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怪魚を追え!
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10月8日火曜日。工事最終日。今日でパシフィックホテル解体工事は終了となる。ボート乗り場前にある倉庫や物置、鋼材の撤去であった。
巻田が重機で倉庫と物置を解体し、4tトラックに、そのまま廃材となって積み込んだ。残りの鋼材も別の4tトラックに積み込んで、作業は、この日の午前中で終了となった。
午後の三時過ぎに、巻田が乗機していた重機を運搬車が引き取って行き、これで全ての作業が終了となった。パシフィックホテル解体工事の完了となった。
「これで、無事に工事が終了しましたね」
最後の運搬車が敷地から出て行く姿を見送った後、谷本が私達に言った。現場に残っているのは、私と谷本と巻田の三人だけであった。坂本工業の伊藤と中村も、既に引き上げていない。
「そうだな。今日は、もう早く帰っていいぞ」
私は、谷本に言ってやった。
「矢浦さんと巻田さんは?」
彼は、私達を交互に見詰めながら言う。
「この辺の釣りの偵察だ。目の前の沼や湖には、何か得体の知れない大物がいるんだ。お前も見ただろう?」
私は言った。
谷本は無言で頷くと、草周湖に目を向けた。
「谷本君、明日、私と矢浦は、ここで釣りをする。君はどうだ?」
巻田が、谷本の背中に声をかける。
「自分は遠慮します。明日は会社に戻ることになってますので」
谷本は答えた。
私は、明日から三日間の休暇願を出していた。有給休暇を使って、骨休めのつもりである。釣りをすることによって、気分もリフレッシュする。
それに、巻田とのアカメ釣りの約束も果たしてなかったので、彼との釣りもしたかった。しかし、それ以上に、この真貝沼や草周湖には魅了されるものがある。メートル級の草魚にはじまり、謎の背びれを持つ巨体魚、水鳥を捕食する肉食魚・・・ これらの物が同一なのか、別々なのかも分からない。巻田は怪魚というが、二人は追ってみることにした。
彼も私と同様に、三日間の休みを取ることにしていたのだ。
谷本が社用車のライトバンで帰った後、建物のあった元敷地内には、私の社用車のライトバンと巻田の軽乗用車があるだけとなった。
更地となったこの場所から、私と巻田はボート乗り場へと向かって降りて行く。スズメ蜂の巣を退治し、草刈りをしてトラックを通すために作った仮設道を歩いて行く。
真貝沼の前を通り、草周湖のボート乗り場までやってきた。コンクリートで固められた簡素な桟橋に、観光用の小型の足漕ぎボートが三艘、ステンレス製のチェーンでつながれたままであった。長い間、使われていなかったせいか、ステンレス特有の光沢もなくなり、くすんだ上に草や蔦が巻きついている。
この桟橋の解体やボートの撤去は、自分らの工事には含まれていなかった。そのため、手つかずのままにしておくしかない。
「このボート、まだ使えそうじゃないか?」
ボートを目の前にし、巻田が言った。私も、最初に目にした時から思っていた。
「釣りに使えないかな」
私は言った。
工事が終了した今となっては、自分らはもう建設関係業者ではない。二人は、いち釣り人となっていた。目の前のボートが稼動できるなら、釣りに使ってみようと思う。明確な持ち主も分からないし、それに誰も使っている様子もなかった。
私と巻田は、ボートに近づいてみた。コンクリートの桟橋から見る限り、ボートは三艘とも水面に浮かんでおり、浸水している様子は全く見られない。
「ひょっとすれば使えるぞ」
巻田は言った。二人は顔を見合わせる。
チェーンをたぐり寄せ、ボートを調べてみることにした。
FRP製のボディは、コケがついているのか緑色っぽく薄汚れが目立ち、椅子やハンドルなどは劣化が見られる。幌はボロボロになって破れていた。
「試してみるか」
私は言って、係留されているチェーンをたぐり寄せた。チェーンは、コンクリートに打ち込んであるアンカーに巻きつけているだけで固定されていた。
ボートは三艘とも二人乗り用で、その内の一つに二人は乗り込んでみた。
「まずは、二人の大人が乗っても沈まないから大丈夫だな」
巻田が言う通り、ボートの乗り心地は安定している。浸水の気配もなく、ボディ自体は破損もないようだ。
二人掛け用の大きな椅子に、二人は腰を降ろした。足元には足漕ぎ用のペダルが二人分あり、ちょうど私の目の前にはハンドルがあった。
足漕ぎペダルを前後に踏んでみると、ボートは前後に動いた。
「やった! 動くぞ!」
巻田は、嬉しそうに言う。駆動は問題ないようだった。
次に私は、ハンドルを左右に切ってみた。すると、舵は左右に切ることができた。
「全く問題ないぞ!」
私も、嬉しくなってきた。
「少し走らせようぜ」
巻田は言った。勿論、私も賛成である。
私がチェーンをはずし、二人は足漕ぎペダルを踏み、ボートは動きはじめた。ハンドルの舵取りは、私が担当する。
二人は、草周湖の湖面を適当に散策してみることにした。間もなく夕方近くになる時刻であったが、二人にとっては心地の良い時となった。日差しも和らぎ、ボートが水面を切る音も何だか涼し気でよかった。久し振りに味あう感覚のようだった。
動き出して気づいたのだが、湖面はどんよりとして暗く、水深は、かなり深そうである。湖底の様子は全く分からない。
「この何処かに、あの怪魚がいるぞ・・・」
湖面を見降ろしている私に、巻田が言った。
「そうだな。何処かにいそうだな」
私はハンドルから手を放し、湖面の水に手を触れてみた。当然だが、ひんやりとする。だが、川のような冷たさではない。
湖面や湖全体の雰囲気からすると、やはり何かがいるような気配が漂っている。こんな場所で釣りをするのは初めてである。期待が膨らむようでもある。
ボート乗り場から、草周湖の中央付近にやってきた。改めて見ると、周囲は一キロ程はあるだろうか。雑木林と山々に囲まれている。
「だいぶ水深がありそうだな」
私が周辺を見渡していると、巻田は湖面に視線を落として言った。
「隣の真貝沼の方は、水深が十メートル以上あるらしいぞ」
私は、室戸署の相崎が言っていたのを思い出した。
「ここの草周湖も、それ以上はありそうだぞ」
巻田は、そう言ってボートの床に落ちていた金属片のようなゴミを見つけ、手に取って水面に落とした。
金属片のゴミは一瞬キラッと光りながら、湖底へと沈んで行く。だが、次の瞬間であった。それを目がけてくる魚影の姿を二人の視線は、捉えたのだ。
「今の見たか?」
私は巻田に問う。
「一メートル近くあったぞ! あんな大物が、この下には無数にいるのか」
「釣り人の姿もなく、手つかずの自然のままの沼沢地だからな。怪魚といい、何かしらいるな。明日からが楽しみになってくる」
私が言うと、巻田の目は鋭く輝いていた。
魚影は何処かへ消え、金属片のゴミも湖底へと消えて行った。湖底の様子など皆目分からない。
草周湖の中央付近から、今度は東側の方へとボートを走らせた。足漕ぎペダルは問題なくスムーズに稼働し、舵取りのハンドルは取っ手が劣化しているものの、こちらも稼働には問題ない。
このボートがあれば、草周湖全体を探りながら釣りができるだろう。期待は大であった。
東側の岸辺に近づいてみると、音木川の支流へとつながる水路までやってきた。幅は四、五メートル程もあり、そこから先への進入を禁止する立て看板が目に入った。
[観光ボートで、ここから向こう側へは行かないでください] と看板には書かれ、岸に立てられている。水路の端から端には進入できないように、ステンレス製の有刺鉄線が張られていた。草周湖での観光ボートが、ここを越えて音木川の方へ行ってしまうと、ホテル側としては安全上の管理ができないからだろう。
「矢浦」
巻田に声をかけられ、目を向けると、彼の示す方向には、青のミニバンの姿があった。更地となった元ホテルの敷地に停車したのだ。
私と巻田の車の横に止め、降りてきた。黒井今日子であった。
巻田が重機で倉庫と物置を解体し、4tトラックに、そのまま廃材となって積み込んだ。残りの鋼材も別の4tトラックに積み込んで、作業は、この日の午前中で終了となった。
午後の三時過ぎに、巻田が乗機していた重機を運搬車が引き取って行き、これで全ての作業が終了となった。パシフィックホテル解体工事の完了となった。
「これで、無事に工事が終了しましたね」
最後の運搬車が敷地から出て行く姿を見送った後、谷本が私達に言った。現場に残っているのは、私と谷本と巻田の三人だけであった。坂本工業の伊藤と中村も、既に引き上げていない。
「そうだな。今日は、もう早く帰っていいぞ」
私は、谷本に言ってやった。
「矢浦さんと巻田さんは?」
彼は、私達を交互に見詰めながら言う。
「この辺の釣りの偵察だ。目の前の沼や湖には、何か得体の知れない大物がいるんだ。お前も見ただろう?」
私は言った。
谷本は無言で頷くと、草周湖に目を向けた。
「谷本君、明日、私と矢浦は、ここで釣りをする。君はどうだ?」
巻田が、谷本の背中に声をかける。
「自分は遠慮します。明日は会社に戻ることになってますので」
谷本は答えた。
私は、明日から三日間の休暇願を出していた。有給休暇を使って、骨休めのつもりである。釣りをすることによって、気分もリフレッシュする。
それに、巻田とのアカメ釣りの約束も果たしてなかったので、彼との釣りもしたかった。しかし、それ以上に、この真貝沼や草周湖には魅了されるものがある。メートル級の草魚にはじまり、謎の背びれを持つ巨体魚、水鳥を捕食する肉食魚・・・ これらの物が同一なのか、別々なのかも分からない。巻田は怪魚というが、二人は追ってみることにした。
彼も私と同様に、三日間の休みを取ることにしていたのだ。
谷本が社用車のライトバンで帰った後、建物のあった元敷地内には、私の社用車のライトバンと巻田の軽乗用車があるだけとなった。
更地となったこの場所から、私と巻田はボート乗り場へと向かって降りて行く。スズメ蜂の巣を退治し、草刈りをしてトラックを通すために作った仮設道を歩いて行く。
真貝沼の前を通り、草周湖のボート乗り場までやってきた。コンクリートで固められた簡素な桟橋に、観光用の小型の足漕ぎボートが三艘、ステンレス製のチェーンでつながれたままであった。長い間、使われていなかったせいか、ステンレス特有の光沢もなくなり、くすんだ上に草や蔦が巻きついている。
この桟橋の解体やボートの撤去は、自分らの工事には含まれていなかった。そのため、手つかずのままにしておくしかない。
「このボート、まだ使えそうじゃないか?」
ボートを目の前にし、巻田が言った。私も、最初に目にした時から思っていた。
「釣りに使えないかな」
私は言った。
工事が終了した今となっては、自分らはもう建設関係業者ではない。二人は、いち釣り人となっていた。目の前のボートが稼動できるなら、釣りに使ってみようと思う。明確な持ち主も分からないし、それに誰も使っている様子もなかった。
私と巻田は、ボートに近づいてみた。コンクリートの桟橋から見る限り、ボートは三艘とも水面に浮かんでおり、浸水している様子は全く見られない。
「ひょっとすれば使えるぞ」
巻田は言った。二人は顔を見合わせる。
チェーンをたぐり寄せ、ボートを調べてみることにした。
FRP製のボディは、コケがついているのか緑色っぽく薄汚れが目立ち、椅子やハンドルなどは劣化が見られる。幌はボロボロになって破れていた。
「試してみるか」
私は言って、係留されているチェーンをたぐり寄せた。チェーンは、コンクリートに打ち込んであるアンカーに巻きつけているだけで固定されていた。
ボートは三艘とも二人乗り用で、その内の一つに二人は乗り込んでみた。
「まずは、二人の大人が乗っても沈まないから大丈夫だな」
巻田が言う通り、ボートの乗り心地は安定している。浸水の気配もなく、ボディ自体は破損もないようだ。
二人掛け用の大きな椅子に、二人は腰を降ろした。足元には足漕ぎ用のペダルが二人分あり、ちょうど私の目の前にはハンドルがあった。
足漕ぎペダルを前後に踏んでみると、ボートは前後に動いた。
「やった! 動くぞ!」
巻田は、嬉しそうに言う。駆動は問題ないようだった。
次に私は、ハンドルを左右に切ってみた。すると、舵は左右に切ることができた。
「全く問題ないぞ!」
私も、嬉しくなってきた。
「少し走らせようぜ」
巻田は言った。勿論、私も賛成である。
私がチェーンをはずし、二人は足漕ぎペダルを踏み、ボートは動きはじめた。ハンドルの舵取りは、私が担当する。
二人は、草周湖の湖面を適当に散策してみることにした。間もなく夕方近くになる時刻であったが、二人にとっては心地の良い時となった。日差しも和らぎ、ボートが水面を切る音も何だか涼し気でよかった。久し振りに味あう感覚のようだった。
動き出して気づいたのだが、湖面はどんよりとして暗く、水深は、かなり深そうである。湖底の様子は全く分からない。
「この何処かに、あの怪魚がいるぞ・・・」
湖面を見降ろしている私に、巻田が言った。
「そうだな。何処かにいそうだな」
私はハンドルから手を放し、湖面の水に手を触れてみた。当然だが、ひんやりとする。だが、川のような冷たさではない。
湖面や湖全体の雰囲気からすると、やはり何かがいるような気配が漂っている。こんな場所で釣りをするのは初めてである。期待が膨らむようでもある。
ボート乗り場から、草周湖の中央付近にやってきた。改めて見ると、周囲は一キロ程はあるだろうか。雑木林と山々に囲まれている。
「だいぶ水深がありそうだな」
私が周辺を見渡していると、巻田は湖面に視線を落として言った。
「隣の真貝沼の方は、水深が十メートル以上あるらしいぞ」
私は、室戸署の相崎が言っていたのを思い出した。
「ここの草周湖も、それ以上はありそうだぞ」
巻田は、そう言ってボートの床に落ちていた金属片のようなゴミを見つけ、手に取って水面に落とした。
金属片のゴミは一瞬キラッと光りながら、湖底へと沈んで行く。だが、次の瞬間であった。それを目がけてくる魚影の姿を二人の視線は、捉えたのだ。
「今の見たか?」
私は巻田に問う。
「一メートル近くあったぞ! あんな大物が、この下には無数にいるのか」
「釣り人の姿もなく、手つかずの自然のままの沼沢地だからな。怪魚といい、何かしらいるな。明日からが楽しみになってくる」
私が言うと、巻田の目は鋭く輝いていた。
魚影は何処かへ消え、金属片のゴミも湖底へと消えて行った。湖底の様子など皆目分からない。
草周湖の中央付近から、今度は東側の方へとボートを走らせた。足漕ぎペダルは問題なくスムーズに稼働し、舵取りのハンドルは取っ手が劣化しているものの、こちらも稼働には問題ない。
このボートがあれば、草周湖全体を探りながら釣りができるだろう。期待は大であった。
東側の岸辺に近づいてみると、音木川の支流へとつながる水路までやってきた。幅は四、五メートル程もあり、そこから先への進入を禁止する立て看板が目に入った。
[観光ボートで、ここから向こう側へは行かないでください] と看板には書かれ、岸に立てられている。水路の端から端には進入できないように、ステンレス製の有刺鉄線が張られていた。草周湖での観光ボートが、ここを越えて音木川の方へ行ってしまうと、ホテル側としては安全上の管理ができないからだろう。
「矢浦」
巻田に声をかけられ、目を向けると、彼の示す方向には、青のミニバンの姿があった。更地となった元ホテルの敷地に停車したのだ。
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