REUNION´S LOVE

野部来斗

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第2章

恋のライバル?! 1

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 「ふあ~~・・・・・・・やっと終わった。」
全ての授業が終わり放課後になった、俺は大きなあくびをしつつ、両腕をあげて伸びをした。
 「ねえ龍ちゃん、今日暇?」
友里が俺の机の前に立って、俺に話しかけてきた。
 「んあ?ああ、別に予定はないけど。」
 「じゃあ、一緒に帰ろう!」
 「分かった。」

 「あのヤローーーーー!!!!いつの間に日高さんとあんな仲にいいいいいい!!!!!」
 「俺たちの日高さんに手を出しやがてぇえええええええ!!!!!!!!!」

 相変わらず友里への人気が凄まじい男達の視線が俺に向けられていた。
友里が来てからこの視線がが毎日毎日 重苦しくてたまんねえよ・・・・・・。
 俺は急いで鞄を手に持って友里の手を掴み、一秒でも早く逃げたいが為に、急いで教室を出た。



 「みんな相変わらず龍ちゃんに対して怒ってたね。」
 友里が笑顔でこっちを向いて喋ってきた。
 そりゃ、お前みたいな美女を一人の男に取られたら、ほかの奴が黙ってねえよ。
まあ俺が言うのもなんだが、自慢の美人な俺の女だもんな。
 「はあ~・・・・、毎日があれじゃあ、先が思いやられるよ・・・。」
 「大丈夫、そんな時はあたしが龍ちゃんを守ってあげるから。」
 「あはははは・・・・。ありがとうな。」
 「あたしは龍ちゃんの彼女だもん。いつでも龍ちゃんの事を支えてあげる。」
 友里にそう言われて、俺は少し気が楽になった気がした。
昔から変わらないな、こいつが俺の事を誰よりも思ってくれる気持ちは。



「じゃあね、龍ちゃん。」
「ああ、また明日学校でな。」
俺は友里と四つ角の道で別れて帰った。
「このあと、どうするかな・・・・・。近くで立ち読みでもするか。」


カッカッカッカッ・・・・・・・・


「ん?」
俺の後ろで何か音が聞こえた。すぐに足を止めて後ろを振り向いたが、誰もいなかった。
気のせいだったのかな・・・・・・・。再び前を向いて歩きだした。


カッカッカッカ・・・・・・・・・


 また後ろで音が し出した。
足を止めてすぐに振り返るも、後ろには誰も居なかった・・・・・。
 なんか気味ワリィ・・・・・・!
「きっと俺疲れてるんだな・・・・・・。いつもいつも友里の事で男子達から嫉妬の目線を浴び続けてたからな。あはははは・・・・・・・。」
 少し怖い・・・・・。まさか俺、つけられてる?!
俺は早く身の安全を得たいが為に、この恐怖から逃れるために、駆け足で家まで帰った。

(早く家に着いてくれぇぇぇ~・・・・・!!!!)

俺は、心の中で早く家に着くことだけを願った。




 
 ようやく家へ到着した俺は、ひとまず洗面所で手洗いと うがいを済ませた。そして台所で水を一杯飲み干して気持ちを落ち着かせた。そして階段へ上り、自分の部屋へと入った。

「いったい何だったんだ、誰が俺を追いかけてるんだ・・・・・・?!これっていわゆるストーカー??????でっでも、何で俺がつけられてるんだ???」
心当たりがあるというか思い当たる節があるとすれば、俺が友里と一緒に帰ったり、教室でいつもあいつと仲良くし
ているからそれに嫉妬するクラスの男子達からの嫌がらせを受けているんだろうか・・・・・・・。
まさかそこまで嫉妬されているのか?ストーキングだとしたら、俺は明日からどうやって学校に行けばいいんだよ。きっと明日も俺を付け狙うに決まってる。

ストーカーへの不安に駆られてしまい、一時冷静だった精神が再び恐怖にかられた。俺は頭を両手で覆い猫背の状態でうつむいた。




ー翌日ー
 「龍ちゃん、おはよう!」
「うわああああああ!!!!!!」
学校へ向かう俺の背後から挨拶をしてきた友里の声に、俺は思わず悲鳴を上げて、両肩が一瞬ビクッとなり頭の髪もほんの数秒逆立った。
「きゃっ!!」
俺の反応に後ろの女子もビックリしていた。
「どっどうしたの??、龍ちゃん・・・・・・。」
振り向くと、俺の真後ろにいたのは友里だった。
「あ、ゆっ友里か、おはよう・・・・・・・」
「ごめんなさい、普通に挨拶したつもりだったんだけど・・・・。」
友里の顔は少し悲しげな表情をしていた。
「あっ、いや俺の方こそごめん。」
「今日の龍ちゃんおかしいよ、何があったの?目の下にすごい隈ができてるしできてるし。大丈夫?」
友里が凄い心配な表情で俺の顔を見ている。
「実は・・・・・」
俺は昨日の事を友里に話しながら2人一緒に学校へ向かって歩いた。
「え?!龍ちゃんにストーカー!」
「うん、昨日のそのストーカの事が気になって恐怖にかられてしまって殆ど眠れてないんだ・・・・・。」
「そんな・・・・・・。そのストーカ―って誰か分かる?」
「いや、それがわからないんだ・・・・・・。」
「先生に相談した方が良いんじゃない?」
「いや、大丈夫だ、その内相手も諦めるだろう」

そう願いながらも俺と友里は学校に着いた。
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