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若き龍の目醒め 20
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「ひーほっほっほ」
「ぎゃひっひっひ」
「うきゃきゃきゃ」
猿人は三人いた。九郎とハナを取り巻き、飛び跳ねるようにグルグル回っている。
「ぎっひっひっひぃ」
猿人たちはだらだらと涎を垂らしながらいやらしく笑っている。それが示しているのは食欲なのか、それとも他の種類の欲望なのか。
「わ、わう……っ、キャンっ」
吠えかかろうとした彼女の鼻すれすれを、猿人の拳が掠めた。ハナはへなへなと腰を砕けさせた。尻尾は脚のあいだに巻き込んでいる。
「貴様ら!どういうつもりだ!」
怒鳴りつけても言葉など通じるはずもない。だが、九郎の剣幕だけはわかったようだ。猿人たちは、一瞬、きょとんとしたように動きを止めた。
「いいか、この子には指一本触れるな!なにかしたいのであれば俺が相手だ」
九郎はハナを引き寄せて庇うと、きっぱりと言ってのけた。普段の彼なら考えられないことであり、しでかした後で九郎は暗然とした。
(ここに来る前の日と……)
同じような状況だ。
(勝ち目がないところまでそっくりだよ。しかも……)
この間との違いといえば、たった一つ。
(今度こそ殺されるかもしれないなぁ……でもなぁ)
九郎は、内心で深くため息を吐いた。他にやりようがなかった。ハナを放り出して逃げれば、この場は助かるかも知れない。
でも。
(そんなこと、できるもんか)
少女の肩に回した手に、ぎゅっと力がこもった。
しばらく動きを止めていた猿人たちが、顔を見合わせて、そしてにやりと笑った。わかりやすい表情だった。
人間が見せるものと同じ、悪意と嘲弄(ちょうろう)に満ちた、サディスティックな笑い。
そして猿人どもは、全く同時に、腰の後ろに手を回した。その手が前に戻ってきた時、握られていたのは。
ぬめりと冷たく輝く、鋼鉄の刃。間違いなく、それは高度な技術で作られた、大ぶりなナイフだった。
「……え?」
九郎の目が驚きで見開かれる。何が起こっているのか、まったく理解できなかった。
自分が異世界に来たのだという現実を、どうにか呑み込もうと苦労していたら、いきなり骨が喉に刺さったような感じだ。
狼人間の世界だと思っていたら、猿人もいた。
そしてその猿人は、鋼鉄のナイフを使っているのだ。毛皮しか身につけていないくせに、遥かに高度な文明の産物を使っている。
「ぎゃっほっほっほ」
ひゅんと風を切る音が、九郎の想像を遮った。
「……あっ!」
頬がすっぱりと裂ける。一拍遅れて、痛みがやってきた。血が噴き出す。噴き出す血を気にかける間もなく、猿人の更なる横殴りの追撃。
今度は鼻先寸前でかわした。猿人たちの攻撃は型も技も何もないが、腕力にまかせた攻撃は速く鋭い。何とか隙を見つけて彼女だけでも逃がしたい。
(どうする?どうするっ!?)
九郎が逡巡している間に、ハナは牙を剥き出しにして、猿人たちを威嚇している。尻尾は丸めたままだ。
「ぎゃっほっほっほ」
猿人たちはそんな九郎たちを馬鹿にするかのように九郎たちの周りを跳ね回っている。相手は三匹。しかもどういうわけか鋼のナイフを持っている。戦って勝てる相手じゃない。
ならば。
(一か八かだけど……!)
九郎はハナの手を引いて、思い切り駆け出した。猿人たちの間をすり抜けようとしたのだ。
九郎たちの突然の行動に一瞬、動きを止めた猿人。あと一歩ですり抜けられる寸前で猿人の一人がハナの手首を強引に引っ張り羽交い締めにされてしまった。
九郎も通り抜けざまに背中と肩に鋭い痛みが走った。
切られたのだ。ごろごろと転がってなんとか離れる九郎。
「ぎっひっひっひぃ」
いやらしい笑いを浮かべる猿人。
(くそ、こいつら……)
まだ本気ではないのだと九郎にもわかった。こちらをいたぶって楽しんでいるのだ。
「きゃほっほっほ」
いきなり、どすんと目の前に脚が降ってきた。猿人がジャンプして、九郎の行く先をさえぎったのだ。
ガツンと衝撃があって、目の前が真っ暗になった。
気がついたら、九郎は仰向けに倒れていた。顎がズキズキする。どうやら蹴り飛ばされて一瞬、気絶していたらしい。
「ギャウウゥゥン」
悲鳴に気づいて九郎が正面を見ると、ハナは地面に押さえつけられ、猿人たちにナイフで頬を撫でている。身体をひねりうつ伏せの姿勢になって体をそらす。
「やめろぉ!」
九郎は怒鳴った。猿人の一人が、ちらりと彼を見た。茶色の歯を剥き出しにする。嘲笑われている。
「止めろと言っているっ!!」
九郎は痛みに震える身体を無視して立ち上がり右手に掴んだ拳大の石を猿人たちに投げつけた。
「がぎゃ!」
石はハナを押さえつけていた猿人にぶつかり、ハナを押さえつけた手が離れた。
「ぎゃうん!」
ハナが、まだ自分を押さえつけていた猿人の手に、思い切り噛みつく。
「ぎゃっはぁっ」
狼少女が自由になった。
「逃げろ!」
九郎が叫ぶ。
ハナが跳ね起きて―――。
――――彼の方に向かってきた。
二匹の猿人に取り囲まれた九郎のほうに。
「ばか!違うっ!」
九郎は、とっさに叫んだ。
「逃げるんだよ!こっちじゃなくて!」
そう、叫んだ瞬間。
腹が爆発した。真っ赤に焼け焦げるような熱い灼熱の感覚。本当は痛み。
腹をナイフで貫かれた。とめどなく流れでる血。血とともに命までもが流れ落ちていく感覚。視界が霞んでゆく。
『僕は、ここで死ぬのかな?もう、帰れないのか?』
『そんなことは認めない!まだ何もしていない。せっかくやり直しの機会を与えられたというのにだ!』
九郎の自問に、心の底の声が応える。
『やり直し?なにそれ?でも、まだ何もしてないってのは賛成だよな』
『「帰る」と約束したんだ!』
『そうだねぇ。帰りたいね。でも、どうせ無理だよ……』
『無理なんかじゃない!やってみせる!!そうでなければ……雪とも会えない!』
『ああ、そうだ。僕も由紀子ちゃんとも……まだ全然……。だけど……、僕が思ってるほど向こうが、こっちのことを考えてくれてると決まったわけじゃないし』
『言い訳か!?何もしないうちから、言い訳ばかりか!面倒臭いというだけで諦めて』
『いいじゃん、もう疲れたよ』
『何に疲れたというのだ!踏ん張れ!!まだできることはあるだろう!?』
心の声が叫ぶ。
一秒のさらに何分の一かで、交わされたやりとり。希望を失うまいとすがりついてきたけど、やっぱり帰れるとは思えない。
試しに起き上がろうとしてみたが。
「痛いし、動けないし……無理したって、どうせ……」
九郎ががっくりと膝をついた。体が前に倒れる。
「う……」
ぼやけていく視界の中で、ハナが猿人に再び捕らえられていた。
九郎の左手が無意識に動いて、腹の傷を押さえていた。血を止めようとするように。
「あ……」
狼人間の少女がこちらを見ている。そして、九郎は、彼らの種族も涙を流すのだと知った。
「そ……っか」
右手が倒れかけた身体を支えた。曲がった胴体がぐうっと伸びる。痛みは激しいが右足を前に出す。
諦めるのは、やめだ。
(僕一人のことなら、いいけど)
この世界で生きる意味はさておいても。
(あの子を見捨てるわけにはいかないよな。僕を助けてくれた、あの子を)
九郎の思いに、心の奥からの声が聞こえる。
『弱き者を救う牙となれ!』
「ぎゃひっひっひ」
「うきゃきゃきゃ」
猿人は三人いた。九郎とハナを取り巻き、飛び跳ねるようにグルグル回っている。
「ぎっひっひっひぃ」
猿人たちはだらだらと涎を垂らしながらいやらしく笑っている。それが示しているのは食欲なのか、それとも他の種類の欲望なのか。
「わ、わう……っ、キャンっ」
吠えかかろうとした彼女の鼻すれすれを、猿人の拳が掠めた。ハナはへなへなと腰を砕けさせた。尻尾は脚のあいだに巻き込んでいる。
「貴様ら!どういうつもりだ!」
怒鳴りつけても言葉など通じるはずもない。だが、九郎の剣幕だけはわかったようだ。猿人たちは、一瞬、きょとんとしたように動きを止めた。
「いいか、この子には指一本触れるな!なにかしたいのであれば俺が相手だ」
九郎はハナを引き寄せて庇うと、きっぱりと言ってのけた。普段の彼なら考えられないことであり、しでかした後で九郎は暗然とした。
(ここに来る前の日と……)
同じような状況だ。
(勝ち目がないところまでそっくりだよ。しかも……)
この間との違いといえば、たった一つ。
(今度こそ殺されるかもしれないなぁ……でもなぁ)
九郎は、内心で深くため息を吐いた。他にやりようがなかった。ハナを放り出して逃げれば、この場は助かるかも知れない。
でも。
(そんなこと、できるもんか)
少女の肩に回した手に、ぎゅっと力がこもった。
しばらく動きを止めていた猿人たちが、顔を見合わせて、そしてにやりと笑った。わかりやすい表情だった。
人間が見せるものと同じ、悪意と嘲弄(ちょうろう)に満ちた、サディスティックな笑い。
そして猿人どもは、全く同時に、腰の後ろに手を回した。その手が前に戻ってきた時、握られていたのは。
ぬめりと冷たく輝く、鋼鉄の刃。間違いなく、それは高度な技術で作られた、大ぶりなナイフだった。
「……え?」
九郎の目が驚きで見開かれる。何が起こっているのか、まったく理解できなかった。
自分が異世界に来たのだという現実を、どうにか呑み込もうと苦労していたら、いきなり骨が喉に刺さったような感じだ。
狼人間の世界だと思っていたら、猿人もいた。
そしてその猿人は、鋼鉄のナイフを使っているのだ。毛皮しか身につけていないくせに、遥かに高度な文明の産物を使っている。
「ぎゃっほっほっほ」
ひゅんと風を切る音が、九郎の想像を遮った。
「……あっ!」
頬がすっぱりと裂ける。一拍遅れて、痛みがやってきた。血が噴き出す。噴き出す血を気にかける間もなく、猿人の更なる横殴りの追撃。
今度は鼻先寸前でかわした。猿人たちの攻撃は型も技も何もないが、腕力にまかせた攻撃は速く鋭い。何とか隙を見つけて彼女だけでも逃がしたい。
(どうする?どうするっ!?)
九郎が逡巡している間に、ハナは牙を剥き出しにして、猿人たちを威嚇している。尻尾は丸めたままだ。
「ぎゃっほっほっほ」
猿人たちはそんな九郎たちを馬鹿にするかのように九郎たちの周りを跳ね回っている。相手は三匹。しかもどういうわけか鋼のナイフを持っている。戦って勝てる相手じゃない。
ならば。
(一か八かだけど……!)
九郎はハナの手を引いて、思い切り駆け出した。猿人たちの間をすり抜けようとしたのだ。
九郎たちの突然の行動に一瞬、動きを止めた猿人。あと一歩ですり抜けられる寸前で猿人の一人がハナの手首を強引に引っ張り羽交い締めにされてしまった。
九郎も通り抜けざまに背中と肩に鋭い痛みが走った。
切られたのだ。ごろごろと転がってなんとか離れる九郎。
「ぎっひっひっひぃ」
いやらしい笑いを浮かべる猿人。
(くそ、こいつら……)
まだ本気ではないのだと九郎にもわかった。こちらをいたぶって楽しんでいるのだ。
「きゃほっほっほ」
いきなり、どすんと目の前に脚が降ってきた。猿人がジャンプして、九郎の行く先をさえぎったのだ。
ガツンと衝撃があって、目の前が真っ暗になった。
気がついたら、九郎は仰向けに倒れていた。顎がズキズキする。どうやら蹴り飛ばされて一瞬、気絶していたらしい。
「ギャウウゥゥン」
悲鳴に気づいて九郎が正面を見ると、ハナは地面に押さえつけられ、猿人たちにナイフで頬を撫でている。身体をひねりうつ伏せの姿勢になって体をそらす。
「やめろぉ!」
九郎は怒鳴った。猿人の一人が、ちらりと彼を見た。茶色の歯を剥き出しにする。嘲笑われている。
「止めろと言っているっ!!」
九郎は痛みに震える身体を無視して立ち上がり右手に掴んだ拳大の石を猿人たちに投げつけた。
「がぎゃ!」
石はハナを押さえつけていた猿人にぶつかり、ハナを押さえつけた手が離れた。
「ぎゃうん!」
ハナが、まだ自分を押さえつけていた猿人の手に、思い切り噛みつく。
「ぎゃっはぁっ」
狼少女が自由になった。
「逃げろ!」
九郎が叫ぶ。
ハナが跳ね起きて―――。
――――彼の方に向かってきた。
二匹の猿人に取り囲まれた九郎のほうに。
「ばか!違うっ!」
九郎は、とっさに叫んだ。
「逃げるんだよ!こっちじゃなくて!」
そう、叫んだ瞬間。
腹が爆発した。真っ赤に焼け焦げるような熱い灼熱の感覚。本当は痛み。
腹をナイフで貫かれた。とめどなく流れでる血。血とともに命までもが流れ落ちていく感覚。視界が霞んでゆく。
『僕は、ここで死ぬのかな?もう、帰れないのか?』
『そんなことは認めない!まだ何もしていない。せっかくやり直しの機会を与えられたというのにだ!』
九郎の自問に、心の底の声が応える。
『やり直し?なにそれ?でも、まだ何もしてないってのは賛成だよな』
『「帰る」と約束したんだ!』
『そうだねぇ。帰りたいね。でも、どうせ無理だよ……』
『無理なんかじゃない!やってみせる!!そうでなければ……雪とも会えない!』
『ああ、そうだ。僕も由紀子ちゃんとも……まだ全然……。だけど……、僕が思ってるほど向こうが、こっちのことを考えてくれてると決まったわけじゃないし』
『言い訳か!?何もしないうちから、言い訳ばかりか!面倒臭いというだけで諦めて』
『いいじゃん、もう疲れたよ』
『何に疲れたというのだ!踏ん張れ!!まだできることはあるだろう!?』
心の声が叫ぶ。
一秒のさらに何分の一かで、交わされたやりとり。希望を失うまいとすがりついてきたけど、やっぱり帰れるとは思えない。
試しに起き上がろうとしてみたが。
「痛いし、動けないし……無理したって、どうせ……」
九郎ががっくりと膝をついた。体が前に倒れる。
「う……」
ぼやけていく視界の中で、ハナが猿人に再び捕らえられていた。
九郎の左手が無意識に動いて、腹の傷を押さえていた。血を止めようとするように。
「あ……」
狼人間の少女がこちらを見ている。そして、九郎は、彼らの種族も涙を流すのだと知った。
「そ……っか」
右手が倒れかけた身体を支えた。曲がった胴体がぐうっと伸びる。痛みは激しいが右足を前に出す。
諦めるのは、やめだ。
(僕一人のことなら、いいけど)
この世界で生きる意味はさておいても。
(あの子を見捨てるわけにはいかないよな。僕を助けてくれた、あの子を)
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