俺の装備は拾い物

豪之伸

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75話 押しかけ鍛冶屋

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 拾い物で掘りまくっていたら、日が落ちてきたので一旦全員で帰ることに。


 日が落ちてきてから帰路についたのもあって、俺たちの足でも家にたどり着く頃には完全に陽は落ちて夜になっていた。
 家に着くと、ゴーレムメイドが出迎える。

「お帰りなさいませ、マスター。お客様がおいでです。」

「客?誰だろ。今何処にいる?」

「リビングにいらっしゃいます。マスターからいただいた「知り合いリスト」にお名前がありましたのでおもてなしさせていただいたおります。」

 そう言えば確かにリビングが少し騒がしいな。

「わかった、皆とりあえずリビングに行こうか。あと食事の用意も頼む。皆、腹ペコだ。」

「はい、用意は出来ております。いまお持ちいたします。リビングでお待ちください。」


 しかし、このゴーレムメイドは良く出来てる。容姿も然ることながらとても賢く、流暢に言葉を喋る。
 モカ曰く、今回作ったのは体力特化型と知力特化型なのだそうだ。要は門番とメイドだな。まあ門番といえどもそこそこの知力もちゃんと備わってるが、メイドの方は知力特化型と言うだけあって、そのまま人の中に紛れ込ませても解らないぐらい、違和感がない。言い方は変だが、めっちゃくちゃ人だ。
 そんなメイドに促されてリビングへ。そこにいたのは・・


「おっちゃん?なんでここにいる?遊びに来たにしては荷物がすごいんだが・・」

 来てたのはガインのおっちゃん。引っ越しかってぐらいの荷物がリビングに山積みになっていた。

「ガハハ!ゴシン!!拠点を構えたんだってな!まわりのがお前の仲間か?面白そうな奴らじゃねーか!俺も厄介になろうと思ってな、あっち引き払って来ちまったぜ!!綺麗なネーチャンもいるし居心地もいいな!よろしくたのまあ!」

「おっちゃん、連絡くらいしてから来てよ。そしたら家にいるようにしたのに・・」

「いらっしゃいませ。ガイン様お久しぶりです。」

「わーい!ガインのおじちゃんだーひさしぶりー。」

「ミサ久し振りだな!あとこのちっこいのは誰だ?会った事あったか?ん?何?コイツがモカだと!?へ?上位種になったって?んーお前ん所も色々あったんだなー流石ゴブリンの進行を防いだ英雄様だぜ!知ってっか?お前、今二つ名で呼ばれてっぞ?「「幻影のゴシン」」だってよ。」

「なっ!二つ名ってなんだよー!知らんかった・・」

 後ろの皆が幻影ってところに食いついて頷き合ってる・・


「確かにあの動きは幻影相手に戦っているようなものかも・・」
「当たると思って剣を振ってもかすりもしないしな・・」
「敵だった時は本当にどっちがモンスターかわかりませんでしたし・・」


 君ら全部聞こえてるからね?って感じでゆっくり振り返ってやったらビクッてしてた。良し明日は特訓だ!

 そんな事をしていると、ワゴンに料理を乗せたゴーレムメイド達がやって来た。気持ちを切り替えて食事をすることにする。食べてる時に、このメイド達がゴーレムだっておっちゃんに教えてやったら目を見開いてびっくりしてた。


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