56 / 90
56話 ゴシン、この街を拠点にする?
しおりを挟むばーちゃん達が帰ってくるまでにガーディアン組の合体は終わった。
慣れてきたのか後半ぐらいには、初めの半分ぐらいの時間で終わってた。帰ってきたばーちゃんと、運用の相談をする。
「ガーディアン達の合体終わったよ。こいつらの運用を考えて欲しいんだけど・・どうすればいい?」
「色々聞きたいことがあるんだけどねー・・食事の事とか維持費とか・・まあ一回ギルドに帰ってからかね・・・皆、今日はご苦労様だったね。報酬は明日以降に冒険者ギルドに取りに来とくれ!一人頭金貨1枚渡すからねー忘れずに取りに来るんだよ!」
「わはは、お前ら忘れんじゃねーぞー!」 「忘れるよーね奴は冒険者になってねーよw」 「そーだそーだw」
あちこちから、リラックスした声が上がる。皆、危機が去った事を喜んでいた。壁外での作業も終わり、皆で街に入っていった。
俺たちはそのまま冒険者ギルドにやって来ていた。冒険者の対応を明日以降にしたのも、ゴーレムをどうするかと言う話を早急にする必要があったからだ。応接室に通されたのは俺とモカだけ。他の皆は訓練場にいるが、ゼノ達とゴーレムだけに出来ないのでミサが残ってる。そんな俺たちにばーちゃんが、前置き抜きで聞いてきた。
「で、ゴーレムを置いてくのはいいが、その後どうすりゃ良いんだい?メンテナンスとかいるのかい?」
「んとねー、基本何にもしなくていいよー。動く為の魔力は大地から勝手に集めるし、身体のメンテも自分でするからねー。」
「なんにもかい?」
「うん、何にも。ただ、ガーディアンになりたがった子は、ゴーレムの意識の強い子ばっかりだったから、何か御仕事させてあげてー。無いときでも城壁の警備とか、そこで待機って門の前で立たせてるだけでもいいのー。それも立派な御仕事でしょ。」
「ゴーレムの意識っていうか、自己の欲求の薄いやつって感じか?」
「って言うか、ゴーレムとしての欲求が強いのかなー?自分はゴーレムで、ゴーレムはこうあるべきって感じでー。」
「まあそこは、自我が生まれたって言うから、人と同じだね・・人だって色々さね。まあ扱い方は大体わかったよ。それとあんた達はどうすんだい?まだ結構な大所帯じゃないか。いっそのこと、ここを拠点にしないかい?来た早々ゴブリンキングの進行で、まだウチんところのダンジョンにまだ潜ってないだろ?借家ならすぐ探したげるよ?」
「そうなんだよねーゼノ達が進行してきたせいで、この辺に魔物がいなくなってるんだよねー。まあここに来た目的のダンジョンにも潜りたいし・・しばらく居るんなら宿屋より、借家のほうがいいかな・・」
「っていうか、いくら迷宮の街でも、モンスターやゴーレムを泊めようっていう宿はないだろ!?街に居るんなら借家一択さね。それじゃさっそく探しておくよ!とりあえず、ゼノだっけ?そいつら今晩は訓練場に泊まりな。明日には、探しといてあげるから。なーに、一晩の辛抱さ。」
この街にこのまま留まることになり、ばーちゃんは嬉しそうだ。
0
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、すれ違いの末に離れ離れになった夫婦の物語。
再会したとき、二人が選ぶのは「離婚」か、それとも「再構築」か。
妻を一途に想い続ける夫と、
その想いを一ミリも知らない妻。
――攻防戦の幕が、いま上がる。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる