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魔界姫
007・地下に封印されし者
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~地下の大広間~
長い螺旋階段を下りると、そこは地下の天然空洞を利用した大広間になっていた。
ぼんやりとした松明の明かりの中、大広間の中央に 白いモフモフした塊が見える。
「ハンさん、あの白い塊の中!!!」
「・・・マリー様が埋もれてるッスね。」
ハンとジャスは、大広間中央のモフモフした塊の元に駆けつける。
モフモフした塊も2人を発見すると、ゆっくりと近寄ってくる。
「ハンさん、あれが封印された魔物ですか!?」
「そうッスね。あれは魔物っていうか・・・。」
モフモフした塊は近くでみると2m程の大きな人形のような姿をしている。
その塊の胴体部分にマリーの上半身が埋もれているようだ。
「マリーさん!
大丈夫ですか!?
いまからコレから出してあげますからね!」
「・・・ダ・・み・・ふさ・・で!」
「マリー様、何か言ってるッスね。」
ジャスとハンが顔を見合わせると、巨大な白いモフモフは、ゆっくりと話し始めた。
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「な、なんて邪悪な・・・。」
「そうッスか?」
「だって、全てを破滅へといざなう者ですよ!」
「・・・それもそうッスね。」
そんなやり取りをしてると、モフモフの白い塊から抜け出したマリーがジャスに駆け寄る。
「ジャスちゃん!
ちゃんと耳をふさいでくれた?」
「えっ!耳ですか?」
「いや、バッチリ聞いてたッス!」
「・・・そ、そうなんだ。」
マリーは耳を赤くしながらジャスから視線をそらす。
「マリーさん、まさか魔王城の地下に こんな邪悪なものを隠していたなんて・・・。
いったいコレは、何なんですか!!」
ジャスの質問にマリーが答えるより早く、白いモフモフのゴームが答える。
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「「「・・・。」」」
マリーは、さらに顔を赤くして下を向く。
ハンも下を向き、肩を震わせている。
「それは聞きました!
あなたは、魔界の秘密兵器とかですか?」
「我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「だから!
あなたは、いったい・・・。」
「我が名は、漆黒の闇に・・・。」
「いやー!」
マリーは耳を塞ぎながら広間の奥の方へ逃げ出して言った。
その様子を見ていたハンは、笑いながらジャスの質問に答える。
「ぷぷぷっ。
ジャスさん、ゴームはコレしか言えないッス。
確かに単純な殴り合いなら魔界屈指の強力な兵器ッスけどね。」
「でも、こんな物騒なことを話してますよ。
誰がいったい?」
「それは、マリー様の黒歴史ッス。
この純白のゴーレムは1000年程前に、マリー様が作って名付けたッス。
別に特別な力はないッス。」
「中二病ってやつですね。」
「そういうらしいッスね。
マリー様も我に返ってゴームを破壊しようとしたみたいッスけど、頑丈に作りすぎたせいか、マリー様でも壊せなかったッス。」
「でも、それならどうやって封印していたんですか?」
「ああ、それは魔力切れの状態までマリー様が1年がかりで追い込んで、そのままスイッチが入らないように慎重に運んで地下に封印したんスよ。
でも魔王城は、龍脈の上に建ってるから、ゴームも ゆっくりと魔力が補充されてたんスかね。
見たところ魔力が最大まで溜まってる見たいッスね。」
「1年がかりで魔力を枯渇させるって・・・。」
「でも あの1年があったから、マリー様も成長できたと思うッスよ。」
「マリーさんの実力は努力の上なんですね。」
「まあ、結果的にそうッスね。」
ハンとジャスは、2人で笑いながら奥の方へと走り去っていったマリーの後を追った。
~マリーの寝室~
ゆっくりと歩くゴームをマリーの寝室へと誘導する。
このミッションは、慎重かつ迅速に行わなければならないミッションだった。
そのミッションも特に困難な試練はなく、無事に終わりを遂げた。
「これで一安心ね。」
「マリー様、よかったッスね。」
「本当、マリーさんが羨ましいですよ。」
どうしても再び封印することが出来なかったゴームの利用方法について、マリー、ジャス、ハンの3人で話し合った結果、マリーの寝室へと誘導することとなったのだ。
その話し合いとは・・・。
~30分前、地下の広間~
ジャスがモフモフのゴームの中から顔を出し、マリーに話しかける。
「マリーさん、ゴームの電源を切ることができないですね。
スイッチとかつけなかったんですか?」
「そうッスね。
スイッチとかつけておけば よかったッスね。」
「そんな過去の失敗を言われても困るわよ。
なんとかして再び封印する方法を考えようよ。」
「もういっそのこと、コレこのまま放置しとくッスか?」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
涙目のマリーがハンを睨む。
「・・・すまないッス。
わざとじゃないッス。」
「まあまあ、マリーさん、落ち着いてください。
私、考えたんですけど、地下の広間に誰も入れないようにしたらどうですか?」
「そうね。それが出来ればいいんだけど・・・。」
マリーは、ジャスの提案を聞き、ハンを見る。
「それはダメッスよ。」
「どうしてですか?」
「それは・・・。」
ハンが答えに困っていると、マリーが答える。
「ここは転送の間として使ってるからよ。」
「あー!
マリー様、まずいッスよ。」
「どうして?
だってジャスは仲間じゃん。」
「・・・。
そうッスけど。
でも、天使ッスよ。何かあったら・・・。」
「大丈夫です!
私、誰にも話さないですから!
・
・
・でも転送の間っていったい何なんですか?」
「ここの広間から、他の土地に転移することが出来るのよ。
それも1人や2人といった規模じゃなくって、何百、何千といった人数をね。」
「凄いですね!
あっ、でも天界にも審判の門って呼ばれる、ポートゲートがありますよ。
それと同じ原理なのかな?」
「・・・審判の門ッスか?」
「はい。
審判の門は、扉の先を目的地と直接つなぐことができる門なんです。
つなぎっぱなしにできるので、同時に何人も通ることができるんですよ。
・
・
・はっ!」
「どうしたの?」
ジャスは涙目になりマリーに懇願する。
「マリーさん、このことは秘密にしておいてください。
天界の秘密を天使以外に話したらダメだったんです。」
「・・・はいはい。
安心して、私たち誰にも言わないから。
約束ね。」
「はい。
よろしくお願いします。」
(やっぱりジャスさんは、何か抜けてるッス。
このまま天界に返すわけにはいかないッス。)
「それはそうと、ゴームをどうにかしなくっちゃね。」
「そうですよね・・・。」
「なにかいい案ッスね・・・。」
「・・・。」
地下の大広間が静寂に包まれる。
そんな静寂の中、ジャスが手を挙げて発言する。
「あのー。
もういっそのこと、マリーさんの部屋に置いておいたらいいんじゃないですか?」
「私の部屋に?」
「はい。部屋の中なら、あまり人目につくこともないですし、それに・・・。」
「それに?」
「さっき、モフモフの中に入ったけど、ほんのり温かくって気持ちよかったですよ。
せっかくだから有効活用してみたら どうでしょうか?」
「・・・それもそうね。
ハン、さっそく部屋に誘導しましょう。」
「俺が誘導ッスか!?」
「そうよ。他に誰か適任者がいるの?」
「いや、仕方ないッス。
俺がコレを誘導するッス。
・・・はっ!」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「「「・・・。」」」
「・・・わざとじゃないッス。
申し訳ないッス。」
~マリーの寝室~
こうして話し合い?の結果、ゴームが寝室へと運び込まれた。
「マリーさん、さっそくモフモフの中に入ってみませんか?」
「いいね!
一緒に入る?」
「いいんですか!?」
「もちろん!!!」
マリーとジャスは、ゴームのモフモフに包まれて幸せそうな表情を見せる。
「マリーさん、最高に落ち着きますね。」
「ほんと、もう寝ちゃいそうなくらい気持ちがいいね。
500年くらい寝れちゃうかも。」
「私そんなに寝たら、おばあちゃんですよ。」
「コレにこんな使い道があったなんて、ジャスちゃん おかげよ。」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「ふふふっ。
マリーさん、またゴームが何か言ってますよ。」
「なんだかコレも聞きなれてくると可愛らしく感じるね。」
「そうですね。
コレ、くせになりそうですね。」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に・・・。」
2人はゴームから顔だけだして笑いながら満喫していた。
→008へ
長い螺旋階段を下りると、そこは地下の天然空洞を利用した大広間になっていた。
ぼんやりとした松明の明かりの中、大広間の中央に 白いモフモフした塊が見える。
「ハンさん、あの白い塊の中!!!」
「・・・マリー様が埋もれてるッスね。」
ハンとジャスは、大広間中央のモフモフした塊の元に駆けつける。
モフモフした塊も2人を発見すると、ゆっくりと近寄ってくる。
「ハンさん、あれが封印された魔物ですか!?」
「そうッスね。あれは魔物っていうか・・・。」
モフモフした塊は近くでみると2m程の大きな人形のような姿をしている。
その塊の胴体部分にマリーの上半身が埋もれているようだ。
「マリーさん!
大丈夫ですか!?
いまからコレから出してあげますからね!」
「・・・ダ・・み・・ふさ・・で!」
「マリー様、何か言ってるッスね。」
ジャスとハンが顔を見合わせると、巨大な白いモフモフは、ゆっくりと話し始めた。
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「な、なんて邪悪な・・・。」
「そうッスか?」
「だって、全てを破滅へといざなう者ですよ!」
「・・・それもそうッスね。」
そんなやり取りをしてると、モフモフの白い塊から抜け出したマリーがジャスに駆け寄る。
「ジャスちゃん!
ちゃんと耳をふさいでくれた?」
「えっ!耳ですか?」
「いや、バッチリ聞いてたッス!」
「・・・そ、そうなんだ。」
マリーは耳を赤くしながらジャスから視線をそらす。
「マリーさん、まさか魔王城の地下に こんな邪悪なものを隠していたなんて・・・。
いったいコレは、何なんですか!!」
ジャスの質問にマリーが答えるより早く、白いモフモフのゴームが答える。
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「「「・・・。」」」
マリーは、さらに顔を赤くして下を向く。
ハンも下を向き、肩を震わせている。
「それは聞きました!
あなたは、魔界の秘密兵器とかですか?」
「我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「だから!
あなたは、いったい・・・。」
「我が名は、漆黒の闇に・・・。」
「いやー!」
マリーは耳を塞ぎながら広間の奥の方へ逃げ出して言った。
その様子を見ていたハンは、笑いながらジャスの質問に答える。
「ぷぷぷっ。
ジャスさん、ゴームはコレしか言えないッス。
確かに単純な殴り合いなら魔界屈指の強力な兵器ッスけどね。」
「でも、こんな物騒なことを話してますよ。
誰がいったい?」
「それは、マリー様の黒歴史ッス。
この純白のゴーレムは1000年程前に、マリー様が作って名付けたッス。
別に特別な力はないッス。」
「中二病ってやつですね。」
「そういうらしいッスね。
マリー様も我に返ってゴームを破壊しようとしたみたいッスけど、頑丈に作りすぎたせいか、マリー様でも壊せなかったッス。」
「でも、それならどうやって封印していたんですか?」
「ああ、それは魔力切れの状態までマリー様が1年がかりで追い込んで、そのままスイッチが入らないように慎重に運んで地下に封印したんスよ。
でも魔王城は、龍脈の上に建ってるから、ゴームも ゆっくりと魔力が補充されてたんスかね。
見たところ魔力が最大まで溜まってる見たいッスね。」
「1年がかりで魔力を枯渇させるって・・・。」
「でも あの1年があったから、マリー様も成長できたと思うッスよ。」
「マリーさんの実力は努力の上なんですね。」
「まあ、結果的にそうッスね。」
ハンとジャスは、2人で笑いながら奥の方へと走り去っていったマリーの後を追った。
~マリーの寝室~
ゆっくりと歩くゴームをマリーの寝室へと誘導する。
このミッションは、慎重かつ迅速に行わなければならないミッションだった。
そのミッションも特に困難な試練はなく、無事に終わりを遂げた。
「これで一安心ね。」
「マリー様、よかったッスね。」
「本当、マリーさんが羨ましいですよ。」
どうしても再び封印することが出来なかったゴームの利用方法について、マリー、ジャス、ハンの3人で話し合った結果、マリーの寝室へと誘導することとなったのだ。
その話し合いとは・・・。
~30分前、地下の広間~
ジャスがモフモフのゴームの中から顔を出し、マリーに話しかける。
「マリーさん、ゴームの電源を切ることができないですね。
スイッチとかつけなかったんですか?」
「そうッスね。
スイッチとかつけておけば よかったッスね。」
「そんな過去の失敗を言われても困るわよ。
なんとかして再び封印する方法を考えようよ。」
「もういっそのこと、コレこのまま放置しとくッスか?」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
涙目のマリーがハンを睨む。
「・・・すまないッス。
わざとじゃないッス。」
「まあまあ、マリーさん、落ち着いてください。
私、考えたんですけど、地下の広間に誰も入れないようにしたらどうですか?」
「そうね。それが出来ればいいんだけど・・・。」
マリーは、ジャスの提案を聞き、ハンを見る。
「それはダメッスよ。」
「どうしてですか?」
「それは・・・。」
ハンが答えに困っていると、マリーが答える。
「ここは転送の間として使ってるからよ。」
「あー!
マリー様、まずいッスよ。」
「どうして?
だってジャスは仲間じゃん。」
「・・・。
そうッスけど。
でも、天使ッスよ。何かあったら・・・。」
「大丈夫です!
私、誰にも話さないですから!
・
・
・でも転送の間っていったい何なんですか?」
「ここの広間から、他の土地に転移することが出来るのよ。
それも1人や2人といった規模じゃなくって、何百、何千といった人数をね。」
「凄いですね!
あっ、でも天界にも審判の門って呼ばれる、ポートゲートがありますよ。
それと同じ原理なのかな?」
「・・・審判の門ッスか?」
「はい。
審判の門は、扉の先を目的地と直接つなぐことができる門なんです。
つなぎっぱなしにできるので、同時に何人も通ることができるんですよ。
・
・
・はっ!」
「どうしたの?」
ジャスは涙目になりマリーに懇願する。
「マリーさん、このことは秘密にしておいてください。
天界の秘密を天使以外に話したらダメだったんです。」
「・・・はいはい。
安心して、私たち誰にも言わないから。
約束ね。」
「はい。
よろしくお願いします。」
(やっぱりジャスさんは、何か抜けてるッス。
このまま天界に返すわけにはいかないッス。)
「それはそうと、ゴームをどうにかしなくっちゃね。」
「そうですよね・・・。」
「なにかいい案ッスね・・・。」
「・・・。」
地下の大広間が静寂に包まれる。
そんな静寂の中、ジャスが手を挙げて発言する。
「あのー。
もういっそのこと、マリーさんの部屋に置いておいたらいいんじゃないですか?」
「私の部屋に?」
「はい。部屋の中なら、あまり人目につくこともないですし、それに・・・。」
「それに?」
「さっき、モフモフの中に入ったけど、ほんのり温かくって気持ちよかったですよ。
せっかくだから有効活用してみたら どうでしょうか?」
「・・・それもそうね。
ハン、さっそく部屋に誘導しましょう。」
「俺が誘導ッスか!?」
「そうよ。他に誰か適任者がいるの?」
「いや、仕方ないッス。
俺がコレを誘導するッス。
・・・はっ!」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「「「・・・。」」」
「・・・わざとじゃないッス。
申し訳ないッス。」
~マリーの寝室~
こうして話し合い?の結果、ゴームが寝室へと運び込まれた。
「マリーさん、さっそくモフモフの中に入ってみませんか?」
「いいね!
一緒に入る?」
「いいんですか!?」
「もちろん!!!」
マリーとジャスは、ゴームのモフモフに包まれて幸せそうな表情を見せる。
「マリーさん、最高に落ち着きますね。」
「ほんと、もう寝ちゃいそうなくらい気持ちがいいね。
500年くらい寝れちゃうかも。」
「私そんなに寝たら、おばあちゃんですよ。」
「コレにこんな使い道があったなんて、ジャスちゃん おかげよ。」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「ふふふっ。
マリーさん、またゴームが何か言ってますよ。」
「なんだかコレも聞きなれてくると可愛らしく感じるね。」
「そうですね。
コレ、くせになりそうですね。」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に生まれし混沌の光であり、時を超越し全てを破滅へと誘う者。ゴームなり。」
「コレではない!
我が名は、漆黒の闇に・・・。」
2人はゴームから顔だけだして笑いながら満喫していた。
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