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第三章 ビンビンに充実している文字部の活動
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白夜が、花実の作文内容についての解説を続ける。
「それでだ。私と俗人がつけた点数が低かった理由は二つある。一つ目は花実の解答が条件Bに従っていないことだ。具体的な校則として、僧人の書いた髪の色についてだとか、花実が第二段落で書いた生徒手帳の所持などについて書くべきだ。花実の第一段落は、校則に関する具体的な体験談になってしまっている」
「花実ちゃん、分かる?」
「あっ、そういうことかぁ」
僧人も隣で黙って頷いている。
「もう一つは文の書き方の注意点だね」
「読点をうまく使えるように練習するとよいぞ」
「読点ですか?」
「そうだ。読点を追加したり場所を変えたりした方がよいのが何箇所かある」
「一つの文が長くなり過ぎてしまう場合は、複数の文に分けることを考えてみるのもいいよ」
「は~い、考えますぅ」
「文の書き方がもっとよくて、もし条件Bがなければ私は高得点をつけていたぞ」
「そうだね、僕もそう思う」
白夜と俗人からも適確なアドバイスをして貰い、花実は腕を上げて力こぶをつくるフリをした。
「は~い、頑張りまっする!」
「よし、その意気だ」
「うん。花実ちゃん、偉いね」
「お兄ちゃん」
「僧人もだよ」
俗人が再び僧人の髪をなでる。
花実も僧人も俗人に褒められて嬉しそうだ。
「私も頑張りまっするだぞ、俗人」
「えっと……」
俗人がためらった。
【年上の女性の頭をなでるのは失礼】
【ここは思い切って胸をなでるべき】
【俗人の学年設定を二年生に変える】
花実には男根エキス特権があり、禁則に該当しない範囲であれば、ゲームの流れを変えることができる。
「白夜も、偉いよ」
俗人は白夜の頭をなでた。同時にゲームの管理者権限を失った。
「ところで、酢雀先輩と遷君は仲いいですよね?」
「そうだよ。僕と僧人は、よく一緒に寝てるんだよ」
「え、そうなんですか!」
「もしかして、僧人は甘えん坊さんなのか?」
俗人としては、僧人がまだ七歳なのだとは、二人には言えない。
「うん。でね、この前なんて――」
「お兄ちゃん、言わないで。恥ずかしいから」
僧人が恥じらって頬を染めている。いとらうたし。
「あ、ごめんごめん。僕が悪かった」
黙ってうつむいたままの僧人の頭を、俗人が優しくポンポンしてやっている。
「いいなぁ、私もお兄さん、いたらなぁ」
俗人と僧人の兄弟愛の目の当たりにして、つい花実が呟いてしまった。
「ははは、花実はお兄さんが欲しいのか?」
「はい、欲しいですぅ~」
「お姉さんではどうだ?」
そう言って白夜は花実を見つめた。
【ダメだと言う】
【お姉さんでもいいと言う】
【言葉を濁す】
「お姉さんでも、いいです……」
「よし。私が花実のお姉さんになってやろう」
「いいんですか?」
「もちろん」
「やたやたー」
いきなりここに、姉妹誕生となった。
「ところで、近いうちに文字部初の一泊研修をやろうかと思うのだが」
「へえ、面白そうだね」
「うん、お兄ちゃん」
「一泊研修?」
「そうだ。場所は私の家だ」
学外での活動は、教師または保護者が監督者となる場合に限り許可される。生徒手帳を見れば、校則の一つとして書いてある。
白夜は母親と二人で住んでいるので、研修場所は、増鏡高等学校理事長・葛埼墳子さんの自宅でもある。理事長が監督者となるなら問題なく許可される筈だ。
「次の土日で不都合のある者はいるか?」
「ケンシンとキツノ」
「うん。そうだね」
「え? ケンシンとキツノ?」
花実には僧人の発言が何のことだか分からない。
「あ、ごめんごめん。うちの仔猫とウサギの名前だよ。この前、花実ちゃんに名前を言ってなかったね」
「あっ、そっか、ニャンちゃんとウサちゃんの名前だったんだぁ」
「おおそうだった。俗人は、たくさんペットを飼っていると以前言っていたな」
白夜もようやく理解できた。小鳥やハムスターの世話なら一日一回でもよいだろうが、しかし仔猫もウサギも一日中放っておくのは可哀そうだ。
俗人たちの両親は、ペットショップを営んでいて、土日や祝日は特に忙しく、そのため自宅のペットたちの世話は、俗人と僧人のどちらかがしなければならない。
「うん。ちょっと頼んでみるよ」
俗人が携帯電話を取り出して親にかけた。
・
「お待たせ。了承して貰ったよ。今度の土日は、ケンシンとキツノを店で見てくれるんだって」
「よかったね、遷君」
「うん」
「それなら次の土日に決定だ。花実、お姉さんと一緒に寝るか?」
「えっ、は、はい!」
「ははは、決定だな」
一泊研修の詳しいスケジュールについては白夜が考えて、次の活動日に伝えることになった。
「ねえ遷君。ハムちゃんの名前は?」
「サキチ」
「へえ、サキチなんだぁ。男の子?」
「男の子」
花実が言ったハムちゃんは、ハムスターのことである。ハムスターを飼っている女の子の場合、ハムちゃんで通じる筈。
だが、ハム入りちゃんぽん麺が好きな女の子に、いきなり「ねえ、ハムちゃん食べ行く?」なんて言って通じるかどうかは知らない。ましてや、その子がハムスターを飼っている場合、ヘタをすると怒られるかもしれないので、そこのところは注意しなければならない。
*
水曜日の昼休みだ。
「遷君、今日もお弁当?」
「うん。花実さんは?」
「私もだよ」
いつものように二人は机をくっつけて向かい合う。楽しいランチタイムだ。
たまに二人で食堂へ行くこともあるけれど、それは前の日に約束しておいた場合だけ。約束していない場合、僧人は自作弁当を持ってくる。
花実はパンにすることが多い。大学教授をしていて忙しい花実の母親は、あまり弁当を作ってはくれないのだが、それでも、ときどきは作ってくれる。
「これ初めて自分で作ったんだよ」
「へえ、そうなの」
今日の弁当は違った。花実の初お手製弁当だったのだ。
「いつも卵焼き貰ってるから。今日は私のをあげるね」
花実が弁当箱を差し出した。一口サイズの可愛らしい卵焼きが並んでいる。
僧人が箸で一切れつまみ取って、口へと運んだ。
「…………」
僧人の表情は変わらない。
花実も卵焼きを口に入れて、思わずモゴモゴする。
「ほ、ほへふ。ふほひはらひほへ、ほへ」
直訳すれば「ご、ごめん。凄い辛いよね、これ」であろうか。とにかく、塩が利き過ぎていた。
僧人は友だち想いの優しい子なので、何とか堪えて無理に飲み込んだ。僧人が無理して食べてくれたのに自分が吐き出す訳にはいかない、と思った花実も頑張って飲み下した。残念な卵焼きだったが、それは自己責任である。
「ご、ごめん、遷君。ホントごめん」
「いいよ、いいよ」
この事件によって花実は、料理の基本である「味見をする」ことを、心と体で覚えることができたのだ。
そんなことがありながらも放課後を迎えた。今日は文字部の活動日だ。
「遷君って、お誕生日は?」
部室へ向かう途中、何気なく花実が尋ねる。
「七月一日くらい。たぶん」
「たぶん?」
「本当は知らない。僕捨て子、だから」
「へっ、あ……あの、ごめん、なさい……」
「いい」
まさか誕生日を尋ねただけで、こんなにも気まずい雰囲気になるとは、花実も思いはしなかった。
次にどう言えばよいのか分からず、花実は自分の誕生日を言おうかと考えた。だがそれも止めておくことにした。
(自分の誕生日を知らない子が、他の子の誕生日を聞いても嬉しくないよね)
「花実さんの誕生日は?」
花実の心情を察してか、僧人の方から尋ねてくれた。もちろん花実は、他のほとんどの子がそうであるように、自分の誕生日を知っている筈で、最初に誕生日を尋ねてきたことが、何よりの証拠だ。
「あ、うん。私は三月二十七日」
「さくらの日」
「そうそう。知ってたんだぁ」
数学的な表現だと3×9=27。逆に七十二候的に表現するなら、桜始開の頃である。この日に生まれた彼女の名前を、花見に掛けるのと同時に、花と実をともに授かるように願って「花実」と、お爺さんが名づけてくれた素敵な名前なのだ。
「それでだ。私と俗人がつけた点数が低かった理由は二つある。一つ目は花実の解答が条件Bに従っていないことだ。具体的な校則として、僧人の書いた髪の色についてだとか、花実が第二段落で書いた生徒手帳の所持などについて書くべきだ。花実の第一段落は、校則に関する具体的な体験談になってしまっている」
「花実ちゃん、分かる?」
「あっ、そういうことかぁ」
僧人も隣で黙って頷いている。
「もう一つは文の書き方の注意点だね」
「読点をうまく使えるように練習するとよいぞ」
「読点ですか?」
「そうだ。読点を追加したり場所を変えたりした方がよいのが何箇所かある」
「一つの文が長くなり過ぎてしまう場合は、複数の文に分けることを考えてみるのもいいよ」
「は~い、考えますぅ」
「文の書き方がもっとよくて、もし条件Bがなければ私は高得点をつけていたぞ」
「そうだね、僕もそう思う」
白夜と俗人からも適確なアドバイスをして貰い、花実は腕を上げて力こぶをつくるフリをした。
「は~い、頑張りまっする!」
「よし、その意気だ」
「うん。花実ちゃん、偉いね」
「お兄ちゃん」
「僧人もだよ」
俗人が再び僧人の髪をなでる。
花実も僧人も俗人に褒められて嬉しそうだ。
「私も頑張りまっするだぞ、俗人」
「えっと……」
俗人がためらった。
【年上の女性の頭をなでるのは失礼】
【ここは思い切って胸をなでるべき】
【俗人の学年設定を二年生に変える】
花実には男根エキス特権があり、禁則に該当しない範囲であれば、ゲームの流れを変えることができる。
「白夜も、偉いよ」
俗人は白夜の頭をなでた。同時にゲームの管理者権限を失った。
「ところで、酢雀先輩と遷君は仲いいですよね?」
「そうだよ。僕と僧人は、よく一緒に寝てるんだよ」
「え、そうなんですか!」
「もしかして、僧人は甘えん坊さんなのか?」
俗人としては、僧人がまだ七歳なのだとは、二人には言えない。
「うん。でね、この前なんて――」
「お兄ちゃん、言わないで。恥ずかしいから」
僧人が恥じらって頬を染めている。いとらうたし。
「あ、ごめんごめん。僕が悪かった」
黙ってうつむいたままの僧人の頭を、俗人が優しくポンポンしてやっている。
「いいなぁ、私もお兄さん、いたらなぁ」
俗人と僧人の兄弟愛の目の当たりにして、つい花実が呟いてしまった。
「ははは、花実はお兄さんが欲しいのか?」
「はい、欲しいですぅ~」
「お姉さんではどうだ?」
そう言って白夜は花実を見つめた。
【ダメだと言う】
【お姉さんでもいいと言う】
【言葉を濁す】
「お姉さんでも、いいです……」
「よし。私が花実のお姉さんになってやろう」
「いいんですか?」
「もちろん」
「やたやたー」
いきなりここに、姉妹誕生となった。
「ところで、近いうちに文字部初の一泊研修をやろうかと思うのだが」
「へえ、面白そうだね」
「うん、お兄ちゃん」
「一泊研修?」
「そうだ。場所は私の家だ」
学外での活動は、教師または保護者が監督者となる場合に限り許可される。生徒手帳を見れば、校則の一つとして書いてある。
白夜は母親と二人で住んでいるので、研修場所は、増鏡高等学校理事長・葛埼墳子さんの自宅でもある。理事長が監督者となるなら問題なく許可される筈だ。
「次の土日で不都合のある者はいるか?」
「ケンシンとキツノ」
「うん。そうだね」
「え? ケンシンとキツノ?」
花実には僧人の発言が何のことだか分からない。
「あ、ごめんごめん。うちの仔猫とウサギの名前だよ。この前、花実ちゃんに名前を言ってなかったね」
「あっ、そっか、ニャンちゃんとウサちゃんの名前だったんだぁ」
「おおそうだった。俗人は、たくさんペットを飼っていると以前言っていたな」
白夜もようやく理解できた。小鳥やハムスターの世話なら一日一回でもよいだろうが、しかし仔猫もウサギも一日中放っておくのは可哀そうだ。
俗人たちの両親は、ペットショップを営んでいて、土日や祝日は特に忙しく、そのため自宅のペットたちの世話は、俗人と僧人のどちらかがしなければならない。
「うん。ちょっと頼んでみるよ」
俗人が携帯電話を取り出して親にかけた。
・
「お待たせ。了承して貰ったよ。今度の土日は、ケンシンとキツノを店で見てくれるんだって」
「よかったね、遷君」
「うん」
「それなら次の土日に決定だ。花実、お姉さんと一緒に寝るか?」
「えっ、は、はい!」
「ははは、決定だな」
一泊研修の詳しいスケジュールについては白夜が考えて、次の活動日に伝えることになった。
「ねえ遷君。ハムちゃんの名前は?」
「サキチ」
「へえ、サキチなんだぁ。男の子?」
「男の子」
花実が言ったハムちゃんは、ハムスターのことである。ハムスターを飼っている女の子の場合、ハムちゃんで通じる筈。
だが、ハム入りちゃんぽん麺が好きな女の子に、いきなり「ねえ、ハムちゃん食べ行く?」なんて言って通じるかどうかは知らない。ましてや、その子がハムスターを飼っている場合、ヘタをすると怒られるかもしれないので、そこのところは注意しなければならない。
*
水曜日の昼休みだ。
「遷君、今日もお弁当?」
「うん。花実さんは?」
「私もだよ」
いつものように二人は机をくっつけて向かい合う。楽しいランチタイムだ。
たまに二人で食堂へ行くこともあるけれど、それは前の日に約束しておいた場合だけ。約束していない場合、僧人は自作弁当を持ってくる。
花実はパンにすることが多い。大学教授をしていて忙しい花実の母親は、あまり弁当を作ってはくれないのだが、それでも、ときどきは作ってくれる。
「これ初めて自分で作ったんだよ」
「へえ、そうなの」
今日の弁当は違った。花実の初お手製弁当だったのだ。
「いつも卵焼き貰ってるから。今日は私のをあげるね」
花実が弁当箱を差し出した。一口サイズの可愛らしい卵焼きが並んでいる。
僧人が箸で一切れつまみ取って、口へと運んだ。
「…………」
僧人の表情は変わらない。
花実も卵焼きを口に入れて、思わずモゴモゴする。
「ほ、ほへふ。ふほひはらひほへ、ほへ」
直訳すれば「ご、ごめん。凄い辛いよね、これ」であろうか。とにかく、塩が利き過ぎていた。
僧人は友だち想いの優しい子なので、何とか堪えて無理に飲み込んだ。僧人が無理して食べてくれたのに自分が吐き出す訳にはいかない、と思った花実も頑張って飲み下した。残念な卵焼きだったが、それは自己責任である。
「ご、ごめん、遷君。ホントごめん」
「いいよ、いいよ」
この事件によって花実は、料理の基本である「味見をする」ことを、心と体で覚えることができたのだ。
そんなことがありながらも放課後を迎えた。今日は文字部の活動日だ。
「遷君って、お誕生日は?」
部室へ向かう途中、何気なく花実が尋ねる。
「七月一日くらい。たぶん」
「たぶん?」
「本当は知らない。僕捨て子、だから」
「へっ、あ……あの、ごめん、なさい……」
「いい」
まさか誕生日を尋ねただけで、こんなにも気まずい雰囲気になるとは、花実も思いはしなかった。
次にどう言えばよいのか分からず、花実は自分の誕生日を言おうかと考えた。だがそれも止めておくことにした。
(自分の誕生日を知らない子が、他の子の誕生日を聞いても嬉しくないよね)
「花実さんの誕生日は?」
花実の心情を察してか、僧人の方から尋ねてくれた。もちろん花実は、他のほとんどの子がそうであるように、自分の誕生日を知っている筈で、最初に誕生日を尋ねてきたことが、何よりの証拠だ。
「あ、うん。私は三月二十七日」
「さくらの日」
「そうそう。知ってたんだぁ」
数学的な表現だと3×9=27。逆に七十二候的に表現するなら、桜始開の頃である。この日に生まれた彼女の名前を、花見に掛けるのと同時に、花と実をともに授かるように願って「花実」と、お爺さんが名づけてくれた素敵な名前なのだ。
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