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第一章 ドキドキのクラブ活動見学
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のんびりホワホワの休憩タイムが終わり、三人は文字部の部室に戻った。
「さあ続きだ。平餡時代に『CM』はなかったが、『まじ』はあったぞ」
「えぇぇー、マジで『まじ』はあったの?」
「そ、そうだったんですかぁー。マジなんですかぁ?」
「はははは、そんなに驚くな。古語辞典を引いてみろ。高校生向けのもので二色刷りなら、大抵は大きな紅色の文字になっている筈。つまり最重要語なのだ!」
花実は机に置いてある自分の手提げ袋の中から『明解超訳 古語辞典』を取り出してくる。
教科書と一緒に今日購入したばかり。初めての古語辞典を初めて開く瞬間。珍しい気持ちだ。マジ嬉しいことだろう。
ほんの少し指が震えているのを感じながら、見出し語の〈まじ〉を探す。新しい書物のよい匂い。
「あっ、『まじ』ありましたぁ! 紅い、大きい。さ、最重要!!」
「そうだろ、そうだろ。一個の語句を通常の三倍のスペースで掲載してある。紅い見出しの語句。ま、間違いない。そこだ! そこを突いてくれ。あああっもっと、もっと強くゥ、激しくゥー!」
「!? あ、あの、あのぉ先輩、天里先輩?」
着ぐるみの抜け殻、つまり中の人がいなくなった状態のようになっていた白夜が我に返る。
「はっ、ああ、すまない。またスピリット・ヂャーニーしてしまっていた。私は、常世の国が見える特殊体質なのだ」
「常世の国?」
「そうだ、常世の国と呼ばれている異世界の景色が見えるのだ。そこには、イケメンの紅い鬼がいるのだぞ」
「へー、鬼さんがいるんですかぁ!?」
「そうだ。紅鬼の他に白鬼もいて、その二人は和歌の対決で競い合っている。しかも紅鬼は、よくライバルの白鬼に『君の持って生まれた逞しい男根を見せて貰おう』と言っているのだぞ」
「へぇ~、ちょっとエッチっぽいですね。でも、和歌の対決って、どっちが勝つんですか?」
「それが勝ったり負けたりでほぼ互角なのだ。そこがまた面白い。顔まで白い。ははははあー」
――紅きつのぉ~ 常世の色を 白夜見ぬぅ~♪
今度はいきなり俗人が、何やらアホほど声を張り上げて歌い出した。先ほどまでの落ち着きが嘘に思えるほど、部室内のテンションが急上昇している。
これは、花実が選択した【男根エキスウォーター】によって、ゲームの裏ルートに突入した証拠なのである。「異世界モード」になる非公式フラグが立ち、もう通常の学園モノの乙女ゲームではなくなっているのだ。
――見せて貰おうぅ 君の男根♪
耳を潤すような美しい歌声だった。最後まで平然と歌い終えた俗人は、満足したのか朗らかな表情をしている。
「俗人、今のは自作の和歌なのか?」
「はい、そうです!」
「五・七・五・七・七だったから、短歌ですよね?」
「そうだよ。さっきの白夜先輩の話をアレンジして、その情景を詠んでみたんだ」
「す、凄いです!」
「う、いやいや。まだまだヘタだけどね。で、さっきのは、紅色に染まった船着き場に、ツノまで紅い紅鬼がいる、そんな常世の国の風情ある夕暮れの景色を、白夜先輩が今見てきた。これが前半部分の内容だよ」
花実は、ふんふんと感心しながら聞いている。
「和歌には掛詞という修辞がある。俗人が詠んだ『つの』には、『津の』と『ツノ』の二つの意味が掛けられているぞ」
「ふ~ん」
「それで後半部分は、白夜先輩の話したまんまで、紅鬼が『白鬼よ、君の持って生まれた逞しい男根を見せて貰おう』って言ってるんだ」
「そうだな」
「へえ~」
「あ、ごめんね。僕の歌で脱線しちゃって」
俗人は申し訳なさそうに頭を掻いている。
「面白くてブラボーだぞ、俗人」
「はい、とても面白かったです」
「花実、もし帰宅後に意欲があれば、その真新しい古語辞典を使って、津・常世・色といった語を引いてみるとよい」
「はい、そうします!」
「あ、そうそう、『まじ』を引いてたんだったね」
俗人はそう言って、花実が手に持っている古語辞典を横から覗き込んだ。
「へ、あはい、でもよく使う『まじ』とは意味が違ってるような……」
「この『まじ』は、僕も知ってたけど……」
「まあ言葉は、時代とともに変わり続けるものだからな。はははは、ことのはぁ、ははははあー」
「……ですよね」
俗人は唖然となりかけてしまい、花実の方は声すら出なかった。
「どうした花実、緊張しなくてもよいぞ。もっと砕けて砕けて」
「は、はい……」
白夜は見かけよりずっと気さくな人のようだ。
「それでは、『まじ』についての詳しい説明を続ける。まず語義についてだが、二通りある。『まじめ』が圧縮されたのと、『あるまじき事態』といった使い方をするのとがあって、もちろん意味は異なる。余談だが、『あるまじき』はアルマジロという動物のことではないぞ」
「うんうん」
花実は目を輝かせて聞いている。
「アルマジロは堅い甲羅で覆われた哺乳類で、ヨロイネズミとも呼ばれる」
「へえぇ、ヨロイネズミっていうのかぁ」
「あその話、僕『あるある動物の驚異【アルマジロ編】』という番組でやってるのを見たことあるよ」
動物好きの俗人は、やはり知っていた。
「おっと、脱線してしまったな。話を元に戻そう。『まじ』の意味が二通りあると話していたのだった」
白夜がそう言いながら、ホワイトボートに箇条書きした。
A 「まじめ」の省略表現
B ~ないだろう/~しない積り/~してはならない
「ただし、Bは文語的だ。現代語としては『まい』を使う。『まじ』の連体形『まじき』がイ音便で『まじい』になり、それが『まい』に変化したのだぞ」
「花実ちゃん、連体形って分かるかな?」
「はあい。未然・連用・終止・連体♪」
花実が両手をグーで振りながらリズムを取って活用形を唱え出した。
この「活用形」というのは、五段活用や上一段活用などの「活用の種類」と混同しがちなので注意すべきだ。
「えっと、それから仮定、えとえと命令。えへへ、ちゃんと覚えてましたよ!」
「うんうん、よく言えたね。じゃあ、イ音便は?」
「イ・ウォンビン?? 有名人ですかあ?」
花実が首を傾げたので、俗人が音便について解説してくれた。
「――そっかあ、そんな仕組みがあったんだ~」
とても丁寧で分かりやすい説明だったので、花実はイ音便をしっかり理解できたようだ。
「さあ続きだぞ。問題の文章には『まじ』が三箇所ある。『まじか!』『まじで?』『まじぃな』だ。一つ目と二つ目は、Aの意味だと考えられる。例えば、この二つ目の『まじで?』の場合ついてだ」
白夜が問題文の「今日は美津が晩飯作るんだってよ」「まじで? 腸がヒクヒクしてきたぞ」の箇所を指差した。
「この部分は、『君は、美津が晩飯を作る、と本気で言っているの?』というふうに解釈すればよい。あるいは別の解釈『美津は、本気で晩飯を作る積りなの?』も可能だ。そうだなあ、文脈から考えるとこちらの方が自然かもしれないな」
「そうですね」
「もちろん、『本気で』の替わりに、『本当に』と訳してもよいぞ。つまり『本当なの?』とシンプルな訳し方をしてもよい訳だ」
「うん。もう少し詳しく『美津が晩飯作るって、本当なの?』でもいいかもしれませんね?」
「そうだな。花実は、分かるか?」
「は~い、よく分かりますです!」
花実が敬礼ポーズを取った。
「さあ問1の解説だ。二人とも正解だな。これは簡単だったな。つまり、問題の文章からは誰なのかを特定できないのだ。例えば、美依の晩飯が美味しくて、つい食べ過ぎてしまい、それで胃薬が必要になったのか、あるいは美津の晩飯がとんでもなくまずくて、しかしそれでも食べてやり、消化不良を起こしたのか、さらに美羽の晩飯がとどめを刺したのだとか、いろんな可能性があるぞ。もちろん続きの文章で明らかになるかもしれないのだが、あくまで問題の文章から読み取れるものを正解にしなければならない。それ故に、1から5のうちの一つが正解なのだ。正解の選択肢が二つ以上あり得る場合、出題ミスとして無条件に全員を正解とすることもあるが、問1は出題ミスではないぞ。だからマークしていなかったり、1から5以外をマークしていたりすると不正解だ。二人とも、分かるか?」
「はい」
「は~い!」
俗人が頷き、花実はまた敬礼ポーズだ。それを見て白夜が微笑んだ。
「さあ続きだ。平餡時代に『CM』はなかったが、『まじ』はあったぞ」
「えぇぇー、マジで『まじ』はあったの?」
「そ、そうだったんですかぁー。マジなんですかぁ?」
「はははは、そんなに驚くな。古語辞典を引いてみろ。高校生向けのもので二色刷りなら、大抵は大きな紅色の文字になっている筈。つまり最重要語なのだ!」
花実は机に置いてある自分の手提げ袋の中から『明解超訳 古語辞典』を取り出してくる。
教科書と一緒に今日購入したばかり。初めての古語辞典を初めて開く瞬間。珍しい気持ちだ。マジ嬉しいことだろう。
ほんの少し指が震えているのを感じながら、見出し語の〈まじ〉を探す。新しい書物のよい匂い。
「あっ、『まじ』ありましたぁ! 紅い、大きい。さ、最重要!!」
「そうだろ、そうだろ。一個の語句を通常の三倍のスペースで掲載してある。紅い見出しの語句。ま、間違いない。そこだ! そこを突いてくれ。あああっもっと、もっと強くゥ、激しくゥー!」
「!? あ、あの、あのぉ先輩、天里先輩?」
着ぐるみの抜け殻、つまり中の人がいなくなった状態のようになっていた白夜が我に返る。
「はっ、ああ、すまない。またスピリット・ヂャーニーしてしまっていた。私は、常世の国が見える特殊体質なのだ」
「常世の国?」
「そうだ、常世の国と呼ばれている異世界の景色が見えるのだ。そこには、イケメンの紅い鬼がいるのだぞ」
「へー、鬼さんがいるんですかぁ!?」
「そうだ。紅鬼の他に白鬼もいて、その二人は和歌の対決で競い合っている。しかも紅鬼は、よくライバルの白鬼に『君の持って生まれた逞しい男根を見せて貰おう』と言っているのだぞ」
「へぇ~、ちょっとエッチっぽいですね。でも、和歌の対決って、どっちが勝つんですか?」
「それが勝ったり負けたりでほぼ互角なのだ。そこがまた面白い。顔まで白い。ははははあー」
――紅きつのぉ~ 常世の色を 白夜見ぬぅ~♪
今度はいきなり俗人が、何やらアホほど声を張り上げて歌い出した。先ほどまでの落ち着きが嘘に思えるほど、部室内のテンションが急上昇している。
これは、花実が選択した【男根エキスウォーター】によって、ゲームの裏ルートに突入した証拠なのである。「異世界モード」になる非公式フラグが立ち、もう通常の学園モノの乙女ゲームではなくなっているのだ。
――見せて貰おうぅ 君の男根♪
耳を潤すような美しい歌声だった。最後まで平然と歌い終えた俗人は、満足したのか朗らかな表情をしている。
「俗人、今のは自作の和歌なのか?」
「はい、そうです!」
「五・七・五・七・七だったから、短歌ですよね?」
「そうだよ。さっきの白夜先輩の話をアレンジして、その情景を詠んでみたんだ」
「す、凄いです!」
「う、いやいや。まだまだヘタだけどね。で、さっきのは、紅色に染まった船着き場に、ツノまで紅い紅鬼がいる、そんな常世の国の風情ある夕暮れの景色を、白夜先輩が今見てきた。これが前半部分の内容だよ」
花実は、ふんふんと感心しながら聞いている。
「和歌には掛詞という修辞がある。俗人が詠んだ『つの』には、『津の』と『ツノ』の二つの意味が掛けられているぞ」
「ふ~ん」
「それで後半部分は、白夜先輩の話したまんまで、紅鬼が『白鬼よ、君の持って生まれた逞しい男根を見せて貰おう』って言ってるんだ」
「そうだな」
「へえ~」
「あ、ごめんね。僕の歌で脱線しちゃって」
俗人は申し訳なさそうに頭を掻いている。
「面白くてブラボーだぞ、俗人」
「はい、とても面白かったです」
「花実、もし帰宅後に意欲があれば、その真新しい古語辞典を使って、津・常世・色といった語を引いてみるとよい」
「はい、そうします!」
「あ、そうそう、『まじ』を引いてたんだったね」
俗人はそう言って、花実が手に持っている古語辞典を横から覗き込んだ。
「へ、あはい、でもよく使う『まじ』とは意味が違ってるような……」
「この『まじ』は、僕も知ってたけど……」
「まあ言葉は、時代とともに変わり続けるものだからな。はははは、ことのはぁ、ははははあー」
「……ですよね」
俗人は唖然となりかけてしまい、花実の方は声すら出なかった。
「どうした花実、緊張しなくてもよいぞ。もっと砕けて砕けて」
「は、はい……」
白夜は見かけよりずっと気さくな人のようだ。
「それでは、『まじ』についての詳しい説明を続ける。まず語義についてだが、二通りある。『まじめ』が圧縮されたのと、『あるまじき事態』といった使い方をするのとがあって、もちろん意味は異なる。余談だが、『あるまじき』はアルマジロという動物のことではないぞ」
「うんうん」
花実は目を輝かせて聞いている。
「アルマジロは堅い甲羅で覆われた哺乳類で、ヨロイネズミとも呼ばれる」
「へえぇ、ヨロイネズミっていうのかぁ」
「あその話、僕『あるある動物の驚異【アルマジロ編】』という番組でやってるのを見たことあるよ」
動物好きの俗人は、やはり知っていた。
「おっと、脱線してしまったな。話を元に戻そう。『まじ』の意味が二通りあると話していたのだった」
白夜がそう言いながら、ホワイトボートに箇条書きした。
A 「まじめ」の省略表現
B ~ないだろう/~しない積り/~してはならない
「ただし、Bは文語的だ。現代語としては『まい』を使う。『まじ』の連体形『まじき』がイ音便で『まじい』になり、それが『まい』に変化したのだぞ」
「花実ちゃん、連体形って分かるかな?」
「はあい。未然・連用・終止・連体♪」
花実が両手をグーで振りながらリズムを取って活用形を唱え出した。
この「活用形」というのは、五段活用や上一段活用などの「活用の種類」と混同しがちなので注意すべきだ。
「えっと、それから仮定、えとえと命令。えへへ、ちゃんと覚えてましたよ!」
「うんうん、よく言えたね。じゃあ、イ音便は?」
「イ・ウォンビン?? 有名人ですかあ?」
花実が首を傾げたので、俗人が音便について解説してくれた。
「――そっかあ、そんな仕組みがあったんだ~」
とても丁寧で分かりやすい説明だったので、花実はイ音便をしっかり理解できたようだ。
「さあ続きだぞ。問題の文章には『まじ』が三箇所ある。『まじか!』『まじで?』『まじぃな』だ。一つ目と二つ目は、Aの意味だと考えられる。例えば、この二つ目の『まじで?』の場合ついてだ」
白夜が問題文の「今日は美津が晩飯作るんだってよ」「まじで? 腸がヒクヒクしてきたぞ」の箇所を指差した。
「この部分は、『君は、美津が晩飯を作る、と本気で言っているの?』というふうに解釈すればよい。あるいは別の解釈『美津は、本気で晩飯を作る積りなの?』も可能だ。そうだなあ、文脈から考えるとこちらの方が自然かもしれないな」
「そうですね」
「もちろん、『本気で』の替わりに、『本当に』と訳してもよいぞ。つまり『本当なの?』とシンプルな訳し方をしてもよい訳だ」
「うん。もう少し詳しく『美津が晩飯作るって、本当なの?』でもいいかもしれませんね?」
「そうだな。花実は、分かるか?」
「は~い、よく分かりますです!」
花実が敬礼ポーズを取った。
「さあ問1の解説だ。二人とも正解だな。これは簡単だったな。つまり、問題の文章からは誰なのかを特定できないのだ。例えば、美依の晩飯が美味しくて、つい食べ過ぎてしまい、それで胃薬が必要になったのか、あるいは美津の晩飯がとんでもなくまずくて、しかしそれでも食べてやり、消化不良を起こしたのか、さらに美羽の晩飯がとどめを刺したのだとか、いろんな可能性があるぞ。もちろん続きの文章で明らかになるかもしれないのだが、あくまで問題の文章から読み取れるものを正解にしなければならない。それ故に、1から5のうちの一つが正解なのだ。正解の選択肢が二つ以上あり得る場合、出題ミスとして無条件に全員を正解とすることもあるが、問1は出題ミスではないぞ。だからマークしていなかったり、1から5以外をマークしていたりすると不正解だ。二人とも、分かるか?」
「はい」
「は~い!」
俗人が頷き、花実はまた敬礼ポーズだ。それを見て白夜が微笑んだ。
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