【完結】なぜ、お前じゃなくて義妹なんだ!と言われたので

yanako

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Case4.義妹の素顔は

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「俺は!お前じゃなくて、義妹彼女と結婚したかった」
私の婚約者は言った。

「そうだったのですか?」
「あぁ、そうだ!お前みたいな不細工な女じゃなくて、義妹彼女のような可憐な女性と結婚したかったよ」


「それは、大変申し訳ありません」
「謝るくらいなら、婚約を解消して欲しい!」

「それは、義妹が嫁に行き、私は他に婿を取れば良いということですね」
「お前と結婚して、婿に入ってくれる男がいればいいけどな」


彼がそう言ったので、私たちの婚約は解消され、彼は義妹と婚約をした。


元婚約者の予想に反して、私の新しい結婚相手はすぐに決まった。

義妹の婚約者として、元婚約者も私たちの結婚式に参列することになった。



花嫁衣装に着替え、メイクの準備をしていると、元婚約者が挨拶にやって来た。

私の顔をみて、婚約者は慌て出した。

「どうして……どうして?」

そして、私の隣でこれからメイクをしようとしている義妹に向かって言った。


「なんで、お前じゃなくて義妹彼女が!」
「はっ?何いってるの?」

「だから、なんで義妹彼女が花嫁衣装を着ているんだ!」
「は!?向こうが義姉で、私は、私よ!」

「はっ!だって!顔がっ!!」
元婚約者は、私を指差したまま、固まってしまった。


「私の顔が気になる方が多いようで、煩わしいので、化粧で顔を変えていたの。知らなかった?」

元婚約者はパクパクを口を開けている。

義 妹いもうとは、そんな煩わしい顔の真似をして、化粧で顔を変えていたの。それも知らなかったの?」






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