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初恋
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私は某有名企業の本社でキーボードのオペレーターをやっている。
東京の土を踏んだのは昨年の4月。
あれからもう、一年もたつなんて、まるで信じられない…
私が彼女と出会ったのは高一の春だった。彼女は美少女というほどでもなかったが、光に透けるとオレンジ色に輝く不思議な髪を持っている。名前は葉月。それは私にとって初めての恋だった。男嫌いのみぃと呼ばれた私だったが、まさか本気で女の子に恋するなんて思ってみた事もなく、しばらくは自分の気持ちを持て余し気味だった。
葉月はcoolな娘だった。しかし、私は彼女に冷たくされればされるほど夢中になっていったのだった。でも私は知っている。本当は口で言うほど冷たくもなく私に対してある意味ひどく優しい。でも、私が彼女の意にそぐわない言葉を言ったりすると、ありったけの侮蔑を込めた視線を投げてよこした。そんな時、私は殺してやりたいほど彼女が憎くなる。
それなのに…彼女は私の気持ちなんてこれっぽっちも気付かないふりをして窓から外を見ているのだ。そして、何事も無かったような顔をして、平気でこんな事を言う。
「ねえ、みぃ?
ここから飛び降りない?」
「いいわね」
彼女はいきなり私の腕を引っ張った。
「どうぞ。他人を突き落とす趣味はないから」
あれは、3年も前のこと…
彼女は突然振り向き言った。
「いつか、君を殺したい」と
私は返した
「願ってもないことね」
彼女は何も答えない…
「どうでもいいけど、絞殺だけは御免だわ」
無言で彼女の手が伸びる。
私は軽く微笑んだ。
「あなたに殺されるなら本望よ…」
こんな具合に私たちは、多少物騒とも思える言葉のやりとりが好きだった。
いや、私の方が一方的に好きだったのかもしれないが…
しかし、本当に忘れられないのは、国語の授業で、ランボーとヴェルレーヌの道ならぬ恋物語を聞いた後のことだった…
------ヴェルレーヌ-------
私の隣に座ると彼女は嘲笑った。
「何がおかしいの?」私が聞く
「ヴェルレーヌが可哀想」
彼女はまだ嘲笑っている
半ば、自嘲的に…
彼女はようやく静かになった
「ヴェルレーヌの詩、読んだことある
あの頃は幼くてよく意味がわからなかったけど…あれはランボーへの恋心」
「ランボーへの恋心?」
「可哀想な男性だわ…」
彼女は静かに目を伏せた
ヴェルレーヌ ヴェルレーヌ
もしも 私があなたなら
狙った獲物は逃さない…!
(ライフルは百発百中)
ヴェルレーヌ ヴェルレーヌ
もしも 私が あなたなら
ランボー道連れ 無理心中…!
私は彼女にこう言った。
「私なら狂う前に相手を殺すわ!」
彼女は返した。
「完全犯罪にすることね」
------------------------------------------
私は彼女が好きだった。SFが好きでアニメが好きで、賢いくせにどこか私と似ている彼女が…しかし、私の恋はわずか一年で終わってしまった…
彼女に対する愛が色褪せたわけではなかったが、どんなに望んでも、どんなに求めても、彼女の心のひとかけらさえも与えられはしなかったのだから…
私は私の心に蓋をする事と引き換えに彼女の友人である事を選んだ。
そして、高三。彼女は進学、私は就職という事で、クラスも別れ自然に会う回数も少なくなっていった。それでも彼女は私以上に私のことを知っていたし、私自身も彼女にだけは、自分の心に土足で踏み込むことを許していた。こんな言い方をしたら、彼女は怒るかもしれないが、彼女は私の分身に等しかった…
卒業式の日、彼女は私に金にイヤリングをくれた。趣味の良い彼女だけあってそれはとても美しいものだった。
今、私の耳に光っているこれがそうだ。
私はせわしなく指を動かしながら、ふと時計をみた。時計の針は午後5時52分を示している。もう、こんな時間か…..私はそう思いながら隣の人に声をかけた。
「そろそろ、終わりね」
「そうね、どこまで進んだ?」
私はキーボードから指を離すと
「今日の予定完了よ」と答えてみせた。
時計の針が6時をさすと、それぞれが帰り支度を始める。
その時、同僚の清水さんが私に声をかけた。
「東堂さん、明日は休みだし飲みにい行かない?」
「悪いけど、今日は遠慮しとく」
「珍しいこともあるのね。さては彼氏とデートかな?」
「そんなんじゃないわよ(笑)それじゃお先に~」
特に何の予定があるわけでも無いのだか、今日は何故か早く帰りたかったのだ。私は会社から20分程のところにある独身寮に住んでいる。
「ただいま~」
「お帰り。随分早いのね」
そう言いながら迎えてくれたのは、寮母の佐々木さんだ。
「ええ、疲れていたから一足先に帰ってきたんです。」
「そうなの?」
彼女はそう言うと奥の方へ入っていった。
その時だった。突然、スマホのバイブが震えたので、私は慌ててスライドした。
「もしもし?」
スマホの中から聞こえてきたのは、ハスキーでそのくせ、キーの高い女の声だった。
忘れもしない…忘れるわけもない。懐かしいあの声…!
「葉月…!?」
「みぃ?ほんとにみぃなのね?」
「懐かしいわ。今どこにいるの?」
「都内のホテルよ。と言っても最低ランクのだけど…」
「上等じゃない。学生は気楽で良いわね」
「それなりの用があったからここまで来たのよ。別に君に会いに来たわけじゃない」
「だけど、電話をくれたわ」
「違いない(笑) 」
彼女は声をたてて笑った。
そして、唐突に「ねえ、明日会える?」と聞いてきた。
私は多少戸惑いながら「どこで?別に構わないけど…」
と答えた。彼女は私がふたつ返事でOKすると思っていたらしく、やや拍子抜けした感じだった。
「明日はお休みでしょう?何か予定でもあるの?」
「いいえ、別に…」
心の準備が出来ないまま、私はあいまいに答えたが、結局彼女の滞在しているホテルの近くで会うことを約束し電話を切った。
そしてその夜、私は普段より念入りに身体を洗い、髪には有名ブランドのヘアパックもした。風呂からあがると私は自分の全身を鏡に写してみた。私は決して美人ではなかったが、都会という硝子の檻に閉じ込められているせいか、それなりに美しくなっている。
淡いパープルのバスタオルを肩にかけたまま、オレンジ系のルージュをひいてみた。
「スガオノ ワタシハ モウイナイ…」
片言で呟いて鏡にウインクしてみせた。
そして翌日。私は彼女との約束の時間より10分早く目的地に着いていた。
とびきりのお洒落をして寮を出てきたので、ルームメイトは無用の勘ぐりを込めた視線で見送ってくれた。それが妙に心地よく、またおかしくもあった。
窓際の席に腰掛けると私はローズヒップティーを注文した。運ばれてきたティカップはひどく切ない香りがする…
しばらくすると白のユニセックスなシャツと黒のパンツスーツに身を包んだ彼女が私の前に現れた。
「7分遅刻よ」
「そのようね」
彼女は私の向かい側の席に座るとブラックコーヒーを注文した。彼女の胸元には青薔薇のペンダントが光っている。以前私が彼女にプレゼントしたものだ。それはさながら、彼女自身のようだった。
「変わってないのね。いえ、綺麗になったと言うべきかしら?」
私は眩しそうに彼女を見つめて使い古されたセリフをあえて言ってみた。
すると、彼女は肩をすくめて「君の方こそ」と返してみせる。
小首を傾げて君という代名詞を使うところなど、全然変わっていない。
考えてみればまだ一年…
でも、私にしてみればもう一年だ。
365日という月日はやはり長すぎる…
私は彼女の目を見て言った。
「会いたかった…」
彼女はおかしそうに笑ったが、ふと真面目な顔をして答えてくれた。
「私も…!」
それから、わたしたちは取り留めのない雑談に花を咲かせた。今話題のアニメ映画のこと、大学のこと、仕事のことetc.
楽しかった。彼女といるとこの世の一切から切り離されたように、全てを忘れていられるのだ。例え、何年離れていようと何十年別れて暮らそうと、私たちは昨日の続きのところから話を始める事が出来るだろう。
------------------------------------------------------------
私が超能力者なら
とっくに宇宙に行ってるわ
そう言って彼女の瞳
遠い銀河に想いを馳せる
私など見ていない
私など見られていない
それはわかっているけれど…
愛しい私のSF girl…
------------------------------------------------------------
ひとしきり話し込んだ後で、私は何気なくこう言ってみた。
「ねえ、葉月君?恋人はいるの?」
「まさか…!」
彼女はまるで取り合わない。
そんな彼女の様子を見て私は胸を撫で下ろした。
(良かった…!彼女はまだ誰のものでもないんだ…)
私は静かに席を立った。
「帰るわ」
「そう?たまには大阪にも帰って来なさいよ。待ってるわ…」
「ありがとう…!」
私は微笑んだ。
そして、彼女に背を向けてドアを押そうした刹那、私は全身に軽い戦慄を覚えたのだ。なぜなら彼女が自分のスカーフを私の首にまきつけてきたからである。
私は思わず振り向いた。
「葉月…?」
彼女は悪びれた様子もなく、にっこり笑ってこう言った。
「絞殺はまだ嫌いみたいね」
fin.
東京の土を踏んだのは昨年の4月。
あれからもう、一年もたつなんて、まるで信じられない…
私が彼女と出会ったのは高一の春だった。彼女は美少女というほどでもなかったが、光に透けるとオレンジ色に輝く不思議な髪を持っている。名前は葉月。それは私にとって初めての恋だった。男嫌いのみぃと呼ばれた私だったが、まさか本気で女の子に恋するなんて思ってみた事もなく、しばらくは自分の気持ちを持て余し気味だった。
葉月はcoolな娘だった。しかし、私は彼女に冷たくされればされるほど夢中になっていったのだった。でも私は知っている。本当は口で言うほど冷たくもなく私に対してある意味ひどく優しい。でも、私が彼女の意にそぐわない言葉を言ったりすると、ありったけの侮蔑を込めた視線を投げてよこした。そんな時、私は殺してやりたいほど彼女が憎くなる。
それなのに…彼女は私の気持ちなんてこれっぽっちも気付かないふりをして窓から外を見ているのだ。そして、何事も無かったような顔をして、平気でこんな事を言う。
「ねえ、みぃ?
ここから飛び降りない?」
「いいわね」
彼女はいきなり私の腕を引っ張った。
「どうぞ。他人を突き落とす趣味はないから」
あれは、3年も前のこと…
彼女は突然振り向き言った。
「いつか、君を殺したい」と
私は返した
「願ってもないことね」
彼女は何も答えない…
「どうでもいいけど、絞殺だけは御免だわ」
無言で彼女の手が伸びる。
私は軽く微笑んだ。
「あなたに殺されるなら本望よ…」
こんな具合に私たちは、多少物騒とも思える言葉のやりとりが好きだった。
いや、私の方が一方的に好きだったのかもしれないが…
しかし、本当に忘れられないのは、国語の授業で、ランボーとヴェルレーヌの道ならぬ恋物語を聞いた後のことだった…
------ヴェルレーヌ-------
私の隣に座ると彼女は嘲笑った。
「何がおかしいの?」私が聞く
「ヴェルレーヌが可哀想」
彼女はまだ嘲笑っている
半ば、自嘲的に…
彼女はようやく静かになった
「ヴェルレーヌの詩、読んだことある
あの頃は幼くてよく意味がわからなかったけど…あれはランボーへの恋心」
「ランボーへの恋心?」
「可哀想な男性だわ…」
彼女は静かに目を伏せた
ヴェルレーヌ ヴェルレーヌ
もしも 私があなたなら
狙った獲物は逃さない…!
(ライフルは百発百中)
ヴェルレーヌ ヴェルレーヌ
もしも 私が あなたなら
ランボー道連れ 無理心中…!
私は彼女にこう言った。
「私なら狂う前に相手を殺すわ!」
彼女は返した。
「完全犯罪にすることね」
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私は彼女が好きだった。SFが好きでアニメが好きで、賢いくせにどこか私と似ている彼女が…しかし、私の恋はわずか一年で終わってしまった…
彼女に対する愛が色褪せたわけではなかったが、どんなに望んでも、どんなに求めても、彼女の心のひとかけらさえも与えられはしなかったのだから…
私は私の心に蓋をする事と引き換えに彼女の友人である事を選んだ。
そして、高三。彼女は進学、私は就職という事で、クラスも別れ自然に会う回数も少なくなっていった。それでも彼女は私以上に私のことを知っていたし、私自身も彼女にだけは、自分の心に土足で踏み込むことを許していた。こんな言い方をしたら、彼女は怒るかもしれないが、彼女は私の分身に等しかった…
卒業式の日、彼女は私に金にイヤリングをくれた。趣味の良い彼女だけあってそれはとても美しいものだった。
今、私の耳に光っているこれがそうだ。
私はせわしなく指を動かしながら、ふと時計をみた。時計の針は午後5時52分を示している。もう、こんな時間か…..私はそう思いながら隣の人に声をかけた。
「そろそろ、終わりね」
「そうね、どこまで進んだ?」
私はキーボードから指を離すと
「今日の予定完了よ」と答えてみせた。
時計の針が6時をさすと、それぞれが帰り支度を始める。
その時、同僚の清水さんが私に声をかけた。
「東堂さん、明日は休みだし飲みにい行かない?」
「悪いけど、今日は遠慮しとく」
「珍しいこともあるのね。さては彼氏とデートかな?」
「そんなんじゃないわよ(笑)それじゃお先に~」
特に何の予定があるわけでも無いのだか、今日は何故か早く帰りたかったのだ。私は会社から20分程のところにある独身寮に住んでいる。
「ただいま~」
「お帰り。随分早いのね」
そう言いながら迎えてくれたのは、寮母の佐々木さんだ。
「ええ、疲れていたから一足先に帰ってきたんです。」
「そうなの?」
彼女はそう言うと奥の方へ入っていった。
その時だった。突然、スマホのバイブが震えたので、私は慌ててスライドした。
「もしもし?」
スマホの中から聞こえてきたのは、ハスキーでそのくせ、キーの高い女の声だった。
忘れもしない…忘れるわけもない。懐かしいあの声…!
「葉月…!?」
「みぃ?ほんとにみぃなのね?」
「懐かしいわ。今どこにいるの?」
「都内のホテルよ。と言っても最低ランクのだけど…」
「上等じゃない。学生は気楽で良いわね」
「それなりの用があったからここまで来たのよ。別に君に会いに来たわけじゃない」
「だけど、電話をくれたわ」
「違いない(笑) 」
彼女は声をたてて笑った。
そして、唐突に「ねえ、明日会える?」と聞いてきた。
私は多少戸惑いながら「どこで?別に構わないけど…」
と答えた。彼女は私がふたつ返事でOKすると思っていたらしく、やや拍子抜けした感じだった。
「明日はお休みでしょう?何か予定でもあるの?」
「いいえ、別に…」
心の準備が出来ないまま、私はあいまいに答えたが、結局彼女の滞在しているホテルの近くで会うことを約束し電話を切った。
そしてその夜、私は普段より念入りに身体を洗い、髪には有名ブランドのヘアパックもした。風呂からあがると私は自分の全身を鏡に写してみた。私は決して美人ではなかったが、都会という硝子の檻に閉じ込められているせいか、それなりに美しくなっている。
淡いパープルのバスタオルを肩にかけたまま、オレンジ系のルージュをひいてみた。
「スガオノ ワタシハ モウイナイ…」
片言で呟いて鏡にウインクしてみせた。
そして翌日。私は彼女との約束の時間より10分早く目的地に着いていた。
とびきりのお洒落をして寮を出てきたので、ルームメイトは無用の勘ぐりを込めた視線で見送ってくれた。それが妙に心地よく、またおかしくもあった。
窓際の席に腰掛けると私はローズヒップティーを注文した。運ばれてきたティカップはひどく切ない香りがする…
しばらくすると白のユニセックスなシャツと黒のパンツスーツに身を包んだ彼女が私の前に現れた。
「7分遅刻よ」
「そのようね」
彼女は私の向かい側の席に座るとブラックコーヒーを注文した。彼女の胸元には青薔薇のペンダントが光っている。以前私が彼女にプレゼントしたものだ。それはさながら、彼女自身のようだった。
「変わってないのね。いえ、綺麗になったと言うべきかしら?」
私は眩しそうに彼女を見つめて使い古されたセリフをあえて言ってみた。
すると、彼女は肩をすくめて「君の方こそ」と返してみせる。
小首を傾げて君という代名詞を使うところなど、全然変わっていない。
考えてみればまだ一年…
でも、私にしてみればもう一年だ。
365日という月日はやはり長すぎる…
私は彼女の目を見て言った。
「会いたかった…」
彼女はおかしそうに笑ったが、ふと真面目な顔をして答えてくれた。
「私も…!」
それから、わたしたちは取り留めのない雑談に花を咲かせた。今話題のアニメ映画のこと、大学のこと、仕事のことetc.
楽しかった。彼女といるとこの世の一切から切り離されたように、全てを忘れていられるのだ。例え、何年離れていようと何十年別れて暮らそうと、私たちは昨日の続きのところから話を始める事が出来るだろう。
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私が超能力者なら
とっくに宇宙に行ってるわ
そう言って彼女の瞳
遠い銀河に想いを馳せる
私など見ていない
私など見られていない
それはわかっているけれど…
愛しい私のSF girl…
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ひとしきり話し込んだ後で、私は何気なくこう言ってみた。
「ねえ、葉月君?恋人はいるの?」
「まさか…!」
彼女はまるで取り合わない。
そんな彼女の様子を見て私は胸を撫で下ろした。
(良かった…!彼女はまだ誰のものでもないんだ…)
私は静かに席を立った。
「帰るわ」
「そう?たまには大阪にも帰って来なさいよ。待ってるわ…」
「ありがとう…!」
私は微笑んだ。
そして、彼女に背を向けてドアを押そうした刹那、私は全身に軽い戦慄を覚えたのだ。なぜなら彼女が自分のスカーフを私の首にまきつけてきたからである。
私は思わず振り向いた。
「葉月…?」
彼女は悪びれた様子もなく、にっこり笑ってこう言った。
「絞殺はまだ嫌いみたいね」
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