃん!!」
早く着替えてこい。と気が変わるのを恐れてかぐいぐい自分の部屋へ押し込められる。
ああー、くそ。
いやでもクリームメロンパンにスペシャルプレミアムゴージャスパフェ、さらに要の手料理と言われれば、、
なんか食べ物ばっかだな。
「まだー??」「はやくー!!」
と急かす声が聞こえ、しょうがなく着替え始める。
懐かしさまで思い出す制服姿。
ご丁寧にツインテールのかつらまでしっかり入っている。
みんなが待ち構えてるんだよな、そう思うと出るのが恥ずかしくなりドアの前で躊躇してしまう。
「もう着替えた??」
葵の明るい声がする。
「き、着替えたけど、、」
「じゃあ早く出てきてよー!!」
分かってるよ、分かってるけど、、
「もう!開けちゃうよ!」
その声と共に目の前のドアがばっと開けられた。
、、、
「やっぱりかわいー!!」
そう言って抱きついてきた葵。
「おい、離れろ。見えないだろ。」
そう言い要が葵を引っ張る。
見えなくていいのに、、葵が離れ上から下まで舐めるように見てくる要。
なんかこわい、、
「そんなにジロジロみるなよ、、恥ずかしいだろ、、」
途端にみんな顔が赤くなる。
いや俺も赤いか、、
「やばっかわいー。本当に女の子みたい、、」
じーっと見つめていた光がやっと声を出した。
「なぁもう着替えていいか?」
「ちょっと待って!!
もうちょっとそのままでいてよー。」
葵が駄々をこねる。
うう、早く着替えたい。
スカートも短いしスースーする。
「写真!写真撮っていい?」
光が興奮しながら聞いてくる。
「え?だめ。やめて、恥ずかしい。」
必死にダメダメと手を振る
「えーお願い!1枚だけ!!
あ、じゃあみんなで撮ろ!ほらほら寄って!」
そう言いながらスマホを掲げる。
葵と要が両端に来たので逃げられない。
まあ皆とならいいか。と了承したもののシャッターが中々止まらない。
「も、もうやめて。」
これ以上この格好を残したくない。
さあもういいだろうと部屋へ戻ろうとすると、
「なぁ、俺も抱きしめていいか?」
そう要の声がしたと思ったら、腕を引かれ抱きしめられた。
「いやもう抱きしめてるじゃん。」
、、、さわさわ
「んな、え?ちょっとどこ触ってんの?
や、離して。」
あろうことか露出していた太ももを触ってきた。
慌てて腕から逃げる。
「いや、、、つい、、」
そう頬を染めそっぽを向く要。
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