魔界沼の怪魚

瀬能アキラ

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豹変 魔界沼の魔物

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 私は耳をそば立てた。ボートの上にいる自分に何か物音が聞こえてきたからだ。雨音と風の音に交じって聞こえてくる。
 その音は、どうやら船外機のようだった。真貝沼と草周湖を結ぶ水路の方からである。ここからだと、うっそうとした雑木林に阻まれる形で草周湖の様子は分からないが、水路の方から伝って聞こえてくる感じだった。郷田社長だろうか。この辺で船外機といえば、彼以外は考えられない。
 水路の方に目を向けていると、エンジン音とともに船外機が見えてきた。
 私は大声を張り上げ、更に両手を大きく振ったのだ。船外機は、こちらに近づいてくる様子だ。郷田社長であることが分かった。
 やがて私の前までくるとエンジンを絞り、止めて声をかけてきた。
 「見ての通りですよ。あの怪魚にやられました」
 私は、郷田社長に言った。
 「その手に持っているものは、何だ?」
 彼は、私に問うのである。
 「これは、社長に借りていたギャフですよ」
 「それは分かっている。そっちの方だ!」
 「あっ! これは、奴の背びれの正体ですよ。これが・・・」
 郷田社長に、もう片方の手に持っていた銛について説明し、私と巻田の様子も話した。
 郷田社長は天候が荒れてきたので、心配になって私の携帯電話に連絡したそうであった。しかし、つながらなかったことに不安を感じて、わざわざ様子を見にきてくれたそうである。
 「とにかく、巻田君のことが心配だ。この真貝沼の岸にでも、泳ぎ着いているかもしれない。捜そう!」
 郷田社長に促され、私は彼の船外機に乗り込んだ。
 すぐにエンジンを吹かし、走り出す。足漕ぎボートとは、雲泥の差であった。
 郷田社長の操縦で、真貝沼の岸近くをぐるりと回る。雨脚の強い中、二人は目を皿のようにして、巻田の行方を捜した。水面は勿論のこと、岸辺にも目を向けて、彼の名を大声で叫んだ。
 「何処にも見あたらないな・・・」
 船外機を一旦止めると、郷田社長は呟いた。
 「おかしいです。この真貝沼の何処かにいるはずなんですが・・・」
 私は言った。巻田の姿は、何処にもなかったのだ。どうしても信じられない。
 「巻田君は、確かに水中に引き摺り込まれたのか?」
 「間違いありません。その勢いで、ボートも横転したのですから」
 私は答えた。
 「水中に沈んだままの可能性がある。いくら奴が肉食の怪魚だといっても、人を襲う目的だったとは思えない。淡水にサメなど存在するはずがない」
 郷田社長は言う。
 「だったら一刻も早く巻田を・・・」
 「そうだな。二人だけの力では、どうにもならん。応援を頼もう」
 彼は、そう言いながら携帯電話を取り出そうとする。着ている合羽に雨が激しく打ちつけ、取り出しにくい。
 私は考えていた。一度、あの怪魚の力で水中に引き摺り込まれたとしても、すぐに水面に浮上してくるはずである。私もボートの横転時、水面に投げ出されたが、すぐに浮上した。それに巻田は、奴に突き刺したギャフや背びれの正体であった柄のついた銛からも手を離し、それらも残っている。
 巻田は金鎚でもない。彼とは夏場に海や川で泳いだこともあり、よく知っている。そんな彼が溺れて、水中に沈んでしまうのか。やはり信じられない。
 私が考えている間に、郷田社長は消防や警察に連絡をしてくれていた。
 「郷田さん、私に携帯電話をかしてください。室戸署に知り合いの刑事がいるのです」
 私は、ふと相崎のことが頭に浮かんだ。彼にも力になってもらうしかない。
 「かまわないよ。しかし警察には、もう連絡はしてあるよ」
 「ええ、分かってます」
 郷田社長は言ったが、私は彼から携帯電話を手にすると、すぐに覚えていた相崎の番号をプッシュする。
 すると、相崎がすぐに出た。
 「相崎か? 俺だ! 矢浦だ!」
 「おう! 矢浦か、どうした? 何かあったのか?」
 私は焦っていた。相崎は私の声の様子で、異変を感じたようだった。
 私は、まくしたてるように、現在までの状況を全て彼に伝えた。
 「状況は、よく分かった。しかしな、こんな大雨の時に釣りとはな。大雨の警報も出てるぞ」
 相崎の言葉に、返すことができなかった。この大雨に、警報が出ていたとは知らなかった。
 「今、室戸署にいるのか?」
 少し間を置き、私は言った。
 「ああ、署の方にいる。今から、すぐに俺も向かう」
 「頼む、大切な友人なんだ。いくら大雨であっても、海や川ではない。何処かへ流されるなんて考えられない。この真貝沼の周辺にいるはずだ!」
 私は、相崎に強く言った。
 電話を切ると、携帯電話を郷田社長に戻した。電話機も雨で濡らしてしまった。
 すると、別の船外機が一隻近づいてきた。船には二人乗っている。ともに合羽姿の男であった。
 「うちで働いている従業員だ」
 郷田社長は言った。巻田の捜索のために、彼が連絡してくれたのであった。
 「お前ら、人の姿を見なかったか? 水面に浮かんでいるか、岸辺に泳ぎ着いているかだ」
 郷田社長は、ボートの二人に尋ねる。
 「いいえ、見かけませんでした」
 男の一人が答えた。
 「前にも話したが、どうやら三メートル近い怪魚に引き摺り込まれたようだ。水中に・・・」
 「やはり、いたのですね。そんな巨大な魚が・・・」
 郷田社長の説明に、男は言った。彼らの間でも、あの怪魚の存在が知られていたようだった。
 「水中に引き摺り込まれたなら、大変ですよ。この沼は水深もあるし、底は全く見えない。更に、この雨です」
 表情を曇らせ、男は言った。

 雨は小康状態となったが、それでも降り続いていた。警察や消防のレスキュー隊らも駆けつけ、巻田の捜索活動が行われた。ダイバーも巻田が消えた沼底に潜った。相崎も姿を見せた。
 私が捜索隊の担当者に状況説明を行なった後に、相崎がやってきたのだ。
 「心配なのは分かるが、ずぶ濡れじゃないか。風邪をひくぞ。先に、これに着替えろ」
 ボート乗り場の前で、私は相崎と会った。彼は私の姿を予想していたらしく、自前の着替えを用意してくれたのである。
 気が張っていた私は、合羽の下の服が、ずぶ濡れであることを思い出すと、再び寒さが込み上げる。温暖化の影響であっても、もう十月の秋なのである。日の当たらない夕刻の雨は、心まで冷たくなる。
 相崎の温まった警察車両の中で、私は彼の用意してくれたトレーナーと、ジーンズに着替えた。少しサイズは大きかったが、問題はない。その上に再び合羽を着て車外に出た。
 相崎も合羽を着て、私を待って立っていた。
 「巻田が見つかった知らせは、まだか?」
 私は相崎に尋ねる。
 「まだだ」
 「一体どうなっている! 大人の人間が魚に水中へ引き摺り込まれるなんて、やはり考えられん!お前は、どう思う!」
 私は激しく、彼に詰め寄るように言ってしまった。もう頭の中が、怒りと混乱でおかしくなりそうであった。自分の目の前から、あの巻田が忽然と消えたのである。
 「落ちつけ・・・」
 相崎は冷静だった。彼のその言葉は、何故か重く感じたのである。
 「ダイバーも真貝沼に潜った。他の捜索隊らもゴムボートを出して、一帯を捜している。岸辺にもな」
 私が沈黙していると、相崎は言った。
 「そうだな」
 私は頷く。
 「お前らが取壊したホテルのあった高台に行ってみよう。あそこからだと、この辺一帯の沼沢地が見渡せる。何か発見があるかもしれない。」
 「そうだったな。あそこにあった廃墟の建物は、巻田と自分らが解体したんだった」
 私は、ふと思い出した。巻田が重機に乗り、あの幽霊ホテルを直接解体していた光景を。
 相崎に促され、私は彼の運転する警察車両で、ホテルの建物があった高台に移動した。ボート乗り場からは、目と鼻の先である。
 車から降りると、真貝沼一帯を捜索する隊員らの姿が見えた。水面には、捜索隊のゴムボートや岸辺を捜索する人の姿もみえる。水面には、郷田社長らの船外機の姿もあった。
 「こんなに多くの人が捜しているのに、巻田の姿がみつからないとは・・・」
 私は呆然と立ち尽くし、この雨のせいで心まで冷たくなる気がした。巻田を失いたくなかった。
 「俺は直接目にしていないから信じられないが、こんな沼に三メートルもある魚が本当にいるのか? 魚のことは詳しくないが、三メートルといえば、やはりでかいぞ」
 相崎は言った。
 「奴を見た瞬間、自分は恐怖で震えた。自分らのボートの間近に迫っていた。しかしな・・・」
 私は彼にそう言いながら、考え込んだ。
 「人間の大人を引き摺り込むなんて・・・ こんなに捜しても見つからないのなら、やはり巻田君は、この水中の何処かに沈んでいる可能性が高い」
 「自分もそう思う。いくら三メートルの怪魚であっても、人を丸呑みするなんてありえない。一刻も早く、彼を救出したい。巻田は、きっと無事でいる!」
 私は巻田の無事を信じ、強く言った。
 「矢浦、少し冷静に考えてみよう。巻田君は本当に、目の前の真貝沼の水中に引き摺り込まれたのか?」
 相崎は言った。冷静沈着な刑事の横顔である。
 「間違いない。ボートも横転するぐらいだ。自分も水面に投げ出され・・・」
 あの時の様子を思い出し、彼にもう一度、詳しく語った。
 「三人のダイバーが潜っているが、この天候だし、もう夕暮れだ。夜になれば、捜索は困難になる。巻田君の安否も心配だ」
 「だから一刻も早く、巻田を・・・」
 私の焦りと不安な気持ち。捜索隊がこんなに捜しても発見されない・・・
 「巻田君を見失ったのは、あの沼の中央付近と言ったな?」
 「そうだ」
 私が答えると、相崎は視線を眼下の真貝沼に向けたままである。
 「三メートルの怪魚に引き摺り込まれたら、何処へ行くだろう・・・」
 相崎は、自問するようにも言った。
 「沼の底か・・・」
 私も自問するように、口を開く。
 「巻田君の行方も気になるが、彼を引き摺り込んだ怪魚は何処に消えた? 分からないかな」
 「怪魚か・・・」
 「そうだ。その化け物のような怪魚だ。巻田君の行方が分からないのなら、奴と一緒に今もいるかもしれない」
 「一緒に?」
 相崎の言葉に、私は一瞬当惑した。彼の大胆な発想にも思えた。
 「例えばの話だ。怪魚は何処にいる?」
 「何処かに逃げた。魚だから、この辺の水域なら何処へでも行ける」
 「さっきも言ったが、俺は魚に関しては素人だ。そんな魚なら、決まった棲み処でもあるのじゃないか。お前は俺よりも、魚については詳しいはずだ。奴の棲み処は一体何処だ?」
 「この真下の真貝沼や草周湖で、自分ら以外にも目撃されている」
 「周遊でもしているのか。この辺をな・・・」
 相崎は、更に考え込む様子だ。
 「奴も、ひょっとすれば、決まった棲み処があるかもしれない。ねぐらだ!」
 「それだよ」
 何か、ひらめいたように相崎は言う。
 「奴は、ねぐらに巻田を・・・」
 信じられないが、私は口に出してしまった。
 「奴の正体は何だ? 魚種とか、三メートルもあるなら大きさから推測できるだろう?」
 「断定はできないが、最大の淡水魚といわれるピラルクーか。アマゾン川に棲んでいるやつだがな」
 「ピラルクー? 聞いたことがあるな」
 「写真で姿でも見れば、お前も知っているやつだ」
 「何でそんなものが、日本のこの沼や湖にいる?」
 「人の手によって飼育されていたものを自然界に捨て、それが、この異常な温暖化などで、この水域に適合して大型化し、狂暴化した・・・」
 私はピラルクーや、一連のことを彼に語った。
 「お前の話は、よく分かった。奴は魚だから、人間の気配に気づき、もう何処かへ逃げているだろう。巻田君を残してな。そう思わないか」
 「巻田を残して・・・」
 相崎の言葉に、私は考えながら呟く。
 「ここからだと、真貝沼や草周湖が一望できる。やつのねぐらになりそうな場所は、特定できないか。だいたいの感だよ。魚が好みそうな場所や、いそうな所だ。お前は釣りマニアだ。分からないか?」
 彼に言われ、成程と思いながら眼下の水域を見回した。
 草周湖、真貝沼と目を向けていると、気になるポイントがあった。そこは真貝沼の北側にある水中木が乱立しているような場所だった。私と巻田は、まだ釣り竿は向けていなかったが、釣りのポイントとしては気になる箇所でもあった。
 私は相崎に伝えた。
 「よし、分かった」
 彼は、そう言うと、自分の携帯電話をかけはじめた。捜索隊にかけている様子だ。
 「もしもし、相崎だ。まだ発見できていないのか?」
 「残念ですが、まだです」
 「そうか。それなら、真貝沼の北側に水中木が水面に何本か出ている場所があるだろう」
 「ええ、ありますね」
 「あそこの近くは捜したのか?」
 「もう何度か捜してはいるはずですが」
 「ダイバーにもう一度、水中木を中心に潜ってもらってくれ。もしかすると、そこが正体不明の怪魚の棲み処となっている可能性がある。そこまで引き摺り込まれたのかもしれない」
 「分かりました。水中木の辺りですね」
 「そうだ、頼む」
 相崎と捜索隊のやり取りであった。すぐ隣にいた私の耳には、よく聞こえていた。
 「あの辺の水中の状況は、よく分からないがな」
 相崎が携帯電話を切った後、私は彼に言った。
 「水深はどうなんだ?」
 「一般の沼にしては、かなり深いだろう。水も黒っぽくて底の様子は全く分からんぞ。はっきりしているのは、水の流れもなく、淀んでいるようだ。川のような冷たさもないようだが・・・」

 巻田の行方が分からなくなってから、もう数時間が経過している。相崎が捜索隊への指示を出してから、ダイバーらは水中木周辺を捜しはじめた。水中の視界などは、かなり悪いだろう。巻田は発見されるのだろうか。
 この高台にいても仕方がなかった。私は相崎とともに、再び捜索隊に加わることにした。
 ボート乗り場の前で警察車両から降りると、いつの間にか雨はやんでいることに気づいた。相崎は合羽を脱いでいたが、私は着たままである。身に着けていた下着だけがまだ濡れたままなので、寒さのため合羽は脱がなかった。合羽が防寒の役目をしてくれていたように感じた。
 郷田社長の船外機に、私と相崎は乗り込む。
 「郷田さん、まだ見つかりませんか?」
 私は、郷田社長尋ねてみた。
 「まだ見つかってないようだ・・・」
 重く彼は答える。
 「このままだと、今日の捜索は難しいな」
 相崎が言った。
 「もう水の中は、何も見えないはずだ・・・」
 力なく郷田社長は言う。
 その時、相崎の携帯電話が鳴った。
 「相崎だ・・・」
 彼は電話を取り、話しはじめた。船外機のエンジン音で、相手の会話の内容は聞き取れないが、どうやら捜索隊からのようである。
 「・・・そうか、分かった」
 相崎は重苦しそうに言って、電話を切ったのだ。
 私は、彼の顔に視線を向ける。
 「巻田君が発見された。予想した通り、あの水中木のなかで絡まって見つかったようだ」
 「本当か! 巻田は大丈夫なのか!」
 私は彼の安否を信じるように、強く相崎に問う。
 しかし無情にも、彼は顔を左右にゆっくりと振り
 「とにかく行くしかない」
 と言う。私は頷くしかなかった。
 「郷田さん、船外機を真貝沼へ向けてください」
 冷静に相崎は言う。
 私の心の中に、重く暗いものが大きく広がりはじめた。巻田が発見された・・・ 何とか生きていてくれ・・・
ただ、そう願うしかなかった。
 郷田社長の操縦で船外機は水路を抜け、真貝沼へ入って行く。捜査隊のゴムボートの姿が幾つか見え、もう投光器の明かりが見えていた。自分らは、そのボートに近づいて行く。
 指示されたゴムボートの前に、郷田社長は船外機を止めた。私は、最悪の結果となることを覚悟する。ボートの中で横たわる巻田の姿を目にしたからである。顔には布が掛けられてあった。間違いなく、それは巻田の姿であった。合羽を着て、水中に引き摺り込まれる前の彼の姿である。
 「矢浦、辛いだろうが、巻田君に間違いないか?」
 相崎の言葉が、あまりにも無情であるように私には響いた。
 捜索隊の一人が、顔に掛けてあった布を取った。それは、目を閉じたままの巻田である。
 「何とか、彼を・・・ 死ぬはずのない男なんだ!」
 私は、捜索隊らに向かって言った。
 「残念でありますが・・・」
 捜索隊の一人が俯いたまま小声で言う。
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