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第十一章 働かざる者食うべからず
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「リオン様、ただいま戻りました~・・・」
あの男の子・・・レニ殿下が帰ってればいいなあと
思いながらリオン様の執務室の扉を開ける。
「あっ!帰ってきたな‼︎」
しかし残念ながら殿下はまだ普通にいた。
私を見て大声を出すと応接セットのソファから
飛び上がるみたいにして立ち上がった。
大声殿下の息子だって分かるとなんだか急に
そっくりに思えてきたなあ・・・。
レニ殿下の向かいにはリオン様が座っていたから
二人でお茶を飲んでいたらしい。
「ちょうど今、レニからユーリの話を聞いて
いたんだよ。僕の目を治してくれる前に出会って
いたらしいね?」
手招きされたので仕方なくそちらに行く。
殿下、変なことを言ってなければいいけど。
そう思いながらリオン様の隣に座ろうとしたら
ごく自然にひょいと抱えられて膝の上に座らせ
られて慌てた。スカートが短いのであせる。
「ちょっ、リオン様⁉︎」
「叔父上⁉︎」
レニ殿下も顔を真っ赤にして声を上げた。
「レニと出会ったいきさつは大体聞いたんだけど、
ユーリが何者かはまだ知らないみたいだから
紹介するね。」
私と殿下の抗議の声を気にもかけずにリオン様は
にっこりと微笑んだ。
「ユーリ、こちらは兄上の長子で次期皇太子になる
僕の甥っ子、レニだよ。レニ、彼女は召喚の儀式で
呼ばれたイリューディア神様の御使い、癒しの力を
持つ癒し子ユーリだよ。」
「召喚の儀式・・・癒し子・・・」
猫耳を崩さないよう器用に私の頭を撫でながらそう
紹介したリオン様に、呆気に取られたように呟いた
レニ殿下は改めて私を見てきた。
私も何か言った方がいいんだろうか。
あの時膝のケガを治したことはもうリオン様に
話しちゃったみたいだしなあ。
「えーと、初めましてじゃないですね。改めまして、
ユーリです。王宮でリオン様のお世話になってます、
よろしくお願いします。」
そんな私の挨拶にリオン様が笑った。
「お世話になってるなんて水くさい。伴侶になる
約束をしているって言ってもいいんだよ。
そうしたらユーリはレニの叔母になるね。」
「リオン様⁉︎」
子供にまだそこまで言うことはないんじゃないかな?
しかもほぼ初対面の挨拶で。
でもリオン様は平然と、むしろ何故か意味深な
目つきで私を見つめて
「こういうのは最初が肝心だから。そうだね・・・
レニ、ついでに言っておくとそこにいるレジナスも
ユーリの将来的な伴侶としてもう約束されているから
そのつもりでよろしくね。」
まるで牽制でもするかのように自分の甥っ子に
更に怒涛の情報を与えた。
え?いや、自分とそう歳の変わらない子がすでに
二人も将来を約束した相手がいて、それが自分の
叔父とその護衛とか、あまりにも情報量多すぎない?
殿下のキャパシティ大丈夫?
レジナスさんも、リオン様に突然そんな事を言われて
大丈夫だろうかと後ろを見れば固まっていた。
顔は赤くないけど強張っている。かわいそう。
そう思いながらレニ殿下に向き直れば、ぽかんと
していたレニ殿下まで何故か赤くなっていた。
「なっ・・・伴侶って叔父上、こいつ、こんなっ、
こんなですよ⁉︎叔父上ならもっと美しいご婦人や
お似合いの方がいるのでは⁉︎こんなチビじゃなくても
釣り合う人が・・・歳だけ見ればまだオレの方が
こいつには似合いませんか⁉︎」
何を言ってるんだ殿下は。パニックにでもなって
しまったのかな?
私がこんなってどんなだ。あとチビって。自分の
方が小さいのに、デリカシーのない物言いは本当に
大声殿下にそっくりだ。
いくら強気でかわいいからって、小さい時から
そんなところが似てしまうのはよろしくない。
「失礼ですが殿下、私はチビですけど殿下の方が
私よりも小さいですよ?あと人のことをこんなとか
言うのは良くないです!そんな事を言ってると
周りの人に嫌われちゃいますよ、めっ!です。」
若干腹が立ったので、ちょっと子供扱いするような
物言いになってしまったのは我ながら大人気ないと
思う。
そしたら殿下はぐっ、と言葉を飲み込んで俯いた。
あれ?また泣くかな⁉︎リオン様の前で甥っ子を
泣かせるのはさすがに体裁が悪い。
内心焦っていたら、顔を真っ赤にしたまま殿下は
私をちらりと見上げた。
「・・・レニだ。」
「え?」
「殿下じゃない、レニって呼べ!」
「いやぁ、でもイリヤ皇太子殿下の後継者の人を
名前で呼ぶのは・・・」
「お前、叔父上のことは名前で呼んでるんだから
別にいいだろ⁉︎オレもお前をユ、ユーリって呼ぶ!
叔母上とか絶対呼ばないからな、それで対等だ‼︎」
それって対等って言うのかな?私がリオン様のことを
名前で呼んでるのは親しいから当然なんだけど。
それとも王子様だから、周りに自分のことを名前で
呼んでくれる親しい友達がまだいなくて淋しいとか?
「分かりました・・・。じゃあレニ様って呼びます。
私は別に、叔母とか呼ばれたい訳じゃないので
呼び捨てでも全然構いませんけど・・・」
そう答えると、殿下の顔がぱっと明るくなった。
「そ、そうか!良かった。でもお前、いくらオレが
年下だからって子供あつかいするな!」
「だってまだ子供・・・」
リオン様から紹介されて会話の中で分かったけど、
レニ様は8歳らしい。この姿の私よりも全然年下だ。
ただ、体格だけは王家特有のものなのか大声殿下譲り
なのか同じ年頃の子達よりもがっしりしていて
大柄な気がするから、あんまり子供扱いされたく
ないんだろうか。
「オレだってすぐに父上みたいに強くてカッコ良く
なるし、叔父上みたいに物知りで品の良い男になって
お前より背が高くなるからな!そしたらお前のことを
エスコートして夜会とかに連れて行ってやっても
いいぞ、召喚者は大事にしなきゃいけないからな!」
なんだそれ。私の軽口に張り合ってるのかな?
でも、別に夜会とか行きたいと思わないしそもそも
そういう時はリオン様がいるよね・・・?
意味がよく分からなくて小首を傾げる。
「はあ・・・ありがとうございます?」
こういう時はとりあえずお礼を言っておくのが
無難かな?と、答えればリオン様がため息をつく。
「違うでしょ、ユーリ。こういう時は僕がいるから
ごめんなさいって断っていいんだよ。悪いね、レニ。
ユーリはまだこういう事に疎いからよく分かって
いないみたいだ。」
リオン様が笑顔でそう言う。
すると小首を傾げていた私を、まだ怒ってるのか
興奮してるのか分からないけど頬が赤いままぼーっと
見ていたレニ様がハッとした。
「いえ!叔父上が謝ることではありませんから!
でもその・・・本当ですか、叔父上の伴侶とか・・・
あとレジナスも・・・」
そう言いながらチラチラと私やレジナスさん、
リオン様を見ながら半信半疑だ。
「本当だけど、証拠を見せろと言われても困るかな。
僕は別に今ここでユーリに口付けてみせても構わない
けどユーリはイヤでしょ?」
「当たり前ですよ、何を言ってるんですか!」
身内のいちゃつく姿を目の前で見せられるとか
レニ様にはキツ過ぎるでしょ⁉︎
「じゃあレジナスにでも」
突然話を振られてリオン様の後ろで剣がガチャッ!と
音を立てた。レジナスさんが驚いて身動きしたのだ。
「それもレジナスさんがとばっちりでかわいそう
じゃないですか、なんて事言うんです⁉︎えーと、
レニ様。間違いなく私はリオン様とレジナスさんの
二人と将来を約束してます!二人をもて遊ぶとか
たぶらかしてるとか、そんな事はないので安心して
下さい‼︎心配しなくても大丈夫ですよ!」
人様に向かってそんな事を言うのは恥ずかしいけど、
思い切って伝える。
「やあ、嬉しいね。ユーリの口からそう言って
もらえるなんて。ねぇレジナス。」
リオン様はにこにこしている。もしかして最初から
私にそう言わせたかったんだろうかと思うくらいだ。
そしてにこにこしているリオン様とは真逆に
なぜかレニ様は衝撃を受けている。
自分の叔父が見た目は自分とそう変わらないこんな
小さい少女と結婚すると知ってショックを受けた
のだろうか。そうだったらなんだか申し訳ない。
「やっと会ったと思ったらなんだよそれ・・・!
ていうか、将来っていつ⁉︎いつ叔父上と式を
挙げるんだ⁉︎まさか父上の戴冠式と一緒か⁉︎」
「そんなわけないじゃないですか‼︎ま、まだ
そーいう具体的な事は決めてません‼︎」
なんてせっかちな子供だ。それとも王族だから
そんな風に考えるんだろうか。
あの男の子・・・レニ殿下が帰ってればいいなあと
思いながらリオン様の執務室の扉を開ける。
「あっ!帰ってきたな‼︎」
しかし残念ながら殿下はまだ普通にいた。
私を見て大声を出すと応接セットのソファから
飛び上がるみたいにして立ち上がった。
大声殿下の息子だって分かるとなんだか急に
そっくりに思えてきたなあ・・・。
レニ殿下の向かいにはリオン様が座っていたから
二人でお茶を飲んでいたらしい。
「ちょうど今、レニからユーリの話を聞いて
いたんだよ。僕の目を治してくれる前に出会って
いたらしいね?」
手招きされたので仕方なくそちらに行く。
殿下、変なことを言ってなければいいけど。
そう思いながらリオン様の隣に座ろうとしたら
ごく自然にひょいと抱えられて膝の上に座らせ
られて慌てた。スカートが短いのであせる。
「ちょっ、リオン様⁉︎」
「叔父上⁉︎」
レニ殿下も顔を真っ赤にして声を上げた。
「レニと出会ったいきさつは大体聞いたんだけど、
ユーリが何者かはまだ知らないみたいだから
紹介するね。」
私と殿下の抗議の声を気にもかけずにリオン様は
にっこりと微笑んだ。
「ユーリ、こちらは兄上の長子で次期皇太子になる
僕の甥っ子、レニだよ。レニ、彼女は召喚の儀式で
呼ばれたイリューディア神様の御使い、癒しの力を
持つ癒し子ユーリだよ。」
「召喚の儀式・・・癒し子・・・」
猫耳を崩さないよう器用に私の頭を撫でながらそう
紹介したリオン様に、呆気に取られたように呟いた
レニ殿下は改めて私を見てきた。
私も何か言った方がいいんだろうか。
あの時膝のケガを治したことはもうリオン様に
話しちゃったみたいだしなあ。
「えーと、初めましてじゃないですね。改めまして、
ユーリです。王宮でリオン様のお世話になってます、
よろしくお願いします。」
そんな私の挨拶にリオン様が笑った。
「お世話になってるなんて水くさい。伴侶になる
約束をしているって言ってもいいんだよ。
そうしたらユーリはレニの叔母になるね。」
「リオン様⁉︎」
子供にまだそこまで言うことはないんじゃないかな?
しかもほぼ初対面の挨拶で。
でもリオン様は平然と、むしろ何故か意味深な
目つきで私を見つめて
「こういうのは最初が肝心だから。そうだね・・・
レニ、ついでに言っておくとそこにいるレジナスも
ユーリの将来的な伴侶としてもう約束されているから
そのつもりでよろしくね。」
まるで牽制でもするかのように自分の甥っ子に
更に怒涛の情報を与えた。
え?いや、自分とそう歳の変わらない子がすでに
二人も将来を約束した相手がいて、それが自分の
叔父とその護衛とか、あまりにも情報量多すぎない?
殿下のキャパシティ大丈夫?
レジナスさんも、リオン様に突然そんな事を言われて
大丈夫だろうかと後ろを見れば固まっていた。
顔は赤くないけど強張っている。かわいそう。
そう思いながらレニ殿下に向き直れば、ぽかんと
していたレニ殿下まで何故か赤くなっていた。
「なっ・・・伴侶って叔父上、こいつ、こんなっ、
こんなですよ⁉︎叔父上ならもっと美しいご婦人や
お似合いの方がいるのでは⁉︎こんなチビじゃなくても
釣り合う人が・・・歳だけ見ればまだオレの方が
こいつには似合いませんか⁉︎」
何を言ってるんだ殿下は。パニックにでもなって
しまったのかな?
私がこんなってどんなだ。あとチビって。自分の
方が小さいのに、デリカシーのない物言いは本当に
大声殿下にそっくりだ。
いくら強気でかわいいからって、小さい時から
そんなところが似てしまうのはよろしくない。
「失礼ですが殿下、私はチビですけど殿下の方が
私よりも小さいですよ?あと人のことをこんなとか
言うのは良くないです!そんな事を言ってると
周りの人に嫌われちゃいますよ、めっ!です。」
若干腹が立ったので、ちょっと子供扱いするような
物言いになってしまったのは我ながら大人気ないと
思う。
そしたら殿下はぐっ、と言葉を飲み込んで俯いた。
あれ?また泣くかな⁉︎リオン様の前で甥っ子を
泣かせるのはさすがに体裁が悪い。
内心焦っていたら、顔を真っ赤にしたまま殿下は
私をちらりと見上げた。
「・・・レニだ。」
「え?」
「殿下じゃない、レニって呼べ!」
「いやぁ、でもイリヤ皇太子殿下の後継者の人を
名前で呼ぶのは・・・」
「お前、叔父上のことは名前で呼んでるんだから
別にいいだろ⁉︎オレもお前をユ、ユーリって呼ぶ!
叔母上とか絶対呼ばないからな、それで対等だ‼︎」
それって対等って言うのかな?私がリオン様のことを
名前で呼んでるのは親しいから当然なんだけど。
それとも王子様だから、周りに自分のことを名前で
呼んでくれる親しい友達がまだいなくて淋しいとか?
「分かりました・・・。じゃあレニ様って呼びます。
私は別に、叔母とか呼ばれたい訳じゃないので
呼び捨てでも全然構いませんけど・・・」
そう答えると、殿下の顔がぱっと明るくなった。
「そ、そうか!良かった。でもお前、いくらオレが
年下だからって子供あつかいするな!」
「だってまだ子供・・・」
リオン様から紹介されて会話の中で分かったけど、
レニ様は8歳らしい。この姿の私よりも全然年下だ。
ただ、体格だけは王家特有のものなのか大声殿下譲り
なのか同じ年頃の子達よりもがっしりしていて
大柄な気がするから、あんまり子供扱いされたく
ないんだろうか。
「オレだってすぐに父上みたいに強くてカッコ良く
なるし、叔父上みたいに物知りで品の良い男になって
お前より背が高くなるからな!そしたらお前のことを
エスコートして夜会とかに連れて行ってやっても
いいぞ、召喚者は大事にしなきゃいけないからな!」
なんだそれ。私の軽口に張り合ってるのかな?
でも、別に夜会とか行きたいと思わないしそもそも
そういう時はリオン様がいるよね・・・?
意味がよく分からなくて小首を傾げる。
「はあ・・・ありがとうございます?」
こういう時はとりあえずお礼を言っておくのが
無難かな?と、答えればリオン様がため息をつく。
「違うでしょ、ユーリ。こういう時は僕がいるから
ごめんなさいって断っていいんだよ。悪いね、レニ。
ユーリはまだこういう事に疎いからよく分かって
いないみたいだ。」
リオン様が笑顔でそう言う。
すると小首を傾げていた私を、まだ怒ってるのか
興奮してるのか分からないけど頬が赤いままぼーっと
見ていたレニ様がハッとした。
「いえ!叔父上が謝ることではありませんから!
でもその・・・本当ですか、叔父上の伴侶とか・・・
あとレジナスも・・・」
そう言いながらチラチラと私やレジナスさん、
リオン様を見ながら半信半疑だ。
「本当だけど、証拠を見せろと言われても困るかな。
僕は別に今ここでユーリに口付けてみせても構わない
けどユーリはイヤでしょ?」
「当たり前ですよ、何を言ってるんですか!」
身内のいちゃつく姿を目の前で見せられるとか
レニ様にはキツ過ぎるでしょ⁉︎
「じゃあレジナスにでも」
突然話を振られてリオン様の後ろで剣がガチャッ!と
音を立てた。レジナスさんが驚いて身動きしたのだ。
「それもレジナスさんがとばっちりでかわいそう
じゃないですか、なんて事言うんです⁉︎えーと、
レニ様。間違いなく私はリオン様とレジナスさんの
二人と将来を約束してます!二人をもて遊ぶとか
たぶらかしてるとか、そんな事はないので安心して
下さい‼︎心配しなくても大丈夫ですよ!」
人様に向かってそんな事を言うのは恥ずかしいけど、
思い切って伝える。
「やあ、嬉しいね。ユーリの口からそう言って
もらえるなんて。ねぇレジナス。」
リオン様はにこにこしている。もしかして最初から
私にそう言わせたかったんだろうかと思うくらいだ。
そしてにこにこしているリオン様とは真逆に
なぜかレニ様は衝撃を受けている。
自分の叔父が見た目は自分とそう変わらないこんな
小さい少女と結婚すると知ってショックを受けた
のだろうか。そうだったらなんだか申し訳ない。
「やっと会ったと思ったらなんだよそれ・・・!
ていうか、将来っていつ⁉︎いつ叔父上と式を
挙げるんだ⁉︎まさか父上の戴冠式と一緒か⁉︎」
「そんなわけないじゃないですか‼︎ま、まだ
そーいう具体的な事は決めてません‼︎」
なんてせっかちな子供だ。それとも王族だから
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