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5章 運命
祖父を名乗る者
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夕暮れの柔らかな光が窓から差し込む部屋で、ミエラは浅いまどろみの中にいた。疲れた体を休める束の間の安らぎ。しかし、その静寂は木製の扉を叩くノックの音と、それに続く呼びかけによって破られた。
「ミエラさーん、お休み中すみません。その、来客がありまして…」
ヨヨヨの控えめな声が、まどろみの境界線を越えてミエラの意識を現実へと引き戻した。目を開けると、枕元にはアイリーンの尻尾が見える。友は疲労からか、小さく唸りながら深い眠りに落ちていた。
ミエラはそっとベッドから身を起こし、アイリーンを起こさないよう慎重に扉へと向かった。扉を開けると、そこにはヨヨヨが申し訳なさそうな表情で立っていた。
その目は部屋の奥で眠るアイリーンの姿を捉え、さらに気まずそうな表情になる。
「あぁ、本当にすみません」ヨヨヨは小声で言った。「どうしてもミエラさんに話があると聞かなくて。大事な話だと…」
申し訳なさと焦りが入り混じった言葉に、ミエラは優しく微笑み、ヨヨヨの目線に合わせるように膝を落とした。
「大丈夫ですよ」
ミエラは柔らかな声で答えた。
「もうそろそろ起きなければと思っていましたので。それより、一体どなたが?」
ヨヨヨははっとしたように顔を上げた。
「す、すみません。あの、昼間酒場にいた方を覚えておりますか? アラムルという方で。悪い方ではないのですが、少し変わっていて、それで…」
ミエラは一瞬思考を巡らせた。
「アラムルさんですか…」
記憶を辿れば、昼間の酒場で自分をじっと見つめていた人間の姿がある。彼自身の言葉を借りれば、「見とれていた」のだという。正直なところ、そのような理由だけなら会う必要もないとは思ったが…どういうわけか心の奥で引っかかるものがあった。
「…どちらに?」ミエラは静かに尋ねた。
ヨヨヨは驚いたような表情を浮かべた。
「えっ?あっ、下にですが…」ヨヨヨは少し考えて付け加えた。「話となると上の方が良いかと。嬉しいことに他のお客様もいらっしゃいますので…」
ミエラは決心したように立ち上がると、隣のロスティンたちの部屋のドアを軽くノックした。しかし、返事はなく、開けてみれば既に二人の姿はなかった。
予想通り、街に出ているのだろう。何かあれば彼らの部屋も近いという安心感があった。
「こちらに呼んでいただけますか?」ミエラはヨヨヨに言った。
ヨヨヨは頷き、急ぎ足で階段を下りていった。ミエラは部屋に戻り、窓辺に立って訪問者の到着を待った。やがて階段が軋む音が聞こえ、扉の外から声がした。
「あ…っと、すまない。入ってもよいかな?」
声は低く、どこか緊張を孕んでいた。ミエラは深呼吸して応えた。
「はい」
扉がゆっくりと開き、アラムルの姿が現れた。昼間の酒場で見た時よりも、はるかに老けて見える。疲労か緊張か、それとも何か別の重荷か—彼の肩は沈み、目の下には深い影があった。
アラムルはミエラを見つめたまま、しばらく扉の前に立ち尽くしていた。
ミエラの訝しげな表情に気づいたのか、アラムルはようやく部屋に足を踏み入れた。
「座っても宜しいかな?」
ミエラが頷くと、二人の間には重苦しい沈黙が流れた。窓の外では夕焼けの赤みが次第に深まり、部屋の中に長い影を投げかけていた。
「あの…話というのは」ミエラが沈黙を破った。
アラムルは肩を震わせ、テーブルに置かれたロスティンが持ち込んだ酒瓶を見つめていた。その目には言いようのない渇望と躊躇が映っていた。
ミエラは一瞬、この男が金欠で酒を飲むために来たのではないかという疑念がよぎったが、彼の表情にある深い悲しみを見て、その考えを打ち消した。
「あの…どうぞ」
ミエラは溜息まじりに言った。
アラムルは躊躇したが震える手で酒瓶に伸ばした。
「すまん…わしは…いや」
言葉を切り、彼はグラスも使わず、酒瓶を直接口に運んだ。まるで勇気を振り絞るために、あるいは過去の幽霊から逃れるかのように、喉を鳴らして大量の酒を飲み干していく。ミエラは言葉を失い、ただその光景を見つめるしかなかった。
勢いよく酒瓶をテーブルに置いたアラムルは、突然立ち上がり、叫ぶように宣言した。
「わしは…祖父だ! お前の祖父だ!」
その言葉は雷のように部屋に響き渡った。ミエラは開いた口がふさがらず、しばらく彼を凝視した。やがて冷静さを取り戻し、疑いの目を向けた。
「あの…すみません。昼間の行動や今の行動を見る限りは、ただの…その…言葉悪く言えば"たかり"にしか見えないのですが」
アラムルは膝をぎゅっと握りしめ、下を向いたまま声を震わせた。
「お前の母はアルミラ…! 父はレクター! お前の叔父は…サイスルだ!」
ミエラの心臓が早鐘を打った。誰も知らないはずの名前—母の名、父の名、そして叔父の名。この見知らぬ男がなぜそれを知っているのか? 本当に彼女の祖父なのか?
アラムルは勢いよく吐き出した言葉に続き、声を落として語りはじめた。
「そう…アルミラはわしの娘…サイスルはわしの息子だ…」
ミエラは混乱と疑念に満ちた目で老人を見つめた。
「ですが…母は孤児だったと聞いています。それにサイスル…彼もまたヘリンスの家名を持っています」
アラムルの目に深い悲しみが浮かび、かすかに震える声で告白した。
「わしの…わしの罪だ」
夕暮れの最後の光が窓から消え、部屋は薄暗い影に包まれ始めた。その中でアラムルの顔には、長い年月の重みと悔恨の色が刻まれていた。ミエラは目の前で語られようとしている真実に、言葉を失い、ただ息を潜めて耳を傾けるしかなかった。
「ミエラさーん、お休み中すみません。その、来客がありまして…」
ヨヨヨの控えめな声が、まどろみの境界線を越えてミエラの意識を現実へと引き戻した。目を開けると、枕元にはアイリーンの尻尾が見える。友は疲労からか、小さく唸りながら深い眠りに落ちていた。
ミエラはそっとベッドから身を起こし、アイリーンを起こさないよう慎重に扉へと向かった。扉を開けると、そこにはヨヨヨが申し訳なさそうな表情で立っていた。
その目は部屋の奥で眠るアイリーンの姿を捉え、さらに気まずそうな表情になる。
「あぁ、本当にすみません」ヨヨヨは小声で言った。「どうしてもミエラさんに話があると聞かなくて。大事な話だと…」
申し訳なさと焦りが入り混じった言葉に、ミエラは優しく微笑み、ヨヨヨの目線に合わせるように膝を落とした。
「大丈夫ですよ」
ミエラは柔らかな声で答えた。
「もうそろそろ起きなければと思っていましたので。それより、一体どなたが?」
ヨヨヨははっとしたように顔を上げた。
「す、すみません。あの、昼間酒場にいた方を覚えておりますか? アラムルという方で。悪い方ではないのですが、少し変わっていて、それで…」
ミエラは一瞬思考を巡らせた。
「アラムルさんですか…」
記憶を辿れば、昼間の酒場で自分をじっと見つめていた人間の姿がある。彼自身の言葉を借りれば、「見とれていた」のだという。正直なところ、そのような理由だけなら会う必要もないとは思ったが…どういうわけか心の奥で引っかかるものがあった。
「…どちらに?」ミエラは静かに尋ねた。
ヨヨヨは驚いたような表情を浮かべた。
「えっ?あっ、下にですが…」ヨヨヨは少し考えて付け加えた。「話となると上の方が良いかと。嬉しいことに他のお客様もいらっしゃいますので…」
ミエラは決心したように立ち上がると、隣のロスティンたちの部屋のドアを軽くノックした。しかし、返事はなく、開けてみれば既に二人の姿はなかった。
予想通り、街に出ているのだろう。何かあれば彼らの部屋も近いという安心感があった。
「こちらに呼んでいただけますか?」ミエラはヨヨヨに言った。
ヨヨヨは頷き、急ぎ足で階段を下りていった。ミエラは部屋に戻り、窓辺に立って訪問者の到着を待った。やがて階段が軋む音が聞こえ、扉の外から声がした。
「あ…っと、すまない。入ってもよいかな?」
声は低く、どこか緊張を孕んでいた。ミエラは深呼吸して応えた。
「はい」
扉がゆっくりと開き、アラムルの姿が現れた。昼間の酒場で見た時よりも、はるかに老けて見える。疲労か緊張か、それとも何か別の重荷か—彼の肩は沈み、目の下には深い影があった。
アラムルはミエラを見つめたまま、しばらく扉の前に立ち尽くしていた。
ミエラの訝しげな表情に気づいたのか、アラムルはようやく部屋に足を踏み入れた。
「座っても宜しいかな?」
ミエラが頷くと、二人の間には重苦しい沈黙が流れた。窓の外では夕焼けの赤みが次第に深まり、部屋の中に長い影を投げかけていた。
「あの…話というのは」ミエラが沈黙を破った。
アラムルは肩を震わせ、テーブルに置かれたロスティンが持ち込んだ酒瓶を見つめていた。その目には言いようのない渇望と躊躇が映っていた。
ミエラは一瞬、この男が金欠で酒を飲むために来たのではないかという疑念がよぎったが、彼の表情にある深い悲しみを見て、その考えを打ち消した。
「あの…どうぞ」
ミエラは溜息まじりに言った。
アラムルは躊躇したが震える手で酒瓶に伸ばした。
「すまん…わしは…いや」
言葉を切り、彼はグラスも使わず、酒瓶を直接口に運んだ。まるで勇気を振り絞るために、あるいは過去の幽霊から逃れるかのように、喉を鳴らして大量の酒を飲み干していく。ミエラは言葉を失い、ただその光景を見つめるしかなかった。
勢いよく酒瓶をテーブルに置いたアラムルは、突然立ち上がり、叫ぶように宣言した。
「わしは…祖父だ! お前の祖父だ!」
その言葉は雷のように部屋に響き渡った。ミエラは開いた口がふさがらず、しばらく彼を凝視した。やがて冷静さを取り戻し、疑いの目を向けた。
「あの…すみません。昼間の行動や今の行動を見る限りは、ただの…その…言葉悪く言えば"たかり"にしか見えないのですが」
アラムルは膝をぎゅっと握りしめ、下を向いたまま声を震わせた。
「お前の母はアルミラ…! 父はレクター! お前の叔父は…サイスルだ!」
ミエラの心臓が早鐘を打った。誰も知らないはずの名前—母の名、父の名、そして叔父の名。この見知らぬ男がなぜそれを知っているのか? 本当に彼女の祖父なのか?
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ミエラは混乱と疑念に満ちた目で老人を見つめた。
「ですが…母は孤児だったと聞いています。それにサイスル…彼もまたヘリンスの家名を持っています」
アラムルの目に深い悲しみが浮かび、かすかに震える声で告白した。
「わしの…わしの罪だ」
夕暮れの最後の光が窓から消え、部屋は薄暗い影に包まれ始めた。その中でアラムルの顔には、長い年月の重みと悔恨の色が刻まれていた。ミエラは目の前で語られようとしている真実に、言葉を失い、ただ息を潜めて耳を傾けるしかなかった。
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