俺の装備は拾い物

豪之伸

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49話 ゴシン、教育する

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 作戦はとても単純で、囲って袋叩きだ。


 まず、敵は警戒の為か今は密集形態をとっている。そこで力を増したゴーレム達にそれを包囲させ、土魔法で作った壁で覆い、魔法の飽和攻撃。それでも数百残るだろうから、ゴーレム達には、そのまま壁の維持とゴブリンが逃げ出さない様に監視。残ってるのを俺たちが潰す。

 そこまで話し終えたとき、手を上げて来るものがいた。ゴーレムの一人だ。

「モカ様、我々は最後の戦闘に参加出来ないのでしょうか?我々なら、こやつより役に立ってみせましょう!」

?今コヤツって言った?

「何故上位竜種であるモカ様より劣るこやつに、この様に偉そうな物言いをさせているのですか!」

!またコヤツって言ったな・・

「お前おとーさんになんて口の利き方してるの!おとーさんに謝りなさ「モカこいつら少し教育するけど、後で直せるよな。」・・うん、出来るよ。」

 俺はとりあえず同じ不満を持つもの達を立たせた。すると半数ほど立ち上がったので、そいつらの代表と試合ってやると告げた。
 すると、一番最初に手を挙げていたやつが代表になったようだ。

「人間風情が生意気に、モカ様に命令しているんじゃない!身の程を教えてやる!!」

「威勢がいいな。能書きはいいから、さっさとかかってこい。」

「その態度が生意気だというのだ!」

 言うが早いか、奴は手にした剣で切り込んできた。確かに言うだけあって、なかなか素早い動きと剣速だ。・・だがそれだけだ。
 俺は半身になり、一太刀目を交わした。

「!生意気にかわしたか。だが次は外さって、うお!?体が動かん!なぜ俺は空を見上げている!!」


 周りのゴーレム達が唖然としている。俺が何をしたか解ってない様だ。
 俺は今の一太刀を躱すと同時に抜刀し、奴の手足をすべて落としていた。痛覚が無いのも良し悪しだな。痛みがあれば今頃悶絶しているだろうし、痛みがないから、今の自分の現状がわかっていない。
 突然手に入れた力で、とてつもない無敵感を持っているのだろう。俺もそうだしな。だが己の力量を把握出来ない奴は早々に死ぬ。それは人間でもゴーレムでも変わらん。


「今のお前は芋虫と変わらん。自分と敵の力量を見誤ればそうなる。わかったか?」

 奴は全力で頭を振っている。周りで立ってた奴らも座ってる。わかればいい。


 少し揉めたが作戦開始だ。


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