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シエル王子side
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今日は私の誕生日パーティー。
今年は学園に入学するまで後2年と言う事もあり、早めに関係を築くようにと同じ世代の者達が集められた。
子どものみなので日中のガーデンパーティーとなった。
貴族全員となると庭に入りきれないので公爵家以上と制限される事になった。
王子という立場上しょうがないのだが、あまり大人数が得意ではないので丁度良い。
それでも結局、私と少しでも関係性を作るためパーティーに入場するやいなや大勢に囲まれてしまった。
物心ついた頃から張り付いている笑顔と優しい仕草でスマートに対応していく。
もう慣れたものだ、、
よく父様に会いに来る、近衛騎士や宰相の子どもも来ているんだっけ。
時折囲んでいる人達から、"サイオン様も素敵でした。""セシル様はこの世に舞い降りた天使のよう、、"など聞こえてくるので余計に気になる。
確かに近衛騎士も宰相も美形であるので、2人もそれを継いでいるのだろう。
離れた所にいる2人をたまに目で追いかける。
ここからだと髪色しか分からないな、、
ちらちら見ているのがバレたのか、
「シエル王子もあのおふたりが気になるのですか?」
「あぁ、すまない。まだ2人とは挨拶をしていない事を思い出してね。」
「そ、それは大変失礼いたしました!
私達が邪魔をしておりましたよね、
みんな!シエル王子から離れるんだ。」
たしか、「チャールズだったね?ありがとう。」
「こ!光栄でございます!行ってらっしゃいませ!
、、、名前を覚えてていただけたなんて、、」
合っていて良かった。
チャールズのおかげで2人に近づくことが出来た。
周りもチャールズに合わせて距離を開けてくれた。
近づくと何やら凄く楽しそうだ。
鈴の音のような綺麗な声が聞こえて思わず会話を挟んでしまった。
私の声に振り向く濃紫の髪色の子、まさに天使だった。
時が止まりそうなほどの可愛さだったが、相手の方が驚いてしまったようでお皿が今にも落ちそうだ。
慌てて手を取り助ける。
間近で見るとさらに天使だった。
太陽の光を浴びてキラキラ輝く金色の瞳。
艶やかな濃紫色の髪は後ろに流しており、可愛い真っ白なおでこに思わずキスを落としたくなった。
、、、落ち着け。
濃紫の髪色という事は、きっと宰相の子だろう。
聞くとやっぱり合っていた。
これは確かに弱愛したくなるだろう。
私の招待でなければ表に出したくないと断っていただろうな。
思わずその白い頬を撫でたくなって手が伸びてしまう。
しかしセシルに触れることは無かった。
サイオンに握られてしまったのだ。
セシルしか見えておらず、挨拶を忘れてしまったのは申し訳無いが、なぜセシルより先にサイオンと握手しなければならないのだ。
セシルともまだ握手していないのに。
イライラする感情を何とか押し殺して笑顔で挨拶を返す。
何とかセシルと2人きりになりたくて、私が休憩する為に作られたガゼボへ案内する。
もちろんセシルだけ。
誘ったのはセシルだけなのに案の定付いてこようとするサイオン。
そこも抜かりは無い。
すぐさまチャールズを呼び戻しサイオンを囲ませた。
話したいと言っていたので丁度良いだろう。
これでしばらくは2人きりだ。
目の前に座りセシルを思う存分堪能する。
私が出会う人は、私となかよくなりたくて近づく人か敵対心むき出しの人のどちらかだ。
セシルはそのどちらにも当てはまらない。
私の事を本当に何とも思っていなさそうだった。
それがまた不思議で何としてでも振り向かせたい、なかよくなりたいと思ってしまう。
それにそんなセシルに一目置かれているサイオンが羨ましくて気に入らない。
しかも聞くところによると毎週会っているそうだ。
なんて羨ましいんだ、、
セシルが自分を守るため鍛えていると言ったが、そんな事を聞くと私も守られる側だが、私自ら守ってあげたくなってしまう。
その事を伝えると、照れ隠すように笑うセシルも可愛い。
美味しそうに食事するセシルは見ていて本当に飽きない。
私は食べ物に美味しさを感じた事がない。
毎日同じようなものを食べている感覚だ。
別にそれに関して特に思う事もない。
だが、その事を伝えるとセシルは酷く驚いていた。
信じられない、、と表情から読み取れる。
それなら、とずっと考えていたセシルに敬称なしでの私の名前を呼んでもらう事をお願いしてみると、
「、、、シエル、これ美味しいから食べてみて?」
と恥ずかしいのか少し顔を赤らめながら上目遣いで言ってきた。
尚且つお肉を差したフォークを差し出してくる。
可愛いすぎる。可愛すぎて心配になるくらいだ。
私以外にそんな表情していないよな?
こんな事していないよな?
そっとフォークに近づき食べる。
じゅわ~と口の中に広がる肉の旨味と絡まるソースのコク。
「、、、美味しい。」
初めて食べ物の味が分かった気がした。
思わず嬉しくなって笑顔でお礼を言うと、セシルが固まっている。
「セシル?」
ハッとしたセシルは笑顔が素敵だったと褒めてくれた。
私はずっと笑顔だったと思うのに、なぜ急に固まったんだろうと疑問に思い聞くと、
「そうですけど、さっきのはなんて言うか本当の!笑顔のようだったので。」
その言葉を聞いて今度は私が固まってしまった。
今まで笑顔が素敵だと言われたことは何万回もあるが、笑顔が作り物だと言われた事は1度もない。
それに確かにさっきのは心からの笑顔だ。
素直に美味しいと思った笑顔。
相手に合わせて作った笑顔ではない。
それに気づいてくれた事が嬉しくて、ぐんっと心に響く。
気づけば私の事が好きか?なんて直球の事を聞いてしまっていた。
結果は人として。
まあ嫌われていないのなら何とでも出来る。
学園へ入学するまでなんて待てない。
サイオンもいるのだから、私も最低でも週に1回は会わなければ。
この国一のパティシエ、そう言えばあっという間に食いついた。
甘いものを想像して笑顔になるセシルは本当に可愛い。
まだまだ一緒にいたかったが、残念ながら邪魔が来てしまった。
もうパーティーもお開きのようだ。
別れの挨拶を告げていると、セシルから
「シエル!あの、お誕生日おめでとうございます!
遅くなってしまってごめんなさい。」
と言われた。
バタバタと連れ去ってしまったので言うタイミングを逃していたのだろう。
慌てた様子で言ってくれたセシルが本当に愛らしい。
それにまた敬称なしで呼んでくれた所もグッときた。
思わず頭を撫でそのまま優しくすぅと耳の後ろから顎までを堪能した。
今度は邪魔をされなくて良かった。
耳の後ろを撫でた時、小さくピクっとするセシル。
耳が弱いんだね。
今度2人きりになった時に思い切り可愛がってあげよう。
早く国一のパティシエに連絡を取らなければ。
そう思いながらその場を後にした。
今年は学園に入学するまで後2年と言う事もあり、早めに関係を築くようにと同じ世代の者達が集められた。
子どものみなので日中のガーデンパーティーとなった。
貴族全員となると庭に入りきれないので公爵家以上と制限される事になった。
王子という立場上しょうがないのだが、あまり大人数が得意ではないので丁度良い。
それでも結局、私と少しでも関係性を作るためパーティーに入場するやいなや大勢に囲まれてしまった。
物心ついた頃から張り付いている笑顔と優しい仕草でスマートに対応していく。
もう慣れたものだ、、
よく父様に会いに来る、近衛騎士や宰相の子どもも来ているんだっけ。
時折囲んでいる人達から、"サイオン様も素敵でした。""セシル様はこの世に舞い降りた天使のよう、、"など聞こえてくるので余計に気になる。
確かに近衛騎士も宰相も美形であるので、2人もそれを継いでいるのだろう。
離れた所にいる2人をたまに目で追いかける。
ここからだと髪色しか分からないな、、
ちらちら見ているのがバレたのか、
「シエル王子もあのおふたりが気になるのですか?」
「あぁ、すまない。まだ2人とは挨拶をしていない事を思い出してね。」
「そ、それは大変失礼いたしました!
私達が邪魔をしておりましたよね、
みんな!シエル王子から離れるんだ。」
たしか、「チャールズだったね?ありがとう。」
「こ!光栄でございます!行ってらっしゃいませ!
、、、名前を覚えてていただけたなんて、、」
合っていて良かった。
チャールズのおかげで2人に近づくことが出来た。
周りもチャールズに合わせて距離を開けてくれた。
近づくと何やら凄く楽しそうだ。
鈴の音のような綺麗な声が聞こえて思わず会話を挟んでしまった。
私の声に振り向く濃紫の髪色の子、まさに天使だった。
時が止まりそうなほどの可愛さだったが、相手の方が驚いてしまったようでお皿が今にも落ちそうだ。
慌てて手を取り助ける。
間近で見るとさらに天使だった。
太陽の光を浴びてキラキラ輝く金色の瞳。
艶やかな濃紫色の髪は後ろに流しており、可愛い真っ白なおでこに思わずキスを落としたくなった。
、、、落ち着け。
濃紫の髪色という事は、きっと宰相の子だろう。
聞くとやっぱり合っていた。
これは確かに弱愛したくなるだろう。
私の招待でなければ表に出したくないと断っていただろうな。
思わずその白い頬を撫でたくなって手が伸びてしまう。
しかしセシルに触れることは無かった。
サイオンに握られてしまったのだ。
セシルしか見えておらず、挨拶を忘れてしまったのは申し訳無いが、なぜセシルより先にサイオンと握手しなければならないのだ。
セシルともまだ握手していないのに。
イライラする感情を何とか押し殺して笑顔で挨拶を返す。
何とかセシルと2人きりになりたくて、私が休憩する為に作られたガゼボへ案内する。
もちろんセシルだけ。
誘ったのはセシルだけなのに案の定付いてこようとするサイオン。
そこも抜かりは無い。
すぐさまチャールズを呼び戻しサイオンを囲ませた。
話したいと言っていたので丁度良いだろう。
これでしばらくは2人きりだ。
目の前に座りセシルを思う存分堪能する。
私が出会う人は、私となかよくなりたくて近づく人か敵対心むき出しの人のどちらかだ。
セシルはそのどちらにも当てはまらない。
私の事を本当に何とも思っていなさそうだった。
それがまた不思議で何としてでも振り向かせたい、なかよくなりたいと思ってしまう。
それにそんなセシルに一目置かれているサイオンが羨ましくて気に入らない。
しかも聞くところによると毎週会っているそうだ。
なんて羨ましいんだ、、
セシルが自分を守るため鍛えていると言ったが、そんな事を聞くと私も守られる側だが、私自ら守ってあげたくなってしまう。
その事を伝えると、照れ隠すように笑うセシルも可愛い。
美味しそうに食事するセシルは見ていて本当に飽きない。
私は食べ物に美味しさを感じた事がない。
毎日同じようなものを食べている感覚だ。
別にそれに関して特に思う事もない。
だが、その事を伝えるとセシルは酷く驚いていた。
信じられない、、と表情から読み取れる。
それなら、とずっと考えていたセシルに敬称なしでの私の名前を呼んでもらう事をお願いしてみると、
「、、、シエル、これ美味しいから食べてみて?」
と恥ずかしいのか少し顔を赤らめながら上目遣いで言ってきた。
尚且つお肉を差したフォークを差し出してくる。
可愛いすぎる。可愛すぎて心配になるくらいだ。
私以外にそんな表情していないよな?
こんな事していないよな?
そっとフォークに近づき食べる。
じゅわ~と口の中に広がる肉の旨味と絡まるソースのコク。
「、、、美味しい。」
初めて食べ物の味が分かった気がした。
思わず嬉しくなって笑顔でお礼を言うと、セシルが固まっている。
「セシル?」
ハッとしたセシルは笑顔が素敵だったと褒めてくれた。
私はずっと笑顔だったと思うのに、なぜ急に固まったんだろうと疑問に思い聞くと、
「そうですけど、さっきのはなんて言うか本当の!笑顔のようだったので。」
その言葉を聞いて今度は私が固まってしまった。
今まで笑顔が素敵だと言われたことは何万回もあるが、笑顔が作り物だと言われた事は1度もない。
それに確かにさっきのは心からの笑顔だ。
素直に美味しいと思った笑顔。
相手に合わせて作った笑顔ではない。
それに気づいてくれた事が嬉しくて、ぐんっと心に響く。
気づけば私の事が好きか?なんて直球の事を聞いてしまっていた。
結果は人として。
まあ嫌われていないのなら何とでも出来る。
学園へ入学するまでなんて待てない。
サイオンもいるのだから、私も最低でも週に1回は会わなければ。
この国一のパティシエ、そう言えばあっという間に食いついた。
甘いものを想像して笑顔になるセシルは本当に可愛い。
まだまだ一緒にいたかったが、残念ながら邪魔が来てしまった。
もうパーティーもお開きのようだ。
別れの挨拶を告げていると、セシルから
「シエル!あの、お誕生日おめでとうございます!
遅くなってしまってごめんなさい。」
と言われた。
バタバタと連れ去ってしまったので言うタイミングを逃していたのだろう。
慌てた様子で言ってくれたセシルが本当に愛らしい。
それにまた敬称なしで呼んでくれた所もグッときた。
思わず頭を撫でそのまま優しくすぅと耳の後ろから顎までを堪能した。
今度は邪魔をされなくて良かった。
耳の後ろを撫でた時、小さくピクっとするセシル。
耳が弱いんだね。
今度2人きりになった時に思い切り可愛がってあげよう。
早く国一のパティシエに連絡を取らなければ。
そう思いながらその場を後にした。
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