傷×傷=愛

光海 流星

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12 思い出

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礼「うわー!貸し切り露天風呂だよ」
風「こんな広いの自由にできるのすごい」

礼「こういうの泳ぎたくならない?」
風「子供みたいなこと言って」

ピシャッ!

礼は風磨の顔にお湯をかけた

風「うわっ!」

本当に子供みたいにバチャバチャ
お湯のかけ合いになって騒いでいる

礼「子供の頃やったことなかったから
なんか楽しくなっちゃった」

風「いいじゃん男はいつでも子供みたいな
とこあるもんだからさ」

部屋に戻って豪華な料理をいただく

礼「こんなでかい伊勢えびすごいね」
風「うん、見たのも初めてだし」

礼「この貝どうやって食べるの?」
風「くるくるって上手く回してつるんって」

遊んだりもいいけどこうやって
たわいないことで笑って話してるのもいいな

今更だけど礼の浴衣カッコよすぎる
足長いし有名人だもんな当たり前か
だから俺もそそられてるんだよな

礼「何? ぼーっとしてて」
風「別に何もないよ」

礼「そう? あのさ、今日
一緒に…、寝たいな…」

風「ひゃひ?」

礼「一緒に寝たことないから
布団くっつけてダブルにして寝ようよ」

ヤベー!!

体中が熱くなってきたし心臓バクバク
もう、どうしてくれるんだ!
そんなこと思ってるのに礼は関係なく
もう布団をくっつけていた

風「キングサイズみたいになってる」
礼「風磨、俺を選んでくれてありがとう」

そう言ってキスが始まった
優しく重なる唇が全てを包み込む
こんなにも礼のこと好きなんだな

風「俺だって何のとりえもないのに
礼、ありがとう」

2人の熱い夜が始まった
初めてつながって色んな礼を感じた
こんな時あんな顔するんだなぁ

礼「最高の誕生日になってうれしい」
風「俺も最高だよ」

礼「風磨さー、結婚式とかは興味ない?」
風「もしできたらうれしいね」
礼「俺、本気」

風「こじんまりとしたのがいいなぁ
友達っていないし
あ、でも礼はいっぱいいるか」

礼「恵くん、高くんだけだよ
家族は捨てたから」

風「俺も家族いないから一緒」
礼「えっ…」

風「俺ね、捨てられて施設育ち」
礼「ごめん、知らなかったから」
風「いつか結婚式できたらいいね」

キスしてお互い眠りについた

礼が朝起きたら風磨はまだ寝ていた
無防備にスヤスヤ寝ている
吸い込まれるようにまたキスしてしまった

“ずっと風磨と一緒にいたい”

ゆっくり目を覚ました風磨

風「おはよー、もう起きてたの?」
礼「さっき起きたとこだよ」

風「せっかくだし朝風呂しに行かない?」
礼「いいね!」

風「なんかさ、楽しい時ってあっという間
ちょっと淋しくなってきちゃう」

礼「だからいいんじゃない?
ずっと思い通りだとつまらないかもよ」

風「そうだね、礼はカッコイイ」
礼「なんで?」

風「俺はいつまでも子供で
礼みたいにしっかりしないとなぁ」

礼「2人で一緒にやっていこうよ」
風「うん」

楽しい気分のまま最寄り駅に着いた時

「礼!」

礼「っつ… 兄貴…」
「元気にしてる?」

礼「うん、兄貴こそ」
「少し話せる?」

風「俺、時間つぶしてくるから」
「ぜひ、一緒に」
風「えっ…」
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