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2章
2章12話 スメラギ・サリナという人物
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株式会社ミルキー・パフ。
高校生から二十代の女性に圧倒的な支持を受ける、女性用下着メーカーだ。
設立からわずか八年足らずで、年商40億、従業員数800名を超える企業に成長。
高品質かつ安価なランジェリーそのものへの評価ももちろん高いが、もっとも特筆すべきは社長自らがモデルとなって商品を宣伝する広告にあった。
その社長こそがスメラギ・サリナ。
その圧倒的美貌と抜群のスタイル、そして優れた経営手腕で、二十歳のときに立ち上げた無名の新興企業に一気に注目を集めたカリスマ経営者だ。
テレビや雑誌で取り上げられたこともある、今をときめくスターの一人。
「…………」
そんな人物の情報を自室で調べながら、僕は改めて首を振った。
……こんな人があんなクラブで働いているわけがない。
年商40億の会社の社長だ。しかもこの美貌。
金にも男にも一生困らない、僕なんかとは住む世界の違う人間だ。
そんな煌びやかなセレブ女社長が、あんなクラブでほとんど全裸みたいな恰好で……僕みたいな子供に媚びを売って、あんな……とんでもないサービスをするなんてあり得ない。
「……サリナ」
ただ、その名前だけがどうしても気になった。
サリナ……別に珍しい名前じゃない。
あの日、僕の接客をしてくれた人と同じ名前というだけで、同一人物とは断定できない。
「……でも」
――買ってくれたら、きっとあなたを満足させてあげられるわ。――この前みたいに。
あの人はそう言った。
クラブの場所も知っていたし、少なくともあのクラブの関係者であることは確実なんだ。
「でも……顔が違う気がするんだよなあ」
そう、そこが一番腑に落ちない点だった。
ネットに乗っているスメラギ・サリナの写真を見ながら、あの日のサリナさんの容姿を思い出す。
……確かに、どことなく似ている感じはある。
顔立ちというか、顔のパーツは似ている気がする。
それに、身体の方も似ているように見える。
あの日、至近距離で凝視して、密着して、揉んだりもしたサリナさんの身体。
ネットにはスメラギ・サリナの下着姿の広告がいくつもあったが、見比べると似ているような気がする。
「似てる……けど、あくまで似てる止まりなんだよなあ」
もし本当に同一人物なら、『似てる』ではなくハッキリそうだとわかるはずだ。
でもなんというか、印象が違う。
顔立ちは似ているのに、同一人物だとどうしても思えない。
実際電車で隣に座ったときもサリナさんだとは全く思わなかったし、もし名前を聞かなければあの人がサリナさんだなんて絶対に考えなかっただろう。
「……不思議だ。似てるのに別人にしか思えないなんて」
まるで魔法にでもかけられたような気持ちだった。
「僕だけじゃ判断できないな。誰か知ってそうな人は……」
そんな人は一人しかいなかった。
そもそも学校で女性用下着メーカーの社長の話題ができる親しい友人なんて、詩織先輩以外いない。
「え、スメラギ・サリナ?」
「はい。知ってますか?」
「……まあ、一応。有名な下着メーカーの社長さんでしょ?」
翌日の放課後、僕は図書室に出向いて詩織先輩にスメラギ・サリナのことを尋ねた。
「昨日先輩と別れて電車に乗ったら、その人に車内で話しかけられたんです」
「え……? それは……あり得ないと思うけど」
「どうしてですか?」
「……だって……」
そこで口ごもる先輩。
でも確かにおかしな話だとは思う。僕も名刺を貰って、実際にネットで本人の顔写真を検索するまでは信じられなかった。
「ほら、そんなお金持ちな人は電車なんて乗らないんじゃないかな」
「それは……」
それは多分、僕に接触するためだったんじゃないだろうか。
理由は分からないけど、あのクラブの人たちは僕を狙っている様子だった。
サリナさんが待ち伏せしていた可能性はゼロじゃない。
「その人は君になんて言ったの?」
「それは……言えません。口止めされてて」
「……口止め、か」
訝しそうな先輩の視線。
確かにこんな話、まともに聞いてくれるのは先輩くらいだろう。
「ただ、とあるビルの地下に、その……すごくいい商品が売ってて、それがオススメだから買ってほしいって」
「女性用下着メーカーの社長から、男子高校生におすすめの商品……?」
「……変、ですよね、やっぱり」
売っているのは下着じゃなくて、人そのものらしい。
接客の指名ともまた違う、キャストの購入というシステム。
これが何を意味するのかは分からないけど、とにかくサリナさんは僕にそれを勧めていた。
あんな異様な空間で「人を買う」なんて言われたら……やっぱりいかがわしい内容を想像してしまう。
「どうして君に買わせたいんだろうね。不思議な人」
「……それは」
あの人たちが、何故か僕を狙っているから……?
しかも文脈を読み解くと、サリナさんは「自分を買ってくれ」と僕にプレゼンしているという形になる。
大企業の若い敏腕女社長が、僕みたいな何の変哲もないただの男子高校生に「買われる」ことをねだる……そこにどんな意味や理由が隠されているかなんて、僕なんかにはもう想像もできない。
「やっぱり、無視した方がいいですよねこんな話」
あはは、と笑ってごまかす。
そもそもあのクラブにもう一度出向くなんて、普通に怖いよ。
やっぱりこの話は忘れよう。
「まあでも、一度試しに行ってみるくらいはいいんじゃない?」
「え……?」
「せっかくそんな凄い社長さんから誘われたんでしょ? ちょっと覗きにいくだけならタダだしいいんじゃないかな」
タダ……そういえばあの日も無料というワードを散々押してきていた。
「私もミルキー・パフの下着いくつか持ってるし、興味あるなー。どんなオススメ商品が売ってるのか見てきて教えてほしいかも」
「……先輩の下着」
思わぬ脳内で想像してしまい、ごくりと喉が鳴る。
「エッチ」
「ぅええ!?」
「私の下着姿想像したでしょ」
「ち、ちがいますよ! ど、どんな下着が似合うかなって!」
「あはは、それ想像してるよね」
顔を真っ赤にしてうつむく僕。
「ご、ごめんなさい……」
「いいよ別に、怒ってない。じゃあ代わりに、私に似合いそうな下着があったら教えて? それでチャラにしよ」
「……う」
な、なんかいつになく先輩の押しが強い。
でもなんか断りづらい雰囲気になっちゃったし……。
「わ、分かりました」
結局僕はそう返答してしまった。
でも心のどこかでは、少しだけ鼓動が高鳴っている自分もいた。
またあのクラブに行く口実ができた。
そう思ってしまっている自分を、僕は自覚した。
高校生から二十代の女性に圧倒的な支持を受ける、女性用下着メーカーだ。
設立からわずか八年足らずで、年商40億、従業員数800名を超える企業に成長。
高品質かつ安価なランジェリーそのものへの評価ももちろん高いが、もっとも特筆すべきは社長自らがモデルとなって商品を宣伝する広告にあった。
その社長こそがスメラギ・サリナ。
その圧倒的美貌と抜群のスタイル、そして優れた経営手腕で、二十歳のときに立ち上げた無名の新興企業に一気に注目を集めたカリスマ経営者だ。
テレビや雑誌で取り上げられたこともある、今をときめくスターの一人。
「…………」
そんな人物の情報を自室で調べながら、僕は改めて首を振った。
……こんな人があんなクラブで働いているわけがない。
年商40億の会社の社長だ。しかもこの美貌。
金にも男にも一生困らない、僕なんかとは住む世界の違う人間だ。
そんな煌びやかなセレブ女社長が、あんなクラブでほとんど全裸みたいな恰好で……僕みたいな子供に媚びを売って、あんな……とんでもないサービスをするなんてあり得ない。
「……サリナ」
ただ、その名前だけがどうしても気になった。
サリナ……別に珍しい名前じゃない。
あの日、僕の接客をしてくれた人と同じ名前というだけで、同一人物とは断定できない。
「……でも」
――買ってくれたら、きっとあなたを満足させてあげられるわ。――この前みたいに。
あの人はそう言った。
クラブの場所も知っていたし、少なくともあのクラブの関係者であることは確実なんだ。
「でも……顔が違う気がするんだよなあ」
そう、そこが一番腑に落ちない点だった。
ネットに乗っているスメラギ・サリナの写真を見ながら、あの日のサリナさんの容姿を思い出す。
……確かに、どことなく似ている感じはある。
顔立ちというか、顔のパーツは似ている気がする。
それに、身体の方も似ているように見える。
あの日、至近距離で凝視して、密着して、揉んだりもしたサリナさんの身体。
ネットにはスメラギ・サリナの下着姿の広告がいくつもあったが、見比べると似ているような気がする。
「似てる……けど、あくまで似てる止まりなんだよなあ」
もし本当に同一人物なら、『似てる』ではなくハッキリそうだとわかるはずだ。
でもなんというか、印象が違う。
顔立ちは似ているのに、同一人物だとどうしても思えない。
実際電車で隣に座ったときもサリナさんだとは全く思わなかったし、もし名前を聞かなければあの人がサリナさんだなんて絶対に考えなかっただろう。
「……不思議だ。似てるのに別人にしか思えないなんて」
まるで魔法にでもかけられたような気持ちだった。
「僕だけじゃ判断できないな。誰か知ってそうな人は……」
そんな人は一人しかいなかった。
そもそも学校で女性用下着メーカーの社長の話題ができる親しい友人なんて、詩織先輩以外いない。
「え、スメラギ・サリナ?」
「はい。知ってますか?」
「……まあ、一応。有名な下着メーカーの社長さんでしょ?」
翌日の放課後、僕は図書室に出向いて詩織先輩にスメラギ・サリナのことを尋ねた。
「昨日先輩と別れて電車に乗ったら、その人に車内で話しかけられたんです」
「え……? それは……あり得ないと思うけど」
「どうしてですか?」
「……だって……」
そこで口ごもる先輩。
でも確かにおかしな話だとは思う。僕も名刺を貰って、実際にネットで本人の顔写真を検索するまでは信じられなかった。
「ほら、そんなお金持ちな人は電車なんて乗らないんじゃないかな」
「それは……」
それは多分、僕に接触するためだったんじゃないだろうか。
理由は分からないけど、あのクラブの人たちは僕を狙っている様子だった。
サリナさんが待ち伏せしていた可能性はゼロじゃない。
「その人は君になんて言ったの?」
「それは……言えません。口止めされてて」
「……口止め、か」
訝しそうな先輩の視線。
確かにこんな話、まともに聞いてくれるのは先輩くらいだろう。
「ただ、とあるビルの地下に、その……すごくいい商品が売ってて、それがオススメだから買ってほしいって」
「女性用下着メーカーの社長から、男子高校生におすすめの商品……?」
「……変、ですよね、やっぱり」
売っているのは下着じゃなくて、人そのものらしい。
接客の指名ともまた違う、キャストの購入というシステム。
これが何を意味するのかは分からないけど、とにかくサリナさんは僕にそれを勧めていた。
あんな異様な空間で「人を買う」なんて言われたら……やっぱりいかがわしい内容を想像してしまう。
「どうして君に買わせたいんだろうね。不思議な人」
「……それは」
あの人たちが、何故か僕を狙っているから……?
しかも文脈を読み解くと、サリナさんは「自分を買ってくれ」と僕にプレゼンしているという形になる。
大企業の若い敏腕女社長が、僕みたいな何の変哲もないただの男子高校生に「買われる」ことをねだる……そこにどんな意味や理由が隠されているかなんて、僕なんかにはもう想像もできない。
「やっぱり、無視した方がいいですよねこんな話」
あはは、と笑ってごまかす。
そもそもあのクラブにもう一度出向くなんて、普通に怖いよ。
やっぱりこの話は忘れよう。
「まあでも、一度試しに行ってみるくらいはいいんじゃない?」
「え……?」
「せっかくそんな凄い社長さんから誘われたんでしょ? ちょっと覗きにいくだけならタダだしいいんじゃないかな」
タダ……そういえばあの日も無料というワードを散々押してきていた。
「私もミルキー・パフの下着いくつか持ってるし、興味あるなー。どんなオススメ商品が売ってるのか見てきて教えてほしいかも」
「……先輩の下着」
思わぬ脳内で想像してしまい、ごくりと喉が鳴る。
「エッチ」
「ぅええ!?」
「私の下着姿想像したでしょ」
「ち、ちがいますよ! ど、どんな下着が似合うかなって!」
「あはは、それ想像してるよね」
顔を真っ赤にしてうつむく僕。
「ご、ごめんなさい……」
「いいよ別に、怒ってない。じゃあ代わりに、私に似合いそうな下着があったら教えて? それでチャラにしよ」
「……う」
な、なんかいつになく先輩の押しが強い。
でもなんか断りづらい雰囲気になっちゃったし……。
「わ、分かりました」
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でも心のどこかでは、少しだけ鼓動が高鳴っている自分もいた。
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