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〔おまけ〕その後の議会場前
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議会場から出ていく貴族の流れから、みんなで少し離れる。
「それにしても」とリュシアンは意地悪な顔をした。「噂は当てにならないな。どこが『センスはともかく淑やかな令嬢』なんだ」
ぐっ。反論できない。
「考えるより先に行動。王族にも怯まずケンカ腰」
リュシアンが続けると。
「強い」ぼそりとエルネスト。
「精神の強さは王妃向きだな」とディディエ。
「他国とケンカになったら大変だよ。伯爵夫人くらいがちょうどいい」クレールがきゅるんと私を見る。
「もう少し控えてもいいかもしれない。私の心臓が幾つあっても足りない……」マルセルはちょっと弱々しい。
「では私が上手い話術を指南しましょう」
そう言って懲りないジスランが、私の腰に手を回した。
その手をカロンがつねってジスランが悲鳴を上げる。ついさっきとまるっきり同じ光景だ。
「先輩! バカを言っていないで帰りますよ」
カロンが私を見る。
「本当は祭祀の準備で外出はしちゃいけないんです。でもどうしてもアニエス様にカッコいいところを見せたいってワガママを言って」
「ジスランさま。素晴らしい後輩さんの手を煩わせるのは、大変カッコ悪いです」
「確かにな」とエルネスト。
ジスランは珍しく、常に浮かべている微笑みを消して苦笑した。
「仕方ありません。用件は終わりましたし、帰りましょう」
うむ、と大きくうなずく私。
「ではその前に」
ジスランはそう言うが早いか、私の手をとりさっとキスをした。
「油断したっ!」
急いで手をスカートでぬぐう。カロンの前でこういうのは止めてほしい。彼女の表情が暗くなっちゃったじゃない。
「カロンさま。神殿に鎖で繋いでおいて下さい」
「そうですね。長に進言します」
「俺からも頼む」とリュシアン。
攻略対象たちも後に続く。
ジスランは『酷いですね』と言いながらも、素直に帰って行った。カロンと並んで。
「アニエス。消毒をしてやる」とディディエが私の手を取る。
「いや、私が」とマルセルがディディエの手ごと握りしめる。
「何が消毒ですか、気持ち悪い」とロザリー。「男の人たちって、どうしてアニエスさまのお気持ちを考えないのでしょう」
「そうなのよ、ロザリー!」
ディディエとマルセルの手を振りきり、彼女の手を握る。ふたりは慌てて、『いや』とか『それは』とか言い訳を始め、ジョルジェットとイヴェットはロザリーを支持する。
「僕はそんなことはしないよ」きゅるんとクレール。「こう見えて、結構気長なんだ」
そういえばクレールは私に触れようとしたことはないかも。
「はいはいはい」セブリーヌが手を叩きながら割り込んできた。「クレールももう帰るわよ。合同練習を抜けて来ているんだから」
「それはすまない」とリュシアン。「早く帰ってくれ」
「ギヨームとマノンが戻ればいいだろ。ピアノが必要な曲はやってないじゃないか」
「クレールは演奏旅行の曲を練習する時間でしょ」
「旅行は行かないってば!」
セブリーヌに引っ張られて去って行くクレール。
「じゃあ、俺も帰るよ」ギヨームが私に言う。「ドンマイ、アニエス。逆ハー解消、頑張れよ!」
そして名残惜しそうにしているマノンと帰って行く。
「あいつ『俺』と言ってたぞ? 普段は『私』のはず。チェリストはアニエスとそんなに親しいのか?」
そう言ってディディエが迫ってくる。マルセルも。
「『逆ハー』って何ですか?」と、こちらはロザリー。
「ギヨームとは親しいですよ」
そう告げると、『ガーン』という効果音が入りそうな顔になるディディエとマルセル。
「逆ハーは、このおかしな状態です」
なるほどと女子たちは納得の顔。
マノンに手を振り終えたクロヴィスがやって来る。
「エルネスト。持ち場に戻るぞ」
「彼女が帰ったからって。俺はもう少しアニエスと……」
「ふたりとも今回のことは恩に着る。だが本来の仕事に戻れ」とディディエ。
エルネストは騎士らしく返事をしたあとしょんぼりと肩を落とし、クロヴィスに連れられて行った。
「ええと」と声を上げたのはケーリオ氏。
すっかり存在を忘れていた。
「私もこれで失礼を」
彼が離れるとディディエが小声で
「あれは誰だ?」
と尋ねた。リュシアン以外はみんな同じ疑問を抱いていたようだ。
「王立図書館の司書」とリュシアン。
「よく視察に来てくれるからってリュシアンを尊敬しているみたいです」
「視察……」
ディディエが気まずげに目をそらす。だけどすぐに視線を戻した。
「これからはもっと見て回ろう。今日の父上には幻滅したしな」
決意をしたディディエの顔は凛々しく、キラキラ輝いて見える。さすが攻略対象。
「応援してます。いち臣下として」
「そばで見守ってくれ」
さっと距離を詰めてきた王子から、ずさっと飛び退いて逃げる。
くっくっと笑うリュシアン。
「さ。それでは本日のミッションは終了しましたし、私たちはお茶にしましょう」とイヴェット。
「女子だけのお茶会なのよね」
ジョルジェットが微笑む。マルセルに背を向けながら。
「兄は?」とリュシアン。
「ダメ」と妹。「恋バナをするのだから。ね、ジョルジェット」
マルセルの頬がぴくりと動いた。
気になるなら素直にそう言えばいいのに、ムスッとした顔で口をへの字にしている。面倒くさい性格だ。
「行きましょう、アニエスさま、ロザリーさま」
「はい」
男子チームに挨拶をし、立ち去ろうと踵を返す。と、
「アニエス」とリュシアンが呼んだ。
「何かしら?」
「もう少しだ」
「何が?」
「婚約解消。言っただろう。自由になったら告白すると」にやりとリュシアン。「首を洗って待っておけ」
「……何それ。果たし状?」
そう答えながらも胸は高鳴っているし、顔が熱い。
これはやっぱり私、リュシアンのことが――。
何やら騒ぎ立てるディディエとマルセル、ロザリーと、喜んでいるイヴェットと。
どうして私の周りは、こんなにも騒がしいのかしら。
穏やかに微笑んでいるジョルジェットを捕まえて
「早く行きましょ」
と急かす。
一件落着なんてほど遠い。逆ハーレム状態も。私の気持ちも。
《おわり》
「それにしても」とリュシアンは意地悪な顔をした。「噂は当てにならないな。どこが『センスはともかく淑やかな令嬢』なんだ」
ぐっ。反論できない。
「考えるより先に行動。王族にも怯まずケンカ腰」
リュシアンが続けると。
「強い」ぼそりとエルネスト。
「精神の強さは王妃向きだな」とディディエ。
「他国とケンカになったら大変だよ。伯爵夫人くらいがちょうどいい」クレールがきゅるんと私を見る。
「もう少し控えてもいいかもしれない。私の心臓が幾つあっても足りない……」マルセルはちょっと弱々しい。
「では私が上手い話術を指南しましょう」
そう言って懲りないジスランが、私の腰に手を回した。
その手をカロンがつねってジスランが悲鳴を上げる。ついさっきとまるっきり同じ光景だ。
「先輩! バカを言っていないで帰りますよ」
カロンが私を見る。
「本当は祭祀の準備で外出はしちゃいけないんです。でもどうしてもアニエス様にカッコいいところを見せたいってワガママを言って」
「ジスランさま。素晴らしい後輩さんの手を煩わせるのは、大変カッコ悪いです」
「確かにな」とエルネスト。
ジスランは珍しく、常に浮かべている微笑みを消して苦笑した。
「仕方ありません。用件は終わりましたし、帰りましょう」
うむ、と大きくうなずく私。
「ではその前に」
ジスランはそう言うが早いか、私の手をとりさっとキスをした。
「油断したっ!」
急いで手をスカートでぬぐう。カロンの前でこういうのは止めてほしい。彼女の表情が暗くなっちゃったじゃない。
「カロンさま。神殿に鎖で繋いでおいて下さい」
「そうですね。長に進言します」
「俺からも頼む」とリュシアン。
攻略対象たちも後に続く。
ジスランは『酷いですね』と言いながらも、素直に帰って行った。カロンと並んで。
「アニエス。消毒をしてやる」とディディエが私の手を取る。
「いや、私が」とマルセルがディディエの手ごと握りしめる。
「何が消毒ですか、気持ち悪い」とロザリー。「男の人たちって、どうしてアニエスさまのお気持ちを考えないのでしょう」
「そうなのよ、ロザリー!」
ディディエとマルセルの手を振りきり、彼女の手を握る。ふたりは慌てて、『いや』とか『それは』とか言い訳を始め、ジョルジェットとイヴェットはロザリーを支持する。
「僕はそんなことはしないよ」きゅるんとクレール。「こう見えて、結構気長なんだ」
そういえばクレールは私に触れようとしたことはないかも。
「はいはいはい」セブリーヌが手を叩きながら割り込んできた。「クレールももう帰るわよ。合同練習を抜けて来ているんだから」
「それはすまない」とリュシアン。「早く帰ってくれ」
「ギヨームとマノンが戻ればいいだろ。ピアノが必要な曲はやってないじゃないか」
「クレールは演奏旅行の曲を練習する時間でしょ」
「旅行は行かないってば!」
セブリーヌに引っ張られて去って行くクレール。
「じゃあ、俺も帰るよ」ギヨームが私に言う。「ドンマイ、アニエス。逆ハー解消、頑張れよ!」
そして名残惜しそうにしているマノンと帰って行く。
「あいつ『俺』と言ってたぞ? 普段は『私』のはず。チェリストはアニエスとそんなに親しいのか?」
そう言ってディディエが迫ってくる。マルセルも。
「『逆ハー』って何ですか?」と、こちらはロザリー。
「ギヨームとは親しいですよ」
そう告げると、『ガーン』という効果音が入りそうな顔になるディディエとマルセル。
「逆ハーは、このおかしな状態です」
なるほどと女子たちは納得の顔。
マノンに手を振り終えたクロヴィスがやって来る。
「エルネスト。持ち場に戻るぞ」
「彼女が帰ったからって。俺はもう少しアニエスと……」
「ふたりとも今回のことは恩に着る。だが本来の仕事に戻れ」とディディエ。
エルネストは騎士らしく返事をしたあとしょんぼりと肩を落とし、クロヴィスに連れられて行った。
「ええと」と声を上げたのはケーリオ氏。
すっかり存在を忘れていた。
「私もこれで失礼を」
彼が離れるとディディエが小声で
「あれは誰だ?」
と尋ねた。リュシアン以外はみんな同じ疑問を抱いていたようだ。
「王立図書館の司書」とリュシアン。
「よく視察に来てくれるからってリュシアンを尊敬しているみたいです」
「視察……」
ディディエが気まずげに目をそらす。だけどすぐに視線を戻した。
「これからはもっと見て回ろう。今日の父上には幻滅したしな」
決意をしたディディエの顔は凛々しく、キラキラ輝いて見える。さすが攻略対象。
「応援してます。いち臣下として」
「そばで見守ってくれ」
さっと距離を詰めてきた王子から、ずさっと飛び退いて逃げる。
くっくっと笑うリュシアン。
「さ。それでは本日のミッションは終了しましたし、私たちはお茶にしましょう」とイヴェット。
「女子だけのお茶会なのよね」
ジョルジェットが微笑む。マルセルに背を向けながら。
「兄は?」とリュシアン。
「ダメ」と妹。「恋バナをするのだから。ね、ジョルジェット」
マルセルの頬がぴくりと動いた。
気になるなら素直にそう言えばいいのに、ムスッとした顔で口をへの字にしている。面倒くさい性格だ。
「行きましょう、アニエスさま、ロザリーさま」
「はい」
男子チームに挨拶をし、立ち去ろうと踵を返す。と、
「アニエス」とリュシアンが呼んだ。
「何かしら?」
「もう少しだ」
「何が?」
「婚約解消。言っただろう。自由になったら告白すると」にやりとリュシアン。「首を洗って待っておけ」
「……何それ。果たし状?」
そう答えながらも胸は高鳴っているし、顔が熱い。
これはやっぱり私、リュシアンのことが――。
何やら騒ぎ立てるディディエとマルセル、ロザリーと、喜んでいるイヴェットと。
どうして私の周りは、こんなにも騒がしいのかしら。
穏やかに微笑んでいるジョルジェットを捕まえて
「早く行きましょ」
と急かす。
一件落着なんてほど遠い。逆ハーレム状態も。私の気持ちも。
《おわり》
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とても楽しく一気読みさせて頂きました!リュシアンとのその後がとても読みたいです!
うなぞう様
楽しんでいただけて、とても嬉しいです!
リュシアンのその後なのですが。
こちらの作品は月末に書籍が発売予定となっておりまして、そちらでは無事にハピエンを迎えています。
詳細につきましては、先ほど近況ボードをアップしましたので、そちらをご覧いただければと思います。
ご感想をありがとうこざいました!
とても面白かったです!
一気に進む展開に対し、各キャラクターと立ち位置を覚えにくく…髪や目の色等の特徴が欲しかったですが、基本あまり嫌な人が登場しないので最後まで楽しく読ませて頂きました。
良いひと時をありがとうございます。
yuta様
面白かったとのお言葉、嬉しいです!
髪色など、アニエスを書いていなくて申し訳ないです💦 主役の容姿をあまり決めない悪癖があったもので💦
(もし他のキャラでしたら3話や5話にあります!)
こちらこそ、温かいご感想をありがとうございました!
タイトルに反して縦ロールの出番が序盤で終わってるだとか、リュシアンの女性への侮辱があまりにも酷過ぎるせいで境遇に1ミリも同情できないとか、60話でマノンとエルネストが見つめ合って唐突に二人の世界に入ってるとか(クロヴィスの間違いですよね?)色々ありますが、何にせよ完結お疲れ様でした。
白羽鳥(扇つくも)様
ねぎらいのお言葉を、ありがとうございます。