9 / 14
9話 甘い蜜☆
しおりを挟む「ミキ。無理はしないで?」
優しく頭を撫でてそう言うアンノウンに美姫は首を振る。
「無理なんかしてないよ?私がしたい。アンのおちんちん舐めてみたい。嘘だと思うなら感情を読んでみて?」
告げるとアンノウンのペニスは反り返りペチリとお腹に当たった。
「っ……♡ミキ、そんないやらしい事を貴女が言うから、私のおちんちんはこんなに元気になってしまったね?本当に舐めたいんだね?ならほら、先っぽをペロペロしてくれるかい?興奮して分泌液が出てきてしまったよ……。可愛いお口で吸ってみて?」
アンノウンは、はあはあと荒い呼吸で反り返ったペニスを掴んで美姫の口元に差し出してくる。既に先端からは透明な雫がとろりと垂れている。
(うわぁ。………少し、甘い匂い?)
クンクンと鼻を鳴らすとアンノウンはクスクスと笑う。
「良い匂いがしますか?………ほら、味も確かめてみて下さい」
「う、うん」
チラリと見上げたアンノウンの顔は優しげに微笑んでいるのにその瞳の奥底にはドロドロとした欲が渦巻いているのが美姫にはわかった。
(アン。凄く、えっちな人なんだ?こんなに綺麗なのに…。おちんちんも凄く大きくなって……。濡れてる、これ苦いのかな?精液とは違うよね?我慢汁ってやつ?)
とろりとした先走りに美姫はそっと舌を這わせる。ふわりとした甘い匂いが鼻を抜けて、舌にも甘い味が広がった。
(え?甘い?……。そうなんだ?ネットとか漫画とかだと精液って苦いし生臭いって書いてあったけど、我慢汁は甘くて良い匂いなんだ?………美味しい)
トロリと溢れてくるアンノウンの蜜をちゅうちゅうと吸うとブルブルとペニスは震えている。
「あ……ぁっ♡ミキ♡凄い♡はぁ♡くぅ……♡あぁ……。っ……ぐっ……♡」
(アン。気持ちいいんだ?嬉しい。)
気持ち良さそうなアンノウンの声に美姫は更にペニスに舌を這わせる。その度に甘い蜜がとろとろと溢れて来る。
(ん……。私、これ好き……。美味しい♡おちんちんって凄いんだなぁ♡こんなに美味しいモノが出るんだ……)
夢中で蜜の出てくる先端をちゅうちゅうと吸ってれろりと舌を這わせる。アンノウンの甘い声と甘い蜜の味と甘い匂いに美姫の頭はトロトロに蕩けた。
(フェラチオってする方もこんなに気持ちがいいんだ♡エッチって凄いなぁ)
ネットや漫画や小説の知識とは全然違う。舐めているだけなのにおまんこからは愛液が溢れ出してくるし背中をゾクゾクとした快感が走る。何故だか全身が気持ち良くて体が熱くなってくる。
「はぁぁ……ミキ♡最高です♡はあっ……もう、出ます……っちゃんと飲んでくださいね♡」
「!?」
グイッと口の中にペニスを押し込まれて頭を思いっきり押さえつけられてぐちゅぐちゅと腰を振られるがそれすら気持ちが良くて美姫は抵抗もせずにそれを受け入れた。
(んっ!!っ………♡んんっ♡っ……ぁ。)
「っ……!!!!ミキ♡んんっ!!ぐっ……ミキ♡ミキ♡私の妻♡っ……あっ!!!!」
びゅるるるっと喉の奥へと熱いものが注がれて、頭をガッチリと抑え込まれている美姫はほんの少し藻掻く。苦しい。
(んんむ!!!!んんーっ…!!!)
甘いドロドロとした物がたっぷりと注がれてなんとか喉を鳴らしてゴクリゴクリと飲み込むが鼻での呼吸も上手くできなくて涙が流れる。それでも幸福感が溢れる。
アンノウンはビクリビクリと腰を震わせて美姫の頭をぎゅっと押し付けている。
(くるしっ……。でも、美味しい♡甘い……♡んん………もっと飲みたい……)
完全に全てを飲みこんで舌でペニスをちゅうと吸うとアンノウンは一度大きくブルリと震えてから、今度は優しくペニスを美姫の口から引き抜いた。つぅっと唾液と精液が混ざった糸が引いてぷつんと切れた。
「はぁ♡ミキ……。ちゃんと全て飲んだのですね?良い子です。…………ふふ。」
美姫の頬を撫でてアンノウンはうっとりとしている。
「うん。飲んだよ………。精液って甘いんだね……。こんなに美味しいなんて私知らなかった」
そう告げるとアンノウンは目を細めた。
「甘い………そう、なるほど。美味しかったのなら良かったよ。ふふ」
何故かおかしそうにそう言うアンノウンを不思議そうに眺めているとアンノウンは一度口元を隠すように抑えた。
(アン?笑ってる………。どうして隠すの?)
ぼんやりとした思考で疑問に思っているとアンノウンは美姫をぎゅっと抱きしめた。
(んぁっ……?!)
それだけで美姫の体に甘い痺れが走った。
「あっ………♡っ………なに?」
ブルブルと体が震えてまるでクリトリスを舐められた時の様な絶頂感が背中を走る。そんな状態の美姫をアンノウンはベッドに押し倒した。
「ミキ……。ふふ、おちんちんを舐めてこんなにおまんこを濡らしてエッチですね、焦らなくても良いと言いましたけど。でもミキのおまんこはおちんちんを欲しがっているみたいですよ?」
優しく耳元で囁かれてそれからくちゅりと指をおまんこに這わされて腰がビクンと大きく跳ねた。今まで生きて来て感じた事の無い様な快感だ。処女の筈の美姫のおまんこはパクパクと膣口を開いたり閉じたりとしてアンノウンのペニスを欲しがっている。
「ひっ………。なにこれ?……っ怖いよぉ……」
自身の体の変化に少しの恐怖が湧き上がってくる。こんなのは知らない。こんな快感を美姫は知らない。怖い。
「……大丈夫ですよ。ミキ。ミキの体は私を欲しがって発情しているだけですから♡何も怖くないですからね♡素直になって良いんだよ?おちんちんが欲しいんだよね?」
そう優しく告げられるとフッと体からは力が抜ける。恐怖心も薄まった。もしかしたらアンノウンが半分引き受けてくれたのかも知れない。
「ほら、指を食べてる♡見てご覧、ミキ。貴女のおまんこが私の指を3本も飲み込んでいますよ?凄いな………」
くぷくぷと3本、アンノウンの長くてゴツゴツした指をおまんこは簡単に飲み込んでいく。
「ひぃいん!!!!う、嘘。私初めてなのに…、なんで?っ…あぁん♡」
一度も中に物を挿れてオナニーだってした事は無かったのに美姫のおまんこはドロドロに蕩けてアンノウンの指を3本も美味しそうに咥えこんでいる。信じられない。痛みは全く無い。それどころか死ぬ程気持ちがいい。時折親指でクリを刺激されると膣がきゅうっと締まる。
「いやぁぁっ!!!!はぁぁぁっ!!!」
余りの快感にチョロチョロとおまんこから何かが溢れ出した。漏らしてしまったとハッとしたがそれは無色透明だ。
「………そんなに気持ちが良いんですね?潮まで噴いて……。ふふ、シーツがびしょびしょですね♡凄くいやらしい体だ」
「あ………潮?嘘………。なんで?」
(嘘。嘘ぉ……。なんで?初めてなのに……。私潮まで噴いちゃったの?ひぃん)
おしっこじゃなかった事にはホッとしたが美姫は自身の体の反応に困惑していた。
(え?どうして……。だって初エッチって痛いんじゃないの?)
0
あなたにおすすめの小説
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜
具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです
転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!?
肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!?
その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。
そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。
前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、
「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。
「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」
己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、
結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──!
「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」
でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……!
アホの子が無自覚に世界を救う、
価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!
黒騎士団の娼婦
イシュタル
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
美醜逆転世界でお姫様は超絶美形な従者に目を付ける
朝比奈
恋愛
ある世界に『ティーラン』と言う、まだ、歴史の浅い小さな王国がありました。『ティーラン王国』には、王子様とお姫様がいました。
お姫様の名前はアリス・ラメ・ティーラン
絶世の美女を母に持つ、母親にの美しいお姫様でした。彼女は小国の姫でありながら多くの国の王子様や貴族様から求婚を受けていました。けれども、彼女は20歳になった今、婚約者もいない。浮いた話一つ無い、お姫様でした。
「ねぇ、ルイ。 私と駆け落ちしましょう?」
「えっ!? ええぇぇえええ!!!」
この話はそんなお姫様と従者である─ ルイ・ブリースの恋のお話。
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
召しませ、私の旦那さまっ!〜美醜逆転の世界でイケメン男性を召喚します〜
紗幸
恋愛
「醜い怪物」こそ、私の理想の旦那さま!
聖女ミリアは、魔王を倒す力を持つ「勇者」を召喚する大役を担う。だけど、ミリアの願いはただ一つ。日本基準の超絶イケメンを召喚し、魔王討伐の旅を通して結婚することだった。召喚されたゼインは、この国の美醜の基準では「醜悪な怪物」扱い。しかしミリアの目には、彼は完璧な最強イケメンに映っていた。ミリアは魔王討伐の旅を「イケメン旦那さまゲットのためのアピールタイム」と称し、ゼインの心を掴もうと画策する。しかし、ゼインは冷酷な仮面を崩さないまま、旅が終わる。
イケメン勇者と美少女聖女が織りなす、勘違いと愛が暴走する異世界ラブコメディ。果たして、二人の「愛の旅」は、最高の結末を迎えるのか?
※短編用に書いたのですが、少し長くなったので連載にしています
※この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる