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26 竜哉のサプライズ
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年度末ということもあり社内はあわただしく
聖斗も竜哉も作業に追われていた
今日はクリスマス
竜哉は聖斗に声をかけた
竜「今日終わったら食事でもどうかな?」
聖「うん、行こう」
聖斗は疲れているだろうに
声をかけたら断ってきたことなんて1度もない
さすがセレブの聖斗はそれなりの店を予約していた
世の中全てとどんなつながりがあるのか調べてみたいものだ
こんな店に入ったこともない竜哉
服装もおかしくないか?
ソワソワして落ち着くことができない
聖「おいしそうに食べててよかった」
竜「こんな所初めてだからビビった」
聖「帰ろうか」
竜「うん」
マンションに着いてエントランスの前に
小さな噴水がある
そして周りはイルミでキレイに輝いている
竜哉は用意していた紙を1枚
噴水の中が少し階段になっているところへ置いた
上手く水に張り付いてくれたから
よく文字が見える
竜「聖斗くん…」
竜哉は聖斗を呼び止め
竜哉に近づいてきたところで1歩横にずれた
そして聖斗は嫌でも目の前のものが見える
イルミで輝いている景色と噴水
そしてその中にくっきり輝いているもの
聖斗は口を開けて黙り込んで
目の前のものから目を離せずにいた
その紙に書かれていたもの
ーーー 聖斗くん、いつもありがとう
大好き Together Forever 竜哉 ーーー
竜哉なりにちょっとした遊び心でやったこと
でも、クリスマスにこんなタイミングで
聖斗には感動そのものだった
聖「何これ、ヤバイ…」
竜「びっくりした? ちょっとしたサプラーー」
竜哉がまだ話している途中だけど
聖斗はそんなのどうでもいいと遮るかのように
竜哉にキスした
竜哉を引き寄せて抱きしめた
重なった竜哉の頬に冷たいものが流れた
(泣いてる…?)
聖「こんなやり方ダメだよ」
竜「これね、水にぬれると文字が浮かび上がるやつなんだよ」
聖「クリスマスにこれは大人でもうれしいよ」
竜「セレブにはこんなおもちゃ知らなかったでしょ?」
グイッと腕をつかまれ引っ張られ
部屋まで無言のまま強い力で連れていかれた
乱暴に靴を脱いでカバンはズトっと廊下に落とされた
そしてベッドまで行き強く押しとばされた
聖「俺を泣かせた罰、これは重罪だからね」
竜「え?」
聖「社長を泣かせたんだから
極刑しかないんだよ」
竜「言ってる意味がわからない」
聖「朝まで離さない」
竜「それって…」
何度も愛し合い、もう朝4:00
竜「もう朝だよ、仕事できなくなるよ」
聖「知らない
休んでもっとやってもいいよ」
なんて恐ろしいこと言う奴…
聖斗も竜哉も作業に追われていた
今日はクリスマス
竜哉は聖斗に声をかけた
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聖「うん、行こう」
聖斗は疲れているだろうに
声をかけたら断ってきたことなんて1度もない
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こんな店に入ったこともない竜哉
服装もおかしくないか?
ソワソワして落ち着くことができない
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竜「うん」
マンションに着いてエントランスの前に
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そして周りはイルミでキレイに輝いている
竜哉は用意していた紙を1枚
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上手く水に張り付いてくれたから
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竜「聖斗くん…」
竜哉は聖斗を呼び止め
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そしてその中にくっきり輝いているもの
聖斗は口を開けて黙り込んで
目の前のものから目を離せずにいた
その紙に書かれていたもの
ーーー 聖斗くん、いつもありがとう
大好き Together Forever 竜哉 ーーー
竜哉なりにちょっとした遊び心でやったこと
でも、クリスマスにこんなタイミングで
聖斗には感動そのものだった
聖「何これ、ヤバイ…」
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竜哉にキスした
竜哉を引き寄せて抱きしめた
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(泣いてる…?)
聖「こんなやり方ダメだよ」
竜「これね、水にぬれると文字が浮かび上がるやつなんだよ」
聖「クリスマスにこれは大人でもうれしいよ」
竜「セレブにはこんなおもちゃ知らなかったでしょ?」
グイッと腕をつかまれ引っ張られ
部屋まで無言のまま強い力で連れていかれた
乱暴に靴を脱いでカバンはズトっと廊下に落とされた
そしてベッドまで行き強く押しとばされた
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竜「え?」
聖「社長を泣かせたんだから
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竜「言ってる意味がわからない」
聖「朝まで離さない」
竜「それって…」
何度も愛し合い、もう朝4:00
竜「もう朝だよ、仕事できなくなるよ」
聖「知らない
休んでもっとやってもいいよ」
なんて恐ろしいこと言う奴…
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