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序章
・登場人物紹介・
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読んでくださってありがとうございます!
こちらは今までに登場した人物の紹介コーナーになります。
――――――――――――――――――――――――
Six or Seven(6人か7人)
雪那たちが結成したバンド名。
この意味は、バンドする時に通常は7人なのだが、クロヴィスはマネージャーを兼任しているため、6人になることが時々あることからつけられた。
如月雪那(18)
本作品の主人公の内の1人。
中学1年の終わりに歌手デビューをしたが、
中学2年の夏に6人のメンバーと共にバンド名『Six or Seven』を結成し、わずか2年で全国にその名を轟かせた。
主にボーカル担当だがベース担当も兼任している。メンバー全員がダンスを踊ることもありその幅は未知数。
―生い立ち―
幼い頃に両親が一家心中を図り、母親と彼女は奇跡的に一命をとりとめた。
身体は回復したが、その時の事故が原因で母親との間に溝が出来てしまった。
更に、尊敬していた父が突然豹変した時の記憶がフラッシュバックし、人への不信感をいだいてしまう。
そんな彼女に希望を与えたのが音楽だった。
音やリズムにのせて歌を歌うことが彼女の生き甲斐になり、将来は歌手になることを目指して勉学に励んだ。
中学1年の終わり頃に念願の歌手デビューを果たし、自慢の歌声でそこそこ売れてくるようになった。
しかし、歌合わせの最中に自宅で母親が倒れ緊急入院したという連絡をうける。
診断結果はすい臓癌ステージ3、もう手の施しようがなかった。
あの事故以来、母親とまともに話せていなかった雪那だったが、唯一の家族として母親を精一杯サポートした。たとえ母親が自分を嫌っていたとしても。
それから2ヶ月後、母親は死ぬ間際に衝撃の言葉をぶつけ、この世を去った。
薄々感じてはいたが、母親に自分の存在そのものを否定されたことにかなりの衝撃を受け、完全に他人を拒絶し殻に閉じ籠るようになる。
ただ、音楽は彼女を見捨てなかった。
音楽で知り合った彼らが彼女を再び表舞台に立たせる。
性格は大雑把でやりたくないことはギリギリまで延ばす。スイッチが入るとご飯を食べずにやり続ける傾向にあるため、メンバー全員が彼女の健康とスケジュールを管理している。
未だに人との接触に抵抗があり、必要以上に話さない。
本音を語ったり、喜怒哀楽を表に出すのも信頼できるメンバーの前だけであって、あとは常に無表情、無関心。
けれども困っている人がいたら助けてあげる。
もはや友情の域を超越して拗らせてしまった何か。
輪廻転生の儀に彼女は、離ればなれになった仲間を一ヶ所に集めたあと長い眠りについた。
ちなみに…。
死後に出会ったユナとロイを信頼したのは2人が醸し出すオーラがあったからである。
ユナ・ベラール(?)
世界の創造主の1人。
彼女は繁栄と再生を司り、ロイ・ベラールと共に世界をコントロールしている。
性格は穏やかで常に我が道をゆく、超がつくほどのマイペース。
肉体を失った魂を善悪の天秤に乗せ、魂の質を調べる。質にあわせて次の転生先、種族を決めるのが役割。
雪那が唯一信頼した神様。
ロイ・ベラール(?)
世界の創造主の1人。
彼は秩序と破壊を司り、ユナ・ベラールと共に世界をコントロールしている。
性格は白黒はっきりさせないと気がすまない。人の好き嫌いがかなり激しいが、純粋な魂にはとことん優しい。口調も丁寧になる。
死後の肉体と魂を分断し、悪と判断された魂を断罪・浄化を行い、ゼロに戻すのが役割。
雪那が唯一信頼した神様。
白い空間
肉体を失った魂が一時的にとどまれる場所。
滅多に来ることができないため、世界の深淵部と呼ばれている。
雪那は生前、感情エネルギーが許容範囲を超えて起こった爆発に巻き込まれ空間の狭間に投げ出されたが、ユナとロイの救済によってここに連れてこられた。
魂が激しく損傷していたため、修復するのに長くとどまれる場所がここしかなく、消失を恐れた2人はここに連れてきた。
――――――――――――――――――――――――――――
たいへん長くなりました。
雪那の今後について(転生後)はまた本編に登場したときに紹介します。
では、やっと第1章です!
お待たせしました、ここまで読んでくださってありがとうございます。
次のお話しから彼らが登場v(・・ )
創造主2人も登場するよ。
こちらは今までに登場した人物の紹介コーナーになります。
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Six or Seven(6人か7人)
雪那たちが結成したバンド名。
この意味は、バンドする時に通常は7人なのだが、クロヴィスはマネージャーを兼任しているため、6人になることが時々あることからつけられた。
如月雪那(18)
本作品の主人公の内の1人。
中学1年の終わりに歌手デビューをしたが、
中学2年の夏に6人のメンバーと共にバンド名『Six or Seven』を結成し、わずか2年で全国にその名を轟かせた。
主にボーカル担当だがベース担当も兼任している。メンバー全員がダンスを踊ることもありその幅は未知数。
―生い立ち―
幼い頃に両親が一家心中を図り、母親と彼女は奇跡的に一命をとりとめた。
身体は回復したが、その時の事故が原因で母親との間に溝が出来てしまった。
更に、尊敬していた父が突然豹変した時の記憶がフラッシュバックし、人への不信感をいだいてしまう。
そんな彼女に希望を与えたのが音楽だった。
音やリズムにのせて歌を歌うことが彼女の生き甲斐になり、将来は歌手になることを目指して勉学に励んだ。
中学1年の終わり頃に念願の歌手デビューを果たし、自慢の歌声でそこそこ売れてくるようになった。
しかし、歌合わせの最中に自宅で母親が倒れ緊急入院したという連絡をうける。
診断結果はすい臓癌ステージ3、もう手の施しようがなかった。
あの事故以来、母親とまともに話せていなかった雪那だったが、唯一の家族として母親を精一杯サポートした。たとえ母親が自分を嫌っていたとしても。
それから2ヶ月後、母親は死ぬ間際に衝撃の言葉をぶつけ、この世を去った。
薄々感じてはいたが、母親に自分の存在そのものを否定されたことにかなりの衝撃を受け、完全に他人を拒絶し殻に閉じ籠るようになる。
ただ、音楽は彼女を見捨てなかった。
音楽で知り合った彼らが彼女を再び表舞台に立たせる。
性格は大雑把でやりたくないことはギリギリまで延ばす。スイッチが入るとご飯を食べずにやり続ける傾向にあるため、メンバー全員が彼女の健康とスケジュールを管理している。
未だに人との接触に抵抗があり、必要以上に話さない。
本音を語ったり、喜怒哀楽を表に出すのも信頼できるメンバーの前だけであって、あとは常に無表情、無関心。
けれども困っている人がいたら助けてあげる。
もはや友情の域を超越して拗らせてしまった何か。
輪廻転生の儀に彼女は、離ればなれになった仲間を一ヶ所に集めたあと長い眠りについた。
ちなみに…。
死後に出会ったユナとロイを信頼したのは2人が醸し出すオーラがあったからである。
ユナ・ベラール(?)
世界の創造主の1人。
彼女は繁栄と再生を司り、ロイ・ベラールと共に世界をコントロールしている。
性格は穏やかで常に我が道をゆく、超がつくほどのマイペース。
肉体を失った魂を善悪の天秤に乗せ、魂の質を調べる。質にあわせて次の転生先、種族を決めるのが役割。
雪那が唯一信頼した神様。
ロイ・ベラール(?)
世界の創造主の1人。
彼は秩序と破壊を司り、ユナ・ベラールと共に世界をコントロールしている。
性格は白黒はっきりさせないと気がすまない。人の好き嫌いがかなり激しいが、純粋な魂にはとことん優しい。口調も丁寧になる。
死後の肉体と魂を分断し、悪と判断された魂を断罪・浄化を行い、ゼロに戻すのが役割。
雪那が唯一信頼した神様。
白い空間
肉体を失った魂が一時的にとどまれる場所。
滅多に来ることができないため、世界の深淵部と呼ばれている。
雪那は生前、感情エネルギーが許容範囲を超えて起こった爆発に巻き込まれ空間の狭間に投げ出されたが、ユナとロイの救済によってここに連れてこられた。
魂が激しく損傷していたため、修復するのに長くとどまれる場所がここしかなく、消失を恐れた2人はここに連れてきた。
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たいへん長くなりました。
雪那の今後について(転生後)はまた本編に登場したときに紹介します。
では、やっと第1章です!
お待たせしました、ここまで読んでくださってありがとうございます。
次のお話しから彼らが登場v(・・ )
創造主2人も登場するよ。
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