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第47話 四重奏のライバル
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「まさか、またここに来られるとは思わなかったな」
馬車に揺られて数時間、俺とレナセールとチェコは、舞踏会の前に立っていた。
今日は、王都の錬金術師が集まる特別な会に誘ってもらった。
当然だが、一介の平民が来られるようなものではなく、由緒正しき錬金術の人たちだけが集う。
しかしチェコから教えてもらったのだが、祝賀会で俺に会いたかったという声が少なくもなかったらしく、それでチェコが連れてくると伝えたところ、大いに喜ばれたという。
「で、でも、私は大丈夫なのでしょうか? まだ助手ですし……」
「当たり前だよ。みんな錬金術師だから、王家や普通の貴族と違って、敬意を払ってるから心配しないで」
レナセールは去年、舞踏会に入る事が許されなかった。
けれどもそれは錬金術師からしても不満らしく、俺と彼女のように信頼し合っている助手は大勢いる。
ルールを決めているのは、王家の側近たちだ。
だから何も気にしなくていいとチェコに肩を叩かれ、レナセールは少し胸をなでおろす。
だが、まだまだ不安そうだ。
「チェコ、服装はこれでいいのか?」
「今日は立食なので気にしないでください。ほとんどただの雑談ですよ。情報交換が主にメインですかね。素材だったり、近隣諸国の情報とか」
俺は黒スーツを着ていた。レナセールは良いところのお嬢さんに見えるワンピース、チェコは綺麗めな黒い服を着ていた。
舞踏会ほど派手なものではない。
といっても、いつも気軽な服を着ている俺にとっては、随分と立派なものだが。
胸には、錬金術師の二級ピンが刺さっていた。
チェコは一級。助手兼、錬金術師候補のレナセールには何もない。
使用人に案内されて中に入ると、既に大勢がいた。
思っていたよりも若い人が多い。
もっとこう、おじさまやおばさまばかりだと思っていた。
「若くて驚きましたか?」
「ああ、顔に出てたか?」
「いえ、みんな最初はそう思うんですよ。もちろん世界的に見れば錬金術師は若い人が少ないです。でも、こういった場所まで来る人は、意欲的な人ばかりなので」
なるほど。
もし俺が50代なら人脈もコネもそろっているだろうし、わざわざ集まりに参加しないだろう。
考え方も固まっているだろうしな。
「ベルクさん、レナセールちゃん、まずは私がご紹介します。その前に、名前と立場だけでも何となく頭に入れてください」
「わ、わかった」
「承知しました!」
レナセールほど瞬間記憶能力に長けていないので不安だが、頑張って覚えよう。
「今苺ケーキを手に取った女性は、アルドゥブ国で有名な一級錬金術師です。女性向けの錬金術を多く発明しています。有名なのは七色に光るアクセサリーですね。魔力で色が変わるので、一つとして同じものはできないんです」
「なるほど、確かにそれは俺の発想にないな」
錬金術を装飾に使うという発想すらなかった。
今度、消耗品以外も考えてみるとするか。
それからチェコは、俺とレナセールが恥をかかないように色々と教えてくれた。
しかし、途中で俺は冷や汗をかいていた。
「それで、次は――」
ぜ ん ぜ ん 覚 え ら れ な い。
レナセールは、なるほどといいながらうんうん頷いているが、聞いた事もない国と名前と開発した道具まで言われると、もはやぱっぱらぱーのぱーだ。
どうしようヤバイ震えると思っていたが、最後にレナセールがメモを渡してくれた。
そこには、すべて書き取ったのか名前などが書いてある。
……天才だ。その発想はなかった。
「と、こんなところです。まあ、基本的には私が紹介するんで、なんとなくで大丈夫ですよ」
「承知した。ただ、チェコに恥をかかせないようにしたいからな。出来るだけ頑張るよ」
「私は静かにしておきますね!」
「レナセールちゃんは逆、もっと前に出なきゃダメだよ」
「え、どうしてですか?」
「一級錬金術師の推薦は、あればあるほど心象がいいからね。錬金術師は元々貴族の仕事って言われてるくらいだし、私も正直それがどこまで判断材料になってるのかはわからないけれど、できるだけの事はしたほうがいい」
冷静なチェコの言葉に、俺はただただ申し訳なかった。
何も考えていないわけではないが、何もできない。
レナセールは、少しだけ俺の顔色をうかがうように視線を向けてきた。
「君はもう自由なんだ。俺の事は気にせずに自分のしたいことをすればいい。ただ、俺はレナセールが錬金術師になってくれれば嬉しいよ」
すると彼女は、頑張ります! と笑顔で答えてくれた。
お互いに気合を入れて、チェコが俺たちを連れて次々と紹介してくれた。
「おお、君があの優勝者のベルクか! いやあ、会いたかったんだ。凄い発想だった。へえ、君みたいな小さい女の子が助手なのか。凄いな」
「ベルク・アルフォンはあなただったのね。授与式に来ないなんて前代未聞だったけど、ああいう場って苦しいわよね。レナセールちゃんっていうの? 試験、応援しているわ」
「お噂はかねがね聞いているよ。あのチェコが入れ込んでいるからというから驚きだ。ベルクにレナセール、名前は覚えたよ。一級の推薦かい? 当たり前だ。喜んでさせてもらうよ」
最初は緊張していたが、どの人もいい人ばかりで、俺とレナセールがすぐに打ち解けていった。
流石チェコの知り合いだ。悪い人なんていないのだろう。
何もなしに紹介状を書いてくれとは言いづらいので、こんなこともあろうかとレナセールが開発したものをいくつか持ってきていた。
どれもエルフの発想が組み込まれていて、みんなが驚いてくれた。
食事を取る時間がなかったので、二人が話している間に美味しそうなものを取りに行った。
そのとき、身長が高く、金髪の男性がチョコケーキを食べていた。
何というか、絵本の王子様という感じだ。
凄いな、こんな人が存在するのか。
「なるほど、あんたがベルクか」
……ん?
「聞こえてないのか? ベルク・アルフォンだろう?」
「……そうですが」
「やっぱりな。――大会で優勝したのは俺がいなかったからだ。デカい顔を叩くなよ」
俺は、その場で静かに深呼吸した。
王子様の見た目とは裏腹に、とてつもない――その、なんだ。
ハッキリ言おう。
ムカつく奴だな?
「……お言葉ですが、別に叩いてませんよ。優勝したのは厳選なる王家の方々が決めたことです。それを不服というならば、不敬罪に当たるのはないですか?」
「なんだ……と?」
「それに俺はあなたのことを知りませんよ」
この世界で一番良くないのは、黙ってペコペコして舐められることだ。もちろん限界はあるが、ちゃんと胸を張らなきゃいけない。
男は、振り返って怒りをあらわにする。
ちなみにだが、生クリームが口回りにべっとりついていた。
まったく、まともにケーキも食べられないのか。
するとチェコが、いつのまにか男の後ろに立っていた。
「なら教えてやろう。俺様の名前は、王都の王子――エリオ――いてぇ!?」
「馬鹿、エリオット! ベルクさんに絡むんじゃないよ!」
驚いた事に、チェコが思い切り頭をパァアン。
それも結構なパァアンだ。
ホワイトソースがちょっと飛び散るぐらいに。
「な、何すんだよ! って、チェコ姉……」
「今日来ないって話だったのに、なんで来てるの?」
「仕事が早く終わったからだ。別にいいだろ」
「それはいいけど、変に絡んでないでしょうね?」
「し、してない」
「嘘だね。その目は嘘ついてるときの」
「いや嘘は言って――いてぇえ!?」
二回目のパァッアンは、どちらかというと、ズバアアアンだった。
頭にデカいタンコブをつけながら、王子がしゃがみこんだ。
レナセールも駆け付け、何があったんですか? と尋ねてきた。
そして、チェコがため息を吐く。
「ベルクさんすみません。教育が行き届いておらず」
「い、いや構わないが……この人は一体?」
「ほら、挨拶しなさい。そして、謝罪しなさい」
「……王都の王子――パァアアアアアアン」
「ただのエリオットです。すみませんでした」
タンコブが三重奏。何だか不憫になってきた。
頭を使う仕事なのに、脳がシェイクされすぎてないか? 大丈夫か?
「俺はベルク・アルフォンだ。彼女が助手のレナセール、今錬金術師を目指している」
「レナセールです。よろしくお願いします」
「はい。エリオットです。よろしくお願いします」
突然に礼儀正しくなっている。するとチェコが補足した。
「偉そうでバカなんですけど、まあそんな悪いやつではないです。ちょっとは悪いですけど」
「……偉そうって――」
「赤ちゃんまで記憶飛ばしてあげようか?」
「やめてください」
「ええとその、関係性は?」
「ああすみません。私のいとこなんですよ。ちょっと偉そうなんですけど、実力は確かですよ」
エリオット……。まさか。
そのとき、俺は思い出す。
王都で優勝者の名前に、チェコの前に書かれていた連続五回優勝していた人の名前。
その名は確か――エリオットだ。
「チェコ姉、これだけは言わせてくれ」
「ベルクさんに変なこといったら殺すよ?」
「変なことではないと思います」
「ふうん?」
するとエリオットは、ごほんと咳払いした。
「ベルク・アルフォン、お前の冷気送風機を見た。だが俺ならもっといいのが作れるだろう。――正々堂々と勝負しろ」
パアアアアアアアアアアアアアアアアアンと響いたのは、言うまでもなかった。
あ、四重奏
馬車に揺られて数時間、俺とレナセールとチェコは、舞踏会の前に立っていた。
今日は、王都の錬金術師が集まる特別な会に誘ってもらった。
当然だが、一介の平民が来られるようなものではなく、由緒正しき錬金術の人たちだけが集う。
しかしチェコから教えてもらったのだが、祝賀会で俺に会いたかったという声が少なくもなかったらしく、それでチェコが連れてくると伝えたところ、大いに喜ばれたという。
「で、でも、私は大丈夫なのでしょうか? まだ助手ですし……」
「当たり前だよ。みんな錬金術師だから、王家や普通の貴族と違って、敬意を払ってるから心配しないで」
レナセールは去年、舞踏会に入る事が許されなかった。
けれどもそれは錬金術師からしても不満らしく、俺と彼女のように信頼し合っている助手は大勢いる。
ルールを決めているのは、王家の側近たちだ。
だから何も気にしなくていいとチェコに肩を叩かれ、レナセールは少し胸をなでおろす。
だが、まだまだ不安そうだ。
「チェコ、服装はこれでいいのか?」
「今日は立食なので気にしないでください。ほとんどただの雑談ですよ。情報交換が主にメインですかね。素材だったり、近隣諸国の情報とか」
俺は黒スーツを着ていた。レナセールは良いところのお嬢さんに見えるワンピース、チェコは綺麗めな黒い服を着ていた。
舞踏会ほど派手なものではない。
といっても、いつも気軽な服を着ている俺にとっては、随分と立派なものだが。
胸には、錬金術師の二級ピンが刺さっていた。
チェコは一級。助手兼、錬金術師候補のレナセールには何もない。
使用人に案内されて中に入ると、既に大勢がいた。
思っていたよりも若い人が多い。
もっとこう、おじさまやおばさまばかりだと思っていた。
「若くて驚きましたか?」
「ああ、顔に出てたか?」
「いえ、みんな最初はそう思うんですよ。もちろん世界的に見れば錬金術師は若い人が少ないです。でも、こういった場所まで来る人は、意欲的な人ばかりなので」
なるほど。
もし俺が50代なら人脈もコネもそろっているだろうし、わざわざ集まりに参加しないだろう。
考え方も固まっているだろうしな。
「ベルクさん、レナセールちゃん、まずは私がご紹介します。その前に、名前と立場だけでも何となく頭に入れてください」
「わ、わかった」
「承知しました!」
レナセールほど瞬間記憶能力に長けていないので不安だが、頑張って覚えよう。
「今苺ケーキを手に取った女性は、アルドゥブ国で有名な一級錬金術師です。女性向けの錬金術を多く発明しています。有名なのは七色に光るアクセサリーですね。魔力で色が変わるので、一つとして同じものはできないんです」
「なるほど、確かにそれは俺の発想にないな」
錬金術を装飾に使うという発想すらなかった。
今度、消耗品以外も考えてみるとするか。
それからチェコは、俺とレナセールが恥をかかないように色々と教えてくれた。
しかし、途中で俺は冷や汗をかいていた。
「それで、次は――」
ぜ ん ぜ ん 覚 え ら れ な い。
レナセールは、なるほどといいながらうんうん頷いているが、聞いた事もない国と名前と開発した道具まで言われると、もはやぱっぱらぱーのぱーだ。
どうしようヤバイ震えると思っていたが、最後にレナセールがメモを渡してくれた。
そこには、すべて書き取ったのか名前などが書いてある。
……天才だ。その発想はなかった。
「と、こんなところです。まあ、基本的には私が紹介するんで、なんとなくで大丈夫ですよ」
「承知した。ただ、チェコに恥をかかせないようにしたいからな。出来るだけ頑張るよ」
「私は静かにしておきますね!」
「レナセールちゃんは逆、もっと前に出なきゃダメだよ」
「え、どうしてですか?」
「一級錬金術師の推薦は、あればあるほど心象がいいからね。錬金術師は元々貴族の仕事って言われてるくらいだし、私も正直それがどこまで判断材料になってるのかはわからないけれど、できるだけの事はしたほうがいい」
冷静なチェコの言葉に、俺はただただ申し訳なかった。
何も考えていないわけではないが、何もできない。
レナセールは、少しだけ俺の顔色をうかがうように視線を向けてきた。
「君はもう自由なんだ。俺の事は気にせずに自分のしたいことをすればいい。ただ、俺はレナセールが錬金術師になってくれれば嬉しいよ」
すると彼女は、頑張ります! と笑顔で答えてくれた。
お互いに気合を入れて、チェコが俺たちを連れて次々と紹介してくれた。
「おお、君があの優勝者のベルクか! いやあ、会いたかったんだ。凄い発想だった。へえ、君みたいな小さい女の子が助手なのか。凄いな」
「ベルク・アルフォンはあなただったのね。授与式に来ないなんて前代未聞だったけど、ああいう場って苦しいわよね。レナセールちゃんっていうの? 試験、応援しているわ」
「お噂はかねがね聞いているよ。あのチェコが入れ込んでいるからというから驚きだ。ベルクにレナセール、名前は覚えたよ。一級の推薦かい? 当たり前だ。喜んでさせてもらうよ」
最初は緊張していたが、どの人もいい人ばかりで、俺とレナセールがすぐに打ち解けていった。
流石チェコの知り合いだ。悪い人なんていないのだろう。
何もなしに紹介状を書いてくれとは言いづらいので、こんなこともあろうかとレナセールが開発したものをいくつか持ってきていた。
どれもエルフの発想が組み込まれていて、みんなが驚いてくれた。
食事を取る時間がなかったので、二人が話している間に美味しそうなものを取りに行った。
そのとき、身長が高く、金髪の男性がチョコケーキを食べていた。
何というか、絵本の王子様という感じだ。
凄いな、こんな人が存在するのか。
「なるほど、あんたがベルクか」
……ん?
「聞こえてないのか? ベルク・アルフォンだろう?」
「……そうですが」
「やっぱりな。――大会で優勝したのは俺がいなかったからだ。デカい顔を叩くなよ」
俺は、その場で静かに深呼吸した。
王子様の見た目とは裏腹に、とてつもない――その、なんだ。
ハッキリ言おう。
ムカつく奴だな?
「……お言葉ですが、別に叩いてませんよ。優勝したのは厳選なる王家の方々が決めたことです。それを不服というならば、不敬罪に当たるのはないですか?」
「なんだ……と?」
「それに俺はあなたのことを知りませんよ」
この世界で一番良くないのは、黙ってペコペコして舐められることだ。もちろん限界はあるが、ちゃんと胸を張らなきゃいけない。
男は、振り返って怒りをあらわにする。
ちなみにだが、生クリームが口回りにべっとりついていた。
まったく、まともにケーキも食べられないのか。
するとチェコが、いつのまにか男の後ろに立っていた。
「なら教えてやろう。俺様の名前は、王都の王子――エリオ――いてぇ!?」
「馬鹿、エリオット! ベルクさんに絡むんじゃないよ!」
驚いた事に、チェコが思い切り頭をパァアン。
それも結構なパァアンだ。
ホワイトソースがちょっと飛び散るぐらいに。
「な、何すんだよ! って、チェコ姉……」
「今日来ないって話だったのに、なんで来てるの?」
「仕事が早く終わったからだ。別にいいだろ」
「それはいいけど、変に絡んでないでしょうね?」
「し、してない」
「嘘だね。その目は嘘ついてるときの」
「いや嘘は言って――いてぇえ!?」
二回目のパァッアンは、どちらかというと、ズバアアアンだった。
頭にデカいタンコブをつけながら、王子がしゃがみこんだ。
レナセールも駆け付け、何があったんですか? と尋ねてきた。
そして、チェコがため息を吐く。
「ベルクさんすみません。教育が行き届いておらず」
「い、いや構わないが……この人は一体?」
「ほら、挨拶しなさい。そして、謝罪しなさい」
「……王都の王子――パァアアアアアアン」
「ただのエリオットです。すみませんでした」
タンコブが三重奏。何だか不憫になってきた。
頭を使う仕事なのに、脳がシェイクされすぎてないか? 大丈夫か?
「俺はベルク・アルフォンだ。彼女が助手のレナセール、今錬金術師を目指している」
「レナセールです。よろしくお願いします」
「はい。エリオットです。よろしくお願いします」
突然に礼儀正しくなっている。するとチェコが補足した。
「偉そうでバカなんですけど、まあそんな悪いやつではないです。ちょっとは悪いですけど」
「……偉そうって――」
「赤ちゃんまで記憶飛ばしてあげようか?」
「やめてください」
「ええとその、関係性は?」
「ああすみません。私のいとこなんですよ。ちょっと偉そうなんですけど、実力は確かですよ」
エリオット……。まさか。
そのとき、俺は思い出す。
王都で優勝者の名前に、チェコの前に書かれていた連続五回優勝していた人の名前。
その名は確か――エリオットだ。
「チェコ姉、これだけは言わせてくれ」
「ベルクさんに変なこといったら殺すよ?」
「変なことではないと思います」
「ふうん?」
するとエリオットは、ごほんと咳払いした。
「ベルク・アルフォン、お前の冷気送風機を見た。だが俺ならもっといいのが作れるだろう。――正々堂々と勝負しろ」
パアアアアアアアアアアアアアアアアアンと響いたのは、言うまでもなかった。
あ、四重奏
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