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3.朦朧とする意識の中で
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本日二話目の更新です。短いです。
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そして、どうやら俺は順調(?)に熱が上がったらしい。起きていろと言われても、絶対にムリだった。寝ていても辛い。苦しい。
――誰か、助けてくれ。
風邪なんて大したことないだろう、と思っていた。とんでもなかった。こんなに辛いのか。
――悪かった。俺が悪かったから。……誰か、俺を助けてくれ。
朦朧とする頭でそんなことを思っていたら、ふと、誰かの手が触れたのを感じた。何かを恐れるように、指先にほんの少しだけ触れた手。その手を、俺は反射的に握り返す。
そして、ホッとした。
――この手だ。俺を、助けてくれる手。
辛いのも苦しいのも、この手があれば大丈夫だ。
心から安心して……俺が覚えているのはここまでだった。
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そして、どうやら俺は順調(?)に熱が上がったらしい。起きていろと言われても、絶対にムリだった。寝ていても辛い。苦しい。
――誰か、助けてくれ。
風邪なんて大したことないだろう、と思っていた。とんでもなかった。こんなに辛いのか。
――悪かった。俺が悪かったから。……誰か、俺を助けてくれ。
朦朧とする頭でそんなことを思っていたら、ふと、誰かの手が触れたのを感じた。何かを恐れるように、指先にほんの少しだけ触れた手。その手を、俺は反射的に握り返す。
そして、ホッとした。
――この手だ。俺を、助けてくれる手。
辛いのも苦しいのも、この手があれば大丈夫だ。
心から安心して……俺が覚えているのはここまでだった。
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