魔法使いと皇の剣

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1章 出会い

海賊と海属

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海賊

彼ら、彼女達の多くは人間だった。
閉ざされた大陸以外は外から来る者を阻む結界はあるが
出る事はできる結界が多かった。
 
しかし眷属達と呼ばれる種族は、他種族と交わり血が薄まった眷属以外は自身を作った神の権威が及ぶ地以外を出るのを躊躇い、縛る種族もいる。
 
その為例外以外は船に乗り海に出る殆どは人間だった。

漁の為、ある物は研究の為、ある物は冒険の為
多くが海に出た。
しかし海に出た者を魔物は容赦なく襲った。

人々は力を身につけ魔物に対抗して活動する幅が多くなり、いつしか結界と結界の間、狭間の海で別の大陸から来たもの同士が交わるようになった。

友好的に大陸の情報を交換し合う人々もいれば、魔物と対峙する力で奪いあう物達も出た

住んでいた大陸の考えの違い、貴重な大陸外の物を手に入れる為、多くの血が流れた

いつしか奪うのを目的として海に出るもの達も現れた
彼ら奪った大陸外の情報や金品の多くが貴重で高く売れる事に気づいたからだ、何より海は自由だった。

いつしか海賊と呼ばれる存在となった者の中には
自ら住まう大陸から出る船を襲う者たちも出てきた。

多くで畏怖の存在となった者の中には、大陸を追われた者達も出てきた彼らは生まれた大陸にも戻れず、海こそが自ら育った土地として海の神を崇めた。

海の神も答えるように、海に小さな島が出来た
多くの者が其処に集まりいつしか大陸に戻れなくなった変わりに故郷ができた。

大陸から出て、新天地にも行けず、戻れなくなった物達も海で拾われ、時には自ら赴き

そこは海賊島と呼ばれるようになった。

しかし彼ら、彼女らの中には奪う事を目的にせずに研究の為、冒険の為に海を目指していた者も多く、いつしか対立するようになった。

しかし彼ら彼女らには戻れる島は1つだけだった。

そして盟約ができた。
海賊同士が揉めたら、決闘により勝敗を決め、負けた船は従わなければいけない
決闘の取り決めは双方が納得したものでなければいけないと

簡単な物だった、しかし時代をすぎ決闘で決めなければいけないその言葉だけは彼ら、彼女らが次の世代になっても引き継がれていった。

盟約や言葉は様々な時代をこえて変化していき
いつしか、海の神の言葉だったと、、
海に生きてるのものは盟約を破ると災いが降りかかると
様々な盟約を生み、海にでた物達は自ら望み自由を縛っていた。

人は自ら神を作りだし、自由を捨て、また神を恨んだ
自由を奪ったと

しかし彼ら、彼女らは盟約を捨てる事はなかった、誰でもない自らが作り出した言葉を神として、縛られる方が楽だったから。
海に生きる彼らは畏怖と蔑みから海賊と呼ばれ
自らは海に生きる 海属と名乗った


~『海賊と掟』~
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