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商店模範
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ハロルド商店
ミラルノ商店が解体してから数日後、ハロルドの耳に聞き流すことができない情報が流れ込んでくる。
ハロルドは日没と同時に店を閉め、店内に引き上げていった。
店の二階を改装した自宅兼事務所から、ハロルドの声がエルフの言葉で聞こえてくる。
『それは、本当なんですか!?』
『間違いない、今回のミラルノ商店の放火の犯人はウィンター商店の従業員だろう。』
『そんなことしなくても、ベローチさんは商会に選ばれるのに、なぜ。
いや、あの書状のことが・・・。』
ハロルドの困惑した声に答えるように、別の声が聞こえてきた。
『レイオンも何か心当たりがあるんじゃないのか。』
ハロルドは、何かを考えているのか、しばらく無言になる。
しばらくすると、自宅兼事務所の扉が開いて、2人組のエルフが部屋を出てきた。
『レイオン、ベローチは君を助けるために火を放ったと本気で思っているのか。』
『・・・。』
無言になるハロルドに、エルフが続けて話し始める。
『先日の書状がミラルノが連名で作成したものだとしても、君を庇ったとはならないぞ。』
『はい、わかっています。
だけど、ベローチさんを信じたいんです。
商売のことなど、右も左も分からなかった私たち夫婦に商売を教えてくれたのもベローチさんですから。
それに・・・。』
『レイオン、人間は短命ゆえに、人を裏切る。
我々エルフとは、考え方や感じ方が違うのだ。人間の世界で生きていくということは・・・。』
『分かっています。それでも私は、ベローチさんを信じたい。』
ハロルドの決意を感じたのか、エルフたちはそれ以上なにも言わずにハロルドの自宅兼事務所を後にした。
一人残された室内でハロルドは、ゆっくりと窓の外を見つめながらつぶやく。
「わかっています。わかっていますよ。
それでも、わたしは・・・。」
~翌日~
いつもと変わらない忙しい朝、ハロルドが開店準備をしていると、そこにドワルゴ商店のルルジアが顔を見せた。
「ハロルドさん、おはようございます。」
「ルルジアさん、おはようございます。
今日も開店準備を手伝いに来てくれたんですか?」
「いえ、もちろん手伝いますけど・・・。」
ハロルドは、ルルジアの態度に何か面倒ごとを頼もうとしているのを感じ取ると、ルルジアに先手で声をかけた。
「ルルジアさん、中新品の件では儲けさせてもらいました。
ありがとうございます。
ですので、お礼と言っては何ですが、何かお困りのことがあれば何でも相談して下さいね。
わたしは ルルジアさんは、対等な取引ができる仲間だと信じていますから。」
ハロルドの言葉を聞き、意を決したようにルルジアが思いの内を告げる。
「実は、今日は相談があってきました。
その相談というのが・・・。」
ハロルドはルルジアの言葉を遮るように返事をする。
「いいですよ。引き受けましょう。」
「えっ!!」
内容を聞く前に返事をするハロルドにルルジアが目を丸くしながら、なぜ何も聞く前に了承したのか質問する。
すると、ハロルドは、いつものようにニコニコと笑顔を見せ、開店準備をしながら答えた。
「ミラルノ商店の従業員の件ですよね。
ここ数日でミラルノ商店の店員たちが、ミラルノ商店の取引先に雇用してもらえないか頼んで回っているという話は聞いています。
それに昨日、店を閉めた後、街を散歩していた時に、ドワルゴ商店からミラルノ商店の店員たちがゾロゾロと出てくるのを見てしまいましたからね。
あれだけの人数を雇用できる商店は、なかなかないでしょうから、行き場に困り、工場を保有しているドワルゴ商店に駆け込んだんだろうと考えていました。
いまの王都は供給過多の状況ですし、いまから新しく仕事を始めるとなると、冒険者や自警団、傭兵といった仕事になります。
腕っぷしが強いのならともかく、武器を振り回したことがない商人に、冒険者や傭兵が務まるとは考えられませんからね。
・・・もし見当違いの考察でしたら、わたしの勘違いです、すみません。」
ハロルドの返答に、ルルジアは目を丸くしながら答える。
「はい、ハロルドさんの予想通りです。
昨日、ミラルノ商店の従業員たちが、ドワルゴ商店で働かせて欲しいと懇願してきました。
わたしも出来れば雇用してやりたいのですが、商店は休業中ですし、工場で働くにしても人間は技術が乏しく即戦力としては期待できません。
そんな彼らを養うほどの余裕もないのが現実です。
そこで相談なんですけど、ハロルドさんの店で働かせてもらうとか・・・。」
ルルジアの言葉を遮るように、ハロルドは作業の手を止め、両手の平を上に向け肩をすくめ、できないよ。といった仕草をみせながら答える。
「うちも従業員を雇い入れるほどの余裕はありません。
そもそも、こんなに狭い店舗に何十人も入れませんよ。
・
・
・
だけど、ミラルノ商店の店員たちに仕事を与えることは出来ます!」
「レイオンさんに頼むんですか?」
「いえ、違います。
新たな仕組みを作ります。」
「新たな仕組み?」
ハロルドは、店の前を歩いていく通行人に聞こえるように、ひときわ大きな声を張る。
「ドワルゴ商店は、商店改め、製造技術訓練施設の設立、及び、新規で商店の立ち上げです!
ドワルゴ商店の技術力は王国一の技術力があります。
そのノウハウを教えていくことで、王国全体の技術力向上に貢献できます。
つまり、そのノウハウを商品に、国を相手に商売をしていくということです!」
「で、でも・・・。
いきなり王国を相手に商売だなんて、そんなこと出来るのでしょうか。」
「大丈夫!」
ハロルドは、ルルジアに近寄り、ルルジアにだけ聞こえるほど小さな声で囁くように説明を始めた。
「それは、レイオン商店のレイオンの力を借りて、エルフの国のお墨付きをもらいます。
その後、王国と取引をするのです。
そうすれば、王国も勝手に搾取したりできませんからね。
まあ、レイオン商店に力を借りるとは言いましたが、実際にはエルフの国の力を借りるので、上納金などは必要になると思いますが、それでも十分に採算は取れる商売になるんじゃないでしょうか。」
「本当に上手く行くでしょうか。
レイオン商店が手を貸してくれるかも分からないし、
あまり大きな声では言えませんが、王国の誰かが裏切るとかもあるかもしれません・・・。」
ルルジアの言葉に、いつもと変わらず優しい表情なのだが、少し悲しい目をしたハロルドが、ゆっくりと口を開く。
「わかっています。わかっていますよ。
それでも、わたしは信じたい。
わたしは 全ての人を信じたいんです。」
「ハロルドさん・・・。」
「まあ、信じることは難しいことです。
それに、こういった話は、ヤレるかどうかで決めるのではなく、ヤルと決めた方が成功するものですよ。
この信じるということの決断は、元ミラルノ商店の従業員たちだけの為ではありません。
ルルジアさんに関わる全ての人たちの笑顔の為の決断です。」
ハロルドの言葉を聞いてもルルジアは、決めきれずにいた。
いままでやったことのないへの挑戦。
レイオンという会ったこともない人物を信じての決断。
王国との直接的な取引。
全てにおいて未知数であり、不確定要素が多すぎること。
しばらくの沈黙を破って、ルルジアは 重い口を開いた。
「ハロルドさん、わたしたちに本当に出来・・・。」
不安に思っていたルルジアの脳裏に ドワルゴ商店の従業員たちの笑顔が写される、そこに写る笑顔の中には、いまは亡き 父や母、兄のラグルだけでなく、他の兄弟やサレウド、そしてハロルドの笑顔。
ルルジアが関わってきた多くの人たちの笑顔が写されていた。
みながルルジアを信じてくれていた、その笑顔がルルジアの背中を押してくれる気がした。
脳裏に写された笑顔を見たルルジアの瞳から、迷いの雲が消えていく。
「ハロルドさん!
レイオンさんに伝えてください!
私たちドワルゴ商店従業員一同、誠心誠意、心を込めて、技術の継承に尽力していくと!」
ハロルドとルルジアは、固い握手を交わした。
その後、設立された【ドワルゴ製造技術訓練学園】は、エルフの国の支援で設立された この学園は、王国より承認を受けた、唯一無二の技術訓練施設として機能していくこととなり、何百年も続く名門となっていく。
ドワルゴ製造技術訓練学園の学園規則の書き始めは、こう書かれている。
『生きていく中で、もっとも辛いことは、日々の鍛錬にあらず。
もっとも辛いことは、人の笑顔を信じれなくなることである。
この学園生活において、笑顔を絶やすことなかれ、己の笑顔は 他人の笑顔になり、それが人を信じるということへと昇華する。
己を信じ、人を信じ、笑顔を絶やすことなく精進せよ。
・初代学園長 ルルジア・ドワルゴ』
ミラルノ商店が解体してから数日後、ハロルドの耳に聞き流すことができない情報が流れ込んでくる。
ハロルドは日没と同時に店を閉め、店内に引き上げていった。
店の二階を改装した自宅兼事務所から、ハロルドの声がエルフの言葉で聞こえてくる。
『それは、本当なんですか!?』
『間違いない、今回のミラルノ商店の放火の犯人はウィンター商店の従業員だろう。』
『そんなことしなくても、ベローチさんは商会に選ばれるのに、なぜ。
いや、あの書状のことが・・・。』
ハロルドの困惑した声に答えるように、別の声が聞こえてきた。
『レイオンも何か心当たりがあるんじゃないのか。』
ハロルドは、何かを考えているのか、しばらく無言になる。
しばらくすると、自宅兼事務所の扉が開いて、2人組のエルフが部屋を出てきた。
『レイオン、ベローチは君を助けるために火を放ったと本気で思っているのか。』
『・・・。』
無言になるハロルドに、エルフが続けて話し始める。
『先日の書状がミラルノが連名で作成したものだとしても、君を庇ったとはならないぞ。』
『はい、わかっています。
だけど、ベローチさんを信じたいんです。
商売のことなど、右も左も分からなかった私たち夫婦に商売を教えてくれたのもベローチさんですから。
それに・・・。』
『レイオン、人間は短命ゆえに、人を裏切る。
我々エルフとは、考え方や感じ方が違うのだ。人間の世界で生きていくということは・・・。』
『分かっています。それでも私は、ベローチさんを信じたい。』
ハロルドの決意を感じたのか、エルフたちはそれ以上なにも言わずにハロルドの自宅兼事務所を後にした。
一人残された室内でハロルドは、ゆっくりと窓の外を見つめながらつぶやく。
「わかっています。わかっていますよ。
それでも、わたしは・・・。」
~翌日~
いつもと変わらない忙しい朝、ハロルドが開店準備をしていると、そこにドワルゴ商店のルルジアが顔を見せた。
「ハロルドさん、おはようございます。」
「ルルジアさん、おはようございます。
今日も開店準備を手伝いに来てくれたんですか?」
「いえ、もちろん手伝いますけど・・・。」
ハロルドは、ルルジアの態度に何か面倒ごとを頼もうとしているのを感じ取ると、ルルジアに先手で声をかけた。
「ルルジアさん、中新品の件では儲けさせてもらいました。
ありがとうございます。
ですので、お礼と言っては何ですが、何かお困りのことがあれば何でも相談して下さいね。
わたしは ルルジアさんは、対等な取引ができる仲間だと信じていますから。」
ハロルドの言葉を聞き、意を決したようにルルジアが思いの内を告げる。
「実は、今日は相談があってきました。
その相談というのが・・・。」
ハロルドはルルジアの言葉を遮るように返事をする。
「いいですよ。引き受けましょう。」
「えっ!!」
内容を聞く前に返事をするハロルドにルルジアが目を丸くしながら、なぜ何も聞く前に了承したのか質問する。
すると、ハロルドは、いつものようにニコニコと笑顔を見せ、開店準備をしながら答えた。
「ミラルノ商店の従業員の件ですよね。
ここ数日でミラルノ商店の店員たちが、ミラルノ商店の取引先に雇用してもらえないか頼んで回っているという話は聞いています。
それに昨日、店を閉めた後、街を散歩していた時に、ドワルゴ商店からミラルノ商店の店員たちがゾロゾロと出てくるのを見てしまいましたからね。
あれだけの人数を雇用できる商店は、なかなかないでしょうから、行き場に困り、工場を保有しているドワルゴ商店に駆け込んだんだろうと考えていました。
いまの王都は供給過多の状況ですし、いまから新しく仕事を始めるとなると、冒険者や自警団、傭兵といった仕事になります。
腕っぷしが強いのならともかく、武器を振り回したことがない商人に、冒険者や傭兵が務まるとは考えられませんからね。
・・・もし見当違いの考察でしたら、わたしの勘違いです、すみません。」
ハロルドの返答に、ルルジアは目を丸くしながら答える。
「はい、ハロルドさんの予想通りです。
昨日、ミラルノ商店の従業員たちが、ドワルゴ商店で働かせて欲しいと懇願してきました。
わたしも出来れば雇用してやりたいのですが、商店は休業中ですし、工場で働くにしても人間は技術が乏しく即戦力としては期待できません。
そんな彼らを養うほどの余裕もないのが現実です。
そこで相談なんですけど、ハロルドさんの店で働かせてもらうとか・・・。」
ルルジアの言葉を遮るように、ハロルドは作業の手を止め、両手の平を上に向け肩をすくめ、できないよ。といった仕草をみせながら答える。
「うちも従業員を雇い入れるほどの余裕はありません。
そもそも、こんなに狭い店舗に何十人も入れませんよ。
・
・
・
だけど、ミラルノ商店の店員たちに仕事を与えることは出来ます!」
「レイオンさんに頼むんですか?」
「いえ、違います。
新たな仕組みを作ります。」
「新たな仕組み?」
ハロルドは、店の前を歩いていく通行人に聞こえるように、ひときわ大きな声を張る。
「ドワルゴ商店は、商店改め、製造技術訓練施設の設立、及び、新規で商店の立ち上げです!
ドワルゴ商店の技術力は王国一の技術力があります。
そのノウハウを教えていくことで、王国全体の技術力向上に貢献できます。
つまり、そのノウハウを商品に、国を相手に商売をしていくということです!」
「で、でも・・・。
いきなり王国を相手に商売だなんて、そんなこと出来るのでしょうか。」
「大丈夫!」
ハロルドは、ルルジアに近寄り、ルルジアにだけ聞こえるほど小さな声で囁くように説明を始めた。
「それは、レイオン商店のレイオンの力を借りて、エルフの国のお墨付きをもらいます。
その後、王国と取引をするのです。
そうすれば、王国も勝手に搾取したりできませんからね。
まあ、レイオン商店に力を借りるとは言いましたが、実際にはエルフの国の力を借りるので、上納金などは必要になると思いますが、それでも十分に採算は取れる商売になるんじゃないでしょうか。」
「本当に上手く行くでしょうか。
レイオン商店が手を貸してくれるかも分からないし、
あまり大きな声では言えませんが、王国の誰かが裏切るとかもあるかもしれません・・・。」
ルルジアの言葉に、いつもと変わらず優しい表情なのだが、少し悲しい目をしたハロルドが、ゆっくりと口を開く。
「わかっています。わかっていますよ。
それでも、わたしは信じたい。
わたしは 全ての人を信じたいんです。」
「ハロルドさん・・・。」
「まあ、信じることは難しいことです。
それに、こういった話は、ヤレるかどうかで決めるのではなく、ヤルと決めた方が成功するものですよ。
この信じるということの決断は、元ミラルノ商店の従業員たちだけの為ではありません。
ルルジアさんに関わる全ての人たちの笑顔の為の決断です。」
ハロルドの言葉を聞いてもルルジアは、決めきれずにいた。
いままでやったことのないへの挑戦。
レイオンという会ったこともない人物を信じての決断。
王国との直接的な取引。
全てにおいて未知数であり、不確定要素が多すぎること。
しばらくの沈黙を破って、ルルジアは 重い口を開いた。
「ハロルドさん、わたしたちに本当に出来・・・。」
不安に思っていたルルジアの脳裏に ドワルゴ商店の従業員たちの笑顔が写される、そこに写る笑顔の中には、いまは亡き 父や母、兄のラグルだけでなく、他の兄弟やサレウド、そしてハロルドの笑顔。
ルルジアが関わってきた多くの人たちの笑顔が写されていた。
みながルルジアを信じてくれていた、その笑顔がルルジアの背中を押してくれる気がした。
脳裏に写された笑顔を見たルルジアの瞳から、迷いの雲が消えていく。
「ハロルドさん!
レイオンさんに伝えてください!
私たちドワルゴ商店従業員一同、誠心誠意、心を込めて、技術の継承に尽力していくと!」
ハロルドとルルジアは、固い握手を交わした。
その後、設立された【ドワルゴ製造技術訓練学園】は、エルフの国の支援で設立された この学園は、王国より承認を受けた、唯一無二の技術訓練施設として機能していくこととなり、何百年も続く名門となっていく。
ドワルゴ製造技術訓練学園の学園規則の書き始めは、こう書かれている。
『生きていく中で、もっとも辛いことは、日々の鍛錬にあらず。
もっとも辛いことは、人の笑顔を信じれなくなることである。
この学園生活において、笑顔を絶やすことなかれ、己の笑顔は 他人の笑顔になり、それが人を信じるということへと昇華する。
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