競馬スピリッツ

ふぁるこん

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第一章

20年3月8日(日)「倍返しだ!」

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 昨日はハナ差やクビ差で2着や4着が続いて惜しいレースばかりだったが、今日は予想のほとんどが当たった。ようやく悪い流れから脱出できたようだ。

 雨の予報だったので今日は見送ることも考えたが、馬柱を眺めていたら買いたい馬が次々と現れてきた。基本に立ち返って平場から単複1点勝負。全部で12レース予想して8レース的中。昨日の負けをすっかり取り戻した。倍返しだ。

 単勝を買えば1着に。単複を買えば1着か3着に。ズバズバと当たった。ちょこちょこ当たって軍資金が増えて、それをまた次のレースで再投資したらまた当たって、という感じでいい流れだった。

 一つ残念なことがあった。中山9レースで、昨日馬券を買ってた時にどんどん買っていたからだんだんとこわくなって、この時点で当たって軍資金が増えてれば買おうと思って置いておいたレースだ。当たりまくって、さあ買おうと、気がついたときにはこのレースが終わっていた。予想は、4番人気武騎手のサンノゼテゾーロ(6.3倍)と10番人気ミナリク騎手のメジェールスー(32.8倍)、そして13番人気のヒューイ騎手のムスコローソ(44.2倍)。この三頭のどれかが1着になると予想して、単勝3点買いというのをやろうとしていた。武が来たらまあ諦めがつくかな、という気持ちで、ドキドキしながらレースを見守った。

 結果はミナリクが1着。やっぱり来たか。こういうのは流れをぶった切る悪いプレーだ。高校野球でいえば、ホームランで追加点をあげたのに前のランナーを追い越してしまい、アウトになるようなものだ。意気消沈しそうになるところを必死で鼓舞する。こういう時はこの直後のレースが大事だ。なんとかして流れを取り戻したい。次のレースは、中京10レース。1番人気デムーロのテイエムサウスタンだ。先行馬は不利なレースだが、全体的に控える馬が多く、不良馬場もあり、デムーロにかけてみた。

 結果は1着。2.7倍的中。最終オッズは3.6倍になって、思ったより配当がついた。すっかり流れを取り戻し、この後の3レース、ポンポンポンと勝った。

 ここまでで10レース中8レース当てていたので、弥生賞はちょっと冒険をしてみた。1番人気武豊のサトノフラッグ、2番人気ルメール‬ のワーケア、3番人気ヒューイのオーソリティー。この三頭が強そうだけど、重馬場ということもあり、ちょっと穴を狙ってみた。8番人気ミナリクのウインカーネリアンだ。今日なんか調子良さそうだし、一発もあるかも。何より、先週のリベンジを果たして欲しかった。そこでこのミナリクとルメール‬の二頭軸で7点に流してみた。ルメール‬のワーケアは間違いなく3着以内に入るだろうから、ミナリクが3着以内に入ればほぼ勝てる。最高4万馬券もあり、夢は膨らむ一方だった。

 ワクワクしながらレースを見守った。ミナリクはいいペースで逃げていた。これは勝ったかも。そう思った矢先、足が突然止まってしまった。ずるずる後退していく。重馬場で不利かと思われたディープ産駒のサトノフラッグが弾けた!やはり来たか。そういえば今日は1枠ばかり来てたから、充分あると思っていた。良馬場だったらどれだけ差をつけていたんだろう。ダイナミックなフォームで体全体を使って上手に走っている。ディープインパクトの再来を予感した。この馬はこれからのクラシック戦線で主役となるだろう。

 とりあえず勝ち続けて軍資金を貯めていって、メインレースでさらに大きな収入を狙って穴狙い。負けても全体としては勝ちという精神的なゆとり。この感覚は久々だった。来週からもこのパターンでやってみよう。

 戦いは続く。
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