俺の装備は拾い物

豪之伸

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24話 さらなる拾い物

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 一通りはぎ取りと収納を終えた。

 すると、おもむろに俺の [拾い物] に反応があった。さっきまでは無かった反応だ。何が湧いた?


 ある程度予想はしていたが、そこには宝箱が出現していた。何故予想できたかというと、10階と20階共に戦闘後に宝箱が出現していたからだ。ただその2つの宝箱には、たいした物は入っていなかった。
 人生初の宝箱だったため、テンションMAXで開けたんだが・・回復薬詰め合わせ・・二つ目って期待して・・鋼の剣・・うん・・確かに初級冒険者や中級になろうとしている人には、とてもありがたいアイテムかもしれんが、俺たちには [がっかりアイテム] だった。その流れでの三つ目だからね・・期待薄って態度も仕方ないよね?


 とりあえず開ける為、宝箱に近づいた。

 宝箱はキングが座っていた玉座の様な椅子の前にあった。
 宝箱に鑑定を掛けて、罠が無いことを確認して宝箱を開けて、飛び上がった!人が入ってる!?

 いやよく見ると、人ではなく人形だった。まず顔が無かった。のっぺらぼう。体の方も関節は丸い球の様になっていて、それに手足がくっついてる感じ。

 見てても埒があかん。鑑定だ。


 破滅の人形・・・神話の時代にドワーフ(エンシェントドワーフ)の技術の粋を集め製造し、神の神力をもって起動させる大量破壊兵器の実験機の一台。何らか理由で神力が注がれ無いまま残されたため破壊をまぬがれた。起動は魔力でも可能だが、神力での起動に比べ各段に性能は落ちる。また起動には魔力紋の登録が必要。起動させた後は空気中の魔力を自動で集め、メンテナスフリーで半永久的に活動する。



 ちなみに蓋を開けたことで、起動スイッチが入っちゃったから返品は効かないからね~



「??最後の何だ鑑定じゃない??ていうかスイッチ入ったって動き出しちゃうのか?まて!こんな物騒な物いらんぞ!
 何だよ!神話の時代って!大量破壊兵器って!こんなのどう人に説明すんだよ!」


 そう俺が誰ともつかない [声] に叫んでいると宝箱から、「プシュー・・」って音がしてそいつがゆっくりと立ち上がり・・


「ユーザートウロクシテクダサイ」


 逃げれないかな・・と思い三歩程後ずさったら、三歩近づいて来ました。

 モカの方に行かない所を見るとこの周囲にいる人型をした者に話しかけている様だ。それとも単純に宝箱を開けたからか?どうやら逃げれそうにないので観念して、ユーザー登録とやらをする事にした。
 

「ユーザー登録をするぞ。どうすれば良い?」


 そう声を掛けると、突然胸の部分が真ん中から左右に開き出した。中には、拳大の青く光る魔石の様な物が浮いていた。の様な物と言ったのはその形状。ツルツルした表面をしていて青色をしていたためだ。魔物の魔石はもっとゴツゴツしていて色も赤い。


 「カナメイシヲニギリ、マリョクヲナガシテ、カクシュセッテイヲシテクダサイ」


 かなめいし?要石、この青い玉か?
 俺は、言われた通り要石を握り魔力を流した。すると空中に文字が浮かび上がった。
 するとそこには俺の個人情報が出てきて、所有者ゴシンの文字が・・さらにコイツの設定に画面が移り、禁止事項の設定や免責事象の説明やらよく解らないことが一杯出てきて承認しろって出てくる・・とりあえずわからないが、承認。
 最後に性別は女型で名前を決めてくれって言うから、


「お前はどう呼ばれていたんだ?」


「ハイマスター、ワタシハ [magical intelligence 3166] デス」


「・・m・・I・・3・・み・・さん・・みさ・・お前は今日からミサだ。」


「ハイマスター、ワタシのな前をミサで登録します。」


 なんかややこしいのが仲間になった。


################

 更新時間で迷走中です。次回は夜9時に更新予定です。

 
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