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第16話 家族会議
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(ふぅー、とりあえず、あの2人が探しているし、あとは、あの人を見つけて、もうやめるように言うだけだ!)
俺は花宮さんのストラップを奪った奴に明日会うことにした。
原作では、花宮さんのストラップを奪った奴が後でボソッと判明する形になっているのだが、何が理由で奪ったのかは分かっていない。ただ、やった奴が分かっているため、あとはその証拠を集めるだけ。幸い、犯人が分かった時、新聞部がその時を撮っていて、証拠になったと書かれていた。
ストラップがなくなった頃に俺は、犯人ついて調べていた。
(新聞部に書くのと、その犯人について知ってる人を探したら、とりあえず、解決するかな?)
俺は、クラスの人たちに聞いていった。
「え?桜のストラップがなくなった?!」
「うん、だから、知らないかな?って思って」
俺は、花宮さんの親友、真名川さんにストラップのことを聞いた。
「いや、ごめん!!知らないわー、そうか、失くしてたのか…こっちでも探してみるね?」
「ありがとう、じゃあ、この人知ってる?」
俺は、原作でも犯人だった、ギャルの写真を見せた。
「ああーこの人、目をつけた人をいじめる人だよー最近、そう言われてる。」
「分かった…ありがとう」
俺は、教室を出ていった。
「ストラップ知らないかって?ええっと…あ!見たことあるわ!この写真に写ってたの」
そう言って、新聞部の女子が俺に見せてくれた。
本当にギャルが盗んでいる瞬間だった。
「これは、証拠になるなー、この写真もらってもいい?」
「え!うん!いいよー、ちょっと待ってねー………はい!どうぞー」
「ありがとう!」
俺はその写真を持って、ギャルに聞くことにした。
「何だよ、こんなところに呼び出して」
「あんまり時間取らないから」
次の日、ギャルを校舎裏に呼び出した。
「花宮さんのストラップ取っただろ?」
「はあ?!取ってねぇし!」
「ええー、取ってたでしょ?ねぇー?」
「取ってねぇ…」
「ふむー、でも、君が取ったって証言があるんだけれど?」
「はっ!そいつらが勝手に言ってるだけだ」
「本当に?」
「言いがかりやめてくんない?」
「言いがかりじゃないけれど?」
自分は知りませんを貫くつもりらしい。
「花宮さんのストラップ、取ったのお前だろって言ってんだけれど?」
俺は少し怒っているような雰囲気を出した。
「ふん!私がやったって言う証拠あるのかよ」
「うん、これ」
俺は、新聞部からもらった写真を彼女に見せた。見たギャルは顔が青ざめていった。
「な、なんで…」
「新聞部の人が撮っていた写真にたまたま映ってた。その写真をお借りしただけー」
「なっ…!くっ…」
「観念してくださいねー、言い逃れなんてできないですよー」
「このっ…!何が目的だよ!」
「俺はただ、花宮さんが悲しむようなことしてほしくないだけだよ。もう、2度とやっちゃあいけないよ?」
「……くっ…分かったよ!やらねぇよ!」
そう言って怒りながら、ギャルは去っていった。
(ふう、これで、花宮さんになんかしてくることはもうないだろう)
ちなみに原作だと、このギャル、真実が明かされていない場合、花宮さんをいじめるようになり、花宮さんが傷つき続け、そして、心が壊れるというシナリオに入ってしまう。1週目は真実がわからなくて、花宮さんを傷つけ続けてしまい、心を壊してしまったから、この内容はよく覚えていた。
次の日、俺が学校に登校すると、翔と花宮さんが楽しそうに話していた。
花宮さんの席にあるカバンにはストラップが付いていた。
(良かった、見つかったみたいだな)
俺は安心しながら席に着いたのだが、ふと花宮さんの方を見ると、彼女もこちらを見ていた。
目が合った時、花宮さんはすぐに目を逸らした。
(あれ?俺、なんかしたかな?)
俺は違う意味で不安になった。
授業が終わり、家に帰宅した俺は、次のイベントのことを思い出そうとしていた。
(次も助けないとバッドエンドに向かってしまう可能性がある。気をつけないと)
コンコンコン…俺の部屋の扉をノックする音が聞こえた。
「はい!どうぞー」
「入るわ」
入ってきたのは、姉さんだった。
「どうしたの?姉さん」
「うん、家族会議をそろそろ行おうと思ってさ」
「家族会議?」
「ええ、瑠奈も玲も良一もこの生活にきっと慣れた頃だと思ったから」
「そっか…了解、どこに何時ごろ集まるの?」
「そうねー、リビングに10時ごろ、どう?」
「分かった。その時間になったら行くよ」
「うん、よろしく」
姉さんが部屋を出ていった。
夜、10時、リビングに行くと姉さん、瑠奈、兄さんの3人がもうすでにいた。
「玲!来たね、こっちおいで」
「うん」
俺は姉さんのそばに行った。
「全員揃ったから、始めるわ」
「何について話すんだ?」
「[フォクシード]についてよ」
「「「!!!」」」
まさか、姉さんからその話が出てくるとは思わなかった。あの日以降、[フォクシード]の名前を口にすることを躊躇っていたが、まさか、姉さんから言われるとは…
「活動するか?ってことか?」
「ええ、今、[フォクシード]は活動休止中で、あのスキャンダルが治るまで、活動しないようにしている。けれど、最近その話が消えてきている。今、私たちがライブを行うかどうか、みんなの意見を聞こうと思って…」
「…………」
俺は考えた。確かに[フォクシード]として活動するにはちょうどいいかもしれない。でも、一度出たスキャンダルは消えやしない。必ずまた、掘り返される。
(活動せずもう、解散した方が安全ではある。でも…)
俺は悩んでいた。世間に色々言われることが嫌だと感じでいる自分と、ライブをやりたいと思っている自分がいる。どちらを取ればいいのか、分からなかった。
「私はまだ、怖い……」
瑠奈がそう言った。あの日以来、表情が乏しくなった瑠奈が、自分の意見を伝えてきた。
「確かにまだ、世間に伝えれば、炎上するわね」
「なら、もう少し待ってみてもいいんじゃねーか?瑠奈も玲もみんながやりたいって思わなきゃ、いい演奏はできない。」
兄さんがちゃんとした意見を伝えた。
「そうね、玲はどう?」
「俺は、ライブをやりたい気持ちがある。でも、マスコミに追われる人生は面白くない。いつかは向き合わないといけないけれど、今は……それに、今の学校生活を楽しみたい!」
「そう……分かったわ、なら、[フォクシード]復活は、先にするわね」
「うん、それでお願い…」
俺たちの家族会議が終わった。
([フォクシード]の復活かーいつかはしないといけないんだよなー、俺、翔達にもし知られたら、どうなるんだろう…)
俺は、その時が来た時どうするのかを考えながら、眠りについた。
※あとがき
白鳥くーん、君がしたこと、花宮さんにバレてるよーまあ、何とかなるか……
そして、いつかはフォクシードが活動するかも?みなさんお楽しみに
次回、友達と遊ぶ!
お楽しみにー
俺は花宮さんのストラップを奪った奴に明日会うことにした。
原作では、花宮さんのストラップを奪った奴が後でボソッと判明する形になっているのだが、何が理由で奪ったのかは分かっていない。ただ、やった奴が分かっているため、あとはその証拠を集めるだけ。幸い、犯人が分かった時、新聞部がその時を撮っていて、証拠になったと書かれていた。
ストラップがなくなった頃に俺は、犯人ついて調べていた。
(新聞部に書くのと、その犯人について知ってる人を探したら、とりあえず、解決するかな?)
俺は、クラスの人たちに聞いていった。
「え?桜のストラップがなくなった?!」
「うん、だから、知らないかな?って思って」
俺は、花宮さんの親友、真名川さんにストラップのことを聞いた。
「いや、ごめん!!知らないわー、そうか、失くしてたのか…こっちでも探してみるね?」
「ありがとう、じゃあ、この人知ってる?」
俺は、原作でも犯人だった、ギャルの写真を見せた。
「ああーこの人、目をつけた人をいじめる人だよー最近、そう言われてる。」
「分かった…ありがとう」
俺は、教室を出ていった。
「ストラップ知らないかって?ええっと…あ!見たことあるわ!この写真に写ってたの」
そう言って、新聞部の女子が俺に見せてくれた。
本当にギャルが盗んでいる瞬間だった。
「これは、証拠になるなー、この写真もらってもいい?」
「え!うん!いいよー、ちょっと待ってねー………はい!どうぞー」
「ありがとう!」
俺はその写真を持って、ギャルに聞くことにした。
「何だよ、こんなところに呼び出して」
「あんまり時間取らないから」
次の日、ギャルを校舎裏に呼び出した。
「花宮さんのストラップ取っただろ?」
「はあ?!取ってねぇし!」
「ええー、取ってたでしょ?ねぇー?」
「取ってねぇ…」
「ふむー、でも、君が取ったって証言があるんだけれど?」
「はっ!そいつらが勝手に言ってるだけだ」
「本当に?」
「言いがかりやめてくんない?」
「言いがかりじゃないけれど?」
自分は知りませんを貫くつもりらしい。
「花宮さんのストラップ、取ったのお前だろって言ってんだけれど?」
俺は少し怒っているような雰囲気を出した。
「ふん!私がやったって言う証拠あるのかよ」
「うん、これ」
俺は、新聞部からもらった写真を彼女に見せた。見たギャルは顔が青ざめていった。
「な、なんで…」
「新聞部の人が撮っていた写真にたまたま映ってた。その写真をお借りしただけー」
「なっ…!くっ…」
「観念してくださいねー、言い逃れなんてできないですよー」
「このっ…!何が目的だよ!」
「俺はただ、花宮さんが悲しむようなことしてほしくないだけだよ。もう、2度とやっちゃあいけないよ?」
「……くっ…分かったよ!やらねぇよ!」
そう言って怒りながら、ギャルは去っていった。
(ふう、これで、花宮さんになんかしてくることはもうないだろう)
ちなみに原作だと、このギャル、真実が明かされていない場合、花宮さんをいじめるようになり、花宮さんが傷つき続け、そして、心が壊れるというシナリオに入ってしまう。1週目は真実がわからなくて、花宮さんを傷つけ続けてしまい、心を壊してしまったから、この内容はよく覚えていた。
次の日、俺が学校に登校すると、翔と花宮さんが楽しそうに話していた。
花宮さんの席にあるカバンにはストラップが付いていた。
(良かった、見つかったみたいだな)
俺は安心しながら席に着いたのだが、ふと花宮さんの方を見ると、彼女もこちらを見ていた。
目が合った時、花宮さんはすぐに目を逸らした。
(あれ?俺、なんかしたかな?)
俺は違う意味で不安になった。
授業が終わり、家に帰宅した俺は、次のイベントのことを思い出そうとしていた。
(次も助けないとバッドエンドに向かってしまう可能性がある。気をつけないと)
コンコンコン…俺の部屋の扉をノックする音が聞こえた。
「はい!どうぞー」
「入るわ」
入ってきたのは、姉さんだった。
「どうしたの?姉さん」
「うん、家族会議をそろそろ行おうと思ってさ」
「家族会議?」
「ええ、瑠奈も玲も良一もこの生活にきっと慣れた頃だと思ったから」
「そっか…了解、どこに何時ごろ集まるの?」
「そうねー、リビングに10時ごろ、どう?」
「分かった。その時間になったら行くよ」
「うん、よろしく」
姉さんが部屋を出ていった。
夜、10時、リビングに行くと姉さん、瑠奈、兄さんの3人がもうすでにいた。
「玲!来たね、こっちおいで」
「うん」
俺は姉さんのそばに行った。
「全員揃ったから、始めるわ」
「何について話すんだ?」
「[フォクシード]についてよ」
「「「!!!」」」
まさか、姉さんからその話が出てくるとは思わなかった。あの日以降、[フォクシード]の名前を口にすることを躊躇っていたが、まさか、姉さんから言われるとは…
「活動するか?ってことか?」
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俺は考えた。確かに[フォクシード]として活動するにはちょうどいいかもしれない。でも、一度出たスキャンダルは消えやしない。必ずまた、掘り返される。
(活動せずもう、解散した方が安全ではある。でも…)
俺は悩んでいた。世間に色々言われることが嫌だと感じでいる自分と、ライブをやりたいと思っている自分がいる。どちらを取ればいいのか、分からなかった。
「私はまだ、怖い……」
瑠奈がそう言った。あの日以来、表情が乏しくなった瑠奈が、自分の意見を伝えてきた。
「確かにまだ、世間に伝えれば、炎上するわね」
「なら、もう少し待ってみてもいいんじゃねーか?瑠奈も玲もみんながやりたいって思わなきゃ、いい演奏はできない。」
兄さんがちゃんとした意見を伝えた。
「そうね、玲はどう?」
「俺は、ライブをやりたい気持ちがある。でも、マスコミに追われる人生は面白くない。いつかは向き合わないといけないけれど、今は……それに、今の学校生活を楽しみたい!」
「そう……分かったわ、なら、[フォクシード]復活は、先にするわね」
「うん、それでお願い…」
俺たちの家族会議が終わった。
([フォクシード]の復活かーいつかはしないといけないんだよなー、俺、翔達にもし知られたら、どうなるんだろう…)
俺は、その時が来た時どうするのかを考えながら、眠りについた。
※あとがき
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