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チョコレートを食べただけで酔ってしまっただなんて、、
「本当に覚えてないんだな。
俺が口移しで水飲ましてやった事も忘れたのか?」
ニヤッとしながら傑先輩がそう行ってくる。
え、、?嘘だよな、、
「も~!せっかく黙ってたのに!
言わないでよ!!」
大智先輩がそう言うので嘘ではなさそうだ。
途端に顔が熱くなる。
ただでさえ夕先輩にあんなことされて戸惑っていたのに、、もうやめてくれ、、
「そう落ち込むな。またしてやるから。」
肩にぽんっと慰めるように手を置いてくる傑先輩。
「落ち込んでません!
またなんてありませんから!!」
肩に乗った手をはらい落とす。
恥ずかしくて死にそうだ。
早く部屋に帰りたい。
、、、
「ああ!!!
まずい!葵達が待ってたんだった!
スマホスマホ、、あれ?充電切れ?」
「ああ、それうるさかったから電源落とした。」
なんてことを、、!!
ひとまず電源ボタンを押すとたちあがった。
画面が明るくなった瞬間電話が鳴る。
要からだ。
意を決して出る。
「おい。今どこだ?」
俺がもしもしを言う前に要がそう聞いてきた。
いつもより何倍も声が低い。
絶対怒ってる、、、
「あ、あの。夕先輩の部屋の前、です。」
緊張して敬語になってしまう。
「ああ??何でそんなとこにいんだよ。
いや、まあいい。とにかく今すぐ帰ってこい。」
有無を言わせないその声に元気よくはい!と返事をし、先輩達にお礼を言って急いでエレベーターに向かった。
ここから1階に降りる時は俺一人でもエレベーターに乗れるみたいだ。
慌てていたから何も気にせず乗ってしまったが良かった。
チーン
エレベーターが開くと先程声を聞いた要が目の前にいた。
どうみてもご立腹だ。
ぐいっと腕を引かれそのまま引っ張られるように部屋へと進む。
ぐんぐん歩いていくため声もかけられず何だか怖い。
玄関に入り靴を脱ぐのは待ってくれていたが、脱ぎ終わるとまた引っ張られる。
「うわっ!!」
リビングに入るとソファに投げられた。
ぼふっと着地し要の方へ向き直るとすぐ目の前には要の顔が。
どうやら要がソファに乗り出し俺を組み敷いている。
「で?俺達との約束を破った訳を話してもらおうか。」
「う、、あの本当にごめんなさい。」
まずは謝り、その後チョコレートを食べて酔ってしまった事。
そのまますぐソファで寝てしまい連絡が出来なかった事。
談話室にはソファしかない為、急遽夕先輩のベッドに寝かせてもらった事。
とりあえず俺の分かる全てを話した。
「本当に覚えてないんだな。
俺が口移しで水飲ましてやった事も忘れたのか?」
ニヤッとしながら傑先輩がそう行ってくる。
え、、?嘘だよな、、
「も~!せっかく黙ってたのに!
言わないでよ!!」
大智先輩がそう言うので嘘ではなさそうだ。
途端に顔が熱くなる。
ただでさえ夕先輩にあんなことされて戸惑っていたのに、、もうやめてくれ、、
「そう落ち込むな。またしてやるから。」
肩にぽんっと慰めるように手を置いてくる傑先輩。
「落ち込んでません!
またなんてありませんから!!」
肩に乗った手をはらい落とす。
恥ずかしくて死にそうだ。
早く部屋に帰りたい。
、、、
「ああ!!!
まずい!葵達が待ってたんだった!
スマホスマホ、、あれ?充電切れ?」
「ああ、それうるさかったから電源落とした。」
なんてことを、、!!
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要からだ。
意を決して出る。
「おい。今どこだ?」
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いつもより何倍も声が低い。
絶対怒ってる、、、
「あ、あの。夕先輩の部屋の前、です。」
緊張して敬語になってしまう。
「ああ??何でそんなとこにいんだよ。
いや、まあいい。とにかく今すぐ帰ってこい。」
有無を言わせないその声に元気よくはい!と返事をし、先輩達にお礼を言って急いでエレベーターに向かった。
ここから1階に降りる時は俺一人でもエレベーターに乗れるみたいだ。
慌てていたから何も気にせず乗ってしまったが良かった。
チーン
エレベーターが開くと先程声を聞いた要が目の前にいた。
どうみてもご立腹だ。
ぐいっと腕を引かれそのまま引っ張られるように部屋へと進む。
ぐんぐん歩いていくため声もかけられず何だか怖い。
玄関に入り靴を脱ぐのは待ってくれていたが、脱ぎ終わるとまた引っ張られる。
「うわっ!!」
リビングに入るとソファに投げられた。
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どうやら要がソファに乗り出し俺を組み敷いている。
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まずは謝り、その後チョコレートを食べて酔ってしまった事。
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