魔界沼の怪魚

瀬能アキラ

文字の大きさ
18 / 30

怪魚を追え!

しおりを挟む
 「ボートは俺が操作する! 獲物に専念してくれ!」
 巻田は言ってくれた。
 私はリールをロックし、巻く。獲物は少し疲れを見せたのか、それでも引きはおさまらない。
 巻田が、巧みにボートを操作している。そのせいか、確実にリールを巻き取ることができている。まだ獲物の姿は見えないが、こちらに少しずつ引き寄せていることは確かだった。
 竿を起こし、戻しを繰り返しながら、私はリールを少しずつ巻く。どのくらい時間が経過したのだろうか。必死である自分には、とても長く感じられる。
 長期戦になってもいい。絶対に獲物は逃がさない。私は歯を食いしばった。
 「もう少しだな」
 水面に目を向けながら、巻田が言った。
 ようやく、薄っすらと水面に浮き上がってきた。黒い大きな魚影だった。それも、かなりでかい。
 「一メートルは、あるぞ・・・」
 巻田は、いつの間にか、たもを手にしていた。魚影はボートに近づいている。
 近づくにしたがい、獲物の大きさを実感した。巻田の言うように、メートル級の草魚だ。あまりのでかさに、恐ろしさもあった。
 巨大草魚は、最後の抵抗を試みているかのように、暴れはじめた。
 やはりメートル級の魚が暴れだすと、手がつけられない。
 「駄目だ! このままだと持っていかれるか、切られるかだぞ!」
 私は叫ぶ。ボートには近づいたが、たもが届くまでは、まだ少し距離がある。それに、たも網には入りきれないだろう。
 「待て! 慌てるな!」
 巻田は、私を落ち着かせようとする。
 「予想以上に手強い・・・」
 私は呟く。それでも堪えながら、リールを少し巻いていた。
 知らぬ間に魚影は水中に消え、どうやらボートの真下付近にいるようだった。
 私は竿を起こし、腰を下げて踏ん張っている。竿は先から水面に向け、激しくしなって曲がっていた。
 「いかんぞ! 駄目だ!」
  私の叫びは、最早、絶叫に近かった。獲物は、今度はボートの直下に激しく潜りはじめたのだ。
 次の瞬間、私は竿先から、水面に引き摺り込まれた!
 間一髪、巻田が私の体を押さえた。しかし、体はボートの床に叩きつけられ、竿を握る両腕の肘から先は水面下にある。竿は絶対に離すまい。ボートが傾いているのが分かった。
 竿とリールは水面下で持ったままであるが、危険だと感じた私は、リールをフリーにする。同時に獲物は走りはじめる。
 その隙に、私は体勢を整え、竿とリールを水中から引き上げた。
 「巻田、ギャフはどうした?」
 私は言った。ギャフとは、大物狙いの釣りに必需品とされるもので、網に入らない巨体の魚のボディに引っ掛け、引き上げる棒状のものであった。先には大きなフックがついている。
 「駄目だ、車に置いてきた・・・」
 巻田と同様に、私も自分のギャフを持っていたが、車から降ろすのを忘れていた。
 「怪魚を狙っていたはずなのに、完全になめていたな・・・」
 どうすることもできなくなった今、悔しさを滲ませながら私は洩らしてしまった。
 「諦めるのは、まだ早いぞ」
 何かを悟ったのか、巻田は言った。
 「どういうこだ?」
 「あそこを見てみろ!」
 私は重い竿を握りしめたまま、目を向ける。すると右岸側に、木製の桟橋が見えたのだ。二隻の船外機が係留されている。今まで獲物との格闘で、目に入っていなかった。
 「あの桟橋に着けるぞ!」
 巻田は言った。遠い距離ではない。ここから七、八十メートル先であった。
 再び巻田にボートの操作を任せ、自分は獲物に集中する。何とか持ち堪えてくれ!
 リールをフリーにすると、獲物の走る方向は、自分らの目指す桟橋の下流の方だった。
 私は巻田に、そのことを伝える。
 「いいぞ、いいぞ、そのまま突っ走ってもらえ!」
 彼は獲物の動きに合わせ、ボートを巧みに操作してくれている。
 リールをロックし、巻く。獲物の走る方向とボートの動く方向が同じせいか、相乗効果のようになって、リールは巻きやすくなった。それでも竿先から自分の腕に伝わる重さは、相変わらず重くて強烈なのだ。
 リールは巻けるだけ巻き取り、自分と獲物の距離は徐々に縮んでいるようだった。ボートも桟橋に近づいた。
 「このまま桟橋に着けるからな」
 冷静に巻田は言ったが、私はボートから移れるかどうかだった。
 巻田の操作で、二人の乗ったボートは桟橋に横づけされる。更にボートのロープで桟橋に係留した。
 巻田の体は、完全に桟橋に降りた。
 「矢浦! こっちにこい! 不安定なボートの上より、こっちの桟橋の方が勝負になるぞ!」
 確かに彼の言う通りであった。足元のふらつくボート上よりも、足元のしっかりとした桟橋の方が力も入るのだ。
 獲物に引っ張られたままの状態からでは、自分は身動きができず、また一旦リールをフリーにし、巻田のいる桟橋に飛び移った。
 「ここから、また勝負だ」
 私はリールをロックし、巻く。だが、やはり簡単には、やらせてくれない。メートル級の魚は、伊達ではなかった。いくら足元がしっかりした場所であっても、リールを巻いて獲物を引き寄せることは難しかった。
 「どうだ?」
 「自分の力では、とても無理だ・・・」
 私は、巻田の問いに答えた。相手も、こちらの岸側にくれば負けると思っているのか、一向に力を弱める気配がないのだ。
 「化け物だ、本当に草魚なのか?」
 疲労感を募らせながら、私は言った。
 「草を食ったこんな大物は、草魚以外は考えられんぞ」
 「おーい! お前らは、何をやっている!」
 巻田が言った途端、私達の背後から、怒鳴るような声が響いてきたのだ。声はダミ声のようでもあった。
 私は一瞬だけ、振り向いた。そこには、大柄な中年男性が立っていた。背は180センチぐらいあり、頭は額から禿げ上がり、目はギョロッとして口髭と顎髭を生やしている。更に下っ腹は飛び出し、足元は白い長靴であった。とても近づきがたい風体なのだ。年齢も不詳である。
 一体こんな男、何処からきたのだ。自分らが桟橋にボートを勝手に係留させ、釣りをしていることを咎めているのだろうかと思った。
 「取り込み中だ! 見て分からないか!」
 巻田も男性に負けじと、怒鳴り返すように言った。
 「・・・」
 「大物が掛かっている!」
 巻田に気圧されたのか、男性は、無言でのしのしと近寄ってくる。
 「おい、かなりの大物じゃないか」
 男はダミ声で、私達に言った。
 「これ以上、どうしょうもできないのですよ」
 私は男に言った。竿先の獲物は、また強い引きを見せた。
 「どうやら、どでかいナマズが掛かってしまったな。この辺は、ナマズだらけだからな」
 男は言った。
 「ナマズじゃない! 草魚だ! 草を食っているからだ」
 巻田は言う。
 私は獲物の強い引きにより、また体ごと持っていかれそうになる。そろそろハリスが切れるのではないかと、不安になった。
 「分かった、助けてやろう」
 男は、そう言うと、私と巻田の前を通り過ぎ、桟橋に係留されている船外機に乗った。
 「何とか水面まで浮かせろ! そしたら、俺がこれで引き上げてやる!」
 男は、船外機の上から言った。彼の手には、何とギャフが握られている。
 私と巻田は、思わず顔を見合わせて苦笑した。船外機の持ち主のようだった。
 男は船外機のロープをほどき、エンジンをかけた。スタンバイOKのようだった。
 ここから先は、また私と獲物の格闘となる。男の言うように、獲物が水面に浮いてくればいいのだが・・・
 リールをフリーにはせず、こうなったら根比べである。もう獲物には、自由に泳がせない。ハリスが切れたら、それまでだ。
 五分、十分と経過した。
 「うん・・・」
 私は、おやっと思った。
 「どうした?」
 巻田は、私に問う。
 「だいぶ力が弱ってきたかな」
 リールがジリジリと巻き取れる。つまり、こちらの岸に引き寄せているのであった。
 「おい! 頑張れ!」
 男はジェスチャーを交え、こちらに向かって叫んだ。船外機は既に桟橋から離れ、獲物が浮き上がるのを待っているようだった。
 手応えは相変わらずあったが、こちらに分があるように感じはじめた。
 その時であった。向うの水面に、巨大な物体が浮き上がったのだ。
 船外機の男も、それを見逃さなかった。ギャフを水面に叩きつけるようにして、針先を獲物に引っ掛けたようだった。
 今度は、男と獲物の格闘となった。大柄である男は、自分らよりも腕力がありそうだ。ギャフを両手で引き上げはじめると、獲物の巨体が水面から顔を見せた。草魚だった。巨鯉ではなく、その巨体は紛れもなく草魚である。
 大きな飛沫を散らしながら、男は船外機に引き上げたのだ。
 「やったぞ! やったぞ! アハハハ・・・」
 男は、まるで自分のことのように奇声を上げ、喜んでくれている。
 私も嬉しくなり、巻田とガッツポーズを交わして喜んだ。
 「やったじゃないか!」
 巻田は笑みを浮かべ、言った。
 「無事、闘いは終わったようだ。あのオジさんのおかげだ」
 私が言い終えると、船外機の男は桟橋に船を着けた。
 「こりゃ、でけえぞ! こんなバカでかい草魚は、俺も初めてだな」
 そう言う男とともに、桟橋に草魚を上げてみた。そのでかさに圧倒される。今まで自分が釣り上げた獲物の中では、間違いなく最大だ。
 私は早速、計測してみた。何とスケールは一メートル69センチを示していたのだ。一メートルを遥かに超えている。
 「矢浦、これは、草魚の日本記録だぞ! 草魚は最大二メートルにもなるらしいが、日本の河川で釣られるものは、最大でも一メートルを少し超える程のものだ」
 巻田は言った。
 「よし、写真を撮っておこう」
 私は携帯電話を取り出し、カメラ機能を使って撮影する。草魚はまだ時折暴れるが、巻田と船外機のオジさんに協力せてもらい、スケールをあてて撮影した。
 確かに一メートル69センチあった。巻田の言ったように、草魚釣りの日本記録となるかもしれない。最初から狙っていた訳でもない。運よく偶然釣れたのだ。
 巻田の隣にいる船外機のオジさん・・・ この人の協力のおかげでもある。一体何処の人だろうか。見た目とはまるで違い、感じの良い人柄だ。
 ギャフを使い、私は何とか獲物の巨大草魚を持ち上げ、巻田と並んで記念撮影をした。撮影にも船外機のオジさんは、優しく手伝ってくれた。
 
 「この草魚は、どうするのだ?」
 船外機のオジさんは、私に問いかけた。
 「勿論リリースします。恐らく、この辺の主でしょうからね」
 三人は丁重に、草魚を水面に放した。プカーンと、しばらくは浮いていた。腹を横にしたままである。大きな鱗が太陽の光に照らされ、銀色に輝いて美しい。
 一向に動こうとはしなかった。力尽きて、このまま死んでしまうのだろうか。かわいそうだと思った。巻田と船外機のオジさんも、じっと見守っている。
 だが、しばらくすると、草魚は体勢を替え、ゆっくりと動きはじめたのだ。大きな尾びれを水面にバシャンと叩きつけ、水飛沫が飛んだ。
 それが私達との別れを告げたかのように、草魚は水中へと消えて行った。三人は、ほっとした。
 「次に出会う時は、もっとでかくなっているかな・・・」
 私は、水中へと消えて行く草魚を見送りながら、そっと呟くように言った。
 「君が釣った今の草魚も、勿論でかい。しかしな、この辺には、もっとでかい奴がいるぞ」
 私の言葉を耳にしたのか、船外機のオジさんは言った。私と巻田は、気になるところであった。
 「確かに、この辺には大きな魚がいそうですね。釣り人や、他の人の姿も見られないし。手つかずのまま残されているような」
 私は言った。
 「ここへくる前に、野鯉やナマズ、ウナギが釣れたけど、他にどんな魚がいるのです?」
 巻田の問いである。
 「私は船外機で、この辺をうろうろするのだが、幽霊ホテルの前の草周湖周辺で、馬鹿デカイ不気味で得体の知れない奴がいるんだ」
 オジさんの答えに、私と巻田は、思わず顔を見合わせる。
 「どんな魚です?」
 巻田が再度問う。
 「見たこともないような、でかい背びれに巨体だ。魚影からすると、体長は三メートルぐらいはあるな」
 「奴だ!」
 巻田は、叫ぶように言った。私も同じ思いである。自分らが、この前から草周湖で目撃していた例の怪魚であった。
 「君らも見たのか?」
 私はここで、今までの自分らの経緯を語ることにした。パシフィックホテルの解体工事から、今日の釣りに至るまでのことであった。
 「そうか、君らは、あの幽霊ホテルを取り壊してくれた建設会社の人間だったのか。でも変な噂がたっていたので、壊してくれてありがたい。地元の人間らは、喜んでいるだろうな」
 私の話を聞き終えると、オジさんは言った。
 「そう言ってもらえると、助かります」
 私は言った。
 「しかし、あの幽霊ホテルがあったために、あの辺の沼沢地には、誰も近づかなかった。長い間、手つかずに近いままだったのだ。だから、君らも目撃したという怪魚は、私と君らしかしらないのだ」
 「実は、その怪魚を密かに狙ってもいた」
 巻田が、オジさんに真顔で言うのである。
 「やめとけ! 今釣った草魚の倍以上はあるぞ。下手すりゃ、殺されるぞ」
 「確かに、あの怪魚は、さっきの草魚よりかはでかいかもしれないが、殺されるというのは、少し言い過ぎでしょう」
 巻田は、少し鼻で笑うように言う。
 「君らは、この辺の地形などは知っているのか?」
 「解体工事の着工前に、だいたいは調べて知っていますが」
 私が言った。
 「幽霊ホテルの前の真貝沼と草周湖は自然の水路でつながっており、草周湖から、この目の前の音木川の支流にもつながっている。更に、ここから下れば音木川の河口はすぐなんだ。そこから上流に行けば、音木川の別の支流が枝分かれしており、そこを進めば真貝沼の西につながっている。つまり、真貝沼と草周湖、音木川の支流と本流、河口は大きくつながっているのだ。それも、全ての流域の水深が深い!」
 オジさんの説明に、私は少し、改めて周辺水域について考えてみた。完全に閉鎖された沼沢地ではないのだ。
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー

黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた! あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。 さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。 この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。 さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。

日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-

ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。 1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。 わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。 だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。 これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。 希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。 ※アルファポリス限定投稿

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

『続・聖パラダイス病院』

菊池昭仁
現代文学
『聖パラダイス病院』の続編です。こんな病院なら入院生活も悪くはありません。

処理中です...